すべてのおすすめ
どっかの時空の三蔵法師が
私の頭の緊箍児(きんこじ)を締め付ける
私は孫悟空じゃない
法師様よ間違えてくれるな

明らかに緊張性頭痛であるが
ストレッチなんかやる気力はないので
まっしろ ....
お花のかたちの穴が空いた
躰 心 かわいいね かわいそう

埃の積もった秒針 潰れたウジ虫
誰も知らない アーティスト

好きなものばかり 食い散らかして
破裂して死ぬ みんな
骨と皮 ....
テレビに映るにこやかな笑顔
介護の大変さなど微塵も見せず
嬉しそうに成功した親の介護を語るゲスト

母と私はため息をついた
(介護ってそんなに生易しいものじゃない)

祖母を介護していた ....
「こんばんは、」


鏡越しに降る もしくは水面越しに降る 積もる

記憶は曖昧 瞳のシャッター 脳内現像と再生 にて

私を移ろい 彩る全てに於いて 堕落しないこのぬくもりは
 ....
全て言葉にした途端真理だった
私が病み始めたのだろうか

懐中電灯の灯りは
最深部の闇の中でもがいている

ここはどこだ?
しんだような眠りから目がさめる

正しい言葉はもういらない ....
 ○豆腐

しかし。
まがいものにあふれたこんな世の目と鼻の先を一歩二歩三歩……とことこ歩いたすぐ横丁にあるスーパー。顔なじみの店員。
 「いらっしゃい」 
 「どうも」
 「いつもの ....
 古い白い花の蔭に
 恋の嘆きをみていたむかし
 チョコレートの銀紙を
 折り畳みながら過ごした夜

 なつかしい想い出は
 楽しく稚い愛の物語
 その震えも忘れてはいないけれど
 ....
ちいさい 秋も
おおきな 冬も
はくぎんいろの 抜けてあつめた
けだまに
ころころと まるくなるよ


あなたの ちいさくておおきな
迷いやふあんの中に
ほんの少しでも わたしが ....
成層圏を脱出してから
どれほど経ったのだろう
宇宙の果てまで
まだまだ遠く届かない
来世という未来に託すしかないのか

路傍の石ころに生まれ
泥に生まれ
虫に生まれ
魚に生まれ
豚 ....
醜い羽を 力強くふるわせて
わたしは 飛んだ

深い夜を 泳ぐように
まばゆい明日を 吹き飛ばすように
あなたを めがけて
わたしは 飛んだ

呼吸が風に ちぎれて消える
わたしの過 ....
私は私で

他の誰でもない

通じない言葉に疲れて

スマホを放り投げた朝の散歩道

きみは私を処刑しようと決めた
細い路地を右折する
ふと、思い出し
 ふと思い出せなかった
小さい頃
僕はいつから
自転車を乗っていたのかな
夕焼けのなか
町の空き地で
いもうと揺れる
かあちゃん揺れる
 ....
草々は刈られ
広々とした川辺に
一本足のたんぽぽだけが刈られずに
ぽつんと取り残されていた

小春日和はきまぐれに
命の鍵をもゆるませる
死ぬのだったらこんな日がいいなと
薄い皮膚のま ....
間違って、鳥の巣のなかで目を覚ますこともあった。間違って? あなたが間違うことはない。Ghost、あなたは間違わない。転位につぐ転位。さまざまな時間と場所と出来事のあいだを。結合につぐ結合。さまざ .... 夜の街燈はいつも
何かを考えている
光を灯すだけでなく
決して暗いことばかり
考えているわけではない
夜の街燈の思考が閃いて
宇宙が一輪の花になる
あまりの果てしなさに
自分の孤独を感 ....
「最近のカローラ、乗り心地良いね」
「あ、これ、メガーヌっていう車です」
出席するだけの会議のあと、家まで送ってもらい、
黄色いルノーを国産車と勘違いしてしまった

そういやあ、ヤリスとプジ ....
僕らは階段の話をした
かいだん、と言う
君の発音が好きだった
一日中、階段の話をして過ごした
街では日々
階段は増え続け
壊され続けたから
話が尽きることはなかった
このまま二 ....
調律をしをえたばかりの
おとぎばなしは
こぢんまりとした
こどもの耳の中で
ふたたび輝く

なまえのない宝石を
空にかざす
君がなまえをつけてくれ

ささくれたブランコに留まる
 ....
今日は午前十一時から仕事だ
日曜日なのに・・・
早く目が覚めてしまった

アイスコーヒーを二杯飲み
ラッキーストライクを吸う
アイスコーヒーの氷がカチッと鳴る

いい気な烏が
 ....
好きだった人の
きっと
知らない町にいる


異国の霧のなかを
列車がしずかに過ぎていく

この町に来てから
父の同僚の
娘さんと友達になった
ひとつ年上で
彼女も
不登校 ....
AIは人間ではないはずなのに
AIが作った詩のほうが普通の
詩読み人には好まれる

私達詩サイト詩読み人は
AI詩はいまだ未詩である と
知っているから驚かないけど

AIの作った ....
 
 黒いX
あの頃は青い鳥が飛んでいた
谷川俊太郎氏とイラストレーター氏のコラボ詩  
                     …ああイラストの人の名前を忘れてしまった
返詩のように、勝 ....
まあ
じっさいに、熊の被害に遭われた方には
申し訳ないのだけれど

熊のフリー・ハグに注意!

きょう
きゃしゃな感じの三人組の青年たちが
フリー・ハグのプラカードを胸にぶら下げて
 ....
久しぶりに
馴染みの店に
掃き寄せられた
落ち葉の面々

互いの無事を
半ば涙目で喜びつつ
とりあえずハイボールで
万感をこめて乾杯する

真っ赤に出来上がるヤツ
いつまでも ....
蒼く白く浮かび上がる斜面を手のひらで滑り降りて
ごわついた皮膚の冷たさを知る
まるでゴム毬のような乳房をわし掴みしてその谷間に暗い頭を挟み
これが生きている証拠だと誇張する

あぁ、生きてい ....
 白い闇が襲う
 これまで生きてきた想いが募る
 私に prestoをかけようとする
 崩れかけた斜面の沿線
 時には避けて
 時には埋めて生きてきた
 はじめて神様に祈りを捧げたの
 ....
横になればすぐにわかる
どうして今まで立っていたのだ
眠るために必要なものは、
とりあえず枕と寝床があればよい

悔しかったことや腹が立つこと
悲しいことや傷ついたこと
虫歯の痛みや腹ぺ ....
祖母の誕生日
母からこっそり
祖母が大好きなお花を聞き出しておいて
仕事帰りに買いにいく
水仙にフリージア
祖母がこよなく愛する花ばな

ねぇ、どこにあるの?
花屋を探し回っても
近 ....
公園の池の際に母子がいる
母は子供にパンを渡し
子供にパンクズを池に投げさせた
池の鯉は競って大きな口をパクパクした
傍には鯉に餌を与えないで下さいの看板がある
通り過ぎる人々の視線が母子を ....
考えるな 感じろ
と誰かが言ったが
背中で感じても指が動かない私は
ひたすら考える

詩人のような暮らしや
詩人のような風貌を
持ち合わせていない私は
ひたすら考える

語彙の ....
本田憲嵩さんの自由詩おすすめリスト(2113)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鎮痛剤【きょうのソネット】- 佐々宝砂自由詩424-11-24
花瓶- 印あかり自由詩524-11-23
リアル- 栗栖真理 ...自由詩12*24-11-23
藤の間_垣間見る- ゆるこ自由詩3*24-11-23
時空の変質(懐中電灯の灯り)- 林 理仁自由詩6*24-11-23
光、往路、- 湯 煙自由詩6*24-11-23
北窓- リリー自由詩9*24-11-23
とろり/12月- 唐草フウ自由詩15*24-11-23
孤独- レタス自由詩9*24-11-22
ペル・アスペラ・アド・アストラ- みぎめ  ...自由詩424-11-22
五行歌__冤罪- レタス自由詩7*24-11-22
ふらふらふらと- アラガイ ...自由詩15*24-11-22
川辺の物語- そらの珊 ...自由詩12*24-11-22
THE_GATES_OF_DELIRIUM。- 田中宏輔自由詩16*24-11-20
Cosmos- 鳥星自由詩16*24-11-19
value- atsuchan69自由詩12*24-11-18
囁き- たもつ自由詩324-11-18
さよなら雨- そらの珊 ...自由詩12*24-11-17
休日出勤- 田中教平 ...自由詩224-11-17
ルミエ- 九十九空 ...自由詩424-11-17
AIの作った詩を考える_し- 足立らど ...自由詩5*24-11-16
人見知りの相克- アラガイ ...自由詩5*24-11-16
熊のフリー・ハグ。- 田中宏輔自由詩14*24-11-13
落ち葉- 夏井椋也自由詩11*24-11-13
冬の精- 栗栖真理 ...自由詩124-11-11
breath_~時の鐘- アラガイ ...自由詩9*24-11-11
微睡の草原- atsuchan69自由詩14*24-11-11
祖母の好きな花- 栗栖真理 ...自由詩524-11-10
- 自由詩10*24-11-9
考える人- 夏井椋也自由詩8*24-11-9

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