積み木をバラ撒いたコンクリートジャングルには
ペ天使やダ天使を筆頭としたイロハ天使が
なぜか、ハムハム王子を創ろうと画策している

こどもはみんな
ハンカチ王子やハニカミ王子になるのに
...
裸電球が
割れてしまった
大事に大事にしてたのに
音もたてず
たださらさらと
割れてしまった
治るのだろうか?
否 治らない
治らないのだろうか
否 治る
だから電気だけは灯るので ...
夜が毎日やってきて
ラピスラズリを細かに砕き
私に塗り重ねる
紫陽花は
青から変わることなく
傷みながら
終わりを迎える

君が触れた私の一部が
いつまでも熱を保ち
上手に朽ちる事 ...
高架のさらに上にあるからって
べつに高い所が好きだったわけじゃない
バカとネコは高い所が好きというけれど
やむかたなくこうなったというか
おれもむかしはひとなみに世間にでて
多様な人間同士の ...
彼らはどんな感情を抱くのだろう
私たちが抱くものと同じなのだろうか

ライオンが獲物を捕らえたときに
小躍りして喜んでいる姿なんか見られたら
私も一緒になって小躍りしてみれば
彼らの気持ち ...
この世にはない湖の辺で
あなたに会う
この世にはない花を摘み
あなたを飾る
この世にはない愛の言葉を
あなたにささやく
この世にはない幸せの鳥が
あなたを祝福する
そんな世界 ...
はしゃいで飛び込んだプールの底に顔面を泣けるほど打ったけど
涙をプールの水に紛らせ笑った夏でした

カルピスが痰みたいに絡んだけれど
白くて甘い夏でした

台風で傘が根元から折れたけど
...
明滅する明かりたち
見下ろす微笑みのこわばり

この夜空へ飛翔しよう

嫌悪しつづけた
この街の甘く いかがわしく
何度も循環された 臭い

思い詰めた翼は 
この街の微熱が起 ...
望んだはずの世界がここにある
それはとてもシンプルな世界
究極に穏やかで とても静か
自己犠牲でこの世界を変えたかった
普通じゃなくて非凡な方法で
自分を消した

望んだはず世界なのにと ...
 いつも見る街の景色
 行き交う人の顔はすべてモノクローム 
 失った思い出に変えられるものは
 もう、この街のどこにもない

 シンクロしない切なさ
 ビックバーンの時から離れていくさだ ...
一人タバコを吸い
息を吐く
昨日はカレーを作った。

お礼に包丁のセットを
貰った
人を紹介して
貰った

人に頼りにされる
ようになった。
遊ばずよく働く
ようになった。
「観月橋」

せせらぎの音は
いつのまにか、ざあざあと鳴り
錆び付いた欄干が
しとどに濡れる紫陽花の、夜

ここには愛づる月もなく
ただ名ばかりの橋が
通わぬこころの代わりに、と ...
弾け マウスは便利だが言葉を産めはしないんだぜ
弾け キーボードよディスプレイを経由して鼓膜に焼き付けろ
弾け 感じたまま漢字とひらがなとカタカタ英語
弾け スペースで変換して詩で俺を歓迎し ...
手を繋ぐだけで、伝わればイイのにね。

静電気みたいに、ぴぴぴって。

この気持ち。トクベツだから。

あなただけに…。ね。
木の分かれ目に砂糖水を染み込ませると
それだけで明日が待ち遠しくなる
そんなラジオ体操そっちのけの少年の目には
明日はどんな風に映っていたのだろう


罠に掛かったお目当てのカブトムシは
...
木の芽煮る 香を家中に満たしめて
仄な気息に浸る一時

柚の香のたつ厨辺に春の雪
硝子戸越しに舞い上がりゆく

咎むること胸にある日は釘までも
せんなきことに吾が服を裂く

雨の音聞 ...
空から
空から靴の音がしました

夕焼けの網戸から避雷針が見えます
そしてカラスも

夕陽を見るでもなく
色のない私を見るでもなく

カラスは行きました 靴の音がしました
燃え尽きた夕焼けがズルズル剥がれ落ちて
みっともなく海に沈んでいくと
その向こうに広がる暗い空が剥き出しになっていく
すっかり日が落ちてしまうと
書割のような安っぽい星空に
罪深い人たちの胸 ...
めをあけて
はじめてみたものを
わたしはすきだっただろうか

わからない

わからない
けれど、
たしかなのは
わたしが
ここからかなたへと記す
ことばのためにいまがあるのだとい ...
この身 一つ

つぶやきは 
虫がすだくように
土に溶ける

空を見ていた 真夏の
いくつもの巡り

また やって来る
胸の入道や
夕刻の驟雨が

どこかで
タブラーがうね ...
てるてるぼうず が
泣いている。

あのこの
てるてるぼうず が
泣いている。

延期になった遠足が
また延期になりそうだから

あのこは
てるてるぼうずを作った。

...
花びらが風に舞ったその瞬間のような たったその一瞬に
2人は笑い合った
それはすごく恋おしい
迷走した夜明けが今日に辿り着いた
しまい忘れた記憶が日に焼かれ
過去になりきれなければ後悔になる

(朱の刻)

その頃眠りにつくのがいい
いろんな唄も聞こえるだろう
そ ...
何かに苛ついて。

殴った窓ガラスは粉々になった。

ついでにぽたぽたと赤い液体が流れてた。

痛くないよ。

怖くないよ。

苛々消えないよ。

赤い液体が涙のように落ちた。

勝手に落ちた。
ホースの
上で
何をしてるの?

微妙に
バランス
とってるの?

写真を撮ったら
歩いていった
わたし、はじまりの朝に
終わりに近付いていく

ほどけていく絡み合った
か細い線に引き込まれて
ほら、いまにも
ちぎれてしまいそう

小さな声で呟く
あなたの消えそうなか ...
恋なんて
割っていない割り箸で唇を挟むようなもの
誰かが言った

男が
いやいや、さようならのローキック
女はいつもそれなんだぜ、と言えば
女はそれに
違うわよ
こんにちは、というカ ...
昔はプリクラとれたのにね。
と笹川さんは私に聞こえそうで聞こえない声でつぶやいた。
300円

笹川さんはクラスメイトで、
髪が黒くてまっすぐだ。
私は左右きれいに左を向くのでそ ...
 面白人生講話(2)

 エーもう忘れてしまったが、コメントを寄せてくださった方経済に就いてやれということで。私も話してみたいので・・・
 経済という学問に興味を持ったのは、さる大学の経済学の先 ...
碧いカーテンの中に入って
僕を探して
とクスクス泳ぐ

すいみん
すいみん

君に許した部分が冷たくなる日が
ふと考える
非日常の中の非通知が鳴るみたいに

すいみん

くび ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
*東京パック*かおる自由詩9*07/6/13 21:56
割れた裸電球のその後麻生ゆり自由詩3*07/6/13 21:46
風葬さくらほ自由詩13*07/6/13 21:31
高架上食堂の朝hon自由詩007/6/13 21:28
しぇあ あわ ふぃーりん。相良ゆう未詩・独白007/6/13 21:09
無数のあなた小川 葉自由詩7*07/6/13 21:07
そんな夏でした。もののあはれ自由詩34*07/6/13 21:04
街の灯りへの供物いねむり猫自由詩107/6/13 21:03
望んだはずの世界はtatsuy...自由詩107/6/13 21:02
爆発する切なさ山崎 風雅自由詩4*07/6/13 20:57
一服ペポパンプ自由詩7*07/6/13 20:25
京都三橋 Rin.自由詩40+*07/6/13 19:59
はじめましてより弾けtakamc自由詩107/6/13 19:45
ぴぴぴ愛心携帯写真+...9*07/6/13 19:03
忘れ物太陽の獣自由詩307/6/13 18:46
17P 「短歌2」よりむさこ短歌6*07/6/13 18:11
カツコツふく自由詩307/6/13 18:10
夜景大覚アキラ自由詩307/6/13 18:00
2007.6.13紀茉莉未詩・独白4+07/6/13 17:11
夕闇のアハウ自由詩607/6/13 16:35
てるてるぼうずかおり自由詩307/6/13 16:22
_白い蒲公英自由詩107/6/13 16:18
「朱の刻」 (青年詩片)ベンジャミン自由詩7*07/6/13 15:52
創書日和「窓と涙。」狠志携帯写真+...407/6/13 15:10
亀の曲芸weed &...携帯写真+...4*07/6/13 15:05
夢のつづきのかくれんぼ今田コボ自由詩307/6/13 15:03
さようならからローキック、こんにちはのカウンターアマル・シャ...自由詩207/6/13 14:57
三百円ヒビノナコナ自由詩107/6/13 14:44
面白人生講話(2)生田 稔散文(批評...0*07/6/13 14:35
ユラグ唐草フウ自由詩11*07/6/13 14:13

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