すべてのおすすめ
君は何色なのかぼくは知らない
けれど 君の言霊が心地よくて
逢えるのが楽しみだ
ぼくはその優しさを抱きしめて生きている
西の空を眺めては
日々の約束を頼りに
君の名を呼んでいる ....
天使の翼に乗って
羽ばたく花の
聴き入る
北極星の蒼い声、
〈君は何処から来たの?
そんなに冷え切って〉
深い闇の奥から
引き裂く声のヒビキ渦中
深い闇の奥に潜むヒカリ掴 ....
イタコ、暖炉、雲の姿。ガスの目論んだ固体。
いたこ だんろ くものすがた がすのもくろんだこたい
重く語ってったか、蜘蛛を。
おもくかたってったか くもを
餅の命の要素。滅ぼそ ....
カーテン開ける
東の窓辺は柔らかな
柳の芽吹き おもわす光
三度目に
鳴っていた携帯のアラーム消して
私を 執拗に抱きしめるコットン毛布から
這い出してきた脳みそが
....
君と僕とのあいだに
置きたい言葉があるとして
それはいつも最初の言葉であり
最後の言葉
初めての言葉であり
いくたびも繰り返されてきた言葉
すでに過ぎ去ったこと
あるいはいま ....
時計は回る
時間は回る
大切な人との時間
グルグル回って
絆が深まり成長していく
時間の流れ
早く感じたり
遅く感じたり
暇を持て余すよりも
楽しい何かをしたい
時 ....
死にたくなった時は思う
あの人を
思う
そうすると
生きる勇気がわく
・
おまえなら最後まで
生きられる
と今は亡き人が
言ってくれたような
光る風
明日の自分に期待して 今日は寝る
昨日の自分に期待されてると ちょっと嬉しいかも
でも期待に応えられなくて また明日の自分に期待する
馬鹿だから
いつまで経っても懲りないの
....
一度作ると
何日も続く
続いても飽きない
和を表している料理
和の美味しさでいっぱい
何処の家庭でも
おでんを作るだろう
それぞれ味が少しずつ違う
外で食べるよりも
自宅 ....
なにかがあるんだよ
人の内には
何かが、
瞑目して
意識の視界に
次々浮かび来る
顔や色彩や木々やら
観入り感じて居るとそう想わざるを得ない
死に絶えない、
ナニカ が
....
ふしぎなことを
経験すると
ふしぎなことが
ほんとうに思えるんだ
魂は永遠にいっしょだよ
・
銀の三日月は
私の胸で
ほほ笑んでいたよ
夢が叶うとは
知らずに
タイカレー食うゆっくり。靴、夕暮れ描いた。
たいかれくうゆっくり くつゆうぐれかいた
行こう、ゆっくりと理屈言う恋。
いこうゆっくりとりくつゆうこい
脱衣麻雀やし、参った。
....
悲しいことを
悲しいと思えない
悲しさ
悲しい時は悲しもう
涙は愛に帰る
・
ずっと
マヒしている
空気の子は
ありがとうだけを
忘れ去らないでいる
・
この
....
「結果がすべてだ」
というなら
人生はむなしい
さいごは
みんな灰になるのだから
新年を迎えた
すっきり目が覚めた
今年最初の朝を全身で感じた
何もかもが新鮮に見える
新しい世界に包まれた身体
室内の雰囲気
家族の雰囲気
外の雰囲気が新鮮
目標が自然 ....
オレは世の中の99.9999%以上の事象を知らない
バカで バカで どうしようもないバカなのだ
酒を飲んではくだを巻き
夜の闇に溶けるだけ
たったそれだけの存在を
月だけが優しく頬笑んで ....
古稀を過ぎた女房が
医者から「五十肩」といわれうれしそうである
患者に喜ばれる病名なら治りが早いかもしれない
これは「美人鼻炎」です
これは「エリートハゲ」です
これは「イケメン腰」です ....
「天罰は忘れた頃にやってくる」
数十年も前の
虐待
体罰
いじめ
セクハラ
暴力などの
被害訴えが
次々と表に出てくる
人権意識の高まりとともに
封印されていたものが
次々と表に ....
ウクライナはもう終わったんですか?
今はパレスチナですか?
ウクライナはもう終わったんですか?
あの怒りやら涙やら全部
今はパレスチナのものですか?
ウクライナはもう終わったんですか?
も ....
ドライブする
現時点で何も決めてない
直感に任せてみる
行かないような場所だったり
綺麗な絶景に出逢えたり
色々決めるのもいいけれど
直感に任せてみるのも
楽しいと思う
気 ....
六花
しんしんと咲き
いずれ
ありがとうの
春に解ける
・
※「六花」=(りっか。ろっか。)雪の異称。
だから人の書いた詩なんておもしろくない
その人にとって大事なことは
ぼくの大事なこととはちがうから
ぼくはぼくの書いた詩がいちばん好きだ
だれもいない海に流す
....
止まらない
人類の負の動力源は
一握りの
山脈より
大洋より
強い者たちの
掲げる道理なのだろうか
連日報道される中東紛争
はためく旗の下、
生きねば ....
世界を終わらせる旋律を歌う鳥が
つみびとたちの屍の山をこえていく
その日の朝
わたしたちは一様に不幸である
朽ち果てた限界集落の
かつてバス停であった場所で
ほら
あれをごらんなさい
....
大天使が繋いだ遺体、夏が死んでいた。
たいてんしかつな いたいたい なつかしんていた
退転四月凪いだ痛い、懐かしんでいた。
原初から欠けているから
命は命を求める
命
光る風に
戦ぐ影
※ 戦(そよ)ぐ
・
深夜の
闇の
静けさに
この運命を
認めるかだ
今自分が
ここに在る
奇跡を思えば
つまらんことなんて
気にすんな
私は笑っている
出会えなかったものに向かって
私が 出会えるはずだったあなたに
私が 産んであげられるはずだったあなたに
ねぇ 生きて 生きて
人生の秋に 碧空のコント ....
良い豆を取り寄せ
ブレンドしたコーヒーが
売られている
他の仕事を辞めて
コーヒーショップを始めたとか
時々コーヒーを飲みに行く
若い人は少ない
熟年夫婦の話し声
忘れたい ....
毎日を毎週を毎月を毎年をつつがなく暮らしてきた私たち日本の人
きっと全宇宙の知的生命体のほとんど全て私たちのことを知らない
とても幸せな朝
まだ真っ暗な四時の宇宙を切り裂いて自転車 ....
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