邪な日常
床
覗き見をした
してしまった
あの日から
私おかしい
蜻蛉に追われる夢を見た
蜻蛉の目が
眩しい
太陽は太陽らしくいて欲しいと思った
空も風も星空も貴方も
らしく居て欲しいとオモウのは
そうじゃないと普通じゃなくなるからね
ワタシはらしくいていいのかと蜻蛉に聞くと
「知らない」といわれる
じゃあ何故私を追うのかとたずねると
「知らない」という
見たことも無い人に背中を蹴られた
聞いたこともない音が耳を齧る
知らない
知らないのに
夜はこんな夢をみるから
時々眠れなくなるのね
自由詩
邪な日常
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床
2005-01-17 03:34:21
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