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或る秋晴の杜にて
私は
訳無く零れ落つる滴を止め能はず
時同じうして「何故死は在るのか」
天を仰ぎ雲一つ無きを知る
其は其で好い。

死せる感覚に 五感を研ぎ澄ませ
森の音を  ....
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大丈夫?
そう言って母はいつも
額に手をやった
そう言えば額の熱は
手で繋がっている


39度の熱を出した
娘の額は汗ばんで
手を ....
伝えたかったよ


雨の降ったあとのしとしとした空気が好きなこと

くるくる回る空がどこまでも続いてゆくこと



終わらなければ伝えられた?

今でもいつまでも青い ....
燃えるごみを
ごみ捨て場へ持って行こうと
外へ出たら雨であった

透明のビニール傘を差して
そのままぼんやり空を見上げる
水滴の降ってくるさまが見えるのが
大変おもしろい

周囲でく ....
朝食は最近抜いてばかりです
睡眠の方を優先させたいんです
鏡も見ないで髪をセットします
時間はあるのに駅まで走ってしまいます

満員電車の窓に映る姿が
自分じゃないような気がしま ....
 
パパの笑い声で安心
ママの笑顔で満たされる
抱き締められて、
気分次第でキスまでしちゃって

はい、
目の前で崩壊

頭痛と吐き気
夜は涙が邪魔をして眠れない。

保健室で ....
立ち止まっています

雲を眺めるくらいしか

能がなくて

あぁ ぁ  ぁ
        も   ぅ
    
何処へ行けというのでしょう

あなたは



 ....
12階のベランダから地上を見る
得体の知れないものが
あたしたちの体の中にある
欲望
空気の中にみえない
何かが飛び交っている

悪意
諦め
執着
春を
夏を
秋を
冬を
 ....
ふわふわ、空も飛べちゃいそう。
視界が水であふれちゃったわ。
触れば全部弾けちゃう。
泣き腫らした目でこっちを見ないで。
あたしが悪いみたいじゃない。
誰も咎めたりしないからもっと優しい顔を ....
まっすぐ投げてくる君の言葉では
あまりにも強すぎて受け取れないんだ
気持ちを言葉にすればするほど
一つずつ嘘つきに消えていくから

なぜ、なに、どうして

言葉が花に出来るなら
君の口 ....
寂れたボウリング場。
真っ昼間、他に誰も客はいなかった。
くたびれたおじいちゃんが店番をしていたよ。
ボウリングはよくわからんから、ストライクかガーターの2択でした。
余裕の負け越し。
君は ....
沿線に建つ安普請のアパート
かたかた揺れて
かき消されたラジオからの古い曲に
毛布にくるまりながらそっとツッコミをいれた

いいえ、わたしは東京に住んでいました

やっぱりまぶしい時期
 ....
聞こえてくる
悲鳴のような心の叫びが
響きわたる
耳をつんざく 誰かの嘆きが
遥か彼方 天空の果てから
泣き喚く涙が降ってくる
この世のすべての悲しみと痛みがここに集結して
誰にも聞こえ ....
泣いていいのよ
とお歌が言うから
泣きました

母はお止しとお尻を
パチン
とぶちました
泣きたかったけど
母の手が痛かったので
私は
自分の部屋へ駆け込む間もなく
口元を
 ....
 
知らないなんて言わないで
ちゃんと あたしを見ていてね
一人になんてしないで
壊しちゃいそうだから。


あなたは いつだって
煙草の煙越しに微笑う
あたしは いつだって
霞ん ....
その
灰色の鏡面に
私たちは並ぶ
等間隔で

母の名前
兄の名前
私の名前

まるで
同じ大きさで
私たちは西を向く

九十度
異なる角度に
あなたの
名前がある

 ....
―幾年も思い浮かべる蓮の根を身篭りたいの貴方のだから


「ランティルディ」を纏う真夜中
ひねた顔した満月
薄汚れた監視カメラに写るほのかな人影
部屋の中でキー置く音が響く
 ....
答えた年齢に「若いね」って言ってもらえるのも多分今年が最後だろう。
入社したら今度は「平成生まれか」と驚かれるといい。



日記帳を小さくしてみた。1ページで5日がまとまる。
学校行っ ....
わたしはまだ熟していませんと
果実が云っているのに

かまわないよと
あなたは嬉しそうだ
故郷の味なのだろう

枇杷は好きじゃない
けれどそれは枇杷も
知っているようだ

わたし ....
大人ってこういうもんだ

最近、ようやく下書きが出来て来た

そろによりゃ

大人はやっぱりずるいのよ

ずるくなれるくらい考えてる

今から経験してく僕らには

ずるくしか見 ....
{画像=080701003655.jpg}
今日はまた曇天の気持ちが
重たくぼくを暗くする
通りを走り過ぎる自転車の少女も
手を繋いで歩いている老夫婦も
みんな静かな見えない時を歩いている
 ....
            080630




真っ暗な中で
三時間毎に目が醒めて
ぼんやりとする
生き返ったのか
それともまだ眠ったままなのか
活動すべき時は今なのか
それともも ....
夕暮れ
赤い窓の外
見つめているわ
ほんとは待っているの
好きなの
とても

置いて来たのはわたしだわ
わかっているけど
ほんとは

もう忘れたかな
色が消えて行くね
日は沈 ....
(1)

あなたにはじめて出逢ったのは
この廃屋が未だ駅舎として機能していた頃のこと
夏草の浸食に怯える赤錆びた鉄路と
剥がれかけた青森ねぶた祭りのポスターが一枚

この駅を訪れるひとと ....
  君について何を知っているだろう?
  そう思ってぞっとするときがある



  僕について何を知っているだろう?
  生きているだけでは物足りないこともある



   ....
地上が息苦しくなってきたので
えら呼吸に切り替えて川に潜る
存分に泳ぎ回る
懐かしい開放感に浸っていると
おなかが空いてくる
視界に入ってきた獲物に喰らいつく
と同時に上へ上へと引き上げら ....
蓮の葉ベットの上 雨水が風に合わせコロコロ遊んでる

水玉が転がる やわらかさで 落ちる闇の雫 揺れる花

心情も背景もモノクロで 
理屈ばかり浮かんでる

疲労の蓄積に心も肩も背中も凝 ....
あなたの
気持ちが
わからない
私はいつも
恋をするのに
真剣なのに

あなたの
気持ちが
わからない
いつも
カラカラ
空回りなの

また
今回も
愛していると
言 ....
そして雨に濡れた
木は影さす

雨の木の影は遠景の都市を覆い尽くし
雫の滴りが大地に潤いを与えていた

雨雲の空
そそり立つ木々には滋潤
幹には伝う雨

影が色濃く大地に降りる
 ....
砂嵐の音で目が覚めた
いつの間にか眠っていたらしい
冷蔵庫の扉を開けて
牛乳を一気に飲み干した

浅い眠りの中で僕は
大切な夢を見ていた気がする
それが何か思い出せないまま  ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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