はじけ飛ぶネジ
ひん曲がる側板
進化の順番が刷りかえられた
幻視者たちはそぞろ歩きで逃げ出すしかない
思考中止
重力0
宙を舞うピンボール
素人には単なる
鉄の塊
ただうるさいだけ
...
世界史やジブラルタルで別れしもイスタンブールで逢ふが必定 朝寝して昼も寝通せ暗き部屋{ルビ梅雨入=つい}りの雨の音も絶へねば

今朝から眼鏡の手入れをしている
透き通ったリンゴが
近づいては離れていった

明日から得た切符は
どことなく頼りなく
手元で伏せる

汽車に乗る
時間が乗客
会話が聞こえ ...
今日、いつもあるべき所に
自転車がなくなっていた。
いったいうちはどうやって家に帰れというのか

誰かとしゃべりたくなったのか
携帯で妹に電話してそのことを伝えたら
 「あほか、そんなん盗 ...
{引用=ゆーゆゆ ゆゆゆゆ ゆー ゆゆゆ ……
                 旋律を歌ってみても ひとりぼっちだ}

沖から岸へ 塗りつぶすように寄せる涙の成分は
平泳ぎなどでおだやかに泳 ...
ピクニックを食べよう
みんな嬉しそう、楽しそう
パクリ

ママの作るお弁当は
ハムとたまごのサンドウィッチ
それを食べるあの子の
唇はまるでなめくじ

ピクニックを食べ ...
言葉。
なんにもとくべつじゃなかったことが、わかってザンネンな気持ちもあったけど
なんだか爽快に思えて笑えてしかたなく湯船にトぷん。
うつむいている君の右側を思い出したんだ、ふと・ン。
君の ...
羽目板一枚下の地獄
木の葉
非情な無限

切り立つ半円
静寂
隔てられた世界

澄んだ音色
愛しき(かなしき)怪物
誘われる

因襲の檻
人の心
縒り合わされた絆

...
今からずっと未来に
ある子どもとおばあさんが会話していました

「ねえ、おばあちゃん、何かお話してよ」
「う〜ん、じゃあ、昔話を聞かせてあげましょう」
「むかしばなしってな〜に?」
「お前 ...
  ヘンリー 私の膝の上でお眠り
  窓辺に当たる雨の音を聞きながら
  
  時々は 可愛い耳をぴくんとさせて
  解った振りをしてくれれば いい

  ひとり言を 話すから

...
誰を呼ぶ

ベルベットの夜に
闇に浮かぶ
蒼い影

疲れ果てた身体に
染み入る
日毎大きくなる
その清浄な 音色

窓枠に立ち
両腕を平行に
潮の香りと風を抱く

私の腕 ...
たばこを吸い終りふと手を見てみた

たばこの臭いのついた君は僕にいろいろなチカラを与えてくれた

そして僕は君を通じて怒りも知り
愛することも知った

それに気づいた時に
僕は
ふっと思った

ありが ...
陽射しを包み込んで
柔らかい手をした
風が
頬を撫でる

気持のよいそよ風

抱きしめてあげたい
その温もりを感じて

応えてあげたい
その優しさに感謝して


風は黙って ...
すでに家でくつろいでいます

TVで天空の城ラピュタを観ています

シータが空中に浮いているシーンを観ていたら

あなたに話した

ふしぎな記憶を思い出しました


スカイダイビ ...
うじゃうじゃ うまれてくるので
ネズミさんは ふあんになる
いったい じぶんとは なんなのかと
たびにでた やつは ネコにやられたのか
それっきり かえってこない
銀色に輝く
紋白蝶の魔法の粉
きらきら

どれほど集めれば
自由に羽搏けるといふのでせうか
あをいそら

一枚二枚
母の髪を梳くやうに
幼い私
蝶の翅をもぎ取る ...
   吐き出したのは
 
 
   溜め息と
 
   嫌悪感
 
 
 
   抑えきれない息苦しさに
   もがき苦しみながら
   空を見上げてみれば




  ...
窓ガラスに映る
鏡合わせの
パラレル・ワールドは
 
ありふれた物語を綴る
三流の映画を気取って
にやりと
笑みを、浮かべている
 
 
雨が降っている
 (陽が照っている)
...
いまはいえない
そんな気持ちを
ノートの端に綴ったら


うまく言えないけれどどうしようもなくて、
ここに書くけど多分渡せない
謝りたいけど許せないから
もうやるせないって

ない ...
愛情は凍り、そして、砕けた
それは、砂塵となって、ゆっくりと舞い、踊る

破壊され尽くした劇場、舞台、静寂の支配する世界
沈黙のオペラの幕があがる


そう、オペラは
その結果に従って ...
ここは鶏小屋
将来
卵を産むのか
産まないのか
産む気がないのか
産めないのか

雌鳥の小屋


好物は人の不幸話と
次元関係なしに
魅力的な雄鳥



こけー ...
        色あせたアジサイが
 垣根のあいだでじっと舐めています
         梅雨入りの雨粒を
        待ち焦がれたように

        いろじろのむくげが
    ...
 ここにある右手
 そこにある林檎とか掴めるのに
 愛は掴めない
 朝食のツナサンドも掴めるのに
 想い出は掴めない
 リュックを掴み上げて
 部屋を出て行く
 総て右手で

  ...
もしかして、これを愛の事だと思ったのなら
そんな日には死んでしまった母親の事を考えるような手つきで
ギターを弾けばいいさ

Dmにテンションを入れて、Cの時に歌えばいいさ

もしか ...
変わっていく君が怖くて

ボクは逃げた


置いてかれる僕が醜くて

キミは笑った



ぼくはね、何も変わらない
不自然な自然体


卒業、あれから
もうすぐ
森に囲まれた場所に素足で入り込む
土足厳禁

風船を右手に
チョコレートを左手に

ベンチを探しているんです
この子達も疲れてきている様なので

空気に漂う輝く粒子
綺麗で済まして ...
はっぱがね 雨でぴてぴて おちてきて
どうろに ぺたり
はりついた

きをつけの しせいで伏せる はっぱたち
もう帰れん もう
親の木に

風吹いて とばされてても
おぼえてる おぼ ...
たしかに輝いて

儚く光る



生命のかがやきは

いつまでも



此処に



ある
「大丈夫だよ」

あなたの言葉が不安定な気がして

水面に浮かべたら

あっという間に沈んだ

「俺に任せろよ」

あなたの言葉が乾いている気がして

地面に落としてみたら
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
新しい案内板ネット詩の悪...自由詩5*07/6/16 2:19
世界史A-29短歌1*07/6/16 1:52
梅雨入り短歌0*07/6/16 1:49
匂いたけ いたけ自由詩607/6/16 1:37
愛しい人raira自由詩607/6/16 0:33
砂のこえがきこえるように……輪橋 秀綺自由詩3*07/6/16 0:30
ピクニックなかがわひろ...自由詩1*07/6/16 0:12
たいせつなことば。未詩・独白2*07/6/16 0:04
セイレェン月焦狼自由詩207/6/15 23:59
ずっと未来の話ぽえむ君自由詩6*07/6/15 23:42
輪廻の雨千月 話子自由詩24*07/6/15 23:41
解放深月アヤ自由詩2*07/6/15 23:40
ありがとうOLGA携帯写真+...307/6/15 22:49
優しい風乱太郎自由詩17*07/6/15 22:27
パラシュート吉岡ペペロ自由詩207/6/15 22:27
そろもん(哲学の話)みつべえ自由詩407/6/15 22:11
搾取朝原 凪人自由詩8*07/6/15 22:00
吐く秋桜自由詩8*07/6/15 21:58
パラレル山中 烏流自由詩7*07/6/15 21:53
ないないづくしアイバ シュ...自由詩207/6/15 21:50
沈黙のオペラ鈴木カルラ自由詩1*07/6/15 21:19
鶏小屋赤月 要自由詩007/6/15 21:16
光跡(4)信天翁自由詩207/6/15 21:12
右手足りないのは 左手doon自由詩007/6/15 21:02
まぁ、見てみろよ 那津自由詩307/6/15 20:30
・卒業、あれから・はち自由詩607/6/15 20:28
全ての命に安息を酸素の枷自由詩107/6/15 19:55
おちばのきもち唐草フウ自由詩13*07/6/15 19:47
ほたる秋桜携帯写真+...5*07/6/15 19:38
言葉森下 流華自由詩3*07/6/15 19:26

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