すべてのおすすめ
ゆうなみ、こなみ

ぼくらのふねは


ながい、ながい

たびじをゆくよ


きいろい、かおした

わたあめだって


まちの、みんなが

わらっていたよ


 ....
旅先の温泉の
露天風呂から上がり
室内の入口で
横を向くと
だだっ広い温泉プールがあった


どぼん、と入り
ぴょんと跳ねれば、ふわり
もうひとつ跳ねれば、またふわり
さらに跳ねれ ....
    ぱちん、ぱちんと
    爪を切る
    飛んだ爪を拾ってみたら
    さびしさだった
    腰をかがめ
    切りにくくなった
    足の爪を切る
 ....
真夏の空、玄関口
立ち尽くす我
草木の揺れ、
うねる大気、
光の庭

あゝ世界は無関心に
私という存在には
全く無関心に
広がり在った、圧倒的に
その時私は気付いたのだ
異郷のよ ....
サッカー中継に
皆が夢中の時間
私は一篇でも素晴らしい
詩を書こうと
ああでもない、こうでもないと
ノートに書き殴っていた

本当は少しだけ
サッカーの結果も気になってた
けれど ....
○「必然」
コロナ感染爆発は必然である
日本の衰退も必然である
必然はわかっていても止められない
必然は
人智を越えたものだから
静かに受け入れるしかない

○「持ち時間」
自分の持 ....
脇.
なんだか、また今日は風が強く吹いていますね。(面白い^^)
達観しているというか風来坊というか自然災害指定というか、或いははたまた風の又三郎なのかな?

3.
なんだか、別の日には ....
胸の上に開いた鍵穴を
溶かしても透かしても
きっと涙しか流れない

遠くで咲いている花や
綺麗なものばかり見ていたし
過去の破片で指を切るような
痛みさえ周り道をする

緩いカーブの ....
信じきれやしない
どんな愛も
心揺さぶるよなセリフも
役には立たない

悩みきれやしない
どんな問いも
深くいりくんでくだけ
答えにはならない

you say me

キ ....
日本にたくさんある砂浜
何処も個性的で美しい

どんな想い出も
色褪せていくけれど
消えてなくなることない

自然のスケッチブック
砂浜に色々と書いてしまう

書いても書いても
 ....
ひろびろ青がひろがって
鳥の群れが行き過ぎる
街は熱波に曝されて
子らの午睡を浅くする

  *

ちから抜けちから抜け
胸にわだかまる不安感を
呑み込みおれは街を行く
こんなにひ ....
空いっぱいの大きな薔薇が咲く
   
君はその下で
黄色い鳥を撫でながら生活する
   
きれいな薔薇には棘があるので
二流の悪魔なんかには
とても触れやしない
   
幸せになれ
 ....
一つの生をたずさえて
一つの死をたずさえて
赤ん坊から老人マデ
寄り道しながら
僕は行く

 今は何もせずぼうとして
 うねる夏の光を夢見ながら
 美しく深まっていく世界を信じ

 ....
悩み無用の愛に事足りて
男泣かせの女 装って

暇つぶしに ひっかけて
拾った男 繋いで

冗談でもウブなんて言わないで
そんな子供扱いはよして

もうこの街とも お別れ
またあた ....
すうっと細く、立っている
南天の赤い実たちの中に
一人 空のお日様を
小さく映すものがいた

かわいいね

っていうと、風にゆれ
緑の葉たちも、風にゆれ
ひそやかに舞う
互いのここ ....
遅かれ早かれ
向き合わなければならなかったのだろう
当事者ではないのに
緊張で心臓がどうにかなってしまいそう


光と闇が
階下で 
息を潜めるような静かな声で
これまでの
鬱 ....
私があなたに話しているのを、そこから見ているあなたがいて、
私が私自身に話しているのを、どこかで見ている言葉がいた。

あなたに向けたつもりの言葉も、結局は自分自身に向けられていたのかもしれない ....
君はその身体に
神話と寓話とを
ありったけ詰め込んで
旅立つよりほかなかった
君が旅するほどに
君の身体の中でそれらが育つので
君はいつも張り裂けそうだ
君の身体から
抑えきれず放たれ ....
このまっすぐな夜の向こうに
蝶の朝がある

こまかな傷の大小に値札をつける
この波を営みと受け入れられず
はねのないものは歩き、
足のないものは泳ぎ、
背びれのないものは飛び、
 ....
空は灰色、
街行く私の背は屈み
あてどなくさ迷いながら
灰色空から雨、ポツリ
ポツリポツリと降って来て
視界はかすみ歩は鈍り

(今ごろ森では紫陽花の
青白く光る群落が
ゆらんゆらん ....
自分の住んでいる街の全てを
知っているわけではない

街歩きして
良い店に出逢ったり
懐かしい同級生に逢ったり

懐かしさばかり
目につくけれど
街は年々変化している

新たな発 ....
     少年と少女
     青年と恋人
  おじちゃんとおばちゃん

       
       今

 
 世界のいたる場所から聴こえる
     くちづけの音に
     ....
そこから見れば
快晴にしか見えないのだろうが
ここから見れば
ひとしきり土砂降りのような悪夢

手渡しておくべきだった
 吹き荒れる直後の懺悔も
 ほどなく形式的な表層に漂着
代案 ....
あなたを愛した瞬間に
なにかが変わる
音がした

淀みやしない想い抱き
眠れぬ夜を
愛のせいにして

このまま私を離さずに
一秒たりとも

全てのドアを開け放して
あなたが ....
わたしはわたしであることに倦んでしまい
イートインにてアイスコーヒーを啜る
磨りガラスの向こうを過ぎていく人人人
彼らは何処に行くのだろう
わたしのあずかり知らぬところ
それぞれがそれぞれの ....
夜ごと枕カバーに涙をすりつける
外はトラックが跳ね回っている
家が小さなビートを刻む

わたしがわたしである重み
まるでゾウに踏みつけられてるよう……!
こんなものを背負って歩いてると、肩 ....
僕の日本地図はけっこうゆがんでいる
大陸文化を隔てた極東の地理的条件
喪失するすべもうしなわれた子守歌

僕の世界地図はききなれない地名でみたされ
国際情勢は新聞の活字とTVのアナウンス
 ....
その灯りが灯ることの全てがわたしの全てで、公園に腰かけたり、元気そうな集団を避けて歩いたり、目と耳と鼻と口と手と生き物と複数の壁、この部屋での暮らしが綺麗な明るさになれない。

マンションの知らな ....
テレビを見ていて知った
今人気のある観光地

行ってみたくなり
色々インターネットで調べて
泊まる旅館を決めた

都会暮らしの疲れは
田舎の環境に身を置けば消える

ネットだけでは ....
ひもじいからケーキを食べるよ
いちもんもないから
エアだけど
イケるもんだね

さびしいから
孤独を売るよ
孤独さえもなくなれば
こっちのもんだね

寒い夜は落ち葉を
抱いて ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1293)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆうぐも- 令和9年自由詩6*21-7-26
温泉プール- 服部 剛自由詩421-7-22
わたしをつくるもの- 石田とわ自由詩10*21-7-21
夏の朝- ひだかた ...自由詩921-7-21
皆はサッカーに夢中だった- komasen333自由詩2*21-7-21
独り言7.21- zenyama太 ...自由詩2*21-7-21
いろいろやってみる(四万十川的感想勝手にひとり連詩)- 足立らど ...自由詩4*21-7-18
R- ミナト ...自由詩221-7-17
you_say_me- 花林自由詩321-7-17
砂浜に- 夏川ゆう自由詩221-7-17
青い街を行く- ひだかた ...自由詩14*21-7-16
聖なる呪い- やまうち ...自由詩421-7-15
一つの詩をたずさえて- ひだかた ...自由詩9*21-7-13
行くわ- 花林自由詩221-7-12
南天ノ声- 服部 剛自由詩321-7-11
光と闇が階下で- komasen333自由詩1*21-7-11
言葉の寝息- 水宮うみ自由詩11*21-7-11
沈黙の語り部- 塔野夏子自由詩9*21-7-11
レール- はるな自由詩321-7-10
何処へ- ひだかた ...自由詩1121-7-9
街歩き- 夏川ゆう自由詩421-7-9
石庭- 服部 剛自由詩421-7-7
落涙器- komasen333自由詩2*21-7-7
あなたの女- 花林自由詩521-7-7
雨降り模様の空が明るみ- ひだかた ...自由詩421-7-5
孤独- 凍湖(と ...自由詩321-7-5
我が祖国- 梅昆布茶自由詩1021-7-5
その灯りが灯ることの全て- 水宮うみ自由詩14*21-7-3
旅先- 夏川ゆう自由詩321-7-3
シークレットケーキ- 花林自由詩2+*21-7-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44