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白い紙は

静かな鏡


ペンが走るたび


ぼくの心の奥が


こぼれ落ちる
(君のようにわたしはなれない)

星の流れるさみしいよるには
悲しみも流して、染ませるから
雨のはげしく叩くよるには
聴こえない子守唄を うたおう
花火の終わった白けた
夜空のした
醜 ....
この星の全域が、
スラムと
清潔な街とに
分断され、
難民と
エリートに別れても
まだ君は
未来を信じるのか

正義が強制され、
否定する者が眠らされても、
まだ君は
未来を信 ....
 
 もう、

 すべてを、

 すべてのことを、

 忘れたつもりで、

 笑ったり、

 チーズケーキ食べたり、

 おしゃべりしたり、

 音楽聴いたりしてるけど、 ....
僕が駄目だなんて分かりきってる事が
頭の中で反響して虚しくなるが
馬鹿にされたら言い返す気力は
残ってる
だから本当に落ち込んではいない

道のりから外れ
元のルートに戻れなくても
そ ....
光の中の闇

闇の中の光

それを、僕は描き出したい


喜びの中の悲しみ

悲しみの中の喜び

それを、僕は描き出したい


多色の中の単色

単色の中の多色

それを、僕は ....
不思議なもんだな

あの頃の私たちは

そんなに仲良くなかった

むしろ苦手だった

声変わり前の甲高い声で

口うるさく言うから

でも あの日

合唱コンクールの日 ....
統合失調症だと分かって
8ヶ月
薬の副作用で体重が10kg増え
落ち着きがなくなる症状も出たが
幻聴は聞こえなくなった

戻れるならどこに戻りたい
あそこに戻りたいという場所が
何個も ....
真夏の予感に誘われて
まだ暗い路を車で飛ばし
やがて東の空は鋼色を帯びてきた
ウィンドウを開けると
潮の香りが車中に満ちて
風の言葉に誘われ浜辺に着いた
五月の歓びが背筋に走る
男か女か ....
二年くらい前、ある詩人に、萩原朔太郎は好きですか、と尋ねられた。嫌な質問だった。というのも、この手の質問では、たいていの場合、好きか、嫌いか、といった二者択一的な返答が期待されており、それが、詩人の好 .... 連日降り頻る雨は私の熱った体を冷やす
破れて骨組みまで曲がりくねった傘
空は相変わらず薄暗いままだ
風は私を吹き飛ばし
どこか遠くへ攫おうとしているのだろうか

せめて掴まるところでもあれ ....
浮かんでは消え
浮かんでは消え
まるでシャボン玉

いつか弾けて
本当に消えてしまうのだろうか
屋根まで飛ばずに

私の夢はシャボン玉
日曜は朝寝

もっちゃり十時に起きて

思いついてラグを洗う

本格的な梅雨前に

サッパリした畳にしてやろう

ラグの洗濯に難儀していたら

心配そうに風呂場を覗く顔
 ....



胸と背中に挟まれた
狭い胸郭のお立ち台で
夜もたけなわと、踊る心臓

ドックドックと五月蠅くて
寝返りを打つベッドの独り身

いっそのこと、止まってくれれば
永遠の眠りに ....
わだかまりを引き摺ったまま
辿り着いた朝

とびっきり苦いコーヒーで
昨日を飲み下す

垣間見る液晶は
物価高とゴシップと
ヒトやモノが傷ついた話ばかり

息が詰まるような気が ....
 暦(こよみ)と呼んでいたころが懐かしい

 ○を付けたり

 ハートマークを書いたり

 大安 仏滅 友引 先勝 赤口

 いにしえからの伝承の言葉が

 その日その日に意味 ....
あの頃 樹にもたれて 眠っていたきみを
切り裂いたのものは

きっと 誰かの作り話で
 仔猫が、お腹を空かせていたのだろう
という 事になっていて

なぜないているの
と  ....
僕に大丈夫だと言ってくれた
人がいて
嬉しさが込み上げる

背中を照らす太陽
自転車での帰り道
ひとり

言葉にならないことを
言葉にしたかったから
そのための経験だと
思おうと ....
たとえば僕をバラバラにして
原型が分からないようにすれば
誰からも
責められることはない

尊い命と言うのに
君が尊く扱われない時
君がバラバラになっても
誰も責めないよ
群青のうねりと尖った氷山をかき分け
巨大なヤツが俺を片眼で睨んだあの日から
俺は毎日1インチの縄をキリキリと絞り
玉鋼の銛を鍛えては研ぎ続け
ラム酒をあおってはヤツを呼ぶ歌を唄ってきた

 ....
ーぼくのブログを見ないでほしい
というブログを目にしたので、僕はブログの中身を開けて読んでしまった。

ーぼくのブログには見たこともない惑星の
読んだこともない言葉で、わかれ(◑★⇄)が告 ....
水が張った田んぼの中に
惑星が落っこちて
飛び散った変な液体が
口の中に入った
バカにしてるみたいな味だった
ぺっと勢いよく吐き捨てて
地面に落ちたそれは
透明で掴めない
放課後の僕は ....
涙色の日を避けて
箱の中にいるよりは
涙色の日にぶつかって
後の笑顔を見たい

見たいもののために
汚れる必要があるわけではないけど
不思議なことに
綺麗さっぱり終われるもののほうが
 ....
偶然、ハートの形した
ポテトチップスが入ってて、手にとった
恋をしている人たちにいいことがあったらいいな、
うすぼんやりと思いながら口に込めた
思いついた時にすぐ書いておけば
よかったもの
いくつあるだろうか
それはつまり忘れてしまったもの
数えられなかった

あの時黙っておけば
よかったもの
いくつあるだろうか
それはつま ....
俺は人間だ
猿がバナナ食うよりもっと信用に足る事実
トナカイに乗ったサンタクロースよりもっと信用に足る事実
でも事実なんてものこの世にはない
なぜならビッグバン理論はまやかしだからだ
世界が ....
小学校四年生のときに読んだ『フランダースの犬』が、すべてのはじまりだという。実際、彼の作品は、神を主題としたものが多い。二十代までの彼の見解は、サドが『閨房哲学』の中で語ったものと同じものであった。「 .... 水蒸気が立ち上り

白く烟る農地

遠くには八ヶ岳

折り重なり連なる

パッチワークのそこかしこに

夜明け前から働く人たちが点点点


深く吸い込んだら

山の精 ....
ウメが好きといっていた母が亡くなり

十三年もたち忘れていたころに

実を結んだことで思い出話しの花が咲き

居間の隅で笑っているご先祖様に会釈して

今日一日がやっと終わろうとし ....
死なない日の朝は
母の優しさが欲しかった

歪な世界の片隅
私にしか見えない景色

いつも途中で終わる
意味不明の夢の経緯を
母は聞いてくれた

覚えていますか
夢の途中を

 ....
本田憲嵩さんの自由詩おすすめリスト(2113)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白い紙- 多賀良ヒ ...自由詩525-5-23
まくら- 唐草フウ自由詩10*25-5-22
That's_smart_- atsuchan69自由詩17*25-5-22
黒百合- おやすみ自由詩425-5-21
道のりを検索しています- sonano自由詩5*25-5-21
闇の中の光- 多賀良ヒ ...自由詩325-5-21
迷路へ- 花野誉自由詩8*25-5-21
アカシジア- sonano自由詩3*25-5-21
海辺にて- レタス自由詩5*25-5-20
MELBA_TOAST_&_TURTLE_SOUP。_カリカ ...- 田中宏輔自由詩15*25-5-19
この公平な空の下で- 栗栖真理 ...自由詩225-5-18
シャボン玉- 栗栖真理 ...自由詩225-5-18
ビールをつぎながら- 花野誉自由詩425-5-18
白いシーツの波跡- まーつん自由詩9*25-5-18
スランプ- 夏井椋也自由詩15*25-5-17
カレンダー- 佐白光自由詩4*25-5-17
to_iU- ryinx自由詩14*25-5-17
帰り道- sonano自由詩4*25-5-16
原型- sonano自由詩5*25-5-16
鯨捕りの歌- レタス自由詩8*25-5-16
ぼくのブログ- 洗貝新自由詩11*25-5-15
景色- 若森自由詩5*25-5-15
涙色の日- sonano自由詩5*25-5-14
真夜中のポテチ- 唐草フウ自由詩10*25-5-14
いくつ- sonano自由詩5*25-5-13
確信- 若森自由詩5*25-5-13
百葉箱のなかの祈禱書。- 田中宏輔自由詩13*25-5-12
信州の朝- 花野誉自由詩5*25-5-12
我が家の長い一日- 足立らど ...自由詩11*25-5-11
母へ- TwoRivers自由詩9*25-5-11

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