すべてのおすすめ
カフェに行きてえ お茶が飲みティー
でも代官山や三宿あたりのオッシャレーなカフェは
俺たちには高すぎる 精神的に高すぎる
お似合いのカフェを求めて 恥をかかない場所を求めて
俺たちは旅をした  ....
きょとんと首をかしげる

(鬼サンコチラ)

木の実をついばんで
天気雨とかくれんぼ


   *


二羽がくちばし
頰よせあって

(フレンチキスっていう ....
列車を降りて
たどりついたのは
ごく細い町

雨は熟しているのに
建物はアイス・バーみたいなんだ

ホテルのベッドで
ゆっくりとくたばっていく

眠ればプール
       ....
いつも定められた電車に乗って
東の朝日を窓から浴びる
電車を降りれば
眩しかったことを忘れている
私がいる

いつも決められた時間割に沿って
前の黒板を席から眺める
授業が終われば
 ....
空とぶセスナの 繰り返される女の声が
街中、凶暴にふりそそぐさなか、彼はいつものように
駅前のロータリーでキャベツを抱いて
 坐る。 踵をつぶした革のスニーカーを穿き、
深緑のトレーニングウエ ....
 
今朝 
露にかがやいて
咲いた朝顔が

のこらず 
消えてしまつた

―小鳥が来て 
食べてしまつたわ―

と 
その家の母親は 
呆れ返つたが
 
真実は 
その ....
君の寝ている隙に
本を開いてしまったよ
手のひらと同じくらいの大きさの
くたびれた表紙
真ん中より後に挟まれた栞
海の色をしている
波の音が聞こえそうで
耳を澄ませば
君の静かな寝息
 ....
こんなおかしな話があるもんか
あなたはいつもそうやって

だからわたし
あなたの偽物ショッピング

この腕だぁれ?
本物みたい
この声なぁに?
本物みたい


睫毛だってね
 ....
十五に満たない女の子が
いのちを
空に差し出した

私は
彼女にかけることばを知らない

生きていれば
きっといいこともあるんだよ
なんて
そんなこと言えない

誰かが
きっ ....
秋風の中を歩くと
そのひやりとした空気が
私を寂しい気持ちにする

日に日に秋風は冷たくなり
やがて木枯らしとなっていく
落葉の舞うなか
私は混乱する
自分が木枯らしに飛ばされて
消 ....
エレベーターの扉が 
左右から閉まりかけた 

その時 

ひとりの青年がこちらに 
歩いてきた 


( いってしまおうか・・・ ) 

( いやまて、ひらこう ) 


 ....
お腹が空きました。
理念なんかじゃ食欲は満たされません。
私の存在意義を消去法で見出されようが、
私の隠蔽されていた使命が
明らかになろうが、もう知りません。
お腹が空きました。


 ....
これが
自由というものなのですか
教室の机の中に
ゴミがいっぱいに詰め込まれて
誰がしたのと
言ったところで
全員が「知りません」
どうしてこんなことがと
思ったところで
全員が「わ ....
のぞき部屋の店長よ
君はそんな商売をして恥ずかしくないのか?
後ろめたくないのか?
のぞきなんて悪趣味じゃないか
と言うか犯罪じゃないか
要するに田代まさしじゃないか
君はそんな変態性欲ま ....
鈴虫鳴く頃の季節は過ぎ

紅葉も枯れ葉となりて冬が来る

街を歩めば皆の慌ただしい冬支度を感じ

僕の心も冬への準備を始める

人肌恋しくなる季節となり

誰かに心の寄り所を求める ....
くっくぅ、くっくぅ、くるっく

からくりどけいがときをつげる

くるっく、くるっく、くっくぅ

色づいていく、みどり

くっくぅ、くっくぅ、くるっく

深まりゆく季節に

 ....
水がめから
水を出して
米を炊く

水がめから
水を出して
みそ汁を作る

水がめから
水を出して
魚を洗う

いろりで魚を
焼く
顔が黒くなる

水がめから
水を出 ....
蛍光塗料で
発電したような、
剥き出しのエポック

僕は感動して
いやらしくニヤけていた
ここが先端

ひき裂かれ
乖離した阿吽が
子作りをしていた

終焉の人々は
自由に蹂 ....
きょうの風は
きみの笑顔の
香りがする

きょうの空は
きみの心そのままに
澄んでいる

そして
きょう
きみは
きみの中の
海にかえる
かわいた中洲は
鳥に埋もれ
流れはただ
飛沫の跡を運んでいる


望まれぬものが橋をすぎ
影は明るくひろくなり
音や色に梳かれては落ち
にじむように流れを濃くする

 ....
黒いインクのその文字は
目から頭へ流れると
文字は絵になり色となり
言葉の影は白くなる

白いページのその文字は
頭の中に広がると
文字は詩になり歌となり
言葉の影は白くなる

文 ....
他人がわからないのは重々承知でも
あなたのことはちょっとわかる気がして
だから絶対に踏み込めない壁を感じて
そう思いながらも同じ電車に乗っていたいような
そんな気がして

終電逃したかなっ ....
幸せは
仕合わせと
書くのだと
誰かに聞いた

自分から努力して手に入れるのが
仕合わせなのだと
言いたいような顔をして
ところてん売りのお兄さんは
鉢巻きをしてバイク ....
天使(えんじぇる)、」
計画ではロゴスの成就のために
すべての密林を焼き払い、
あまねく地表を、暗黒色の瀝青で覆うつもりだ 
( 今世紀、中頃までにネ。
「我々は森や大地によって生かされてい ....
 たとえばおまえがいっちょまえに
 人生の壁などにぶち当たったとき
 母親なんて無力なもので
 ああでもないこうでもないと気をもみながら
 弁当のおかずを一品増やしてやれるのが関の山
  ....
時にいじめられるようになってから
ぼくはずっと生きる方法を考えていた
道ばたのカエルのように
いらない知識は全部捨てて
ぼくはこころで生きるために
こころには生きていて欲しいから
今日こそ ....
張り付いた顔でお絵かき
その指についているジャムは食べたくないよ
甘く赤いのは誰のせい?
君はいつも笑って言っていたね

ふわふわのベッドに包まれて
夢を見ているよ
白くて透明で何に ....
僕らは縄跳びをします
回数はとっくに僕らの歳を超えて
縄の外、日が暮れていきます
僕らは縄をなくし
それでも縄跳びは終わることなく
気がつけば僕らは形をなくしています
誰もが僕らのこと ....
着物を纏い
おしろいをはたき
紅い紅をひく
あとは道を行きかう男どもに
色目を使い やさしく手招きをすればいい
それがあたし達の仕事ってもの

嘆く女もいる
本当に抱かれたい人は一人だ ....
天井がずいぶん高いなって思ったら空だった
わたしはいろいろ忘れてしまった
エレピの音が恋しい

必要ないのに笑うのはやめようよ

遠くでたくさんの音が聞こえる
とても賑やかだ
コーラ飲 ....
水在らあらあさんの自由詩おすすめリスト(3047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
非カフェ民- 新守山ダ ...自由詩7*06-10-31
小鳥- 石瀬琳々自由詩14*06-10-31
Kiss- ふるる自由詩7*06-10-31
私は私になる- ぽえむ君自由詩7*06-10-31
キャベツ君_★- atsuchan69自由詩8*06-10-31
朝顔のゆくへ- 杉菜 晃自由詩10*06-10-31
さかなのみるゆめ。- 夕凪ここ ...自由詩11*06-10-31
おかしな恋人- アサリナ自由詩7*06-10-31
コスモス- umineko自由詩11*06-10-31
寂しくて- ajisai自由詩5*06-10-30
ふたつの声_- 服部 剛自由詩13*06-10-30
ラスト・カレーパン- ブルース ...自由詩4*06-10-30
これが自由というものなのですか- ぽえむ君自由詩8*06-10-30
欲望- 新守山ダ ...自由詩406-10-30
夕凪- DirectConnec ...自由詩5*06-10-30
*あかく、*- かおる自由詩8*06-10-30
台所- ペポパン ...自由詩6*06-10-30
終焉の間、僕を住ませてください- はらだま ...自由詩20*06-10-30
海に- 草野大悟自由詩7*06-10-30
ひとり_海へ- 木立 悟自由詩806-10-30
言葉の影は白くなる- ぽえむ君自由詩9*06-10-30
希望の光- チアーヌ自由詩606-10-30
冬虫夏草- あおば自由詩8*06-10-30
疲れちゃった_」- atsuchan69自由詩6*06-10-30
してやれることはなにもないので- yaka自由詩6*06-10-30
夕照- yukimura自由詩9*06-10-29
さよなら、ブルーベリー- りぃ自由詩306-10-29
産声- たもつ自由詩1306-10-29
花魁- ごまたれ自由詩306-10-29
さよなら10月- チアーヌ自由詩806-10-29

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