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夢の靴底が踏んで行くありふれた風景
地球は派手な{ルビ風景=けしき}に満ちてるが
都市の風景は今 お決まりの景色で{ルビ闌=たけなわ}だ
欲望の灼熱が どんなに道路を覆っても。
小さなエア ....
足下には今現在がある
立ち止まっても 時は止まらない
歩いても歩いても
足下は現在のままだ
鼻先にはいつも
ニンジンのような未来がある
いや在ったのだ 未来はもう横たわっている
延 ....
空腹を食べながら 余計に水を飲んだあげく
限りないほど透明になっていく わけでもなく
通り過ぎた故郷の 壁の 向こうに
ほんの小さく空いた 窓の 縁に寄り添って
春がよく似 ....
死の前日の君へ、死の翌朝の僕から
忘れ物を届けたい。このささやかな詩手紙で。
どこかへしまい込んだまま
すっかり埃まみれなまま もはや記憶だけのままの
使う事もなかったアレは、かなり貴 ....
その日、暗闇はすべてを覆い尽くした、と思っていた
あらゆるモノが皆、暗闇を背負い
その中で暗闇の底を探すのだ、と。
しかし、静寂は無限だった。
暗闇は、その静寂に無限に包まれていた
....
*
それでもいい
遠い足音の偬しみも
かわした言葉のすべてが いつか跡形もなくても。
ぼくらの中にだけ積もってゆく
ただ、それだけ、であっても。
純度の高いまだ ....
※
その痕のことは、
何も知らない
水たまりを、
陽気なアメンボが通りすぎたあとのことは、何も……
みずうみに、
きみが爪先でたてた水の音も、
寝転んで何かを囓ったり、口のかなで ....
どうしてそんなに、大きなお口なの?
赤いずきんの少女は尋ねた。
それは至極妥当な疑問だった。
ペローならば、ぺろっとイカレ、グリムなら助かる運命の、幼気(いたいけ)な少女を、だが、もっとハルカニ ....
りゅうさんさんのハァモニィベルさんおすすめリスト
(8)
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日付
人類の日記
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ハァモニ ...
自由詩
5*
25-8-2
かつての未来_と_これからの過去_の_間
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ハァモニ ...
自由詩
4*
25-6-16
ハルメーテ
-
ハァモニ ...
自由詩
2
21-2-14
底を浚って
-
ハァモニ ...
自由詩
2
21-2-4
暗闇と明かり
-
ハァモニ ...
自由詩
3*
19-6-23
冬の夜の
-
ハァモニ ...
自由詩
8*
18-12-20
『オパール』
-
ハァモニ ...
自由詩
9*
16-3-15
赤から青のメルヘン
-
ハァモニ ...
自由詩
4*
14-4-30
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