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わたしの枕元に
秋が沈む

繰り返される朝と夜の狭間で
少しずつ吸い込まれていく夢は
ふゆ色に染まり
朝、白い朝を始める

日々、零れ落ちる感情たちは
ばらばらに敷き詰められていて
 ....
口に出せばそれまでで
確かに確かに残った香り

罪悪感?何ソレ喰える?

人間っておかしなものだね
人間って弱くて脆いね
でもすごくきれいだよね

人がそれを汚いと後ろ指さしても
 ....
プラスで
廃品の
螺子を外して
新しい文明を浮かべている
叔父の頭の
螺子は外れて
いるけれど
ずんぐりとした小さな背中、
埋没させる金属に
持ち寄られた期待に添いたい、優しい、
 ....
彼はまだわたしと
常夏にいる
半年の後には
都会に戻るだろうと云っていた彼がだ
確かに
都会に帰っていた時期もあった
度々帰っているとも云える
けれども
四年経った今でも
彼はまだわ ....
私が差すと、陰るのよね

残念だわ、本当に


彼、私のエコヒイキよ

歌がね

歌だけよ


夢も希望も絶望も、みんな含めたものがね
終わるのよ

変わらない愛がね
 ....
咳がふたつ
階段を上ってきた
夜の真ん中で
ぽつり
行き場を失ったそれは
猫の眠りさえ奪わず
突き当たった扉の
その向こうで
遠慮がちに消えていく
八十年余りを働いた生命 ....
 行きなさい
 母親は決して言わないけれど
 そういって僕らを産み落としてきたんだ

 父と母の歩いた道はとても歩きやすく
 踏み固められていたのは
 同じように生きていて欲しいから
 ....
全部終わった後に

明日からまたいつものような日々が待ってると思えてしまうやつは

素敵だ。

全部終わって

なんとない寂しさとなんとない安堵と、ちょっと遅目の涙でよくわからないやつ ....

空が晴れていると
どこへ行ってもいいような気がして
ふらふらと遠出をしてしまいたくなる
そんな時はスーパーへ行って
掌にちょうどおさまるくらいの大きさの
果物をふたつ買って帰る
右と ....
キャベツにニキビができていた
このチャーハンおいしいね。

それはよくはれた日
いつだってぼくらは
そんな気分でもないから
ポテチをたべ
映画をみて
うすシオの
クチビルをなめ
つ ....
伸びすぎた前髪 ザクザクに切った
前がよく見えるようにと
君の顔がよく見えるようにと
目の前が明るくなるようにと
様々な願いを込めて

風が吹けば長い前髪は舞い上がって
視界はひらけるは ....
秋鮭って捨てるところ無いんだよね
骨や皮まで美味しくいただけるし

そんなこと話してみたら

「人生だって同じだよ」
あなたは秋鮭のルイベを美味しそうに頬張った

だと良いけどね
な ....
コンビニ
コンビニエンスストアー
ぼくの食べ物集積地


まず、コンビニの行き方としては、
自動ドアの前に立つことからはじめる。
自動ドアがよっぽど機嫌を損ねていない限り
素直に開いて ....
 
セーターが
箪笥の中で冷たくなって
死んでいたので
あたためてあげようと
思った僕のからだも死んでいた

箪笥には
僕以外にも
死んでしまった
家族のセーターがきれいに
冷た ....
「すきだよ」とか
「そばにいてよ」とか
「会えないときもお前のこと考えてるよ」とか

嘘つき

本当はあたしのことなんか
ちっともすきじゃないくせに

すきだけど
すきだけど
 ....
{引用=悲しみを知らない人などきっといません、


同じような顔で同じような服を着て、
量産型が街を歩いているよ、
ねぇ、
おかしいね、
おかしいね、
同じでなければ怖いんだ、
臆病 ....
 書くことが多すぎて彼女は手帳を黒く塗り潰してしまっている。目の前で起きていることを記さなければならないという気持ちに突き動かされて、あるがままをあるがままに写し取ろうとし過ぎている。対象に目を奪 ....  
思考でパッチワークをしても
なにも暗躍しない
鉛色の空は重く、冷たく
影法師を縫い付けては、体温を奪う
 
視力が落ちた日の朝
妹は聴力を失い
お母さんは足を失った
お父さんは肝 ....
どうしてだろうね
こんなに温かみを感じるのに
全然側にいてくれる気がしない

ためいきの数は増える

多分あの人が悪いんだ
あの人さえいなければ

星に願いをかけよう
そん ....
とてもしなやかに
折れ曲がる森があったので
そうではない多くの部分は昼と呼ぶことにしていた
迷い込めない、かくれられない、だからみんな怯えて
おびえるべきであって


きみが ....
天辺に刺さった
月の行方をさがした夜は
居なく


リサイクルされたような
朝が
鳥と一緒におきだして


明日が今日になる日が

まるで

紙芝居の中のように
 ....
死んでしまえば
と頭によぎる
悲しみも苦しみも
喜びも傷みも
感じることなく過ごせるのに と

暑い夜の熱気が
頭の中に入り込んで
心は何も感じることなく
ベールの中に小さく収まって ....
さびしいなら
なでてあげましょう

つらいなら
だきしめましょう

ふきげんなら
そっとしてといて

きげんがよくなるのを
まちましょう

きみの「しっぽ」は、いちにちじゅう
 ....
 
 
*AM4:00
 
朝が早い
 
 
青い鳥は見付からなかった
いつもそうだった
 
 
 
*AM3:00
 
戸締まりの仕方が分からない
声だけが湖になる
 ....
私は海を見ていた
海は生命の母という
私はその美しさに目が眩み

気がつけば
海の中にどんどん入っていった
一面の海に私が満たされていく

海は母
私は胎児
羊水の中、手足を動かし ....
くすんだ赤い鞄を背負って
空色の自転車に笑顔でまたがる

じゃあ、また明日ね

当面やるべきことは
化粧をしたライオンに
命を吹き込むということ
照明が降り注ぐ舞台上で
コンタクトを ....
{引用=
    霜の匂いを纏って
    母さんのおさがりのコートを着て
    毛玉だらけの手袋で
    髪にはすこし粉雪をつけて
    息はぼんやり白くて
    頬 ....
奨学金の返還誓約書を提出しなきゃいけないとかで
今日、はじめて三号館という建物の七階までのぼって
はじめてそんな高い場所からこのキャンパスを見おろした

僕は、
四年もこの学校に通って
そ ....
うんざりした顔も素敵だね。

切れた顔も素敵だね。

泣いた顔も素敵だね。

とでも思わなきゃ一緒にやっていけないよ。

羨ましい、人の悪口で笑えるんだね。

僕も合わせて、悪口言 ....
僕が苦しんでいる横で幸せだった人が
不景気で奈落の底に転落していくこと

僕が楽しんでいる横で苦しんでいた人が
不景気にもっと声もなくすぐにおちていくこと

僕はジプシーだ
日がなくだら ....
わらさんの自由詩おすすめリスト(2312)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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