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落ち着いてください。
私はこのとおり無事です。
言葉も無傷です。
詩は奇跡的にピンピンしています。
まずは、まずは、落ち着いてください。

落ち着いてください。
理論はまだ完成したわけで ....
足首も弱り
立てなくなって
車椅子のベランダから
シーツの海を漂っていた
頭を動かすと
風が吹きぬけ
取り留めの無いことを
空に飛ばしていく
脳に残った歌詞が
震えとなって体を暖 ....
上には何かがあるらしい
「上を向いて歩こう」
そんなことばに勇気づけられたり
「上を向いてもきりが無い」
そうなんだよねと頷いてみたりして
お空だなんて恥ずくて言えやしないけど
上にあるら ....
空が、泣いています
山が、泣いています
川が、泣いています
雲も、泣いています


海は満ち干き
太陽は昇り降り
川は上から下へと流れて
風は、自由自在に気の赴くままに


ど ....
誰かを嫌いと想うことは
仕方のないこと
けれども
誰かに嫌いと言うことは
勇気がいること
責任がいること
相手を本当に想うこと
絆ができていること
関係を続けようとすること
何よりも ....
今日もまた
あなたのいない夜が来て
私の裸体に
常夜灯が点々と灯ります

あなたの吹きかける息だけが
ランプの中で揺れている
赤い炎を消すことが
できるのです

一つ一つ
あなた ....
その石は               (いまも)
波動になりひとをこえて      (化石の音が)
木々の梢をこえて          (あなたの)
遠くの、水蒸気をゆらす       (耳の奥 ....
ながく いきて
みなければ
わからない こともあるさ
かみさま おれに
ほほえみは まぶしいぜ
あたりまえの少女は
その手に黄色の恋を持ち

あたりまえの視線で
その先の蒼の安心を見つめ

あたりまえに佇んで
俺が死んだら、
ジョニーはニュースを見てつくづくと言った
俺が死んだら、
ニュースではどのくらいの扱いだろうか

ムーミンが死んでも
トップニュースにはならない世の中なんて
どんな意味が ....
紙一重のもの

たとえば
 ビーナスとメドゥサ

たとえば
 秋と光

たとえば
 天使の群れと百鬼夜行

たとえば
 あなたと重力
おじさんは赤ちゃんだった。
おじさんは少年だった。
おじさんは青年だった。
おじさんはおじさんになった。

おじさんは頑張っていた。
おじさんは真っ直ぐな瞳だった。
おじさんは困難に立ち ....
ひとつ
勝負をしませんか

少年少女にやさしいあそび

せーの、で
向かい合ったなら
互いにえがおをつかまえましょう


  これまでのこと
  これからのこと
  ひみつのま ....
休耕田に群生する
セイタカアワダチソウをかきわけるように
一両の気動車が港の方へと走っていく

スズメガの幼虫にかじられた痕のある
サトイモの大きな葉が
その風に揺れている

排水 ....
収容所には煙が揺れ昇り
黒い灰が風に舞っていた

坂道を上りきった辺りで
俺は砂利道を駆けていた
工場に向かって

一人の女と街角でぶつかった
奴は俺の顔を睨んで何かを言ったが
俺は ....
五時の寒さに肩をすくめて
大通りを横切れば
夜の仕事を終えた星々とすれ違う

妙に明るいコンビニも
昨日と言う名のゴミの山も
見てみぬ振りして早歩き

思い出すのは昨日の失敗
おとと ....
お母さんがぶらんこ
きぃ、とならす
視線を気にして
行儀よく、少しうつむいて

お母さんがぶらんこ
きぃきぃ、ならす
光の匂いに目を細めて
頬に風をあつめて

お母さんが立ち上がる ....
私という名の原石は
ダイヤでもルビーでもない
磨きつづけて光ったところで
それは未だ私でしかないわけで


あなたとの素敵な出会いを
親友は笑顔で試着した
店員の「おにあいです」の一言 ....
玄関に乱雑に置かれた
靴の形や方角を見つめていた
声が掛かってやっと靴を脱ぐ
冷たい床の歩数を数え
贈り物を掴んだ手が他人の様に
中の輪郭を酷く失わせる
飲めないコーヒーを玩びながら
エ ....
あおむけになって寝て
しゃべって笑って
ふっと黙って

あおむけになっているところだけ舟

ひとりぶんの

ちいさな


{引用=
私は目をつむり、水のゆらめきに合わせた動きの ....
ハレルヤ
例えば
線路に人が立ち入った為に30分停止していた夕刻の下り埼京線車内で
四方といわず八方を
ミニスカートの女に囲まれてさえ
音符が揺れる空中から視線を離すことのない
日系キムの ....
くちびるは濡れるから
ことばもいつか
濡れてしまう

めぐみと呼ぶには
砂ぼこりが多すぎる



古びてゆく壁に耳を寄せたら
わからない音だけが
あふれて

古びていたの ....
かたたん かたたん

夜のようだ

かたたん かたたん

まだ夜のようだ

かたたん かたたん
かたたん かたたん

いくつもの夜を越えて
目覚めても
やはり夜だった
眠る ....
12月に雨は

不意に止み

突然降り出し

しかし僕は夏のさなかとかわらず

鬱蒼とした森の奥の洞窟

その奥の方へ

ぼんやりと

歩く

黄色い毛並みの蜂蜜熊のよ ....
君はいつも
自分が歩いてゆく道を
見つめ続けている

道の先には
新しい君と
新しい僕がいることを
きっと願って

君はいつも
自分のいる場所を
迷い続けている

道の上には ....
つまさきが冷えるので
靴下を買おうと思って
鳥の格好をして表へ出た
別に態とではない
暖かそうな上着を着て
マフラーをきちきちに巻いたら
鳥の格好になってしまったのである
ためしに玄関マ ....
まず鍵に砂糖をまぶします。銀色糖をまぶします。白色電球で九六一度(融点)まで熱しつけます。揚げます。並べます。あげます。食べましょう。合い鍵はなくなりました。合い言葉は残りました。食べましょう。  一人分のスペースに
 あとからあとから
 人が流れ込んできます


 気の弱い私は
【もうこれ以上は入れません】
 と言えないので
 次から次へと
 押し合いへしあい入ってきます
 ....
うすきみの森へ入ると
なぜ うすきみの森へ来たのか

六つ辻の小道を通ると
左右振り返って 迷子になる

あしたの沢 の水をすくえば
きょうの日付と曜日を忘れる
きのうの小石に蹴つまづ ....
蜜柑の皮をむいてのばして
扉を作って
香りを漂わせながら
扉を開ける
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