すべてのおすすめ
節分の豆まき用の
落花生
結局
「鬼は外 福は内」は
やらずに寝た
今夜
ウィスキーのアテに
落花生
パキッと割ると
左右に分かれて
一個ずつ
なんだか
悪 ....
心って、
本当はきっと海でできているんだ
凪のように穏やかで温かな日もあれば
荒波ですべてを飲み込んでしまう日もある
陽の光の声にきらめいてみたり
曇る空の色に染まってみたりする ....
学校帰り、町に一つしかない音が出る横断歩道を、
わざわざ渡って帰ろうとしたら、横断旗が誰かに
盗られて無くなっていたのでがっかりした。
通学路は神社の山を横に見て、帰る道には線路が近い。
金 ....
にじが みえるんです
人には にじの輪郭があるんです
オーラでは ないんです
夕刻か朝方の影の長い時に
人影に にじがにじみます
だれもが にじを まとっています
オーラみたいに人それ ....
雨に打たれて
風に吹かれて
私は流れゆく時を
泳いで、泳いでゆく
なつかしい
夏の匂いのする
青魚の一匹
陰謀めいた色で恋を仕掛ける
アナログの仕草でデジタルなフレーズを
口元へ
Game 最初の駆け引きはスリルで
Love 本気を見せたらルール違反
君の枕元に伏線を張って
夢の奥まで ....
それは風に揺られて突然やってくるのでした
体内花粉止めカップから溢れそうです
攻撃目標は主に目と鼻です
痒くて我慢できません
鼻水は止まらず
ティッシュ ....
空がしろい
すいこんだ冷気が
肺の中で氷の花を咲かせる
灰色の細い梢
音もなく羽ばたいていく黒い鳥影
半分凍ったお池で
蟻がスケートする
泳ぐ金魚はめまいに似た残像
時はふりつもる ....
六花(りっか)舞い落ちて来た
遠い空から
しんしんとしんしんと降りつもる
太古の涙の結晶は
悲しみ
よろこび
さまざまな思いや気持ちを
ふくんでいる
ああ、六花(りっか)ほほに解(と) ....
お月さんよう
なあに
奥歯なんて抜くんじゃなかったよう
なんで
まだ痛むんだよ
それで
子泣き爺だよう
なにそれ
泣かないよ痛みくらい
えらいわね
泣かないよう悪口にも
強い ....
僕は僕を許してないけど
君は君で生きてるんだろうね
君は僕を許してないけど
僕は君で生きていて
それでも僕は僕で生きてるんだ
僕の知らないところで
きっと君は自虐しながら、
それ ....
風が金管の旋律になって
とうとうと胸を揺さぶり
東の空を見あげると
青白く輝くいちばん星
電線の陰が夕闇に消える
鈍色の舗道
星になれない
タワーマンションの窓 ....
朝、
スマホに
目玉焼きを
載せ、
すりおろした
人参みたいな気持ちを
他人事の
引き攣った笑いで
軽くはじく
寝癖のついた宇宙服を脱ぎ、
縞々の制服から
パジャマに着替える ....
縮れた髪がカーテンみたいに遮ってる
全部見えるけど、全部は見えない
例えば君の涙目とか?
睨みつける君の目から
逃げ出してトイレに座る
ああ、尻が暖けぇ
綺麗な便器をもう一度綺麗に ....
{引用=
― 大人になったら、
雪になって
母さんのように空を
飛びたい・・・
}
粉雪が舞う
雪ん子
少女は、眩い銀の髪、
白い肌が愛らしい子に ....
生きるのがつらいけれど
死ぬわけにはいかない
なぜならば
私は命に生かされているからだ
「命は生きたがっているのよ」
・
こころの
冴えかえる闇の
静かさに
耳を澄ますと
....
ランチタイムを
だいぶ過ぎたお店
無性に
食べたくなった パスタ
語り合う
二人の女性のほか
誰もいない
海老と
ブロッコリー入りの
トマトクリームパスタ
だ ....
僕はビビリマン
気がとにかく弱い
ビビリマン
想像の世界ではいくらでも活躍できるが
どれも現実には実行できない
失敗したら?
バカにされたら?
成功するは ....
あの人は感謝を忘れてしまったんだ
と言われ
下を向いて歩いていると
道路が舗装されている
側溝に連なる重い蓋の数々に
工事した人に尊敬の念を抱き
朝、水道からお湯が出ることにも ....
くつした
てぶくろ
お箸
ピアス
いつも片方失くなっちゃう
おともだち
ねぇ、サザえさん
あなたの住む町の
空はいつも青空で
夜空には必ず星が瞬いて
ご近所さんは誰も親切で
ねぇ、サザえさん
人目を憚るアタシの秘密を
ドロドロ渦巻くアタシの心を
そ ....
GBTIQの詩人たちの英詩翻譯 しょの66
イレーン・セクストン
トーテム像
かつて、それは、松の木のあいだに突っ立ってたんだ、
ぼくは信じてなかったけど、貞節の象徴で ....
ビル砕け散るように鳩が舞う
あの日落ちてきたもの
ぽつりぽつりと
いっせいに
紙切れがふわり風に巻き上がる
空に目がある
涙みたいな朝だ
誰も知らない海辺
静かな心臓の音
琥珀色の朝焼け
生まれたばかりの今日に
口づけをする
おはよう
みんな死んでしまった
豊かな暮らしを求めて
みんな逝ってしまった
....
ほんの薄皮一枚で
世間と隔てられている
私の中の迷いの森では
樹々は喜びにさざめき
鳥は哀しみをさえずり
花は悩ましさをささやく
誰も見ることができない
私の中の迷いの森の
....
白い屋根にかき氷大盛り
盛り上がった白魔の峡谷
側に運び出す白熊をかき分けて
こんなところも道なのだ
人が動いている
冷たく濡れたトイレットペーパーが
次から次にちぎれ降ってくる
避けれ ....
「なんたらかんたら」とは、なんたらであり、かんたらである。いや、正確に言えば、なんたらでもかんたらでもないが、同時になんたらでありかんたらでもある。その曖昧さこそが、なんたらかんたらの本質なのだ、と誰 ....
年が明けると待ってました
今年も無事に出かけられる
温泉街のそば店
散歩に出て前を通ると
主人が真剣にそばを打つ
その姿が神々しく窓越しに映る
お ....
私の命は
一つしか無いのだから
この命を使って
とことん生きぬこう
人生は一度きりだから ありがたい
風を待っている
最後に吹く風を。
心待ちにしている
大空を吹きわたる時を。
....
布団ごしに
差し出された 夫の手
腕ずもうするみたいに
握ってみたら
涙が 溢れてきた
体の中で
飽和していたものが
やっと
機を捉えて
流れだした
そんな ....
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