すべてのおすすめ
右手にアイボリー色の傘
左手にスケッチブック
いつもの原っぱ
大きなくすのきの下に
しゃがみこむ
 
パレットにはお空の涙
透明な絵の具を
筆先に含ませ
描写する世界は無限色
 
 ....
地球がゆれる
人間をふりおとしたいんだって
たぶん
 
きみが火星にとんで
あたしが木星にとんで
 
フォルダみたいに
分かれていく
 
単体は寂しい
 
--
 今日はまだ ....
美味しいコーヒーの入れ方について
しょうみ一時間ほど語らったあと
今日から家族になった
さっき拾ってきた
ネコの名前を決めて
お散歩にでかけた
 
ふたつの笹舟
小川に並べて
沈まな ....
まるで
氷5個
一気に食べたみたい
体が震えだす感覚に
支配される
 
静かな雨音の
リズムで踊る
行き先のない足跡を
くっきり残して
薄暗い世界へと
ついて行く
 
進行を ....
 * 雨 ぷらす 享楽
 
かたつむりを追いかけたり
水たまりに入ってみたり
いつもと違う遊びができる
この日を待ちわびていた
泥だらけのズボンの裾を誇らしげに
明日の約束を交わした
 ....
あの時と変わらない
今日の空に
ラムネ瓶をかざしてみたら
緑色にぼやけた小さな粒を見つけた
 
 

 
 
暑くて眠れない夜に
夜中電話をした窓越しで
僕ら同じ星を見てるんだ ....
夢にでてきた姿を反芻する
少し疲れている?
でもとっても幸せそう
なんであたしは泣いているのかな
嬉しいのかな
時間と感情が反発をする
あたしの3倍のスピードで毎日は過ぎてくから
追いつ ....
年を重ねる度
少し背伸びをした
大人になったね
そんなふうに思われたかった
 
3年前にとまった身長と
手のひらサイズの心
変わらない自分に苛立ちと不安
 
変化という義務感に圧迫さ ....
むかし、
いやなことがあったりすると
よく近所の公園の砂場に来た
 
いつも靴をぬいで
はだしになって
そっと 冷たい粒にふれた
 
ひんやりとして
きもちよくて
なんだか心が落ち ....
単調な毎日に
少しのグラニュー糖をプラス
 
教室の窓側の席
右斜め前の彼を
好きだとする
 
なぜ彼かというと
切れ長の目が
綺麗だと思ったから
 
この恋には
充分すぎる理 ....
ぼくの作り話
きみは泣きながら
うん、うん、って頷くから
なんだか可愛くて
宝物のオルゴールをあげた
 
十年前に流行った
あの名曲が
今を迷いながら流れているのを
ぼくら ふたり
 ....
乾いた空気を
ぎゅうっとにぎる
繋いだ手の感覚は
何となく覚えているから大丈夫
今日も一緒にお散歩に行こう
 
表通りの十字路は避けて
少し遠回り
もうすっかり春だね
ってたわいもな ....
息を吸って
止めて
3秒
空を見て
太陽に勇気を貰って
小鳥さんにコンニチハをして
そっと
前を見て
渇いた眼球に
一度瞬きをして
口を引いて
目を細めて
全感情を注ぐ
 
 ....
ファッション雑誌
いくらめくってみたって
同じこと
 
高い保湿液使ってみたけど
夜更かしと
チョコレートの食べ過ぎで
台無し
 
努力はした
と、呟いてみた
が、何一つ変わる気 ....
心って
呼ばれてるものの大きさ
物差しで
図ってみたい
 
きっと、それは
頭の中にいるんだと思う
それなら
最高でも10センチくらい
 
頭蓋骨とか
神経とか
邪魔なもの取っ ....
ちくり
と痛む
その光景を
僕の二つの眼球は
とらえて
脳へと
送信した後
心という
厄介なものにまで
伝えてしまった
ものだから
また
ちくり
と痛んだ
そのとき
閉じ ....
 
地球上の酸素を
30秒だけ
消してみたい
 
きっと、みんな
エアコンを使わなくなる
 
 
地球上の愛を
1日だけ
消してみたい
 
きっと、みんな
空っぽになる
 ....
年に一度の大掃除
決まってこの時期
 
赤で統一された部屋を剥がす
全部隠そうとした
そんな愚かな考えだった
 
引き出しに閉まった後悔
取り出して
燃えないゴミ
 
ベッドの下 ....
桜の花より梅の花
梅の花よりチューリップ
 
四季は美しいと思う
が一年中春がいい
寒さも暑さも苦手だ
 
お茶は美味しい
だがコーラには
勝てない
 
朝、雀を見た
無性にカ ....
猫になりたい
と思った
近所の公園に行った
が、逃げられた
ので不採用
 
魚になりたい
と思った
海に潜った
が、溺れた
ので不採用
 
学歴はあった
求人雑誌ひろげれば
 ....
閉め切った部屋は
つんとした匂い
 
年に一度の大掃除
何故か三月のこの季節
 
お気に入りのぬいぐるみは
部屋の一番目立つところ
 
読み終わった雑誌は
一つにまとめる
 
 ....
しろ と ちゃいろ
 
たまご が ふたつ
 
ぼく は まよわず
 
しろ を えらんだ
 
とん とん とん
 
わったら からっぽ
 
そこに いのち は なかった
  ....
きみのなみだと
 
ぼくのなみだ
 
まぜたら
 
きっと
 
きょひはんのうを
 
おこして
 
いおうのにおいが
 
するだろう
 
ぼくは
 
きれいなきみを ....
たいよう は くも がすき
 
はれ どきどき くもり 
 
くも は たいよう がすき
 
くもり どきどき はれ
 
ふたつは りょうおもい
 
でも しらないの
 
とお ....
科学技術はここまで進歩した
ついに完成
「恋するロボット」
 
これは凄い
誰かを想って涙を流す
 
パッチリ二重に低身長
グラビアアイドル並の巨乳
優しいけれど意地っ張り
博士の ....
さてつじゃいやよ
 
ぜんぶ ぜんぶ
 
いっしょがいい
 
きみ と ぼく
 
たいきょくの
 
じしゃくになりたい
 
はなれたくない
 
はなれられない
 
とけ ....
 牛を食べる
 
 豚を食べる
 
 鶏を食べる
 
 猫は食べない
 
 猫は可愛いから
 
さよならの仕方を
手の振り方を
忘れてしまったの
 
わからない
わからないけど
 
きっと、この体温が
バイバイの代わりなのね
 
倍の力で抱きしめて
そしたら
2倍幸せにな ....
萩原重太郎さんの倉持 雛さんおすすめリスト(28)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨ふりアート- 倉持 雛自由詩1307-7-24
弧星- 倉持 雛自由詩8*07-7-15
ホリデイ- 倉持 雛自由詩2*07-7-13
泣いている- 倉持 雛自由詩6*07-7-11
梅雨- 倉持 雛自由詩1007-6-28
ラムネ瓶- 倉持 雛自由詩1507-6-17
- 倉持 雛未詩・独白507-6-9
18歳- 倉持 雛自由詩1507-6-5
原点(公園の片隅の、)- 倉持 雛自由詩1307-4-30
擬恋法- 倉持 雛自由詩507-4-17
幻想曲- 倉持 雛自由詩607-4-8
幽霊くん- 倉持 雛自由詩907-4-4
ありがとうの言い方- 倉持 雛自由詩707-4-1
可愛くなりたい。- 倉持 雛自由詩907-3-28
3.2センチ(あくまで予想)- 倉持 雛自由詩607-3-25
逆さ睫- 倉持 雛自由詩807-3-24
試し、に- 倉持 雛自由詩1007-3-23
片付け(一年後、今)- 倉持 雛自由詩407-3-22
外国向き- 倉持 雛自由詩307-3-20
就職活動- 倉持 雛自由詩1207-3-20
片付け- 倉持 雛自由詩7*07-3-19
つぅーえっぐず- 倉持 雛自由詩5*07-3-18
かがくはんのう- 倉持 雛自由詩5*07-3-18
てんきよほう- 倉持 雛自由詩407-3-17
恋するロボット- 倉持 雛自由詩707-3-16
じりょく- 倉持 雛自由詩707-3-12
贔屓- 倉持 雛自由詩307-3-12
ばいばい- 倉持 雛自由詩1007-3-9

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