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秋桜のにあう あなたなのに

秋のそらより 夏のそら

あんなに 機嫌がよかったのに

とつぜん あめがふったり かみなりなったり

くるくるまわる ぐるぐるかわる


でも そ ....
さざなみが月を潤ませて
消してゆく二人の名前
ゆうなぎは心の糸まで
もつらせて切ってゆくのか

灯台も暮れ馴ずめば影にまみれ
境をなくす浜辺と海

こわれた砂の城に波が
さよならを塗 ....
念のために確認しておく
モーソー
それはある
内容はない
カップラーメンのから
空っぽのビールの缶
それはある
それらに手はない
足もない
カッターナイフはある
ナイフで鉛筆を削る ....
彼の目は
像をまあるく切り抜いて

切り抜いたまあるの淵は
切れそうなほど鋭くて

(声)い


{引用=
夜中に眼球が旅をする話を知っているでしょうか。
主人が眠りにつくとすぐ ....
引き出しを開けると
折り重なった時が
落ちている
ぼくはそれらを拾い上げ
整理しなおそうとしたんだ

けれども うまくいかないで
サッカーを見たりなんかしてるうち
雨足に追いこされ
 ....
おうちに帰ったら
君の似顔絵、たくさん描こう
だって出会えて嬉しいんだもん
髪の長さも
目の大きさも
鼻の高さも
忘れないうちに描きたいな
日記帳に描きたいな
「君と出会った日」って題 ....
雨よ降れ
風よ吹け
雷がなり
眠る妖精

拳を上げ
根性出し
底力見せ
男の意地

元気愉快
緊急事態
緊張状態
放心状態
さびしさなんていう気持ちに押し潰されて
圧死するような死に方はまっぴらなので、
心の中で何かを爆発させ続けて
思考のスピードを倍ぐらいに上げてみる。
孤独という言葉のほんとう意味を
膝を抱え ....
{引用=一、くじらヶ丘


 口に出してごらん
 うるおい、と
 その
 やわらかな響きは
 途方もなくひろい海の
 すみからすみまで
 満ち満ちてゆくようなものではない

 干 ....
あのときの金魚生きているよ
あなたと何回挑戦しても
ポイはすぐに破けてしまって
夜店のおじさんが呆れて分けてくれた
小さな二匹の金魚
お口をおちょぼにすぼめた金魚鉢は
ひらひら朝顔のように ....
浮き輪をもって海へいく約束だったのに
この夏もお父さんは
白い雲になったままです

空は海よりも広くて青いと言いながら
地べたと空のあいだで
両腕をまっすぐに伸ばして合図して ....
酔っ払ったみたいに踊る僕の手に
気が付いたら君の手があった
変な言い方だけどそんな感じ

おでこをくっつけて微笑みあった二人が
そのまま見つめあって
溶け出していく夏の夜の匂い

細波 ....
水が
光のように満ちる
その上に折鶴を浮かべ
はるかなその波紋を数える
おそれることを知れ
十二年という
循環する
エネルギーの流れがある
十八才のあなたが
三十才になるとき
あなたの歴史に
なにひとつ
無駄なものは
なかったことを
知るだろう
魂が ....
道、行きながら
美しいと思える花に出会う喜び

歩みながら
特別でない
小さな花を
「綺麗だ」
と、感じる温かさ

腕の中
ひとつ・・・
・・・ひとつ
また・・ひとつ・・・
 ....
 あなたの瞳は美しい
 四囲の変化や季節の移ろいにも
 敏感に反応し
 あますことなく映し取ってしまう
 だからぼくは あなたを見ていさえすれば
 それでもう
 世界を手に入れているよ ....
吸いたい地獄の丘に佇む
   
   煙草ガニが
 
  崖と山の麓を行き来している。

   
   はさみから染み出る煙が

時々私の目に入り

        涙をさそう。 ....
君の心の中はとても青く深い海だから
僕は小さな潜水艦に乗って行こう

潜って初めて知ったよ
静かに見える海の中は
本当はとても様々で
速い流れも遅い流れもあるって事

だけれども大丈夫 ....
ほんのささいな言葉でも
心がこもっていればいい

ほんのかすかな響きでも
僕を覚ましてくれればいい

ほんのささいな優しさの
心のこもった言葉があって

ほんのかすかな響 ....
去年庭に埋めた
枇杷の種の、
芽が出るのを見れなかったこと

家に帰ると、
朝、家を出たときと
何一つ変わっていないこと

揃いのコ−ヒ−カップが
片方だけ古びていくこと

「バ ....
水面のやさしさを信じ
身を投げる木の実の
沈んでいく運命の先を
知らないかのように
綺麗な音色だと
美邪気に笑う君に
かなしくなる

西の雲は入り日に
焼かれるからかわいそうと君 ....
母は
随分と老いたけど
声は変わらない

母は
もう私に「早く早く」とせかさなくなったけれど
私に「早く」とせかされる

母は
なぜか私よりスタイルがいい
ちょっと癪だけど
ちょ ....
☆きら☆きら☆おほしさま☆

そらには 満点の星 きらら
あいよりも 深い夜につつまれる
きんやぎんの星砂
  
  天の川 さらら
      流れ星 ひとつ
       ふってき ....
空白の空間に立つ彼の前には、
「{ルビ0=ゼロ}」の文字が浮かんでいた。 

「0」に足を踏み入れ{ルビ潜=くぐ}り抜けると、 
そこは社会に出て間もない頃の職場で 
七年前の彼が先輩達に囲 ....
解かれるものがあって
解けないものもあって
元気ですか
その言葉だけで繋がっている

わたしを折る
折りたたむ
そして開けば
鶴にでもなりたい

配達の遅れた願いのようなものが届く ....
  木はただ黙ってつっ立っているのではない




     両
      う
       で
        を
  木はかならず      立 っ て い る
       ....
西瓜を
   ノートで割って
   ペンで食べた
                
残っているのは

種と
   
皮と
     
僅かな食べ残しの
              ....
バラが咲いた

灰色の地衣類コンクリートブロックに這い上がる
暗い庭に真っ赤なバラが
古い光が正午前の短い時間に射し込んで来る
祝福の時間は短いほど真摯だ

寂しかった僕の庭にバラが咲い ....
お花の咲いた畑から
飛んできたのは白い蝶
夢の中まで飛んできて
私を好きかと訊ねてる

ほんとの事を言いますと
寄って来たのは帆立貝
私に懺悔を言ったって
海の泡には返れまい

足 ....
じいちゃんが夕涼みしてる
静かに 静かに 黙って 黙って
ぼんやりと煙草を吸いながら

縁側の無くなった都会の隅で
ガードレールに座って
車道を眺めながら

時折道端の排水溝辺りから
 ....
水在らあらあさんの自由詩おすすめリスト(3047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なつ- 水青自由詩406-7-5
ブラックサンド・ビーチ- Rin K自由詩34+*06-7-5
在ると無いにおける自己確認- シホ自由詩406-7-4
- ふるる自由詩17*06-7-4
雨の背後に- iloha自由詩15*06-7-4
今日は記念日- 壺内モモ ...自由詩406-7-4
天地騒ぎ- ペポパン ...自由詩6*06-7-3
水を飲ませてください- 大覚アキ ...自由詩406-7-3
小詩集【くじらヶ丘にラベンダーの雨】- 千波 一 ...自由詩43*06-7-3
母斑- 恋月 ぴ ...自由詩15*06-7-3
神話- yo-yo自由詩4*06-7-3
ハニーウィスキー- プル式自由詩16*06-7-3
静か- 石瀬琳々自由詩14*06-7-2
おそれることを知れ- 七尾きよ ...自由詩6*06-7-2
花を集めて- シュガー ...自由詩6*06-7-2
そして_あなたの中へ- 杉菜 晃自由詩6*06-7-2
たばこやめたのである。- ペン太郎自由詩2*06-7-2
潜水艦に乗って- プル式自由詩13*06-7-2
「そして言葉が支えてくれる」- ベンジャ ...自由詩10*06-7-2
からっぽ- ユメアト自由詩4*06-7-2
ホタルブクロ- たりぽん ...自由詩16*06-7-2
- さくらほ自由詩16*06-7-1
*七夕恋慕*- かおる自由詩6*06-7-1
「_0_」_- 服部 剛自由詩6*06-7-1
いつかインターネットでこの詩を読むであろうあなたに- tonpekep自由詩23*06-7-1
- 杉菜 晃自由詩4*06-7-1
夏に似たもの- かぜきり自由詩4*06-7-1
夏の庭- まんぼう自由詩406-7-1
恋の空・海の夢- プル式自由詩2*06-7-1
そっちはどうだい- プル式自由詩10*06-7-1

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