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今や女衒のピーターパンは












ティンカーベルの元彼で





 ....
  .
寄せては返す波のようだと
きみは言う
波をかぶれば返りそうな
小さな舟にぼくらは乗って
それを岸から見ているぼくら
波寄せ来れば砂は崩れ
どこに運ばれてゆくのかわからない
{引 ....
きっと皴だらけになりながら手を洗うのでしょうね 。
季節は夏をまえにして夜を短く感じます。
一昨日紫陽花を植えかえました。
早すぎたのか、なんだかとても弱って見えます。
花びらを壊して ....
トレモロ、
ふかい積雪のなかに、
なめらかな素足が埋もれている。
雪に焼けていく皮膚が
雪を焼くという反応。
果たされなかった握手と、
連絡の途絶えたわたしたちの氷河期。


pen ....
 
 
ひとつ、またひとつ
豆腐が落ちていく
月のテーブルから


+


引継書は、深夜
透明に
積まれて


+


陽だまりに
トマトの痕跡
使わないのに ....
なぜ詩なのか



面倒臭くて つい
手軽な言葉を投擲してしまった
口淋しくて つい
甘ったるい言葉を咀嚼してしまった

<優しさ>の優しくないアクや
& ....
あなたが
うとうとしはじめたのを
向かいのシートで
見ていました
とても疲れているんだと
僕は思って見ていました
鎌倉駅を過ぎたころ
周りに人はいなくなって
僕と二人になりました

 ....
私は歩いた
眠かった 私は
そして いつもどこかに立ち止まっていた 
何かを探し求めて 生きてきた 
私は 過ぎていく季節の中にいた 
そして きっと 私は どこまでも歩いた 
このは ....
朝に星の欠片をみつける
きらきらそれが太陽のこであっても

緑もひかる
風もひかる

あなたにみえる風のひかりを
あなたの目を借りて私もみたい

幼児が両手を伸ばして歩くのは
風が ....
遥かの山の上空に
広漠な思念のような霞雲
体が浮いていると錯覚させられる
点在する緑の隙間に風の蛇腹が見える
季節という定位が不似合いだと言う
小さく分離した雲の無言
私は今はむし ....
{引用=
Und seine Zweige rauschten,
Als riefen sie mir zu:
《Komm her zu mir, Geselle,
Hier findst d ....
こおりがとけてゆく
こおりがとけてゆくから
わたしははんしんはんぎの
ありかたをそこにながす
はんしんはんぎはうみまでながれるだろう
そしてなにか
おおきなものをみつけるだろう
そし ....
夕暮れの町に水が流れている
ぱしゃぱしゃやってる老人
水色の傘をさしている
ゆっくりと流されている
くるくると回転しながら
誰かが落とした躑躅の花
睫毛のような雌しべ
雌しべの長い女
 ....
あるえらいはかせが、人間の心をもったロボットを作ろうとしました。
はかせの作ったロボットは、見かけは完成しましたが、
まだ人間の心をもっていません。
はかせは、ロボットが人間の心を手にいれられる ....
錆びた釘 カンの切れ端 木屑をめくれば虫
雪で潰れた物置小屋の腐らない破片をさらう

小さなスペースに散らばっている小石
両手で包み バケツに集める 

土台と共に 捨てられる礎
 ....
 名前すら知らない男の下卑た声が、気持ちいいかとしきりに尋ねるけれど、私は引き千切られていく自分をかき集めるのに必死だった。手がもげて足がもげて、私はバラバラになって落ちていくのだ。上も下も真っ白で、 .... 海辺に立つきみを
寝転がってみあげると
そこには
そらを背負ってるきみがいる

温い泥に飲まれるような
平穏な日々だ

空はいよいよ青く
次の季節へ広がっている
名前のない鳥が
薄曇りの空へ
飛んでいった
羽音をたてなかったのは、
よく通る声で鳴かなかったのは
そこにいることを
知られないため
太陽に向かわなかったのは
影を教えないため

 ....
{引用=

おともなく
とりがおちている
水色の
ふちの欠けたバケツに
吸殻を捨てる
おわった花火が
ひたされている

夏は、ここで
行き止まりだった






 ....
 いつまでたっても上手く開けられなかった菓子包みをあなたは、つるりときれいに解いていたね。そうして僕は、クッキーを手に入れたりした。あなたは模様の付いた包装紙を四角くたたむと、冷蔵庫のとなりに差し込ん .... 傘は蛇の目で
クルクルクルクル 柄を回す
ソラ見たお天道さん 目を回し
空に渦潮・鳴門巻き

腹が減っては戦が出来ぬ

エプロンおばちゃん ガバっとナルト一掴み
狙った的は ラーメンど ....
呪文をとなえるみたいに
あめだまをころがしながら
光の中を進めば進むほど
あんまり寒いので
動物園なんかはすっかり氷付けにされてる
入園できそうもないので
そのまま帰った

幽霊が ....
もう、
なにものにも
負けませんように、
進んでいけますように、

雨あがりの空に
虹をみつけたら、わたし
いつの間にか呟いてた

誰に
言わされるでもなく
わたし、呟いてた ....
上空とかってーまじすげー色
今日の退屈感が浮かんでたり
噛み砕くそういうのの
いろいろな感触が
胃の中で溶けてく
メルトダウンしてたソファーで
助けれない
ふんわりと
 ....
一人ぼっちの夜
涙を流しながら
月を眺めている
カーテンの風音

欠けているものがある
満たされない想い
枕を抱きしめて
寝転がる。

疲れた一杯を
一気に流し込み
欲望に満ち ....
 
 
あさめざめると
あたりまえのあさが
おとずれている

しんでしまえば
えいえんにおとずれない
あさだ

べんきょうちゅうのカラスが
けさもなかない

としおいて
ぼ ....
夜がうごいた
なまぬるく
あかい月のためらい
翅をひろげる雲たち
思い思いに

駐車場わきで
黒猫がスーパーの袋かじってる
貧相でうすよごれて
でもどこか清楚
みずみずしく香るけだ ....
いつも独りじゃないの
私の側にはたくさんの友達がいるんだから

只、血と肉でできてないの

学校ではいつも独りに見えるみたい

けれど、本当は私の側に友達がいるの
そして、私に声をかけ ....
詩人は半分気違いで丁度良いと思う




だって小説の方が巧いなら小説を

 ....
ぐんぐん ぐんぐん上昇していって
ふわん
平行になる
それが夜です

空はくろなのに
ところどころオレンジ
それが夜です

両手を静かに大きくひろげた
女神がいるよな
それが夜で ....
乾 加津也さんの自由詩おすすめリスト(4819)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
墨と硯と一角目- TAT自由詩211-5-23
浜辺にて- Giton自由詩3*11-5-23
洗い流すひと- アラガイ ...自由詩5*11-5-23
frigid_vessel- 雛鳥むく自由詩8*11-5-23
ひとつ- たもつ自由詩6*11-5-22
詩なのか- nonya自由詩19*11-5-22
横須賀線物語- 花形新次自由詩3*11-5-22
紫色のブドウ畑の中を- 番田 自由詩211-5-22
あのこの目は風をみつけた- 朧月自由詩211-5-21
万華鏡の風景- tomoaki.t自由詩3*11-5-21
そしてかの梢さわぐ…(Lindenbaum_に寄せて)- Giton自由詩4*11-5-21
あつくなるなつのはんしんはんぎ- ホロウ・ ...自由詩4*11-5-21
水の流れるだから- アキヨシ自由詩311-5-21
にんげんのこころ- オノ自由詩211-5-20
長靴のホコリと- 砂木自由詩15*11-5-20
魚類、落つ- 雨伽シオ ...自由詩211-5-20
海辺にて- はるな自由詩311-5-20
名前のない鳥- 花形新次自由詩4*11-5-20
うたたね- mugi自由詩20*11-5-20
手紙- 佐倉 潮自由詩511-5-20
あそび歌- subaru★自由詩8*11-5-20
ノット・アズ・センチメンタル・アズ・イット・ユゥズ・トゥービ ...- コーリャ自由詩1011-5-20
虹を願う- 千波 一 ...自由詩4*11-5-20
ノークラウド- モリマサ ...自由詩511-5-19
ナハト- ペポパン ...自由詩5*11-5-19
あたりまえの朝- 小川 葉自由詩411-5-19
ぬるい夜- あまね自由詩1411-5-19
大切なモノ- 平沢ちは ...自由詩1*11-5-19
詩人は半キチで丁度良いと思う- TAT自由詩3*11-5-19
夜をおひとつ- 朧月自由詩6*11-5-19

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