カルピスソーダの海
泡を吐きながら
魚たちは行く

どこまでも
遠く
地平線も、宇宙も
飛び越えていく

糸電話の関係
切れたら
もう、それっきり
地球と君を繋ぐ
サテライト ...
夜の仕事から帰ってきた女
シャワーを浴び終え
冷えた部屋のなかで
自分の体を大きな鏡に映し出す
年と酒のせいか
下腹部を見てうなだれ
大きなため息をつきながら
寝巻きに着替えた

そ ...
自転車を漕ぐたび空を仰ぐ癖がついて一年
深刻に物事を考える振りをはじめて八年
うたわれた星の残像を
閉じた目で反芻する日々が
二千日に少し足りない位
続いて今日に至るわけだから
この身体に ...
皆様、如何お過ごし?
どうもー。
エコでロハスな等身大エロカワ小悪魔系セレブで御馴染みの伊崎エレクトラでーす★
まあ、初めましての方は居ないわよね。
そんなのは、世間の流れに疎い偏狭専門馬鹿な ...
 
酷く懐かしいおとの方向に
ゆっくりと重たい足を運ぶと
静かに瞼をとじた
まだらな少女が蜘蛛を数えていました
 
ここは危ないよ、
逃げないとそのいやらしい銀糸に絡めとられて
ぱくっ ...
君は嘘つきだよ
「私より良い人なんてすぐ見つかるよ」
なんて言っちゃってさ

君は本当におっちょこちょいだし
すぐに拗ねて頬膨らませるし
子供みたいにお菓子ばっか食べながら
大人 ...
 
朝焼けに乾く唇噛み締めて君を待つてる息が白ずむ
 
 
ごんどらの唄を聞きたし二十八歳の夜更けに乙女に還れり
 
 
小指だけ繋ぐ初しさもどかしさつたはるならば今すぐにでも
 
...
火をつけた
裸ではないから あなたは
時の中へ流れて行く 

服の重みに
囚われてやしないかなって

灯籠から 灯りをこする爪の音
ぼんやりとあふれてるぬくみに
口をつけて すすって ...
徹夜もふつかめになると

おたがいの役割も

はっきりとしてくるものだ

台風でゴルフコンペがなくなったことを

ほんとうにラッキーなことだった

などとみんなで励ましあいながら
...
 自我像を絵にして生きている
 ゴッホの生まれたオランダ南部のズンデルトで豊かな自然に囲まれて
 元々風景画を専門として描いていたが
 信頼していた精神科医の女性が死んでから
 精神医学を勉強 ...
ゴール線上の彼女は
くるくると回って
派手な音を立てて無様に転ぶ
すぐに起き上がろうとしない彼女を見て
手を差し伸べるけれど
その手を素直に受け入れない彼女は
ゴール線上の

十歩進ん ...
きみの居ない俺なんか
減塩醤油だ
味気ないので取りすぎる
身体壊してさようなら
出し巻きはそのまま食べたほうがいい
でも俺はきみのほうがいい

卵白を棘が立つまであわ立てて
恋するメレ ...
の中で、
けたたましく太陽の
鳴る
音で、水は光で、
どこまで行ったって空で、
光で、


カンカンカンカン


の中で、
どこまでいったって水で、
吹き荒ぶ光
帆は
な ...
白鷺の羽音の通り過ぎるその、揺らぎ
一面の青葉、その遠くで駆ける声、という声
ここにきて姉は心から、静かに千切れてしまった
さあ行こう、にも飛ぶための脚は足りず
退こうにも継ぎ足す、言葉も無く ...
星の涙が、たまに零れ落ちてる。

誰にも気付かれないように。

出来るだけ静かに。

そっと、

すーっと。


もしも、その{ルビ一滴=ひとしずく}を見付けられたら。

星 ...
それはそれは
沢山の雨でした
 
 
 
 
降っては止み
降っては止み
忙しなく
 
 
時に
神様の道具として
人に嫌われ
行き場を無くし
 
 
時に
優しく ...
アナタの隣

いつもより少なめの安定剤

だけどなんだかフワフワしてて

気持ちよく

とても気持ちよく

眠りに入る事が出来るのアタシ


ぼーっとしながらお話 ...
彼女が指を絡ませる

僕の指に絡ませる

くるくると表情を変えながら

楽しそうに話をしている


行きつけのバーに彼女を連れて行くと

マスターが僕に言う

随分可愛い子つ ...
テーブルの向こう側で

少し緊張気味に彼が笑う

あんなに長い時間を

過ごしてきた彼は

いつの間にか手の届かない存在になっていた

街角や

喫茶店に置かれたフライヤーで
...
取り繕った外皮を剥がすと
残るのは絶望かや不安かや
なまなましき肉はつぶさに伝えよう
明日はどの仮面を被るかや
掃き溜めの中で考えゆく
戯言かくありけり
 
ざわざわと
海がなく
深い碧を
潜った先は
真っ暗で
見失ったきみのこと
もう
探せない
 
それでも
なくのだ
欠けている
欠けている
奥底から
誰かが叫ぶ
さす ...
私の中の空が、
ひっそりと雲に寄り添って
涙を流している
 
綺麗な星を散りばめたのに
黒いシミはみるみる広がって
(私は何になる)
 
 
あっけなく夜になって
小鳥のさえずりは ...
耳に雨音
瞳に滴
触れるたび
肌はやわくなってゆく
身じろぎもしないで
硝子一枚に隔てられて
雨に囚われているのだろう

雨を除ける力など
もってはいないから
ここでじっとしている ...
散歩して

野原で見つけたんだ

何か丸くて四角で三角で

何ともいえない奴


君ととも

一緒に生活して

何か嬉しく昨日と今日も

毎日が楽しくて


...
畳一枚に張り付いた背中
切れかけの電気が最後の瞬き
嗚呼…お前と心中しようか
死ぬ時は誰でも独りだって
そうは言っても寂しいんだよ

大きな揺れを期待してみるも
窓ガラスは微動だにし ...
嵐のあと
夜の彼方から
天空の風が吹いている

その囁きは
時に優しく
時に激しく

空へと誘われるわたしは
まだもう少しだけ
地上にいさせてと

それとも夜に
吸い込まれたいと
そっと呟き

天空の ...
境界に ぬぎすてた 皮膚と肉を
まいあさ まとう直前 わたしの
あばら骨のすきまに 火を
ともして くれているのは
誰だろう
ぼくはサッカー部のヒーロー
試合で何度もハット-トリック
もうぼくなしでは試合には勝てない

まさに今
強豪チームと対戦が始まった
早くも味方からボールを渡される
まずはドリブルで前へ
...
 
横たわれライオン
お前は長く走りすぎた
渇ききれないお前が
瞳に写すのは
限りない緑と
求めていたはずの
青だろうなあ
 
次第に灰色になるお前を
私は少しだけ強く覆うよ
まだ腐らないお前を、
  ...
そっと落ちた
小さな光
 
 
それは
屈することなく
真っ直ぐに
 
 
選ばれた君
選んだ僕
 
 
いつかぶつけて
いつかぶつけて
 
 
届かなくても
君の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
サテライトアラモード自由詩507/7/16 8:07
都影女hiro自由詩0*07/7/16 7:51
紫、青、グレー、そしてひかりももんが自由詩307/7/16 7:50
エレクトラ伝授★ ”愛され系”はもう古い!今年の夏は”疎まれ ...人間散文(批評...307/7/16 7:02
くもゆるこ自由詩6*07/7/16 6:52
嘘 一つ雨宮優希自由詩3*07/7/16 5:52
恋せよ乙女黒子 恭短歌11*07/7/16 5:38
Red砂木自由詩12*07/7/16 5:22
徹夜ふつかめ吉岡ペペロ自由詩207/7/16 4:57
自我像円谷一自由詩5*07/7/16 4:03
創書日和「星」虹村 凌自由詩3*07/7/16 3:29
きみアマル・シャ...自由詩107/7/16 2:12
落下母石田 圭太自由詩2007/7/16 1:59
今も遠くの風が吹いている霜天自由詩607/7/16 1:57
創書日和「星涙。」狠志自由詩307/7/16 1:27
雨と言う名の物語青井 茜自由詩4*07/7/16 1:24
アタシの布団自由詩1*07/7/16 1:21
意気地なしyoshi自由詩207/7/16 0:43
再会自由詩107/7/16 0:31
或る道化師の戯言kuria自由詩2*07/7/16 0:29
鳴海葉流音自由詩107/7/16 0:05
雨のち自分次第杏子自由詩207/7/15 23:51
紅い魚LEO自由詩34*07/7/15 23:47
落ちていた幸福生田 稔自由詩6*07/7/15 23:45
唯浮自由詩3*07/7/15 23:44
夜の彼方風音携帯写真+...3*07/7/15 23:40
そろもん(出勤の話)みつべえ自由詩507/7/15 23:29
ヒーローぽえむ君自由詩3*07/7/15 23:20
雷雨仲本いすら自由詩807/7/15 23:11
天体観測瑛治自由詩207/7/15 23:09

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