すべてのおすすめ
人間って悲しいなあ

そういう現実をつくりだしてる自分

変わろうと思ってもそう簡単に変わらない
エゴの悪循環


あなたに出会い
ぼくはぼくの悲しみに出会った

悲しみよこんに ....
ラクダに乗って
コブをゆらしている子
子に何を聞いても
ユーラユラとしか答えない

 ラクダってどんな感じ?
  「ユーラユラ」
 ラクダはどこに連れてってくれたの?
  「ユーラユラ ....
嵐の去った夏の空は
純粋な空が広がり
地上には青い風が流れる
暑い気温でも空を見れば涼しい

雨の通った夏の道は
透明な雫が続き
地上には青い風が流れる
汗が落ちても雫を見れば清々しい ....
何をみんなは 笑っているの
濡れぬ肢体を えろんと舐める

苦し紛れに ペンキ撒いたの
何も見えない 湿った部屋で

柱時計は 鉄線だらけ
ピアノの音が 暗光に映え

赤い病が 瞼を ....
僕らは空気を育てた
空気を育て空気と遊んだ
外を連れて歩くと
人はそれを風と呼んだ
空気は僕らを食べて育った
食べられて僕らは
その大きなお腹のようなところで
何度も生まれかわった
何 ....
はちがつようかのその下には
あのひとの死体がうまってる

わたしの夏が赤いのは
夏があのひとをうばっていったから
わたしの夏が暑いのは
夏があのひとのねつをうばっていったから

はちが ....
絶対…とは絶対言ってはいけない
一生…とは一生言ってはいけない
要するにおまえも俺もプロレスラーなんだ
引退しても何年後かには復活するんだ
もう別れようなんて言ったって
二度と会わないなんて ....
あと十分で地球が滅びます。

いつものように何気なく見ていた目覚ましTVで
総理大臣が重々しい口調でそんなことを言った
朝。

あと十分だってよ、どうする?
母さんは僕を見ながら、くひひ ....
引っ越したアパートは
薬屋の二階だった
辺りには小さな商店しかなかったが
近くに大きな川が流れていて
君の心を支えながら
よく土手を歩いた

神社には大きな桜の樹があって
薄紅の季節を ....
電車に乗って 都内へ行く

それは
ときには嬉しいイベントであったり
ときには必要に迫られた用件であったり

車内では少し緊張している
エプロンではなく ネックレスをつけているから
サ ....
豆電球ほどの灯りがあればそれで十分で
傍に紙と鉛筆があればそれで満足した
ミカンのダンボール箱が机代わりで
ダンボール箱の上に布でも掛ければ一端の机になる
窓はガタが来ていているのか、 ....
{引用=夜、眠る前には忘れることなく
絵本を開く少女
はお話の最後を一度も見たことないまま
眠りにつく、早く明日が来ればいいのに、と。

空の色によく似たワンピース
がお気に入りの少女
 ....
日焼けした かき氷屋の主人の
肩から流れ落ちる汗が
石床に着地すると
閉じ込められたアンモナイト等が
ゆっくりと 泳ぎ出す
冷たい水しぶきを追いかけ
飛び回る子犬の様子を伺いながら

 ....
海が仄かな火を抱いて流れる。
流れは、わたしの新しく柔らかな意匠を溶かして、
かわいた青い夏をひろげる。

みずを失くした海が流す、青い夏は、
白昼の街に横たわり、死者を語り、
練られた風 ....
ネコが網戸に張り付いている
白いネコだから

ネコが網戸と化している
曇り空だから

ネコは宇宙からやって来た
よろめくような遠方の
夜空しかない白昼の星を発ち
土管経由で

「 ....
泥濘から足を抜く。
緩い泥は少し抵抗したが、
やがて諦めたのか、
足を放し、
ぶつぶつと何事かを呟いて、
流れていった。

辺りは何処も濡れていて、
何 ....
手にさげたバスケットに
お花を摘んで夢を見る
おおかみに憧れる
あかずきん

弱った人間に
優しくすると
ロクナコトがないよと
言ったのに
それでも近づくおおかみに
あたしはただ頷 ....
私はあなたから生まれたというのに
もうそんなことを忘れてしまって
自分だけの死を抱きしめていた
まるで沈むために港を離れた
あのポンコツな捕鯨船
たった一つの獲物を射るための{ルビ銛=もり} ....
「おばあちゃん元気にしていた?」
わたしの大好きなおばあちゃん
共稼ぎの両親はいつも家にいなくて
学校から走って家に帰ると
おばあちゃんが出迎えてくれて
手作りのおやつがとても美味しかった
 ....
さてさて、陽射しをたっぷりと浴びて
顎が外れちゃいそうな程の大あくびを一つして
やっと、あの満腹なオオカミ君が起き出してきました。
おや、萌え出ずる若葉の頃は灰色だった毛並みも
日光浴、は ....
カキ氷が空を浮き
流れていく姿を眺めれば
空は涼しいというのに
額から汗が滴り落ちる

カキ氷が自分の前を
どんどん流れてゆく

暦の上では秋なのに
まだまだカキ氷は空で作られる
 ....
ヒルはヒルで
冴えた空
さらの白い厚い雲

ヨルはヨルで
深き濃紺
これは今日だけまるく満月

くり返しくり返す
するとするどく
光っている、見えないものが

見得ないけれど
 ....
四畳半の狭いアパートで暮らして数年が経とうとしていた
脚の折れたテーブルとポンコツのテレビと敷きぱなしの布団しかない部屋
窓を開けても射し込む光は薄汚れていた
ギシギシと鈍い音が出る階段は何回も ....
蝉の鳴き声が響く夏夜

パジャマすがたで汗をかきながら

一心不乱に望遠鏡をのぞき込む

僕の姿がそこにあった

透き通るほどの光り輝く星の雨

アレがどんな星でどんな名 ....
夜道を一人で
歩く
ちょっと怖い
冒険

花火をしている公園
拳銃の音と勘違い
ブッソウだ。
女性は心細いと思う

木々が寝静まり
ヒグラシが鳴く
親子連れがいて
網を持って ....
あついなつ
日陰の冷蔵庫
10円が鳴る
静か静か静か
ぬる風に
吊られた飛行機
白い外
影は逃げ水に溺れてた
僕も逃げ水の中
君も逃げ水の中
手をつなぐ
あつい
また手をつなぐ ....
 


  
 ちくわ
 が好きだとしても
 ぼくを獅子丸あつかいしないで
 水でっぽうから
 ミサイルを発射しても
 ぶっしゅだとは思わないで
 ぼくは下駄をはいて
 まっすぐ ....
おうい諏訪の兄ちゃん
どうした飲みすぎか
あーあ だから若い奴ぁだめなんだ
おいおまえら
そんなに元気なら
神輿担いでこい
こらこんなとこで止まんなよ
いやいや今から出てくるって
お茶 ....
おれたちは
美しいとさえ言えるほどの偶然の果てに出会って
互いが失ってきたものを取り戻そうとしている
時には痛みをおぼえるほどの激しさで


おれたちは震えていた
互いの眼を覗きこみなが ....
6歳の頃
初めてりんご飴を買ってもらった
食べるまで
りんご飴は
ケン玉の赤玉でできている と思ってたので
甘くて柔らかいから吃驚した


7歳の頃
初めて金魚すくいに成功した
ふ ....
水在らあらあさんの自由詩おすすめリスト(3047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
人間って悲しいなあ- 七尾きよ ...自由詩4*06-8-10
コブ- りょう自由詩2*06-8-10
青い風- ぽえむ君自由詩10*06-8-10
「太陽の下の平等」- 木賊ゾク自由詩5*06-8-10
朝、後姿- たもつ自由詩1606-8-10
88- 完食自由詩6*06-8-10
Never_Say_Never- 新守山ダ ...自由詩206-8-9
地球が滅んでしまうまでにやること- 美味自由詩11*06-8-9
支え続けるもの- 佐野権太自由詩44*06-8-9
川をわたる- さち自由詩7*06-8-9
豆電球- 海月自由詩3*06-8-9
しましま- 夕凪ここ ...自由詩8*06-8-8
ジュラシック・パーク- 千月 話 ...自由詩9*06-8-8
青い夏- 前田ふむ ...自由詩15*06-8-8
神の許し- A-29自由詩406-8-8
「_泥濘。_」- PULL.自由詩11*06-8-8
あかずきん- 水居佑梨自由詩6*06-8-8
生まれたことも忘れて- たりぽん ...自由詩15*06-8-8
幸せと出会う丘で- 恋月 ぴ ...自由詩33*06-8-8
*レィビー*- かおる自由詩7*06-8-8
立秋- ぽえむ君自由詩7*06-8-8
まわる季節だまる夏- シホ自由詩206-8-8
四畳半- 海月自由詩4*06-8-7
僕しか知らない星達の名前- こめ自由詩1006-8-7
おかあさん- ペポパン ...自由詩7*06-8-7
あついなつ- ススメ自由詩406-8-7
ちくわ- カンチェ ...自由詩306-8-7
神輿- 下門鮎子自由詩4*06-8-7
my_beautiful- 安部行人自由詩706-8-7
夜店談話- 蒸発王自由詩9*06-8-6

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