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いつも僕は空回り

いくら努力しても空回り

何度試しても空回り

いくら自分を見つめ直しても空回り

何度挑み続けてもいつも空回り

七転び八起きとゆうが

それ ....
{引用=映写機の音がする}



彼は 人のいない小さな劇場の

 古く湿った 客席に座り


 白くぼぉっと光るスクリーンを見つめる




 {引用=ただ、かたかたと廻 ....
pale pinkの妖精が
空中で小さく輪を描いた
彼女は氷のように少しずつ溶けていく
僕は慌ててユニフォームを探す
あの日と同じ背番号で
大観衆の中、ピッチに立つ
崩壊は始まっている
 ....
 私は起き上がるとその光を見つめる
 澄んだ空気と張り詰め思いつめた心は
 虚空に浮かびあがるあの少し欠けた月のよう
 
 暗い夜道を照らし出し闇のモノの存在を
 影として知らしめる
 そ ....
言い訳するほどの勇気がない



この胸にあるのは分かるのだ
しかし それを掬い取ることが出来ない
この手はもう冷たく
震えることしかしないのだ

手段はない
術は ....
おちた おちた
とんだらおちた

彼等は飛べなかった
そして私も飛べなかった

飛べなかった彼等は
真っ黒な万有に全てを溶かし
還っていったのだろう

私もまた
真っ黒な万有に全 ....
{ルビ都会=まち}のなかで

電線に絡めとられた満月がわたしを見下ろす
おまえは自由なのだとでも言いたげに

「ほんとうのしがらみは見えないものなんだよ」
とつぶやいて

蛍光灯のした ....
鏡の中で嘲笑う者は
いつしか年を取っていた

絶世の美に酔いしれながら
いつしか年を取っていた

鏡の中で嘲笑う者は
いつまでも嘲笑っていた

なんて醜い顔かしら
排 ....
大好きなのに・・・会えない
大切なのに・・・抱きしめられない

それがすごく哀しくて かなしくて

今すぐ会って抱きしめたいのに
その願いは叶わない

愛してる・・・だけどその言葉じゃ ....
こんなに寒い夜だというのに
星空はどこか温かい
立ち止まって眺めれば
点と点は線になる

こんなに距離が遠いというのに
星空はどこか近い
目を凝らして眺めれば
どこかとどこかがつながっ ....
もしこの僕に翼があれば君の元へと飛んで行けるのに

もしこの僕に翼があれば君が悲しみにくれないようにそっと包んであげるのに

もしこの僕に翼があれば君が二度と泣かないように強く抱きしめてあ ....
走って

走って

逃げてほしい

辛いことを耐え続けるのが

本当の勇気じゃない

勇者に憧れるのは分かる

でもね本当の勇者は

逃げる勇気も併せ持ってるんだよ

 ....
与えるべき安心感を子に与えなかった親の罪

親の責任とは何かを教えずに育ててしまった親の親の罪

子供には何が必要なのかが明確にしない社会環境の罪

子への思いやりより自分の感情を優先させ ....
朝は恐ろしく
奴隷の太陽が
静寂な闇を
喰い尽くす

照らす必要も無いものまで
太陽はどこまでも追いかける

光が濃くなればなるほどに
薄暗い人々の心も濃くなっていく  ....
手を握ると仄かな貴方の暖かさが
心まで届いて私は目を瞑る
不器用な言葉をひとつひとつ噛み砕き
とうとう此処まで着てしまったけれど
目の前の道は二つだねと呟いて
足を止めたとき、貴方ももう気が ....
  箪笥のいない夜更けに
  わたしは廃屋に棲む四つ目と会う
  四つ目を思うとなんだかせつなくて
  夕暮れ時からたまらない気持ちになる 
  廃屋が見える路地まで来たら
  心臓が喉元ま ....
電柱と同じように
等間隔に植えられた木々の公園
朽ちた木材のベンチだけが
元来の自然を人々に示す

誰も座れなくなったベンチは
誰も迎えることができず
ただ一人で
日向ぼっこを楽しむ
 ....
陽だまりのベンチで
あなたの姿を見つけたよ
何気ない仕草のひとつひとつから
幸せのあり方を掬いだしては
これで良いのだと
ひとり頷くあなたの姿
大きな卵でも抱きかかえるように
胸の前で孤 ....
人に知られぬ山奥の
地下から湧き上がるその泉
やがては一筋の川となり
海へと流れてゆく

人が届かぬ大空の
空から湧き下りるその泉
やがては一筋の風となり
海へと流れてゆく

地下 ....
うたた寝をしていた 
週末の終電を降りると 
駐輪場に一台 
自転車は倒されていた 

それを黙って立て直し 
冷えたサドルに{ルビ跨=またが}って 
軋んだペダルを今日も漕ぐ

人 ....
目に見えない悪魔が僕を操る

虚言と見せかけの優しさで僕の心を翻弄し

前向きに生きてる自分を闇へと誘う

虚言の陰では偽善者と化し

傍観者の如く成り行きを見続ける

悪 ....
私なりの扁桃腺のアール
を、愛でて。

鈍痛にあなた接吻するネ。

何も感じてないことないから。

明けるまで四時間。
明けてから八時間、私は

髪を切るような手つきで触れる陰茎に ....
あなたはわたしのものではない
わたしはあなたのものではない
うそぶく唇にくわえる煙草はバージニアスリム
煙草を吸うやつは口唇期から抜けてないんだぞと
嘲笑ってはみたが
おれも喫煙者だから薮蛇 ....
 うまくいかない毎日に
 うんざりしながらも
 今日も煙を吐きながら
 最前線へ向う

 魂は血みどろになりながらも
 ただ、この地球に留まることに
 希望を探し
 自分のちっぽけさを ....
あの娘は世界を見つけた
そこには世界が広がっていた
周りをどれだけ見渡せど
世界だけが広がっていた

縮み上がるような冷気の中で
小さな小さなこの場所から
世界を知ってしまっ ....
  (それは罰でしょうか
   それともただの汚辱でしょうか・・・・・・)


   樹の幹につと掛けられた梯子に登ったのは
   愚かさでしょうか
   それとも下卑た好奇心でしょう ....
 「お前はヒーローじゃないんだよ。」


 会社の上司によく言われる。

 芋焼酎の甘美な力を借りて。
 人生について語るとしばしば指摘を受ける。

 積極的にヒーローになろうとしては ....
{引用=





聞きたい声を
花束のさやぎに求め
逢いたい影を
揺れる水面にさがしても


白磁の花瓶は
花を傾けながら落ちていく
闇の波紋が広がって
あの輝きに罅( ....
もしもわたしが秋ならば
都会のビルや街路樹ごしに
優しくあなたに
オレンジ色の陽だまりを届けよう


もしもわたしが空ならば
あなたが見る通勤電車の窓の向こうに
透んだ永遠の水色を用意 ....
はじめまして。


何度も何度も推敲し
やっとのことで投稿する

嗚呼この人。
どんな人なんだろう。

見知らぬ人に話しかけることなど
リアルライフでは到底出来ぬ私が

どこま ....
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