すべてのおすすめ
  仕事をおえ
  歩む家路の安らかさ
  大切な人とともに食べる
  白米のしぜんな旨さ



  簡単に愛してよ
  行間にひそませた
  なんやかんやはいらない

 ....
夜の空にかかる大きな河を
私はまだ肉眼で見たことが
ないのです

日常生活の光は
私に空を見ることなど
許してはくれない

私が疲れて眠っている間に
胸の奥から生まれてきた
誰にも ....
青春が蘇り
ファーストキッスの味
すっぱくて甘い
手をつないで

空を見上げれば
イッツアブルースカイ
何も怖いものはない。
発想は自由に

秘密だよ
だれにも
言っちゃ
だ ....
 さあ みんなで、殺すぞコノヤロ
 てめえらまとめて、踊りましょ


 みんなで歌えば、死ね糞バカ
 アホ過ぎワロタw、笑顔の花が咲きほこる


 ランララ あなた ....
眠くなって
土の毛布を被り
静かに横たわるきみの
物言わぬ墓石の前で
祈りを捧げる
すっかり春が過ぎてしまって
もう暑いくらいで
着ていたシャツの袖を捲り上げて
それでも額にに ....
1.社会


  職場に社会があり
  学校に社会がある
  家庭に
  託児所に
  公園に社会がある

{引用= 夕餉の時間
 うつろなサイレンとともに
 社会の ....
今年初めての茄子が採れたので
お義父さんが好きだった
茄子味噌炒めを作ってみました

だけど、いつまでも残っています
冷蔵庫には
茄子一本分の茄子味噌炒めが
ぽつん、と

美味しくな ....
乾いた草が舌の上を這い
取り出せずに残ったものが
息を潜めてうずくまる
理解している
彼らはやがてそこで死ぬ

指先にこの身体を切り開くちからがあったなら
腐敗を免れたかもしれな ....
あたらしくなったすべて
ここで
はじまっていく
いまは
いまだから
とりあえず
わすれよう
めのまえに
ひろがる
こうけいが
すべてなら
どうだい

むかっていくあした
 ....
何度もおもいだす
何度も何度もくりかえし
手首のあたりにあるうすい火傷のあと
ささくれた働き者の指
左がわの耳たぶに指すピアス
くるぶしの刺青
うすい無精髭。

(わたしはむかしあなた ....
何も心配しなくていい

何も考えなくていい

何も許さなくていい

君はただ

愛されていればいい


何も答えなんてない

何も正しくなんてない

何も美しくなんて ....
夕飯時の支度が始まる。
古新聞が敷かれる中で
温めた油に
手羽先を入れて揚げる。
バチバチいって油がはねるから
体を後ろに引き 
顔だけを出して覗き込んだ。
きつね色になって揚がった手羽 ....
イルクーツク
ボヘミアばっかん
ノボシビルスク
チチカカ湖

モンブラン
モナコ
モンゴル
モザンビーク

タスマニア
マダカらすかる
スワヒートウーマン
レソトへ帰れ

 ....
うさぎはさびしいとしぬというのは
うそで
実際にはおどろくとしぬ

あと
ぶたは群れる動物だから
さびしいとあばれる

カスタマイズされたバイクに乗り
テレビに出る人物は
軽躁的
 ....
あす君のそばへ行きたい
こまごまとした雑事をすべて
片付けることが出来たら
あす君のそばへ行きたい
ざわざわとしたこころがうまくまとまったら
雨上がりのバス停に腰をおろして ....
息を吐きながら
ようようと私を呼ぶ
大人の群れが
次々と
私の肩に触れる
大人たちの手は
水槽からはい出たのか
冷たく染み込み
オディロンの絵から
生え現れたのか
内奥のほうに ....
玄関の前にブラジルが落ちていた
おそらくブラジルから
何かに運ばれてきたのだろう
ブラジルに住んでいる人や他の生き物も
ブラジルが見つからなくて大変だろう、と思い
お役所に電話し ....
今日のすきまに
ぎりぎりにすべりこませる
あなたへの想い

ワスレタクナイ
それは自分のためかもしれない

六月梅雨空
まとわりつく 水の気配を
あなたにたとえて
一人じゃない夜と ....
祖先の祟りが身体の中で眠っている。彼らを眠らせるために薬を飲み、その副作用で唾液を口に溜め込みながら、草原のなかに立たされている。草原はホテルの隙間に現れる、古い虚構の中に置かれた、アメリカの地雷 ....  
 
空地で少年たちが野球をしていた
打球は大きな弧を描き
空のどこかへと消えて
二度と戻ってくることはなかった
家に帰るとリビングの隅に
ボールが転がっていた
返さなければ、と思い ....
沖縄出身らしいコンビの片割れ
何言ってるのか聞きづらいんですけど

それとは違うんだよね




前を向くってさ

結局のところ、そう言うことなんだと思う

しつこいぐらい諦 ....
おれの存在は
ナシにした話みたいなもの
壊れたオートロック
煙を上げたラジオ
真夜中にズレこんで
サイクルをゆがませる
うまく流れたはずの流れ
わずかに残留して
腐敗を ....
詩についての詩

俺自身詩と呼ばれるものを
たくさん書いてきたつもり
けど本当のところ
詩ってなんなのか分かっていない
この【詩についての詩】なんてのも
詩と呼べるものなのかわかんない
 ....
ことと
置いた所から

緑の深い村の
ひび割れた
土瀝青が広がる
夏のまひるは
黒く歪んで

両の手におさめ
土の道を
寂しくあるく
芒の夕闇
底溜まりに見て
目を細くした ....
バイオリンの音
夜の帳
杏の実をガリリ
海の音

心地よい着信音
許し
許され
振り振られ

愛の戦士
愛するもの為に
戦う。
守るべき者、貴方。。。
人々が己を捨て去る夜に
僕は一人で酒を飲んでいる
誰もいない夜更けに
風が話しかけていった・・・


もう野良猫にも相手をされず
僕の孤独は極まってしまった
職場の皆からは嫌われて
 ....
布団に入った妻が 
すやすやと夢を見る頃 

すでに世を去った
妻の母さんの面影は 
安月給の{ルビ婿=むこ}を祝福しに 
何処か遠い国からやって来る 

机上の花瓶に咲く  
あふ ....
どこにいても 何をしていても
ゆるがないものを持って 

「根っこが生えるような家をつくりたいのです」
と、僕は大工さんにお願いするのです

いつでもどこへでも旅立てるようなものしか
置 ....
 姪

七月まで腹の皮一枚隔てた彼岸におり
去年生まれた赤ん坊が
今年はそろそろ歩き始めて靴が要る
靴!
おお、八時間の惰眠と十六時間の覚醒とを
等価交換でちり紙交換に出してしまった
 ....
深いため息のあと




胸のあたりが




ボコンッてへっこむ






もとには戻らない





踏み潰した空き缶みたいに




 ....
乾 加津也さんの自由詩おすすめリスト(4805)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かんたんに- 草野春心自由詩6*11-6-26
ミルキーウェイ- 三条麗菜自由詩6*11-6-26
弾ける水滴- ペポパン ...自由詩3*11-6-25
_X感覚W観_(えっくす感覚ダブリュ—観)- ヨルノテ ...自由詩311-6-25
祈りの在り処- 寒雪自由詩311-6-25
思想シーソー- 草野春心自由詩711-6-25
茄子味噌炒め- 小原あき自由詩12*11-6-24
残滓- ゆえ自由詩3*11-6-24
シロツメクサ- ゆうと自由詩311-6-24
肋骨- はるな自由詩111-6-24
天使- 一酸化炭 ...自由詩111-6-24
味わう時間- 電灯虫自由詩7*11-6-24
メフィスト- ペポパン ...自由詩3*11-6-23
ユイートル- 6自由詩211-6-23
あす君のそばへ行きたい- ホロウ・ ...自由詩5*11-6-23
髪が抜け落ちる- 長押 新自由詩2*11-6-23
ブラジル担ぎ- たもつ自由詩311-6-22
夜のすきま- 朧月自由詩211-6-21
失楽園- 長押 新自由詩3*11-6-21
空地- たもつ自由詩811-6-20
しやがれのひと- 恋月 ぴ ...自由詩19*11-6-20
たどたどしい進法の季節、かさばる目覚めに血を掻いたなにか- ホロウ・ ...自由詩3*11-6-20
詩についての詩- itukamitanij ...自由詩3*11-6-20
茶碗- 塩崎みあ ...自由詩11*11-6-19
命の懸け方- ペポパン ...自由詩3*11-6-19
夜更け- yamadahifumi自由詩311-6-19
母の面影_- 服部 剛自由詩511-6-19
- とろりす自由詩211-6-19
- salco自由詩7*11-6-19
ナニカほかノてヲ- くゆら自由詩111-6-19

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