すべてのおすすめ
僕の賞味期限はいつまでだろう?
本当は知らない間に過ぎてしまっていて
もう味も鮮度もすっかり落ちてしまって

いやいやまだまだ青二才で青臭く
まだまだ未熟で食べられなくて
誰からも本当は相 ....
机に置かれた一枚の写真

若い母が嬉しそうに
「 たかいたかい 」と
幼い彼を抱き上げている

年老いた母は安らかな寝顔のままに 
「 たかいところ 」へ昇ったので
彼はひとりぼっちに ....
冬の中に
君の白い息が眩しくて
なぜか視線をそらしてしまう
ぼくがいる

冬の中に
君の凍える姿が悲しくて
なぜか空を見上げてしまう
ぼくがいる

冬の中に
ぼくの凍える姿に手を ....
{引用=
クラヴィ・ヴィエイヤールは小さかった

どのくらい小さいかというと あなたのまぁ 半分くらいで


俗に 小人と呼ばれる 種類の人間だったのかもしれなかった

けれど

 ....
大抵ひとりが好きな性なんですが
背にハラは代えられん
愛を餌にして飼うプッシーキャット

犯罪とかしてみたい
羨望の眼差し七三リーマン
大好物はアジアンスパイス
そう頑是無きチキンカレー ....
ありがとう この響きに 精霊が宿る

大丈夫? この響きに 精霊が宿る

ごめんね この響きに 精霊が宿る



可愛いね この言葉に 愛が伝わる

綺麗だね この言葉に  ....
窓をひとつひとつ
捨てた
魚のうろこを剥ぐ時のような
つうっとした痛みも無く
部屋はほのかな幸せとともに
凪いだまま夕闇へと
進行していた
それから壁に
偽物の窓を描き
美し ....
あなたはいつも優しい眼で見ているのに
今日は何だかギラギラしているわ
帰って頂戴


鼓膜を突き破り脳味噌に突き立てられた言葉と
眼球を破り矢張り脳味噌に突き立てられたお前の後姿
湿気 ....
女にふられたので、
向かいのビルへ行って死のうと思った。
なんどか、もう忘れた!とか、
俺は立ち直った!とか、
あんな女なんて!とか、
吹っ切ってみせたけれど、
だめだった。
きのうあの ....
朝目覚めの時も
一日の休息の真昼も
ゆったりとした空気に染まる
夕暮れも

私は貴女とキスをする

夜は気まぐれ坊やが
時折仲間に加わりながら
いつもの三人と乱交パーテ ....
なんか苦しくて なんか辛くて
理由は分からないけど 今にも泣きそう

だけどひとりで泣く勇気なんてないから
誰かの側で泣かせてほしくて
妙にタイミングをうかがっている

そうやってあ ....
煙草の煙柔らかい朝
煙草拾ってうれしい
煙草高くなった腹の立つ
スーパー安売りでうれしい
スーパー閉まってて帰る
炊飯器にこびりついた米かたい


佐々木君得がたき友だ
佐々木 ....
        1

寒さが沸騰する河岸に、沿って、あなたの病棟は佇む。
粉々に砕けた硝子で、鏤めている実像が、
剃刀のような冷たい乳房のうえに置かれる、
吊るされた楽園。
顔のない太陽は ....
僕はまるで夜光虫、夜になったら動き出す

決して飛べなくなった夜光虫

羽は折れ、地面を這いずる夜光虫

傷ついた羽を休めたくても

休める場所さえない夜光虫

アルコ ....
私たちはふだん

地球の反対に住んでいるので


会うには 大陸や 時間や お金や

たくさんのものを越えなくてはなりません


仕方ないので


手っ取り早く待ち合わせ
 ....
石と罵声が飛び交うなか
彼女はそっとギロチン台へと足をかける
嵐のような時代を駆け抜け
今は不思議と心は静かだ

ふと
あるメロディが聞こえた気がした

幼い頃の
小さなモーツァルト ....
朝と歌う鳥達と目覚めを奏で
沈んだまま浮いてこれない ガラス細工を
丁寧に 丁寧に 探す
そこが 原点であり真実であるから

朝を歌う鳥達は高い空へと舞い上がり
弧を描きながらもまっすぐに ....
ねえ…
ここはどうしてこんなに暗いの?
もう、戻れないの?
なんで、私は独りなの?
けしてよ、私なんて。
なんで、生きてなきゃいけないの?
いやだよ、一人なんて、
世界なんてもう見えない ....
いつの頃からか
人は言葉を読むことから
言葉を見るようになった

歩きながら
食べながら
話しながら

読む言葉から
見る言葉へと変わっていった

布団の中でも
地下の中でも
 ....
いつも一緒にいるふたり
趣味や考え方はすごく似ているのだけれど
人に対する価値観が全然似ていない

ひとりは考えすぎ
 あの子はこう思ったかな
 ああ言ったのはまずかったかな
 きっとこ ....
中目黒。
都会なんか大嫌いで
ましてや渋谷から二駅のこんな駅で
あんたと暮らすこと夢みてたなんて
ほんと論外。

この5年でこんなに苦くなった。
『思い出は美化される』
あの法則はどこ ....
「夢を捨てるな」とある人はいう

「勝ち続けろ」とある人はいう

「休んでもいい」とある人はいう

捨てました負けました
休める場所なんて何処にも無いじゃないですか

そりゃ死ぬわ
用意するのは窓際カーテン
そこにくるっと包まれば
外部接続シャットダウン

ここに居れば周りを気にせず
思う存分独りになれます

冬はとても心地よいので
寒さを紛らす事ができます

 ....
すっかり冷え切った指先を
笑いながら、いとおしそうに暖めてくれたのは
隣に眠る、あなたとは別の男でした

ふたりの間にあるばかみたいに多い記念日を
さりげなく、大切にしてくれたのも
私の夫 ....
もしもあなたが
おちこんで
泣きたい日があるのなら
わたしに愚痴を言っても
いいんだよ?

もしもあなたが
なにかに耐えられなくなったら
わたしをたよってくれればいい。

 ....
帰り道を黙々と歩いていると
吸わないはずのタバコの煙が恋しくなって
足をはやめる

あんなに嫌いだったのに
あなたに残った残り香は
どうしてかこんなにも心地いい

誰かに吐きだして ....
 目の前きらきら
 星はちかちか
 手に持つこれは
 魔法の雫
 一杯飲めば不安をわすれ
 2杯飲めば笑顔に笑顔
 3杯飲んだら理性が消える

 私自身が揺らいだら
 魔法の雫に頼る ....
存在理由  存在理由

唱えれば唱える程
不思議な言葉


「君が僕のすべてだったら」
そうさりげなく独占欲を呟くあのひとも


「音がないと生きていけない」
とあわててヘッドフ ....
所謂、出会い系の掲示板で知り合った
あなたは、豆とプリンが好きですとだけ書いてあり
僕は何気なしにメールを書いた
所謂、メル友の全盛時代だったのだろう
メグライアンとトムハンクスの映 ....
夜いろいろ考えて
なんかむしゃくしゃして
考えても仕様のないことなのかな
なんかふらふらして
でも考えて
疲れて
寝ようとした時
窓の外に何か居る気配がしたの
そんで窓を開けてみたら
 ....
わらさんの自由詩おすすめリスト(2312)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サヨナラばいばいまた来て再来- プル式自由詩7*06-11-26
母のお守り_〜ある母子〜_- 服部 剛自由詩20*06-11-26
冬の中に- ぽえむ君自由詩16*06-11-26
クラヴィ_ヴィエイヤール- もも う ...自由詩59*06-11-26
でかい女が必要だ- 知風自由詩606-11-26
言霊- DirectConnec ...自由詩8*06-11-25
戦火- たもつ自由詩1706-11-25
いつかギラギラしなくなる日- 虹村 凌自由詩1*06-11-25
向かいのビルへ行って死のう- しゃしゃ ...自由詩1506-11-25
なかよしこよし- なかがわ ...自由詩3*06-11-25
隣のあの子- 蒼依自由詩4*06-11-24
風が強い_- 肉食のす ...自由詩7*06-11-24
永遠のむこうにある空__デッサン- 前田ふむ ...自由詩25*06-11-24
夜光虫- DirectConnec ...自由詩8*06-11-24
キャベツ畑ランデヴー- もも う ...自由詩28*06-11-24
マリー_アントワネット- ごまたれ自由詩15*06-11-24
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for_sook- 桜木 ハ ...自由詩606-11-23
いつの頃からか- ぽえむ君自由詩11*06-11-23
ふたりと_さんにんめ- アキラ自由詩1*06-11-23
中目黒の馬鹿女- ごまたれ自由詩21*06-11-23
格言は聞き飽きた- さえ自由詩6*06-11-23
学校内でひきこもる- さえ自由詩2*06-11-23
プラチナ- 万里自由詩206-11-22
信じてる- 黒花自由詩5*06-11-22
peche- 蒼依自由詩206-11-22
お酒- 茉莉香自由詩3*06-11-21
存在理由- ごまたれ自由詩3*06-11-21
あなたを愛す。- 侍フィク ...自由詩15*06-11-21
不条理- 肉食のす ...自由詩206-11-21

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