よく見る夢の中で
会ったこともない自分が
苦い微笑を湛えて
母親のようにやさしく
手を振っているのが
そのまま来いということなのか
戻ってやりなおせということなのか
遠くてよく見えないの ...
燻るものを
放り投げた
遠くまで
知らない振りした
今もずっと
変わりのない日常
麻痺したリズム
日が昇り
日が落ちる
...
朝起きると僕の部屋に二匹の天使がいた
二匹はとても仲がよさそうで
僕はしばらくの間微笑ましい二匹の様子を眺めていた
何分か経って
二匹は急に交尾を始めた
天使は声を押し殺していたので
...
ホリデーニコニコカーリング、
脳みそのくそったれの上でだ
電流で神経はうにょうにょ
プレパラートを侵食する
でも、カビでした。残念
寄り来る蝿にブチ当てながら
ストーンよ、突っ走れ、突っ走 ...
失う前のそれを ひっそりと
声に出して呼んでみたが
むなしい
虚しいばかりだった
私はいつから失ったのか
いや
私達はいつから失うのか
そっとなぞってみた ...
もし今私が消えてしまったとしても
君に会えて
きみ達を大好きになって幸せだったよ
この想いが届かなかったとしても
きみ達のことをただただ星の光る夜空に願うことができたから
だから きみ達のこ ...
いつか辿り着けると思いますか
それを 信じてくれますか
パラディーゾ。
甘い 響き ね。
貴方が居なければ 私はきっとずっと優しいままで居られた
暖かい場所で 目が眩 ...
喧騒と雑踏 賑やかな公園
ベンチに座る僕は 手持ち無沙汰
それでも一瞬を待っている そうたった一瞬を
手にはカメラ 黒光りする高級な一眼レフ
ピンとはすでに合わせてあって
その一瞬の訪れを気 ...
★ボランティア先で接した子と最初に出会った時、とても懐かしい誰かと似ているような気がした。誰か解らないまま、別に気にせず過ごしていたのだけれど、昨日の父の日に、「誰か」が父だったと気がついた。「父」と ...
間違いだったね
君達はロマネコンティ69なんてぬかす奴を
聖人だと言っている
俺はてっきり知ってての事かと思っていたよ
だから君達にはもうがっかりだよ
5円あげ ...
私よ、泣くな。
その容易い涙が、ほほをつたうたび
胸のどんづまりにあるお手玉のようなものが
ぎしぎしと潰れて、たまらない。
私よ、泣くな。
のどの奥にしまい込んだ感情を
涙とと ...
あなたがいなくなったシーソーに
わたしはまだ乗っている
もともと互いの質量が
違いすぎた為に
あなたへとばかり傾いて
あまり楽しい
シーソーではなかった
今ご ...
パラライカ、とか言って意味はよくわかってないのだけど、響きがいいのでピープル・ナーバス。なんでみんなそんな?なんでみんなそんな?と繰り返してグラスの中のラムを「ラム酒」とか言ってみる。ナーバス。が散ら ...
もし人生が
”こう”と決まっていても
私は抗いたい
あなたの深い瞳を
拒否したい
宿命とか運命とか
信じたくない
いつかきっと
大人になれば分かるといった
映画のストーリーは ...
鈴の森触れては消える降るうたは触れては消える触れては消える
夜に泣く左目を知る鏡の子まなざし手繰る火の指の先
忌みの日の化粧のように白き喉うねりざわめく小径を照 ...
白いワンピースが揺れていました。
荒れ狂う怒号と崩れる瓦礫の山の中で、
白いワンピースが揺れていました。
もう動くものの無い街を照らす太陽が、
真上にまで移動して、
少女のうな ...
寡黙な空
息づかいさえ吸い込む空
迷い込んだ摩天楼
季節はずれのため息
乾いた声
静かに目を閉じても
溢れくる涙
途方もない航海
彷徨し続ける魂
叫び ...
1998/06/28
しかし、SRは軽快に、
小粋に走りたいものです
400ccが本命でしょうね
もう少し軽く、足回りも華奢に
街乗りでは今のは少し重 ...
足元にはあんぱんのゴマが散らばって、
ガラス越しの地下街は盆ちょうちんのように繰り返されて、
繰り返されて、
加減の利かない照明と、
可でも不可でもない音楽と、
安穏とした空気の ...
ああ わかってる
どうせ僕には君たちの言葉なんてわからない
飛べもしない翼で空を指さす
それが何を意味しているのかなんて
僕にはわかるはずもないんだ
「飛びたい」と訴えているよう ...
牙城 砕け散る 貧弱さで自分を守るが
露呈 露呈 どうしようもなく露呈 愚図の星
あの娘の尻ん触れたくて電車通学
白眼で見られて小遣い消えて
先輩に囲まれて 歯が折れて
笑った差 ...
今日はだめなんだ
昨日は君がいなくても大丈夫だったのに
今日は君がそばにいないとだめなんだ
この溢れてくる心がどこからやってくるのか
知ってる人はいますか?
私は私が何者かわからない ...
その昔
字を読んだり書いたりすることは
誰もができたわけではなく
むしろ限られた人だけだったのかも
しれない
今では
字は誰もが読めて書けるようになり
文盲という言葉すら
知る人が ...
たあいも ないことで
かんたんに
きずついたり
しぼんだり
やわらかな
きみの たましいは
まいにち とっても
いそがしい
だけど どれだけ
いそがしくっても
...
遠くに感じては
刹那を溢す
けれど
思い過ごしな心気は
優しさを浮かべ
涙を枯らしていく
何時の日も
何時の世も
此処が還るべき場所
迎える準備などせずに
当たり前を差し出して
...
目に見えないものを信じる力
近くにいるときは溢れ出るけれど
遠く離れてしまった今
それを持つ術を思い出すことができません
どうか どうか言葉だけではなく
ぬくもりをください
待つ身 ...
浮き輪がなくなっていて
気づいたときには
けっこう遠くまで流されていた
風がきつかったからかもしれない
お父さんがちょっとだけ顔色をきつくさせてから
でも勢いよくむかっていった
わたしと妹 ...
信じ切って、二球目も振った
高得点が目の前にあった
地表と肩の高さの空気は
温度においても輝度においても異なっていて
一閃するタイミングを測るヘッドは
重心を回しながら僕の空間の内にあった
...
この水滴はなんだろう
風に混じりながらほそながくのびてゆく知らない子供のよだれ
常磐道
星をちりばめてする虫たちのセックスのしずかなマジさ加減にびびりながら
自転車の沈む前輪と後輪 ...
いくつもの 熱風の夜を
すごして あばよ
懸崖の 星の花
祭りが おわったら
ひそやかに 咲け
日付順文書リスト
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Point
日付
意外と遠くまで跳ぶ
床野トイツ
自由詩
6
07/6/19 4:07
日常のリズム読み
ビーチ
自由詩
2
07/6/19 3:27
天使
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/6/19 3:13
さわやかさん
構造
自由詩
2
07/6/19 3:10
喪失
doon
自由詩
2
07/6/19 2:51
願い
白い蒲公英
未詩・独白
2
07/6/19 2:39
パラディーゾ
ヴィリウ
自由詩
2
07/6/19 2:14
せめて音のない世界で
雨露 流
自由詩
1*
07/6/19 2:12
父の日
北乃ゆき
散文(批評...
6
07/6/19 1:56
nobody
maynar...
自由詩
2
07/6/19 1:52
号泣の滝
湾鶴
自由詩
4
07/6/19 1:20
シーソー
紺
自由詩
6*
07/6/19 1:19
ピープル・ナーバスが散らかる部屋の隅
nm6
自由詩
6
07/6/19 1:15
女性へ
まきび
自由詩
4*
07/6/19 0:45
鈴森と鏡子
木立 悟
短歌
8
07/6/19 0:22
少女
智鶴
自由詩
2*
07/6/19 0:09
紅の魂
山崎 風雅
自由詩
1*
07/6/19 0:07
SR400
あおば
自由詩
12*
07/6/18 23:53
パン屋
ひろっち
自由詩
5*
07/6/18 23:43
「動物園のペンギン」
ベンジャミン
自由詩
8*
07/6/18 23:34
17歳
げ
自由詩
2
07/6/18 23:29
無題
raira
自由詩
1
07/6/18 23:09
有り余る言葉の中で
ぽえむ君
自由詩
7*
07/6/18 22:51
やわらかなひと
松本 涼
自由詩
9
07/6/18 22:48
『おかえり。』
見崎 光
携帯写真+...
5*
07/6/18 22:43
殻
daught...
自由詩
1
07/6/18 22:15
流れていった浮き輪
美砂
自由詩
7*
07/6/18 21:59
待ち姿勢
吉岡孝次
自由詩
4
07/6/18 21:57
メガ
モリマサ公
自由詩
10
07/6/18 21:43
そろもん(ロマンスの話)
みつべえ
自由詩
3
07/6/18 21:35
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5486
5487
5488
5489
加筆訂正:
あまのがわ
/
前田ふむふむ
[07/6/18 23:26]
冒頭に、一連を追加修正します。
6.75sec.