すべてのおすすめ
振り回せるものを探して歩く
軽すぎれば振り回す充実感がないし
重すぎれば肩や腰に負担がかかるから危ない
道路の上にも
道路に接するいろいろな敷地や排水路にも
振り回すのに丁度良いものは見つか ....
      海原に月がひとつ満ちていた
     波は立ち上がっては落ちていく
    暖かい夜なので淋しい予感はない
   浜辺に置いてある椅子は日に焼けて
  幼い頃の君はそこに立って遠く ....
生まれた時から
ぼくには父親がいなかった
母からは
父は遠いところで仕事をしている
としか言われていなかったが
ぼくは父の写真を一度も見たことがない
子どもの頃
母に連れられて
どこか ....
その人の瞳の内に 
永久の春が在り
遥かな昔から
桜の木が立っている 

冬の冷気を越え 
降りそそぐ春の日射し 
今にも開こうとする無数の蕾に 
こころは{ルビ軋=きし}む 

 ....
ねぼけ まなこの アトリエ

いっぱいに 陽光は 満ちて

画布には 旋律から 対話への

やがて ひとつに 見える 道が 伸びる

( それは きつねの なの? うさぎの ....
二日遅れのホワイトデーの
白いリボンを髪にのせて
ふわりと回ってみせる君は
大きくなったら
メイドになりたい
という

人様に奉仕したいとは
見あげた心がけだ

解釈は準備してお ....
膝小僧よ
なんだか久しぶりだね
そんなにきれいな顔をして
おまえもすっかり
年をとったか

崖の上や
崖の下や
いたるところ
赤い実をさがして
赤い血を流した

傷をなぞる ....
だからどうって事は無いのだけれど
流石に痩せこけたロシナンテにまたがって
幻想を追い求めるのにも限界を感じて
家来の頭の足りないサンチョ・パンサも
領主になり去ってしまって
ドン・ ....
恋は、、、

 ときに 凡人を天才にする。 

恋は、、、

 ときに 天才を凡人にする。
らっきょの「ら」
らっぱの「ら」

つるつるって食べるのも
あったよね。
そばぢゃないよ

わたしって。左利きで
不器用すぎるから
はさみさえ上手く扱えなくて
型紙から
あなたを ....
         2007/03/22 22.58

お鍋の底から
ちゃかちゃかと
お皿の水が
騒がしく
茶褐色
飲む水はないと
カルピスを差し出され
ぐいと一息
白い吐息をついて ....
{ルビ鈍色=にびいろ}の鉄を見ている

あくまで照り返しでしかない光が

滑って離されて放たれる

今目の前にぎっしりと詰まった木々を越えた

越えてうんざりする



体温よ ....
ゆっくりと雪は溶けていくのだから
膝を抱えて待っていればいいんだよ
君のこぼした涙は墨の味がしたんだ
あの黒い雨のような黒い枝のような
君は何か悲しかったんだろうか心が
だから涙を沢山沢山こ ....
足がつった
魚を釣った
痛さにのたうつ小指が
餌に見えたのか
少なくとも自分の足の小指くらいは
何をも傷つけないと思っていたのに
魚は同じようにのたうってる
口をこじ開け
引っ掛かって ....
風鈴チリリン チリリン
木こりの森でなり響く
優しい朝の風
春風の吹く優しい森

小鳥の鳴く 目覚ましに
光を 浴びる 丸太の家
暖かい スープに
焼きたて パンの 馨 朝の風

小鳥のさえずりに  ....
公園のベンチに腰をかけ
新聞を読む初老の男の人の手が
小刻みに震えている
新聞から文字がひとつ
またひとつと落ち
足元で意味とは別のものとなった
そのようにして人は幸せになっていくのだ、と ....
まちがえることを
素直におそれた日々は
だれかのきれいな蝶々結びに
たやすく揺られる花だった

あの草原で
かぜを追いかけてゆくことに
不思議はどれほど
あっただろう


 ....
生気を吸い取る青い布団というものが、
東京から一時間のあるアパートの一室に存在する。

大抵そこに住むのは働かない小説家で、ジェントルメンだ。
ジェントルメンとは、慎ましく、積極的でなく、淫靡 ....
  一 風呂

 陽の涼しい頃。
「お風呂からどうぞ
と彼女(?)は云った、
日本式の内庭に案内されると
葦簾張りの小屋に岩風呂があった

霞んだ白に残した青み、
空高く尾翼は全く見 ....
桜風にさらわれ春が来ました

小刻みに震える世界

ほとんど嘘みたいな青空にのびていった

飛行機雲のお絵描き

駆ける疾走鼓動

ブラックライトは光って光って輝いて
 ....
あなたが中にいる時は
わたしはずっと外にいて
見下ろしている、。心臓
二つ((十五度ずれて
地球が振り向く
その音に
カーテンは揺れ
隠れた場所を明かしてしまう

鳥が
 ....
どうして人は空を飛べないの
小さな少女のふとした疑問

どうして人は空を飛べないの
人は大地を守らなければならないのです
大空を自由に飛びまれたら
人は守らなければならない大地を
破壊し ....
春の気配に恋、を思えば
こころが羽根を持って
菜の花畑の上を旋回する


拙い愛情が
地球上のすべてだったあの頃に思いを馳せると
おぼろに陽炎は立って
咲き競う花の匂いが
わたしを空 ....
大通りがあるでしょう
そうまっすぐのアスファルトの大通り
右側にショッピングセンターのあるあの大通りよ
その大通りをまっすぐ行って
どこもカーブしてないからまっすぐ行って
三つ目の信号を左に ....
ここの夕日はきれいだなってよく思う。
けれども東京の夕日だってきっときれいだったんだろうなとも思う。
高いビルやたくさんの電線のせいにして空をあまり見なかったのかなと思う。

人里離れて人 ....
答えればいい

君は君を壊せば世界と自分がおさらばだとか
思っているかもしれないが
世界は君を含めてるから
君が目をひらいてるから世界は

ふたつは寸分違わずおなじもので重なっているわけ ....
風が吹き抜けるたびに
路地から空を見上げる
鳥の影、あの鳥がまた
飛び越えていくのかと

見上げた先の色は様々で
いつも、すぐ忘れてしまうから
黒い影だけは憶え続けるのか
鳥のかたちに ....
スコーリカは犬
キスカは猫
これは小石
コートのポケットはほつれてる

レストリシは蝶
カダは嵐
引き結ぶ唇
指先はひび割れて赤い

ナフシグダーは永遠
ヴァローナはカラス

 ....
   「 涙 」

           
          雨が降って

        水が地上に生まれ落ちる。


       そして

      ....
真っ暗闇の部屋で

明かりをひとつ灯しました

左胸にぽつりと

心臓を燃やす朱

上大静脈の先端を、僅かに焦がして

夢と呼ぶにはまだ早く

意志と呼ぶにはまだ遠 ....
水在らあらあさんの自由詩おすすめリスト(3047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
五時- たもつ自由詩9*07-3-23
海を- ふるる自由詩13*07-3-23
桜の面影- ぽえむ君自由詩12*07-3-23
「_桜_」_- 服部 剛自由詩16*07-3-23
目撃者の真昼- モーヌ。自由詩14*07-3-23
お父さんスイッチ- 佐野権太自由詩53+*07-3-23
膝小僧(ひざこぞう)- yo-yo自由詩8*07-3-23
ドン・キホーテ・デ・ラマンチャ- maynard自由詩207-3-23
恋する- 北大路京 ...自由詩13*07-3-23
らー- 恋月 ぴ ...自由詩29*07-3-22
五時- あおば自由詩10*07-3-22
果物の匂い- 水町綜助自由詩18*07-3-22
待っていた- ふるる自由詩17*07-3-22
こむら返り- たもつ自由詩1307-3-22
優しい朝の風- 鈴鈴自由詩8*07-3-22
手続き- たもつ自由詩1507-3-22
蝶々結び- 千波 一 ...自由詩41+*07-3-22
ジェントルメンの憂鬱- 猫のひた ...自由詩507-3-22
秘密- atsuchan69自由詩7*07-3-21
嗚呼わかんねぇよ世界なんか- こめ自由詩10*07-3-21
鳥籠日和- 焼石二水自由詩15*07-3-21
人は空を飛べない- ぽえむ君自由詩11*07-3-21
いつか空から幸福が降る- 銀猫自由詩32*07-3-21
道しるべ- たもつ自由詩1307-3-21
一日も終わり- tibet自由詩3*07-3-21
願望- 水町綜助自由詩17*07-3-21
地下鉄十六番出口から- たりぽん ...自由詩13*07-3-21
おともだち- ミゼット自由詩4*07-3-20
- ae96自由詩507-3-20
『心室細動』- しろいぬ自由詩607-3-20

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