すべてのおすすめ
もっと上手に絵を描きたい
夏休みの宿題に取り組んだこと
頭の中で完成している絵日記が
所在不明で消えていく
次の日もまた次の日も
浮かんでくる影像を描写で ....
心の隙間で踊っている
いつまでも消去できないでいる
自分自身を制御できないでいる
行動に移そうとする自分がいる
そんな自分を恐れている
地図を確認している ....
朝の一杯にホットコーヒー
今日の行動予定を整理する
アイスもいいけどやっぱりホット
ニュースで世間の出来事をチェックする
電車遅延がないことでホットする
....
人混みに向けて無意識にシャッターを押している
晴れやかな笑顔で闊歩している人々
歩いているだけで苦悶の表情
太陽の光を避けながら速足で軒下を駆け抜ける
二度とない ....
掴み切れていない一瞬
逃している瞬間は数えきれない
躊躇してしまう
怖気ずく弱さ
踏み込んだ先を思い浮かべてしまうからだ
恥をかくこと恐れづに
そ ....
お気に入りのものはありますか
それは今欲しいものですか
自分に足りないものですか
恋する心が欲しいですか
愛されたいですか
欲しいものは何ですか
....
ベランダの手摺で一休みの鳩さん
窓ガラス越しにじっと見つめる猫さん
今の関係性を紐解いてみる
狙われている鳩さん
飛び掛かりたいが
檻の中の自身をうらやむ ....
暦(こよみ)と呼んでいたころが懐かしい
○を付けたり
ハートマークを書いたり
大安 仏滅 友引 先勝 赤口
いにしえからの伝承の言葉が
その日その日に意味 ....
橋を渡る時に目に映る
川辺の桜並木の下にベンチがある
幅広のベンチを占領して
ただ川面を眺めているらしき人
新聞を読んでいるらしき人
音楽を聴いているらし ....
日々生きていくということは
日々問題と向き合うということ
不安に繋がる問題もでてくる
自分にしか理解できない問題もある
周りの人には何のことやらと思われる
....
君の寝顔をみていると
波だっていた心が落ち着くのはなぜだろう
寝返りをする横顔は
どこか不安そうにみえるけど
眠っていても笑い顔にみえるよ
眉毛を掻く右手が可 ....
おはようと爽やかな声
振り返るとクラスのマドンナ
それだけでちょっといいこと
いいことは探しちゃだめ
無造作に落ちているわけじゃない
常日頃のちょっとした ....
出て行くあなたの後ろ姿を見送りながら
机の上の走り書きに目が止まる
『ごめん』
たった3文字の走り書き
些細なことで諍いもした
笑顔が溢れる思い出もある
....
緑道の奥にある図書館に向かう
調べものがあるわけではない
感想文を書くわけでもない
興味があるのは静かな空間と
そこで本と睨めっこしている人々
悪趣味の人 ....
腰を落とすと左右に揺れる
落ち着かせようと左足
立ち直ろうと右足に
バランス取ろうと
慌てふためく自分の体
思い通りにはならない
あなたの心
....
今では見られなくなってしまった砂嵐
窓を打つ風もなく
走りさる車の足音も聞こえなくなる
静かだ
刺激を感じる音が欲しい
懐かしい乾いた響きが流れてこない
....
迫りくる渦がどんな景色を見せてくれる
罰当たりなんですが
待ち望んでいる自分がいる
なにも起こらない日常に流されてる
心臓がドタバタするぐらいの事象が起る
....
顔をかすめる南風
ざわつく心の行方はどこだろう
朝から時間に追われている
追いつかれない逃げ道はどこだろう
陽ざしの中を影がよこぎる
太陽はどこだろう
....
頭の中でグルグルと回ってること
割り切れたらいいでしょう
あまりがでたらどうしようとか
切り捨ててしまおうとか
割り切れないことには
面白いことが含まれて ....
寒い寒いと振り撒いている
どんなに寒暖スイッチを入れ替えても
厚着をするしかないのです
桜の花びらひらひらと舞い降りて
緑の並木道に変わったときには
暑い ....
若かりし頃を振り返れば
目覚まし時計は必需品でした
目覚めたことに感謝することもなく
鍵もかけずに飛び出していました
いつからだったでしょうか
目覚ましの ....
春風が優しく過ぎてゆく銀杏並木の散歩道
木陰で静かにスケッチをしていた私に
さりげなく声をかけてくれました
見えないバリアを被っているつもりだったのに
あなた ....
今の気分は何色だろうか
暖かい気分をため込んで
廻りにも伝染させたい赤色
気取った素振りで
冷めた気配に模様替え青色
突然の狂気
走り出したら止ま ....
ログインできません
思い出せない暗唱番号
思い出は走馬灯のように流れてくるけど
意味のない数字の羅列は浮かんでこない
味気ない数字をなにげなくならべてるだけ
....
なぜか得してるように見える
しょうがない人
なぜかいつもニコニコ和ませる
しょうがない人
なぜかスローモーション
しょうがない人
もしかして ヤキ ....
今日家を出たら
最初の信号が青の確率は
今日最初に出会う猫が
三毛猫の確率は
記憶を無くすような確率は
この地球が存在している確率
そして今自分 ....
優しく髪をなでてくれる右腕が
ハンドルを握る右腕が
横断歩道引いてくれる右腕が
目の前の蜘蛛を掴んで逃がしてあげる右腕が
ぶら下がれる右腕が
欲しい
....