すべてのおすすめ
私は死んだとき
世界が暗くなるのを知っている
いつも 言葉の途絶えた
夕暮れに 私は 立っている
連絡無いし

ウンじゃあー

先に

行っちゃおうかな


さてと

でも。

何処へ行こうか

東京さんど


さすらいの

途中にいるひと

探そうか
 ....
フラットがたくさん並ぶ
その向こうに何が見えるだろう
はるか遠い未知の世界


シャープな雨降る季節には
豊かにきこえるカエルの合唱
楽しくもあり哀しくもあり


過去のおたま ....
カエル

街は突然の雨の中 傘なんて持ってなかった
濡れないように 慎重に歩いてゆく
空を見上げていた 雲がものすごい速さで
通り過ぎていた この星が廻るスピードで

ずっと潤んでる瞳に ....
{引用=





生きていくのに必要な
自分の命を数えたら、わからない
人に「1」だと教わっても
まだ、わからない
とても汚くつかってしまう


生きていくのに必要な
人 ....
喉のずっとずっと奥から声がきこえる

とてもたのしそうな叫び声に 紙がビリビリに破かれる音がまじって水びだしになったわたしの部屋は金魚が死んでいる

蛇口をひねる
吐きけがでてくる
なにも ....
               赤く開いた傷口に

           橙の光をなすりつけ合って

       黄ばんだ言葉を交わしながらも

    緑葉であり続けようとした僕達は
 ....
 食虫植物ズというノイズバンドでいつも弦の足りていないギターに傷を付けたり付けられたりしていた彼女が今日のライブ中に死んだ。おれは隣で彼女が書いた「子宮なんかいらない」という歌を叫びながらベースアンプ .... 夜空を聴診する
U・F・O
テキサスの広大な田園が
宇宙のカルテ
 

 
住所不定の人工衛星
ポップアップトースターみたいな
不思議なかたち
通信する明日の ....
{画像=110612024826.jpg}

日焼けに火照った肌が大理石を求める
君の肌えを求める
つやつやした冷ややかさがぼくを貶める
こころが求めている君の冷たい瞳を凝視めながら
ズブ ....
押入れの年月を乱しつつ
奥からあの頃がつまった
プラスチックな衣装ケースを取り出す。
サイドの留めを外し
外気に飛び出た空気を嗅ぐ。
服の折り重なりに手を入れて探り
小さくたたまれた私だっ ....
 .... ただいま。
とは言わずに
疲れた。
と言って玄関を開けると
五年ぶりの父は
風呂にでも入れ、と言った。

ただいま。
とは言わずに
なんだお前か。
と言って五年ぶりの兄は
新聞を ....
空腹で目覚めたあなたはラッキー
一週間の脂質、蛋白質がたっぷり溶けた
洗濯機にあるだけパンチュ投げ込んで
南南東に進路を取れ
七時の揺れでグレタ・ガルボのフレームが
吸殻の上に倒されたけどお ....
水槽をぶん殴る女の子
届きもしない 白百合の揺籃
録音された声が漂う館内
あの子の死んだ声帯

―――わたしの髪は鉛のように重い
――どうかどうか泣かないでいて
―いまから眠る/共犯者で ....
 
 
夕暮れの公園で牛が一頭
シーソーに座っている
反対側にトンボがとまる
牛は少し腰を浮かせる
トンボは驚いて
飛び去って行った
しばらくして
男の人がやってくる
牛は腰を浮か ....
その

ながい煙突は

をんなのまるい腕のやうで

その

やはらかい踊場は

灰色の砂糖のやうだった



あたしは

去年の今ごろも

この路をひとりでとおっ ....
(月曜日)
七つの海は健在だった 。
(火曜日)
なにもない
(水曜日)
ちょっとだけ考えてみる
(木曜日)
なにもない
(金曜日)
なにもない
(土曜日) ....
新宿にはどんな文化があり、渋谷にどんな文化があるのかと考え出したらキリがない。私たちはこのミニチュアのような街の中でどんな人生を流れていくのだろうかと思う。多くの人に、それを選ぶ権利はないのだと思 .... {画像=110609020839.jpg}

誰もが想いを求めて立ち止る時
人は静かに息を継ぎ
少しく肩を落として振り返る

回りの木々は色彩を落とし
静かにあなたの瞳を見守るだろう
 ....

彼女を携帯の電話帳から見つけて      
通話ボタンをタッチする。         
コール音が鳴り出す。           
鳴り続ける。               
と 機械的 ....
粘っこい足跡なんて
振り返りたくはないし
遠くへ行くつもりもないから
マイペースの匍匐前進

アンテナは柔らかいけれど
難しい言葉は受信できないし
とてつもなく臆病だから
ツノもヤ ....
 しょうもねぇ様なクズばっか居やがる。掃き溜めってヤツだ、ここぁ。俺だって十分クソっちゃクソだが、こいつらにゃ敵わねぇ。救いようがねぇ、全員、劣等感の一つも持ち合わせてなけりゃ、人生だの未来だのっつう .... よく見える方がいいのか
あまり見えない方がいいのか

近視に遠視
乱視に斜視

だからかな
君の顔が
ピカソに見える
喪服の下の
白い脚は過去を歩き始めたところ
涼しい顔でさめざめ泣いていても
明日からその真中にあるのは地獄の口
図太く生き残っている女を罰する為
死んだ亭主が夜ごと徘徊する
そのたおやかな ....
冷蔵庫を開けて 牛乳を探す。
パックの底が反抗して牛乳が漏れていた。
紙でできた冷蔵庫に滲みこんで
床まで白くなっていく。
足元までせまってくる白い波に
足の親指たちが浸りそうになった 
 ....
知り合いが
旅行のお土産を見せてくれた
腰のカーブが柔和で
咲き誇る冬牡丹があでやかな
九谷焼の小瓶だった
手のひらに載るぐらいの小ささだけども
存在感ははっとするほどで
 ....
粒の中に
粒、ずっと粒
惑星のように
ささやくと
平たくなる
蟹になる
蟹はハサミを見ている
ハサミの向こうに海
海からの風
でもハサミだけ見ている
ハサミに刻まれた
 ....
いやなおもいはした
すごくいやなおもいは
そんなぐらいだろう
そんなもんだもんだ

いやなことは
いや
きらいなことは
きらい

としとったな
ほんと ただ
もまれたんだな ....
あるひ、
人生がながれだして いや
これまでもずっと
ながれている
ことをおもう
おじいさんや女子高生が
目の前をひだりから右にあるいている
雲は勢いにのり ぐいぐいと
きえていっ ....
乾 加津也さんの自由詩おすすめリスト(4804)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クビになった日の海- 番田 自由詩111-6-13
前を見れない- 佐和自由詩211-6-12
遠い世界- sya自由詩311-6-12
カエル- itukamitanij ...自由詩111-6-12
星の家族- 石田 圭 ...自由詩1811-6-12
うすぐらい朝- usoni自由詩4*11-6-12
- nonya自由詩18*11-6-12
木魚屋- 魚屋スイ ...自由詩9*11-6-12
星に願いを- かいぶつ自由詩411-6-12
薔薇_/_陽の当たる暗闇で- beebee自由詩1211-6-12
夜の夏- 電灯虫自由詩11*11-6-12
或る朝目覚めると、ゴキブリはグレゴール・ザムザに成っていた。- TAT自由詩3*11-6-12
家族- かいぶつ自由詩10+11-6-12
今日の運勢- salco自由詩6*11-6-11
夏の水葬館- ayano自由詩811-6-11
夕暮れシーソー- たもつ自由詩911-6-11
すてきな建築- 甲斐マイ ...自由詩5*11-6-11
趣歴表- アラガイ ...自由詩10*11-6-9
マクドナルドの壁際で- 番田 自由詩111-6-9
立ち止る影_/_人生の痛みこそ- beebee自由詩11*11-6-9
場面場面- 電灯虫自由詩7*11-6-9
カタツムリ- nonya自由詩18*11-6-8
ギャンブラー達の詰め所- 光井 新自由詩111-6-8
裸眼- 日紫由自由詩311-6-8
みばう- salco自由詩6*11-6-8
日常劇場- 電灯虫自由詩6*11-6-7
小瓶- yumekyo自由詩3*11-6-7
鮮魚コーナーにワタリガニが並んでいた- たもつ自由詩711-6-7
モリブデンのたばこ- 竜門勇気自由詩111-6-7
むじょう- 唐草フウ自由詩9*11-6-7

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161