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伊弉諾(イザナギ)の鼻から生まれた素戔嗚尊(スサノオ)は
母と逢ったことも無く
それでも母恋しさに泣きわめく

八拳須心前
(やつかひげむなさき)にいたるまでなき
いさちき青山は枯山なす。 ....
寮生活をしていた頃の事
玄関に来てくれと伝言がきた
同じ部屋の同期入社の子が大変だという
数名のいつものメンバーが見に行くと

大きな台車に 彼女がぐったり横になっている
歩けずに 意識も ....
わたしの森は
胃袋のおく

どんどん深く狭くなり

わたしがあなたを
たすけてあげよう

狭く深く森が腐る
腐る腐る
 
{引用=
 /ゆるやかにカーヴした、なまぬるい運河を泳いでいく、とてもとても遠い夢を、ぼくはみていた。かつて、水の膜が皮膚を覆い、閉ざされたその海で、波間をたゆたう、不定形な固体だった。長く、 ....
 
 
指先に砂漠の跡
そして爪という爪、
陽炎に揺らめく廃屋の一群
排水溝を清掃する団体職員、
その煤けた
人は物だから
光に影をつくる
坂上、とだけ書かれた表示板の下に
肉も無 ....
冬バイトのメグがつけまつげを付けたり付けなかったりする件














おいおい今日お前イブやで?マ ....
暗がりが暗がりのなかを
剥がれながら落ちてゆく
滴が滴でなくなるまで
見つめ見つめ 見つめられてゆく


見えるものは そこにないもの
赤を隠した 白の毛糸玉
腕に咲く ....
愛してるが安いよ年末だよ
買いにゆこうか自転車で

あなたがごろ寝をしてるから
畳がきしんでしょうがない
テレビが映すこの部屋は
あたたかそうでさむそうで

お前だけだと言うけれど
 ....
疲れた同僚に声をかけ 
代わりにゴミ袋を、捨てにいった。 

困った顔した同僚に声をかけられ 
休憩時間を少し削って、手伝った。 

(あなたを助けたい)という一念は 
口に出さなくとも ....
毎日僕を職場まで 
車で送ってくれる君は 
無邪気な少女になって 
窓越しに、手をふる。 

門の前で振り返り 
いつもは緩んだ顔を 
きりっと締めて 
こめかみにあてた掌を 
真直 ....
煙突の突き出た丸太で作られた小屋
男は荒砥、中砥、仕上げ砥をそれぞれ一枚抜きの板におき
刃物を研ぎ始めた
小屋の中には丸いストーブがごうごうと燃えている
小屋の一角には一昨日捕らえた鹿が横たわ ....
微えみと なみだと諦念は
かげろう
あるいは
しんきろう
どこか とおくで 息していただけ
うううん ちゃんと
息 しているよ
だってこきゅうは どこかで 細く
続いているよ

 ....
切り撮らないで
って景色がいうから

そっとかえしました
すこぉしだけ触れて
ごめんね
私がいること確かめたかった

白かぶころりん
土の上まで飛び出てる

ふたつ並んで
雪の ....

()
目が覚めたなら
))う ふふ って
)笑った
窓にうつる/
/
(((((16分割」
涙は何れ枯れるって
あれはうそです
歳をとればとるほど些細な事柄が胸に凍みてきて
それには
深い傷痕の縫い目を自分に重ね合わせたり
生きものの
生きものたちの還る姿が地 ....
マカロニグラタン
嬉しくてぼくは
マカロニくわえて
息吹いた
ちーやん熱がって
泣いた

みーたんわろた

海苔をはっつけて
白米にまく
明太子

あられ
わさび

お茶づけにする

うまい
塩こぶがあれば
なおうれし
わかささん
鋼色に丈を伸ばす坂道を外れて
側溝を三十メートル
車ごと転げていく
わかささん
弾んで 落ちて
そのとき少しずつ
速いスピードで 窓から
青空片が 舞い込んでくる

雪 ....
彼の家というものに誘われたのが
初めての クリスマスの夜だった
家族に紹介するというので
料理など持参してみたり
めいっぱい緊張して気を使って
ぎくしゃくと挨拶をすませて彼の部屋に行くと
 ....
掌には何一つとしてない
私はそこに 色々な夢があった
見えている君には 存在するのかもしれない
姿を思いめぐらせた 頭の
私は 眠りに 落ちていく


それは すきま風の緩んだ日 無 ....
アイスバーンの空の上
地球では 氷河期の 真っ最中

僕たちは 体が大きいだけで
神経は 細かく出来上がっているんだ

だから そんなに いじめないで下さい神様

僕たちだって 絶滅す ....
多分、初めて思う
病院で、見た景色
残された、老人の

心の景色

隣り合う、夫婦
齢を重ねた、二人
刺身とケーキと、記憶
そこにあった、幸せ

消失

心が壊れ ....
    骨のしびれと肉の痛みに
  霊魂が戸惑う堤防の草むらで
   空き瓶と空き缶が寄り添い
        密談をしている
     亀裂の入ったトルソと
     染みの入った掛け軸の ....
 Kは鬼ごっこをしているが、妙なことに、およそ鬼と呼べるような人間がどこにも見当たらないのである。そういって悪ければ、Kはすっかり鬼の顔を忘れてしまったのであった。
 ベンチの裏に丸くなって隠れては ....
風が私の
すべてをかいくぐって
すべてをさらいそう

信じないって言ったから
試そうとしていたのかな
体温は
だれかに言った 寒いね
の一言で一℃あがる

ああ 寒いね
の返事で ....
                  101225


幸運の女神は猫の顔をしているのだと
いくつもの変数を宣言しながら彼はいぶかしげに首を振る
尻尾も振りたいところだが
のっぺりした尾 ....
穢れなき白き薔薇
黒き手により捨てられて
哀れな鑑賞者それを悲しみ
大切に拾い集めるも
在るのは黒ずんだ欠片だけ
君は間違いなく命の恩人であるし
あの頃の僕のモノリスであったし
制作面や生活面におけるスペックとして僕が望んでいる人だし
君の処女性や乙女性
それら全てのバランスにおいて
今までの女性で群を ....
旅をする彼女を空港まで送った

夕食をとり国際線のフロアへのエスカレーターで

<なにか約束したいな>と彼女がはにかんだ


こんどまた会う日の約束なのか

結婚の約束なのか

 ....
家族っちゅう関係が

とうとう壁になりました。








信用と銀行とお金と男の子




お友達とお友達のお友達と…







 ....
乾 加津也さんの自由詩おすすめリスト(4804)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スサノオ- ……とあ ...自由詩10*10-12-30
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男と冬- 山人自由詩3*10-12-28
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涙イコールせっくす- アラガイ ...自由詩10*10-12-28
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