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きつねコンコン
遊びにおいで
黄色いバケツは誰のだろ

きつねコンコン
昼寝においで
しゅわしゅわラムネが冷えてるよ

ふるふるゆれる
黄色い花は
小さな船の形して

ふるふる ....
 目には見えないが
 確かに巨人の朗読が聞こえる
 すぐ近くにいるときもあるし
 間遠いところから
 細々と聞こえるときもある
 詩や あるいは詩が

 巨人は聖書のゴリアテとは
 一 ....
現在と
過去と
未来は

点のようでいて
じつは
球体の円周のよう
ではないだろうか

過去には生きられないが
過去は現在に続き

現在は
未来とつながっている

今を
 ....
起きる
 食う
 働く
休む
 働く
 食う
働く
 休む
 働く
つかる
 食う
 遊ぶ
遊ぶ
 遊ぶ
 遊ぶ
 寝る・・・・・・


 ....
ひとりきりになると
蝋をとかす匂いが
わたしの気道をふさぐので

雑踏をさがしに行きます



なんでもないふうにして
ポストへ落としたのだけれど
だけど、まだすこし
わたしの指 ....
過去に起こったことが
歩んだ道の情景が
溶けては沈み
たまに流れて
浮かぶ
大きな海のように
適当で
いい加減に
生きているつもりなんだけど
それでも
大変なもんだと
便座に腰か ....
とめどなくながれるきせつに
おぼれてしまいそうになります

しずむこともできず
おなじようにもてあそばれるこいしに
うたれてはあざがふえていくのです

水面に浮かべた
ティッシュペ ....
やぁこんばんは、プラネタリウム太郎
星好きな座敷童子
まずは一献

詩の朗読会、即売会
駄洒落ナビ
星合いクッキングスクール

プラネタリウムだからって
星を見るだけでなくてもいいの ....
膝に埋まり
泣きたい
苦しい
悲し









人間サンドバック
人間ダストボックス
人間スモーククリーナー

低音の太鼓が
心に響く
傷つく
ため ....
目の前で
人が血を流すのを見ると
自らの肉体が滅びる
と感じるくせに
ブラウン管の向こうに
押し込められた命の破片を
せんべいを食べながら
眺めることが出来る僕


死ぬか ....
からだがからだを残して震え
雪のはじめのひとかけらを知る
もういちどの無い
もういちどに咲く


底まで呑まず
わずかに残る空を見つめる
青は低く
灰より遠く
 ....
 入浴(4)

今日も黙っていたのに
妻は頭と体を洗ってくれた
心の中で歌を歌った
愛の歌を

妻は看護婦をしている
月に40万円以上も儲ける
僕は10万の収入
僕たちはとっても仲 ....
海月のように あなたの睛に吸い込まれたい たゆたうだけで あなたを満たしたい わたしを隣に置くのは どうして ? 触れてよ 手をかざすことは しるしにはならない あなたが吸い込まれたら わたしは躊躇う .... むくむくと 湧き出るのは 入道雲と
相場は 決まっている

真夏なんだ
スコールなんぞ 当たり前なんだと 吠える声は

真っ暗闇に近い 雲の隙間と 
アスファルトに 吸い込まれ ....
血は立ったまま眠っている











生きる事はやり過ごす事だ











 ....
{引用=1986年版}
 背骨が痛い 

背骨が痛い、背骨がイタイ、セボネがイタイ
コシボネがイタイ
{ルビYou=腰} {ルビtoo=痛}?
犬にも生理痛があるかしら
尾を立てて嗅ぎ回 ....
横顔にぴしぴしグマアミグヮー
濡れぼそりながら
私たち家族おまえの骨を探して歩くさぁ
野原道を彷徨うよ
さっきまでね、
青く尖った蘇鉄が生い茂る庭先にいた
玉虫は突き刺されて
空に ....
けさ見つけた虹の分光率を
記憶のプレパラートに照らし合わせます
虹は厚みを持たないので
それがふさわしい隠れ家なのです

もっとも似ている屈折率を
大地の公転軸に合わせて傾けながら
夕日 ....
グラスにいっぱいの涙を集めて
枯れていく緑にふりかける

きらきらと
音をたてて結晶になる

とげとげしたさきっぽに
やわらかい皮膚を近づけて
涙の意味を知ろうとしたのに

あと少 ....
あの日
会うはずだった
あの雨の日

血まみれのあたしを
あなたに見て
ほしかった

血まみれのあたしを
あなたに抱いて欲しかった

なんども
なんども

自分に問い返し
 ....
(てらてら笑うニンゲンはたいがい……)

ずっとむかし叔父のいった
そのつづきを思い出そうとする

(てらてら笑うニンゲンは)

 (たいがい……)

  (たいがい……)

  ....
このようにして柱を亡くした母屋は壊れてゆきます

「‥他に頼れないから」ねと、脛を齧り続けるあなたは邪魔者扱いになるだけてすよ

(屋根瓦でも直しますか ?)これも、 実は彼自身たてま ....
  .
自転車に乗った猫
王女さまの馬車が近づくのを
橋の上で待っている
着ているものを全部脱いで
  .
川に飛び込めと自転車に乗った猫が言う
「助けられたとたんに振られるじゃないか」 ....
もうすぐ キミの誕生日

あたしはその日 ひとりキミの誕生を
祝います

プレゼント選びは苦手だから
小さなショートケーキとビールでね

タイムの香りにつつまれて
キミの写真を横に
 ....
豆腐のかどに
頭ぶつけた
パワー全開
脳ミソ全壊

密かで強くて美しい
自爆装置は念のため
ボルトをひとつひとつと
しめていく

すべての世界を数値化する
その信仰が
ひず ....
我が街の風景をスナップショットして歩く
日差しが夏仕様に変わり容赦なく照りつけ
避けるように自宅にこもる冷房を効かせて
イチゴシロップのかき氷を食べ腹をこわす

そんな情けない夏の始まりはリ ....
1991年のお誕生日おめでとうで白白白い世界に
色とりどりの花が咲き乱れ
たくさんの人々達が同時に生まれた

僕の頭の中の白白白い世界は爆発したように
色が付き始め
世界が生まれた

 ....
ほんのさささいなことで
まほうびんをわってしまった

あの頃は
長屋の辻にある共同の井戸に
水汲み用の手押しポンプがあった
木綿の濾し袋が先に付いていて
最初に水を汲むには
呼び水を入 ....
*


ビブラートに揺らぐ空の裂け目を
幻視の鳥が飛ぶ


*


明滅をくりかえすビル群が剥がれ落ちる
 ((NYという記号を描くその一点として わたしが燃やされる))
 ....
天井の隅には
蜘蛛の巣があるけん
蠅のばあちゃんが教えてくれた
台所の窓にはヤモリがおるけん
近寄っちゃいかんばい

婆ちゃんは
何でも知とると
だけん
長生きしとるばい
この家の ....
乾 加津也さんの自由詩おすすめリスト(4817)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きつねつりふね- 海里自由詩610-9-15
朗読する巨人- 豊島ケイ ...自由詩15*10-9-15
球体と点- 森の猫自由詩9*10-9-15
平日の遊園地みたいな- 寒雪自由詩110-9-15
自分の手を離れていった手紙のことについて- 因子自由詩310-9-15
ふとトイレで- 秋也自由詩410-9-14
季節のおわりに- 浅香 葉 ...自由詩610-9-14
白露酒玉- 海里自由詩3*10-9-14
おいらは...- ペポパン ...自由詩4*10-9-14
死ぬわけない- 寒雪自由詩210-9-14
瓶天- 木立 悟自由詩510-9-14
入浴(4)- 生田 稔自由詩510-9-14
錯覚- 自由詩110-9-14
そこ- 藤鈴呼自由詩2*10-9-14
ネクストナンバーは東京ザヴィヌルバッハ- TAT自由詩2*10-9-14
出血大サービス24YEARS_BELOW(尾籠)- salco自由詩7*10-9-13
洗骨- 楽恵自由詩6*10-9-13
ひとりしばいのけしょうどうぐ- たりぽん ...自由詩6*10-9-12
- 暗闇れも ...自由詩110-9-12
血まみれのあたしを・・・- 森の猫自由詩7*10-9-12
てらてら笑う- 豊島ケイ ...自由詩10*10-9-12
改変遺産相続- アラガイ ...自由詩3*10-9-12
自転車に乗った猫- Giton自由詩2*10-9-12
いちばん早い_ハッピー・バースディ- 森の猫自由詩6*10-9-12
分裂- シホ.N自由詩310-9-12
後ろめたい気持ちを隠しながら- kauz ...自由詩6*10-9-11
世界を身籠ったあなたへ- 青木龍一 ...自由詩310-9-11
割烹着- 板谷みき ...自由詩3*10-9-11
直線_9/11- 夏嶋 真 ...自由詩27*10-9-11
蠅の婆ちゃん- 曲がり屋 ...自由詩610-9-11

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