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※いちにちめ

朝起きたら
靴から花が咲いていた
綺麗な花ではなかったが
あんまり堂々と咲いていたので
迷った揚句に仕方なく
会社へは裸足で行くことにした

※ふつかめ

朝起き ....
こえ、


ぼくを剥いてゆく
この
あかぐろい
にんげん、を
剥いてゆく
こえ、



きみの
こえ、


ふたしかな
やさしさ


ぼくの ....
大都会にひとりのバレリーナ

彼女はバレリーナとしての誇りをもち

くるくる回りながら生活をしている

だがそういった生活はやはり不便なので

明日からは回るのを止めようと考えている
 ....
My spirit's been up to the heavens
Taking my soul on a ride
Up to the ends of the rainbow
and ....
ぼくらの夢が一つ消えていった
ずっと空き地だった場所に
高層マンションが建つらしい
みんなでゲームをしたり
自転車で走り回ったり
喧嘩になったりもしたけれど
いつも気軽にみんなが集まって
 ....
君を思う

とき

上と
下に

僕は
引かれて

風も冷たく高く高く上り
落下を予感する
ケラの様に深く僕を隠し
浮揚のしかたを知る

地平からすれば同じこと
君から ....
東京の地下鉄に乗っている

端の席について鞄を下ろす

平日の昼間は人が少なく、ゆったり座れる

斜め向かいに杖をついて立っている老人と目が合った

グレーの少ない髪は電車の速度に ....
ときどき
本当にときどき私は身体と心が千切れて離れてゆく感覚に
襲われてしまうのです

身体の芯から崩れてゆくような気がして
私の身体は
私の手足は
力なく横たわってしまうのです

 ....
ぴりり、ぴゅり、ぴゅちち
暖かな日差しに唄う小鳥は自由です
さも楽しげに木の芽を眺めたり
軽やかに枝を跳び移ったり
それからきっと恋をしたり
今日はどんな餌を食べようなどと
考えたりもする ....
「たいへんよくできました」
というスタンプがどうしても
自分のノートに押されたかった
先生にノートを渡しても
いつも「がんばろう」とか
「あとひといき」ばかりだった
同じクマのスタンプなの ....
また 春が きた って だれかが いう

とめどなく 梅は ほころび

いぬふぐりは 淡く むらさきの 列を 走る

つぶらかな 音で ころ ころ と

ひとなりの {ルビ絃=いと ....
好きなんだなんて言ったとしても
きっと君には伝わらないんだ
にこにこしながら繋いでくれる
この手を君に放されるのは
できれば勘弁願いたい
だから言わない 言わないよ

「うずらの卵が ....
花茶を飲んでいる
うかぶ桜色の花弁
咲けるようにして
1枚くらいは口に入って
いつまでもきみを
いつまでもこのままで
いつか
今を失うときが来る
そのことは知っている
いつもそのこと ....

が死んでいる
その足の裏を見ている
べつにわけはない
そこにすわっていただけで
ぼんやり見ていただけで
わけはない
乾燥した足の裏は灰 ....
噴水、しぶきあげ
過ぎ去った細切れのシーン、空を舞う

凝視した眼に、強風が埃はこび
一瞬にして光、蝕んでいく

ゴシ、と手で拭い取れば、
そこには、なにも変わりない、日輪

足元に ....
引き攣るように 音
余韻 華やかに消えて
残った間隙 嘘のように
冬の形 凍える頬伝う
色は瑠璃の
歳経た
強靭な
行進

奏でる
繊細な
童心

踊りだす
群集の中に
帽子を取って

佇む
あなた
独り

目を閉じて
パレードの
ざわめきを
聞いている

 ....
 朝露に濡れた葉のギザギザ。地表を這うように草木を透かして訪れた地獄の陽を浴び、緑に燦然とかがやく【ヤマソテツ】と呼ばれる羊歯を踏みながら言葉なき森の奥深く、「幸」住むと人のいふ原始の密林を駆け巡る雛 .... いつもと変わらない椅子席で眺める
連なる街路樹
葉の不規則な動線
石畳の歩道
日の当たりは白く

珈琲の香りで縁どられた窓枠の中に
挑むような口
軽やかな髪で
無造作に過ぎる横顔
 ....
道は眠っていた
空になった夢を見ていた
春の暖かさに包まれて
とても気持ちがよかった
こうして一日中のんびりと過ごすのは
久しぶりだった
時が止まって
このままでずっといられたらと思った ....
硝枝はけぶる
柔らかな朝

ああ
いい匂いだ

熟睡した樹皮は
哀しみを煎て
苦味すら香ばしい風
そんな
朝もやの窓を包み
夜明けの香りを注ぐ
大気のフラスコ

朝焼けは沁 ....
 あたしは射精が好き。
射精は、どこか現実味を帯びていなく、
傍観できる、
あの白い液体は、
現実と妄想の産物。

人間として、感覚的に現実味が帯びる時は、
ティッシュの山、味だったりす ....
                 2007/03/14
ぎょうかんが〜
羊羹のような声を出すなよと
文句を言ったら
行間がと
改まった顔をして
三つ指突いて
男のくせに
やけに色っぼい ....
今日、世界が終わるとしても
教えないでいてください
怖いからではありません
やっぱりわたしは
明日の約束をしたい、あなたと

    交わされることのない言葉
    くちぐせのような夢 ....
絵本の側で
子供が頭をあわせ
内緒話をしている
二人だけの秘密は
二人だけの秘密のまま
やがていつか忘れられてしまう
僕らは今日必要なことを
ひとつひとつ整理していく
特別なことはない ....
おとといの
夕暮れかけた空
君は
夏の底に
沈殿していったきり
西の夕焼けが
音をたてて色あせていく
手のひらの温度を確かめたくて
軽く握ってみても
汗ばんだ夏の終わり
いつだって ....
 エスカレータで夢を見る

ふわふわの風船、逃げられて
いまにも泣きだしそうなおんなの子
ジャンプして捕まえた糸に端の輪をつくり
ひとさし指を通してごらん
これで赤色どこへも行かなくて
 ....
晴れた日の夕暮れ
その詩人は必ず川原に現れた
夕陽を眺めては
気持ちを溶かし込みながら
一つの詩を生んでいった
ある時は静かに悲しく
ある時は力強い魂を
言葉を使いながら描いていった
 ....
営業はしているけれど
従業員のいない旅館の大広間で
卵かけご飯を食べていた
お箸と茶わんがかちゃかちゃ鳴っていた

とおい処にちかみちがあって
ちかみちはみちなりを少し折り曲げている
み ....
ブリキのおもちゃのような観覧車には
昭和の絵本の動物たち。
ぼくたちは運よくパンダの箱に乗ることができた。

小学生の頃亡くなったきみのお母さんが下にいて
きみの左手はぼくの手を握り
ぼく ....
水在らあらあさんの自由詩おすすめリスト(3047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝起きたら- 吉田ぐん ...自由詩2207-3-15
こえ- はらだま ...自由詩20*07-3-15
バレリーナ- 闇夜に尻 ...自由詩207-3-15
ゴッホ- 生田 稔自由詩407-3-15
高層マンション- ぽえむ君自由詩13*07-3-15
colors- 水町綜助自由詩18*07-3-15
白髪と男- 猫のひた ...自由詩307-3-15
くだらない- 杉山 さ ...自由詩707-3-15
ため息と縁側の季節- プル式自由詩3*07-3-14
たいへんよくできました- ぽえむ君自由詩36*07-3-14
すぷりんぐすてっぷ・じゃんぷ- モーヌ。自由詩15*07-3-14
僕らの関係- はるこ自由詩5*07-3-14
花茶を飲んでいる- 七味とう ...自由詩15*07-3-14
足の裏- 水町綜助自由詩6*07-3-14
日蝕- 紀茉莉自由詩3*07-3-14
頬を打つ- 及川三貴自由詩7*07-3-14
強くあるひと- 及川三貴自由詩4*07-3-14
郭公の見る夢_★- atsuchan69自由詩6*07-3-14
あの人は- ポッケ自由詩7*07-3-14
夢見る道路- ぽえむ君自由詩6*07-3-14
珈琲- たね。自由詩8*07-3-14
_射精- つぐこ自由詩1307-3-14
ぎょうにんべん- あおば自由詩8*07-3-14
春は明日の約束- たりぽん ...自由詩15*07-3-13
待合- たもつ自由詩807-3-13
蝉時雨- 夕凪ここ ...自由詩1407-3-13
ふたり、夢を見る- soft_machine自由詩10*07-3-13
夕陽の詩人- ぽえむ君自由詩15*07-3-13
不在- tonpekep自由詩14*07-3-13
京都市動物園- すなめり自由詩1207-3-13

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