すべてのおすすめ
あいさつと
自己紹介と
出身地なんかの
興味を忘れて

羽の生えた女の実在を聞いていると
「怖いの」と ひと言漏らして

後は互いに
陽気に楽しく なんだかとても
朗らかに ....
メモを取ることや
テープにとることや
ビデオにとることでは
とうてい足りないので
もう一度
同じことを
違う太陽の下で
言ってもらうことは
不可能だと気づいた時に
 ....
いつも気ままに飛び出してしまって
思い出した頃は
誰かが困った顔で探している
それを勘違いではないと
知ってしまっても

気ままさに抗うことなく
衝動にはいつでも素直に生きようと決めてい ....
苦しいことを
思い出した
あのころよりは
痛まなかった

忘れてもいい
そう許せば
自分の世界
守れるだろう

待ちきれない明日に焦っても
腑に落ちない理屈を並べても

スロ ....
草の上に寝転んで
そのまま流されてゆく
ゆっくり
雲の速度で
いつもと違う道を通った朝
雨にぬれるゴミ置き場
あこがれの大きなゲーム達が
まるで泣いているかのようで
立ち止まって
ドキドキした

帰りに傘はいらなくて
涙は乾いてたけど
笑っては ....
少しだけ許してください
もしも貴方が嫌だと思う人がいるなら
その人は本当は悪い人ではないのかも知れません
その人は本当は優しい人なのかも知れません
もしかするとその人は
貴方の為に伝えようと ....
 落葉の中を走る鳥は
 悲しい鳥だ
 飛べないかはりに
 足は太く節くれ立つて
 駝鳥の足のやうだ

 このしつかりした足で
 枯葉を大仰に鳴らして
 進むのだから
 化け物が暴れ回 ....
僕が飲んでるジュースを、パパが、ちょうだいといってきた。
1つ、2つ、と心の中で数えた。
まだ、僕にジュースを返してくれない。
僕は、パパが飲んでるジュース缶を何もいわずつかまえた。
パパは、 ....
君の匂いのする部屋に
20歳になったら出かけよう
ぼろぼろの歯で笑う
君の口が好きなんだ
溜息のように呟いて
彼方の山火事を見た
灰と化した花びらが ふわり手のひらに沈みこむ
時の流砂でくたびれるより 儚く拙い言葉たちよ
いっそこの身体ごと 潔く風にほどかれてしまえ

感動の華華を咲かせてくれた 芸術の息吹。
ひとりで ....
さあ 風よ どうぞ 吹いて来て下さいな
あの懐かしき日の夕べの面差しのまま
少し寂れた けれども優しい雰囲気と
そして たおやかでしとやかな その仕草で
わたしの両肩に止まって見て下さいな
 ....
布の風が樹々を伝い
夜の空を見つめている
蜘蛛のかたちをした声が
枝をめぐり すれちがい
会話ではない会話を残し
夜の空を昇りゆく


雲に映る歪んだ輪から
光と言葉の鳥 ....
ちゃんと季節は夏至まで巡ってきたと言うのに
太陽の奴いったい何処に居るんだか
朝寝坊を誤摩化しているのか
おつきさんと夫婦喧嘩でもして
目の周りの痣を見られたくないからか
この頃ちっとも姿を ....
今日の献立が決まらない
はて、どうしようか

手の込んだものは好きじゃない
けして面倒というわけではなく
パパッ
ズバッ
シャキーン
って作ったほうが美味だ
な気がする

買い物 ....
雨の降る日は
ゆっくり
うたたねするのが
いいね

そうだね
うたたねだね

あのね

うん・・・?

さっきね
あーちゃんが来たよ

ほう

来たよ
お花持って
 ....
○△月□×日 くもり
きょうぼくはうちゅうをたびしました
というか、うちゅうをつくりました!
ぼくはかみさまかもしれないです


(冬の寒い日に僕は宇宙を作った
そして旅をした

ハ ....
紺碧の輝きの海に
許されぬ恋が眠っている
静かにそっと おののきながら
それは波間に漂う白い貝
だけど 今日は
海へ漕ぎ出した
その想いを摘みとるために

 真珠とり
 真珠とり
 ....
男を好きになる度に
彼女の体から火薬の匂いがするの


情熱はジリジリと 
へその下から入り込んできて
体中を燃やして行くのよ
 だから いつも
骨の焼ける匂いのする
彼女の手を ....
家の近所に教会があった

私はクリスチャンでは無かったけれど
教会の牧師先生が面白い人で
何故かよく入り浸っていた


教会といっても
見た目は古い日本家屋で
家の一部を改築してでき ....
駅前の商店街で産まれ育った
近くには八幡神社があって
お祭りの時には店の前の広い道路は
歩行者天国になった
ふだん車の往来が激しい道路を歩くと
何だかくすぐったい気持ちになって
誰 ....
身だしなみを整えてから来なさい
顔だけは洗いすぎないように
戸締まりはきちんとしなさい
番犬も時には熟睡させてあげて
羊から魚までの間に人を見つけなさい
その人は明らかにネコ科の者に ....
今この瞬間
僕らは忘れてはならない
僕らは記憶し続けなければならない
僕らがキーを叩いているこの指で
銃の引き金を引いている子供がいる
僕らが、アイ、を歌っているこの喉で
ヒトを殺せと叫ん ....
曇天をかぶって
つらつら歩く
濡れたアスファルトの
匂いに包まれて

暗澹たる世界の
ぐらぐらたぎる地
触れたあしさきの
熱く勢いのある

汗ばむ肌に
風のかがやき
麦秋の黄金 ....
俺コンビニ入り口付近にある紫色の蛍光灯にバチッとやられた羽蟻
命って一瞬なんだな
煙草吸ってるおっさんその瞬間を見てたけど
おっさんボーっと宙を見つめるばっかりで何のリアクションも無かったな
 ....
夜は綻び
朝が死角からやって来る


陽射しが強くなれば
それだけ濃い影は出来て
ありふれた若さのなかに取り残したわたしと
残り時間を失ってゆくわたしが
背中合わせする毎日に
日 ....
女の脂肪は仮構だと友人はらくらくと言い放った
剥ぎ取って
愛して
悔やんでも悔やみきれない自由を
彼は
らくらくとどうしようもなく言い放った

夏の夜はすかっりと光を抱き取り
もう誰に ....
温室の入口にある日章旗の
赤い円を凝視する。
凝視する。
ツと目を逸らすと、
隠された神の緑があらわれる。

それで緑のためには赤が必要なのだと知った。

穴を掘るのは重労働だが
い ....
下る音階
広がる和音
底のほうへ
そして天上へ
突き抜ける
拡散していく
瞳の意識
夕映えの宇宙
通り抜けていく
わたしの体
いきたい
いきたい
いきたい
そこへ
宇宙へ
 ....
はじめに
音が濡れます


アスファルトで
ち、ち、ち、散る、無色透明の
ピエロ、混じる雨の所為で
ル、ル、ル、なんて息してしまう
感化されやすいわたしたちの情緒
そ ....
水在らあらあさんの自由詩おすすめリスト(3047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
妖精- ヨルノテ ...自由詩306-6-26
再生- むらさき自由詩3*06-6-26
自由なさようならをぶらさげて- 藤原有絵自由詩6*06-6-26
スローライフ- ANN自由詩206-6-25
旅行- 石瀬琳々自由詩9*06-6-25
- 自由詩4*06-6-24
茶柱がたったら- プル式自由詩5*06-6-24
飛べない鳥- 杉菜 晃自由詩6*06-6-24
まち- 加藤 コ ...自由詩106-6-23
火事- シャーロ ...自由詩306-6-23
つながりゆくもの- 水無瀬  ...自由詩4*06-6-23
良き思い出に告ぐ- きりえし ...自由詩13*06-6-23
ひびき_ひびき- 木立 悟自由詩1206-6-23
*鳴く電灯*- かおる自由詩8*06-6-23
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コスモエッグ- しでん自由詩3*06-6-23
真珠とり- 石瀬琳々自由詩15*06-6-23
戯れ- 千月 話 ...自由詩22*06-6-22
アジサイの羽- 蒸発王自由詩4*06-6-22
赤い自転車- たもつ自由詩1306-6-22
NOT_TITLED- MOON自由詩206-6-22
ヒトとヒトと、鉄の雨- でこ自由詩606-6-22
六月- シホ自由詩206-6-22
バチッとやられた羽蟻- 狩心自由詩8*06-6-21
きみの名を呼ぶ- 銀猫自由詩18*06-6-21
乳房〜その1- 黒田康之自由詩306-6-21
緑のために- 佐々宝砂自由詩2*06-6-21
いきたい- チアーヌ自由詩606-6-21
雨の檻、指の檻- A道化自由詩306-6-21

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