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こんど、ほうき星とともに起きたなら
ほのおをとじこめたこの形骸を羽化して
凍りはりついたくちびるを高音でとかし
おんどく不能な音波となってはばたこう

死をもっておわるせかいが合掌ならば ....
死んでも旬でいるために
生はどんよくに波をかく
波うつことで脈ありと
信じていけるその日まで
脈動はきざまれた
きざまれてわかたれた
脈動はわかたれた
わかたれてきざまれた
わたしとあ ....
詩をさがしても必シになることはない
糸をたらして蜘蛛のようにおりてくる
視点と蜘蛛の交差点の上に支点がある
蜘蛛を息でゆらしても支点はぶれない

背と腹を交互にむけながらまわる蜘蛛
あたか ....
雪のように白くても白は色で尻にはなれない
どれほど尻にしかれようと色は椅子ではない
白の住まう城が尻であっても尻の穴はくろい
とはいえ尻の家が白かといえばいいえだろう
白は色であり家にしろとは ....
本田憲嵩さんの菊西 夕座さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ことばは生きて何度だって壁にはずむ- 菊西 夕 ...自由詩3*24-8-13
死んでも旬でいるために- 菊西 夕 ...自由詩6*24-6-22
無重力の殺意- 菊西 夕 ...自由詩4*23-11-12
知りえようもない恍惚の槌で頭骨に築城する- 菊西 夕 ...自由詩5*23-9-23

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