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干乾びた小動物の
骨を拾って土に埋めた
湿った赤土の上を
ゴム製の靴底で踏みしめたから
今度生まれてくる時は
強い動物になるのだと思い込んで
きつく きつく 手を合わす
仕来たりなど ....
ずっとずっと遠くで波の音が聞こえたような気がしました
それが耳鳴りのように鳴り止まないのです

あれはいつのことだったのでしょうか
広い空の端っこに灼熱の太陽が半分だけ沈んでいます
そして海 ....
水をふくんだ枝 
水をふくんだ花 
水をふくんだ土 

山を流れる川のほとり 
岩肌を覆い
染み渡る水に喜び
起き上がった 
無数の苔 

( か細い茎から
( 見えない胞子 
 ....
花が夢をあきらめかけていた時
空より夢が花に落ち
花は今よりも鮮やかになった
夢をもった花は夢を咲かせようとした
けれども花はその花以上にはなれなかった
やがて花はしおれ枯れていった
その ....
まじめにいきるってことはほんとうにどうしようもなくて
ときどきほっぽらかしたくなるけれど。ゆうえんちにはめりーごーらんどが廻っているしときどき。木馬はわらい出すし。しごとは疲れるので破廉恥さ加減に。 ....
まだ隣りにいるような
波音をきく
目が覚めてから

目を開けるまでの
黄金のけだるい 午後
芽吹きの 呼ばわる メタモルフォーゼ
祝典の空に

春 大いに叫び
人と社会を 呼ぶ

激烈の春の陣列はパステルカラー
もう そこまで 来て

盛り上がり
 ....
綺麗にしか飾れない僕の言葉なんて
まるで役に立ちやしないだろうから
君がこの丸い地球の片隅で泣くのなら
僕も君と共に泣こう

君のもとへ行くには
この地球はあまりにも広いから
君を見つけ ....
仄白く明けてゆく空と
暦の眠りから覚めた蕾が
共鳴して
三月の和音を弾く

冬を忘れた陽射しは甘く
僅かに紅を挿した絹の切れ端に
はなびら、の名を与える

こころにある哀しみや空洞を ....
指一本動かないほど疲れきって眠りに落ちる時に
おっぱいのことを考えているのは誰だ

泥のように眠りながら夢の中でも
おっぱいのことを考えているのは誰だ

朝起きてなによりもまず最初に
お ....
風のゆくえに
はぐれたのなら
含ませ過ぎた胸に手を

どうでもいいと言い捨てるには
あまりに一途な
朝です、
誰も

いつの日も



 気がつくためには
 やわらかく ....
世界中にはいろいろな辞書があるけれど
私の名前はどこにも載っていない

類語辞典には
似たもの同士が集まっているけれど
私はひとり
ひとりぼっち
机の上でページめくっている
他の誰にも ....
白く鮮やかに咲きほこる、
一本のモクレンの木の孤独を、わたしは、
知ろうとしたことがあるだろうか。
たとえば、塞がれた左耳のなかを、
夥しいいのちが通り抜ける、
鎮まりゆく潜在の原野が、かた ....
あなたは ふらり
何の気なしに
立ち寄った旅人のようですね

来訪が嬉しくて 嬉しくて
こころからおもてなしするのですけど
ずっと ここに留まってはくれず
また ふらり
どこかへと ....
生まれ出る感情は
どこから湧いてくるのか
わからないけれど
森の中の泉のように
こんこんと
形を留まらせずに湧き出して
全身に流れてゆく
ある流れは海のような夢へと
広がってゆく
あ ....
空につるされた
大きなはねがまわる
からおとたてる
かいてんが どこか
はげ落ちたがいへきのさびしさ
人の形をしたうすいかげが
つめの先にあつまる
ことばを探している
おびえてかくれた ....
頼むから
「お宝」なんて言葉は使わないでくれ
宝に「お」を付けるのはやめてくれ
なんか下品じゃないか それでも宝なのかって
ありがたがる気持ちはわかるけど その敬意は卑しいぞ
みんなが「お宝 ....
クレパスを持つ
春の手のひら
細雨に包まれて
風が囁き虹の出番
すくった水に日のカケラ
見上げた空に青のサカナ
濡れた画用紙乾かして
透かして見えた
春の手のひら
腕まくり緩 ....
いまここに
来たるべき夜の紺青は
誰しもの
奥深くに眠る
逃れられない
悲哀の色をして


春はいつのときも
悲しみ覚えたかたちを
おぼろに映すから
すこし涙もろくなる

さ ....
  


不在に打ち震えとんのや
誰もかれもが
ひとりや


コップ、まだ洗い終わってへんねんって、
やめろって、水かけんぞ、ボケ


AIWAのCDデッキに
ジャック・ジョ ....
   びいどろの中でしか生きられぬ


無縫の衣
纏い
舞う
御姿    艶めかし

  ゆるり 
            ゆらる

煙管より一燻
放ち
湿る
御御脚  い ....
たかいとてもたかいところで
鐘が鳴って
響いてふるえ
始まったんだろ
どんどん共鳴して
音があたるから
どんな形かわかって
反響して
わかってきて
まだ目もひらいてないけど
柔らか ....
新緑の歩調に
風のブーケが踊る
朝が来たのなら
花通りの空の
あたらしい風で顔を洗おう

うららかな候は
群青の筆をとり
太陽を描き始めた花の街へ
きみは、ハイカラに萌えて
モダン ....
グレープフルーツ、を{ルビ啜=すす}ると
ゆびさきやら舌先やら
なぜだかきみを、
おもいだして

グレープフルーツ、か
それとも、ぼく、か
においのあふれる
部屋になる

 ....
そのヘッドフォンは
わがままな存在と言われながらも
誰からの耳も貸さなかった
自分に流れてくる音楽に酔いしれ
他人には一切聴かせることはさせずに
自分だけの世界に閉じこもっていた
誰よりも ....
じゃがいも
ゆでたいな
じゃがいもに
バターたっぷりつけてたべたいな
かわがついたまま
たべたいな
じゃがいも
たべたいな
じゃがいも
だいすき

あした
やおやさんにいって
 ....
             2007/03/24
まあいいかと言いながら
バイクのエンジンを吹かす
アクセルを吹かすというのが
普通の言い方だと思うのだけと
アクセルは制御のための付属物だ
 ....
散らさなくとも
散りゆくもののそのままだから
    浜辺
    知らせ
    島を生んで
同じ高さが
同じ高さのままで違うから
    猛り
    迎え
     ....
三月も残り僅かとなり
ほころびかけていた桜の花も
一輪また一輪と開き始めてきました
桜の花が満開となり
その花が散り始めると
思いだす事があります


由美子姉さんとは実家も近所で ....
くるぶしの水位で哀しみが満ちているので

じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ

とっても歩きづらい


どうせなら肩くらいまで浸かっちゃえたら

のんびり平泳ぎでいくのにな
水在らあらあさんの自由詩おすすめリスト(3047)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひと夏- 千月 話 ...自由詩20*07-3-28
予感- 緋月 衣 ...自由詩5*07-3-28
しずく_- 服部 剛自由詩5*07-3-28
夢を咲かせる花- ぽえむ君自由詩8*07-3-28
まじめさ加減。夕日と私。__- すぬかん ...自由詩7*07-3-28
波音をきく- ふたば自由詩707-3-28
春の叫び- アハウ自由詩5*07-3-28
丸い地球の片隅で泣く君へ- 紫苑自由詩9*07-3-28
春の和音- 銀猫自由詩25*07-3-28
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夜光- LEO自由詩36*07-3-27
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じゃがいも- 壺内モモ ...自由詩8*07-3-27
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降り来る言葉_XXIX- 木立 悟自由詩1107-3-27
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