すべてのおすすめ
ガソリンが 値上がりし続け
保険の お得な前納システムにさえ
不安で 躊躇してしまう
変動したら 上乗せして払うのか

道路工事で 渋滞の通勤道路
わずか数十メートルの道を整えるため
 ....
ことばのひとつひとつに立ち止まるあたしは、
昔からあまり小説が読めない。

『物語を読むことは種を蒔くことなんだよ』と、いつだったか
あなたは言った。にくしょくじゅうのキバみたいに研がれ ....
せかい、というビンのなかに雨がふります。
あおくとうめいな悲しみが、
ガラスの内がわにすいてきとなって、
したたっていきます。

ビンのなかでも、
そらは、どこまでもはてがないようで、
 ....
イワシの缶詰を

買ってきて

もらった

イワシの缶詰の空き缶は

魚臭いから野良猫が咥えて

行くんだ

カランコロンと音を立てながら

猫がイワシの油を舐めるんだ
ひかりの断片がまちまちに彩る景色の
これ以上無い非日常さに腕をひかれたように
散らかった部屋を放ってわたしは外に飛びだした
今日の天気がうすくもりなのか
目にかかるレンズのうすくもりなのか
 ....
あのハチドリの夏を思い出してみる。
誰もいないブランコ。
懐かしいプールのにおい。
今にも切れそうなゴムとぜんまい。
偽造された空を
どこまでも飛んでいった
僕のハチドリ。

君は ....
ヒゲヅラでピアノを弾き
自分の世界に入る
他は何も聞こえない
時間がゆっくり過ぎて行く

何も考えず
息をする
全てを忘れる
いい事もいやな事も

もう頑張れない
涙がツゥーと落 ....
炎の塊がどんどん大きくなっていく

僕の心もどんどん大きくなっていく

知らず知らず僕は少しずつ大人になっていった

まだ子どものままでいたい

ピーターパンシンドロームでもい ....
ごみ袋を引きずって、
外に出る。
家の外に出るのは、
三日ぶりだ。

ずるずると、
アスファルトの上を、
引きずって運ぶ。

集積所の周りでは、
ご ....
夕暮れ、
遠いほうから、
なつかしい風と、
鈴の音が聞こえた

まずは左手をかけ、
それから右手をかけ、
首の根元を、
きつくしぼり、
左手がほどけ、
右手がほどけ、
首の根元が ....
夏の
体の
着衣のまわりくどさを
一枚、一枚、可愛がるように
指でしか剥ぎ取れぬ熱を
一枚ずつ剥ぎ取ってきました


あ、
そういえば、
非常階 ....
ファーストペンギンは
勇気があるから真っ先に
海に飛び込むんじゃないよ
後ろから迫ってくる
他のペンギンたちに押し出されて
ぽちゃん
こんな感じ

そう教えて
プールに飛び込んだ君を ....
記憶の湖に小船を浮かべる
揺らぎの中を覗く

湖の底で幽かに白く
蜃気楼の様に
魚の影の様に
消えた世界が見える

あれは何処
あれは何
あれは僕
あれは誰
 ....
暗雲垂れ込める麦畑―、案山子の
ボロボロの手袋にはヨレヨレの筆記体で
オヤスミ世界!と、書かれていた。
「太陽は暴力だ。
冷房の効き過ぎた教室で
あたしはカーディガンの袖を食みながら
前方伸身2回宙半ひねり
を、決めた燕の
誇らしげな嘴を 遠く眺めていた

あの、三つ子の巣立ちは
母の墜 ....
小さなブタが
前足を少しだけ上げて
思い切り鳴きます。

小さなブタが
なんだか奇天烈な姿をした
巨大な石の群れに向かって
思い切り鳴きます。

前足を少しだけ上げて
闘争本能をむ ....
不思議な声で
鳥が鳴く
梅雨の終わりに

わたくしはその鳥の名前を知らない


ワールドカップの順位表で
トリニダード・トバゴという国の存在を
初めて知った

わたくしはその国の ....
照りつける夏の陽射しの下 
墓石の群を横切る私の地面に頼りなく揺れる影 
一瞬 頬に見えた{ルビ滴=しずく}は 涙なのか汗なのか 

( {ルビ嘗=かつ}て 一途だった少年の恋は
( 夏の夜 ....
今日がちりちりし始めたので
お昼のことは迷わなくてもよくなったらしい
相談をすることもなく蛇口をひねると
一目散に今日を冷やしている
水切りをしたざるの隙間から
麺がいやらしくはみだしたのに ....
食うか食われるかの
勝負が掛かっている
愛はゲームではない
愛は増える物である

今日はめでたい日
待望の日
復帰の日
寿司だ寿司だ寿司持ってこい

尻に火が付いているのに
他人 ....
やがて
夕闇に閉ざされる海の
光る航跡を追いかけて

白い波間に漂う一人ぼっち
私の貝殻は声もなく
やわらかい風の音に誘われ
仰ぎ見る雲の白さに時を想う
軽やかに歩く子どもにすれちがい
友に会い喜ぶ顔に人を想う

さわやかな小鳥の声に耳を傾け
朝に咲く花の白さに生を想う
滑らかに下る車 ....
言葉にすべてを托すには
あんまりに吃音に悩みすぎる
無理やり水で流し込んでも
排泄も正しくおこなわれない


いのちは揺れるようにかがやくのに
確かにかがやくのに


駄々をこねる ....
1.その朝

飼っていた鳥を籠から逃がし
ニュースの事件で共に泣き
生ごみはベランダの植物の
肥料として再利用
洗剤を使わず食器を洗い
お風呂の残り湯で洗濯し
手紙の返事を全て書く
 ....
「輪郭はね、大きすぎない方がいいと思うんだ。
    両手を、こう。ゆらりと、一杯に広げたくらいの」




朝の電車は
どこかに海の匂いが紛れている
だから皆、溺れた ....
昨日は切なさを
今日は愛おしさを
明後日は狂おしさを
一枚
また一枚
引き剥いだ心から溢れ出る
あかい
あかい溶液は
あなたの眺める空を
あなたの愛でる花を
染めぬいてくれるでしょ ....
男の子が砂浜で木琴の練習をしています。
裸足の男の子が、サルディーニャ島の砂浜で
木琴の練習をしています。
明後日は学校で発表会です。

砂浜は今日も白を誇っています。
その海岸線はどんな ....
かわぎしに座って
水面のぎざぎざを
ながめながら
お弁当を
食べていると

くろい2匹の蝶が
ひくい空からあらわれて
ぼくの周りで
くるくる回る

たまごやきは ....
顔も思い出せない人だけど
その声も聞けないけれど
もしも叶えられるなら
せめてその眠りを妨げるものから
あなたを守りたい

言葉が溢れて眠れぬ夜には
その話をただ聞いてみたい
あなたが ....
部屋に閉じ込められて
いつからの「君」との文字遊び
浮かぶフォント
踊る僕の指
大好きな演奏曲はスピーカーの闇から
昼間の蛍光灯はチカチカと死にかけてる
そんな日々の中
僕の打つ言葉 ....
水在らあらあさんの自由詩おすすめリスト(3047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
瓦礫が増えていく- 砂木自由詩6*06-7-27
小説- 河野宏子自由詩406-7-27
せかいというビンのなかにふる雨- 光冨郁也自由詩20*06-7-27
鰯の缶詰- たかよし自由詩7*06-7-27
夏の次の季節- 明日殻笑 ...自由詩9*06-7-27
僕のハチドリ- 昏(ヤッ ...自由詩3*06-7-27
年をとる- ペポパン ...自由詩8*06-7-27
大人と子どもってなにが違うの?- こめ自由詩1206-7-27
「_みごみ。_」- PULL.自由詩10*06-7-27
気づき- 中村猫彦自由詩3*06-7-27
脱衣録- A道化自由詩2506-7-27
ファーストペンギン- アイバ  ...自由詩18*06-7-27
影のカタチの蜃気楼- プル式自由詩11*06-7-27
嵐の静けさの- Puteranodonn自由詩306-7-27
後るれば、月で逢ふ約を違はず、- 士狼(銀)自由詩12*06-7-27
コルシカ島のブタ- ブルース ...自由詩3*06-7-27
センセイショナル- さくらほ自由詩15*06-7-26
渇いた夏_- 服部 剛自由詩26*06-7-26
七月の夢- 230自由詩5*06-7-26
弱肉強食- ペポパン ...自由詩3*06-7-26
渚にて- 石瀬琳々自由詩18*06-7-26
巡り会い- ぽえむ君自由詩11*06-7-26
赤い警笛- 明日殻笑 ...自由詩4*06-7-26
わたしが世界の美しい一部であるために- むらさき自由詩5*06-7-26
祝福- 霜天自由詩1306-7-26
百日紅- Rin.自由詩24*06-7-26
サルディーニャ島のフラクタル- ブルース ...自由詩6*06-7-26
黄金色- なかやま ...自由詩306-7-25
優しい人へ- bjorn自由詩4*06-7-25
思い出しました- ススメ自由詩206-7-24

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