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ひとりより ふたりのあさが あったのに ふたりのほうが こどくだなんて
秋晴れが 心の隅まで 照らし出す なにもない部屋 太陽のにおい
降り止まぬ 秋の長雨 涙との 果てないときは いつ尽 ....
梢にお月さまがとまってる
お月さまだって
たまには
休みたいのよ
約2年、私は欝で精神病院にいる。
3回の入退院。
ここでの暮らしは快適だった。
全室個室で
プライバシーはしっかり守られている。
誰にも惑わされない。
(自分以外は、ということなの ....
隣に誰かが住んでるのは
わかっているのだ
ときおりの咳(しわぶき)
まだ夜になりかけの時間に
聞こえるラジオの音
ゆるやかにまわる
洗濯機の水音
彼は
食事を終えると
すぐに ....
夜更け
流れ星がみたくて
窓をあけた
見上げれば
夜空は雲に覆われて
街は静かに
眠りについていた
雲は
晴れることなく
夜空を守り続け
あの雲の上では
きっと
....