すべてのおすすめ
なんにもない
なんにもないと思うから

ひとつひとつ確かめる
自分の中を
もしこれがなかったらと
あるうちに考える

おおげさにしなさんな
お年寄りは言う
年輪ってすごいな
耐え ....
 
 
列車も停まらないような
ホームの一番端でひとり
ご飯を食べている
ちゃぶ台は誰かが置いていってくれた
多分、親切な人なのだと思う

納豆や根菜類の煮物など
好きなおかずを並べ ....
あの子が
シャボン玉を抱えて
わたしがみちみちと
はえている歩道に
立っている
唇の薄皮を摘み取って
よいことばを
鈴に詰めてしまった
火曜日の光景です

あの子は
三週間おきの ....
青果コーナーのおじさんは
どれに蜜が入っているかわからないという
りんごの山
どれも赤いりんご

りんごはこっそり打ち明ける
私をつくってくれた
おじさんは知っているのに
伝えておいて ....
{引用=
両の手で耳を塞いで
押し寄せる血潮の波の
遥か遠くの音を聴いている

真夜中に

わたしはわたしの体が
排除しようとするものを
いつまできつく
抱き締めているのだろう
 ....
{引用=
存在しないがゆえに
存在する

いくつもの
点滅する

沸点がないがゆえに
沸騰する

常夜灯のような

壁の
傷跡のような

おもむろに、
見つけてしまった ....
お葬式よりも
静かな洗濯機を買いました。
しめやかに洗濯工程が行われ
私はにぎやかだった母を
懐かしむ。
言葉もない一日を過ごした
私の思いが時の中を流れ
別れた恋人のことを思い
その人のことを忘れ
ため息をつきながら歩いていた
すれ違う人に関係を求め
求めていない人はいないと
そんな思いを ....
部屋中のガスを抜きたくてそっと窓を開ける
ぽっかりと、東の夜空に浮かぶクレヨンの月が、 あたたかそうな顔をしてひとり笑ってた 。
(わたしもすっかり旧くなって)新しくなってゆく校舎の土に ....
だきょう
だせい
どんづまり

1366×768ドットの檻の中で
ゆうゆうと座り込んだままの
気障な行分け文章

だみん
だつりょく
できそこない

TFTカラー液晶の眩い ....
魂がばらばらになりそうで



神経がぐしゃぐしゃになりそうだ







精神が病みそうで




肉体が朽ちそうだ





 ....
{引用=へやがくらい}
   かわいいお口を開けてりりかは考える
{引用=あのひとかえってこない
ぜんぜんだいてくれない}

   埃をかぶったつぶらなお目目で考える
{引用=ふりむいても ....
みんなこいよ直腸で爆竹炸裂さすパーティが印旛沼の近くでやってるって噂だぜ!
男も女もみんな素っ裸で肛門から直腸に爆竹を挿入してるって噂だぜ!
みんなにはいつも世話になってるから特別に教えてやるから ....
東京の東の場末の少し前

相撲とりと競馬狂い
ちょっと一杯ひっかけようと、
そぞろ歩きの錦糸町南口

客引きの中国人の女やら
街頭ライブの若い子やらが
ネオンの極彩色にまみれながら
 ....
みんな宇宙からもらった炭素でできている

みんな炭素の波動にすぎない

わたしは胃をこわしている

わたしは肝臓をこわしている

炭素がなにかの身代わりをしてくれている

炭素はた ....
じわじわと
あたし

侵蝕されてゆく

言霊にはまった
もうひとりの
あたしに

いいかげんで
みだらで
じこちゅうしんな
・・・

あ・た・し

侵蝕しつくされた
 ....
薔薇は何処に行ったのだろう
もう何年も目にしていない
気が
するんだ

僕の住む街は
かつてバラの街を標ぼうしていた街の
隣にある

だからと言って
薔薇を植えた庭のある家が
そ ....
あれはまったく夢なんだ
夢を現実だと思ってしまう錯覚のようなものだ

さっきまで僕は読みかけの本に埋もれて
読みかけの本のストーリーの中にひっそりといて
自分がストーリーになることなんて考え ....
ほんとうに美しい音楽は 
自らを主張せずに 
日常を漂う 

作曲家が世を去って久しい 
遠い異国のカフェで 
頬杖をつき 
もの思う私の胸に
ふっと、灯はともる 

瞳を閉じれば ....
組むとおいしくなるものも
あるのですと
ジューサーのくだもの入り乱れる

うずまきぐるぐる
見つめる先は
昨日の君の言葉の意味

えええいもう と
注ぎ込んで 
沈殿する間に飲み干 ....
 朝、スズメメダカの関係性を
 カッパする
 竜巻はブレイクダンスし
 ブレイクダンスは竜巻し
 雌の雄叫びが各地で起きるものの
 だらしなくコンニャ ....
「こっちへおいで」

窓の外から声がする
目を凝らしても何もない 闇

「こっちへおいで」

耳を澄ましても何も聞こえない

「こっちへおいで」

窓に映る自分 ....
カシオペアってどれだろう
懐かしい北斗七星は何処だろう
オリオンの一角も捉え得ぬ眼球は
地面に転がって冷えている
でも、宇宙はもっと寒いんだよ

?昭和の音?という玩具がある
夕景のフィ ....
音をはずした
指先が曲がり
おこがましい
眠気へと倒れ
込んでしまう

彼女は私に嘘を吐きました。その嘘はあまりにもたくみでありましたから、私はその嘘を見破ることなど、したくなかった。した ....
死を想う時
生があることに気づき
死は
詩を誘う

命は
だれから授かった?
両親のその先は
また命

かんがえろ
眠っているすべての
からだの
わたしのなかを起こせ

 ....
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

* ちょこなんと おめでたい場に 小豆粥

小正月の朝、食卓に昇るとは
知らなかった

調べてみると 文字通り 
 ....
首を絞めあって さきに死んだほうが勝ち というゲームをやって 恋人を殺しつづける夢をみて 窒息するなら深海がいいとおもった 部屋も 窓の外も煙も おまえの首も 真っ青だった 深海魚の眼球が退化せずに残 .... あの蛸あまり出てこないね
と水族館で水槽を叩きながら君が言ったから
水の中では音が反響して
ひどいことになっているんだと思うよ
と答えた
言いたいことも言えないこともあって
そういったことをごまかして ....
便器の端に、血が ちょっとお
っこちてるのを公衆トイレでみ
つけてやっと 安定したあれは、

うさぎの耳がたやすく剥がれて
くのを もう彼女たちのイヤマ
フから漏れてる音から察知して
、 ....
 仮縫いみたいに 新聞を縫いつけられて
 テディベアはなんさいなの 読んだばか
 りなのに忘れてくのは、360°をまのあ
 たりにしたあらゆる内角だから ちっぽ
 けなこどもは大人に  ....
乾 加津也さんの自由詩おすすめリスト(4805)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
緑の魂- 朧月自由詩311-1-23
お代り- たもつ自由詩2011-1-23
あの子- ズー自由詩8*11-1-23
りんご- 朧月自由詩211-1-23
泡の花- 高梁サト ...自由詩8*11-1-23
夢が虫食いにされていた- 真島正人自由詩2*11-1-23
式日- かいぶつ自由詩411-1-23
レガリテート- 番田 自由詩311-1-23
クレヨンの月- アラガイ ...自由詩4*11-1-22
3D- nonya自由詩12*11-1-22
今日は鬱モードです。TATです。- TAT自由詩3*11-1-22
ダッチワイフ_りりか3号- salco自由詩20*11-1-22
めし食ってた- セガール ...自由詩211-1-22
錦糸町マークⅡ- ……とあ ...自由詩11*11-1-22
暗黒のうた- 吉岡ペペ ...自由詩1011-1-22
侵蝕- 森の猫自由詩6*11-1-22
薔薇は何処に行った- kauz ...自由詩8*11-1-21
「コンセントガール」- ベンジャ ...自由詩3*11-1-21
無題_- 服部 剛自由詩611-1-21
ミックスジュース- 朧月自由詩211-1-20
綿埃から_うらめしやの立ちのぼる〜- ヨルノテ ...自由詩2*11-1-20
【窓の向こう】- つむじま ...自由詩1*11-1-20
懐古する自動人形- salco自由詩30*11-1-19
ず____れ____- 久石ソナ自由詩2611-1-19
- 朧月自由詩611-1-19
小豆粥- 藤鈴呼自由詩3*11-1-19
溺れ凍える- 魚屋スイ ...自由詩13*11-1-19
蛸にイヤホン- クローバ ...自由詩8*11-1-19
へこんだリップ- maiko murata自由詩3*11-1-18
I-my-me_[pupet_makes_people]- maiko murata自由詩2*11-1-18

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