しめらせた指さきのあいぶで、戯れよはなびら

水瓶のなかから水のそこへと、おちてゆけ


この窓際には何もなくて

人の乗っていないブランコが
ただ ただ ゆれているような
むな ...
   おはようございます。 

   毎度おなじみ、新宿の個室です。 
   昨日のテーマ「無人島に持っていく詩」は、
   やってよかったと思いました。 

   皆さん ...
蛇口から出てきたシャケのにおい嗅ぐ


手を挙げた雨粒ひとつ海の底


もういいわサザエの端がしかめ面


触角をぶん回しつつ触れた指
{引用=
 浅い夢に色を塗って
 コバルトブルーの空にして。


 辛いことがあったとき
 一人心の中だけで
 泣けるような大人になるには
 まだ、時間がかかりそうです。


...
 流れるように月日は過ぎて
 あんなに恋焦がれていたあの娘のことなんかも
 色褪せて
 季節風に乗って運ばれる俺達
 君の暖かい声
 君の輝く瞳
 君の柔らかな頬
 すべて時の船にゆらゆ ...
雨上がり
太陽
夕焼け
そこに虹が架かるといい

私の気持ち
雨上がれ
部屋の温度が静かに落ちていって
居るはずのない あなたを抱き寄せる

逢いたいとき逢えない人だって
解ってるけど さみしい独りの夜

誰より好きと言えるのに 誰より想っているのに
あなた ...
単純もよきときあると自らと
慰むるとき 時雨の音する


ふれ合いし手の冷たさは言はずして
春雪消ゆる早きを語る

尋ねきし人は留守にて山茶花の
散り敷く庭に一人ごちする

我が裡 ...
揺れる雑草が笑って朽ちる
滲む太陽が泣いて沈む
死に絶えた魂が此処に
血を吐きながら腐りゆく
俺は生きながらえて
ただ腐敗を待つ

退路を断たれた魂よ
地に堕ちた精神よ
失われた感情 ...
とおい空を
求めたりしない

ただ

「綺麗ね。」と
微笑んでいたい

この空に
問いかけたりしない

ただ

「瞳だけでも触れさせて。」
そう呟いて泣いていたい


...
羊水の中で生きぬように
私はかく強くありたい
境界線に達してもいいさ
それが私の生き様となるのなら

羊水の中で溺れぬように
私はかく厳しくありたい
機械にも人形にもなりたくはないさ
...
行ったことはたぶんない

空のうえならあるかも知れない

かわいたゆたかな光

人間と同質な植物たちの陰


テキサス

テキサステキサス

英語にも

言霊なんてものが ...
この手が触れて来た。

世界は。

生暖かくて。

ちょっと信用できないな。
たとえばあたしが

どれくらい忙しいかっていうと

主婦の過労死第一号になりそうくらいなの


電車に乗って

二重生活送っていると

関節と筋肉が

埃でかたくなってくる
...
心が切り裂かれ涙は星になって
君は呟いたね 
何を愛していたのだろうと

星になった君の涙を 
僕が一粒指で弾いて
未来に零れる流れ星に変えた

満天の星空は君の美しい涙
とめどなく ...
ほんとうにあるのだろうか

この身ひとつでゆけるところなんて

そんなところあるのだろうか

肉や骨やで出来ているこの身ひとつだけで


おたがいの

純な気持ちの正当化が

...
架空の鋲 雨に打たれる
錆びついた工場の手すりや階段
タンクローリに描かれた落書き
めくれ上がったその名残

あるいはまた
背中を丸め 雨に濡れるままに
オンボロの自転車に乗って
工場 ...
かつて
であった
かなえられたものと
かなえられなかった
もの
うつし
留め
拾う
いま

-------------------------------------------- ...
群れを成し
一点を見定め
乱れぬ様は
予め組み込まれた
仕掛けのように

波紋がやがて
飲み込まれ
波間の一部となり
消えゆくように

石瀬に映る影が
揺れながら
あとを追う ...
 おばぁちゃん
 ただひたすらに
 愛でてくれ
 今は一人で 
 味噌汁すする
地下道で出会ったあの子は
身体の周りに薄赤い魚を
泳がせていた

着ていたのは薄い綿のシャツで
ローリングストーンズの唇 臆面もなく舌を
突き出していた

タンゴのリズムで十まで数 ...
「詩集を作るアイデア」をある朗読会に持っていったところ、
現代詩フォーラム的にはOK、朗読的にはOK、でもここではだめというような
趣旨のことを言われた
確かに受けないだろうと思って持っていく自 ...
シュークリームの丘に登って
手をたたこう
ミルクティーみたいな空と
メレンゲみたいな入道雲
そこに居るだけでいいんだ
気付かない場所に幸福はある
こっちへおいで
僕の左手を掴みなよ。
夜が控えめな口で笑っております
ニコリと、いえニタリと
時折墨色のハンケチで覆い隠しながらも
笑うのをやめようとはいたしません
ウフフと、いえキヒヒと
奇麗な弧を描く口元に見惚れ ...
君は理解していない。
人と別れるということを。
私と別れるということを。

そうやって無邪気に笑って、手を振って。
さよならを言うだけで良いと思っている。

やがて沈みゆくあの太陽と同じ ...
日日に緑深まる狭庭辺に今朝は蛙の鳴き声がする

さきほども小雨降りいた表通り人の声して雀飛び交う

グリーグのペール・ギュントを聴きつつも紫陽花の絵をじっと見るとき

また鳩が一声 ...
はじめての

  「好きです」

見下ろした世界は温かくて

零れた

寄り添う最後の波は

引いて

見えなくなる

けれど

強く

強く焼き付けた

見上 ...
雨の降りそうもない晴天、

会社に忘れた傘を持ち帰る

電車の中は誰一人として、

傘をもっている人はいない

私の羞恥心がどきどきと、

顔はピンクから赤茶化して

傘を置い ...
ひとは思想だけで死ねるという
それにはわたしには思慮が足りなかった

ひとは愛のために死ねるという
それにはわたしには憎しみが足りなかった

ひとは祈りのために死ねるという
そ ...
人には見えて
自分には見えないもの
それは
自分の幸せなのかもしれない

自分では
不幸なことが多いと思うけど
人から見れば
幸せの方が多いらしい

いつも困ったことばかりだから
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
真下でまちうけているコンクリートへリスト自由詩007/6/9 18:44
「笑と涙のぽえとりー劇場」レポート(前編) 〜5月〜 服部 剛散文(批評...3*07/6/9 18:43
ちょびっとおとなしめな感じの川柳しみまん川柳7*07/6/9 18:33
I'm here灯和自由詩14*07/6/9 18:28
普通電車山崎 風雅自由詩4*07/6/9 18:18
雨上がり夕焼け空自由詩5*07/6/9 17:53
独りの夜北大路京介自由詩14*07/6/9 17:48
14P 「短歌2」よりむさこ短歌12*07/6/9 17:26
結城 森士自由詩1*07/6/9 16:59
無限見崎 光携帯写真+...407/6/9 16:28
癒しの水麻生ゆり自由詩9*07/6/9 16:12
テキサステキサス吉岡ペペロ自由詩807/6/9 15:44
想撮空間「触覚。」狠志携帯写真+...107/6/9 15:30
たとえばあたしが吉岡ペペロ自由詩207/6/9 15:00
流星群アマル・シャ...自由詩7*07/6/9 14:59
この身ひとつで吉岡ペペロ自由詩207/6/9 14:57
排気音プテラノドン自由詩4*07/6/9 14:35
時計紀茉莉携帯写真+...307/6/9 13:44
錦鱗自由詩1307/6/9 13:26
味噌汁山崎 風雅短歌407/6/9 12:06
ピアソラUtakat...自由詩507/6/9 11:56
現代詩フォーラム的なイダヅカマコ...散文(批評...2*07/6/9 11:55
スプンプル式自由詩3*07/6/9 11:08
二日月朝原 凪人自由詩7*07/6/9 10:45
別れの言葉夢幻自由詩307/6/9 10:44
ペール・ギュントの朝生田 稔短歌8*07/6/9 10:36
*初恋*ちと自由詩2*07/6/9 10:13
yoyo自由詩207/6/9 8:19
うつくしい死因あずみの自由詩807/6/9 7:47
人には見えてぽえむ君自由詩9*07/6/9 7:25

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加筆訂正:
ちょびっとおとなしめな感じの川柳/しみまん[07/6/9 18:34]
たてた
7.7sec.