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 あれは満月に近い
 月の創り出す道が湖面に伸びている
 瞳に 孤高の道だと分かっていながら
 光って見えてくる

 湖上の月はいつも
 私の側にいて
 前進することに迷い怯懦する夜
 ....
 汗が噴き出す程に温まった体を外気に晒す

 風に当たることが

 こんなにも心地よいと感じたことがあっただろうか

 揺れる水の音

 風に騒ぎだす湯気のダンス

 ここに居 ....
過去があり未来があり
望遠鏡があり顕微鏡がある
意味はないのに
生きる意味を考えてしまう
暇だからだろうか

心に弦を張り
白紙に戻す
人生とは と問われれば
後悔
無意味
成り ....
雨のなか歩き進み
燃える陽の光見る

すべて終わり過ぎて
解ることばかり

運命に導かれ此処まで来た
私は運命に促され今を生きる

炎のなか歩き進み
これ以上無い高貴観る

こ ....
ご飯
おいしくて
おいしくて

味噌汁も
おいしくって

食べ物って
食べるって
嬉しい

忘れたみたいに
すぐにお腹がすくし
はじめて食べたみたいに
まいど嬉しい

 ....
日が差した日傘した
木に貸した機逃した
目を閉じた夫婦した
絵が推した笑顔した
 登場人物たちに
 声援をおくる
 勝って欲しい 成就して欲しい
 今度こそ報われる 諦めることなく

 選手や 片恋
 老いたぬいぐるみ
 鼻に生じる脳みそ
 夢として描かれた
  ....
わたしが消えた場所
わたしが立ち止まってる場所

家族の様子を
窓の外から見てる

生きてたことを
無かったことに

初期装備でまた
砂舞う荒野に

発熱する前の寒気
人 ....
卵がない
と言うのとまったく同じ重たさで
愛してない
と言う
君は
軽やかに靴を脱いで
眠りはじめる
鳥たちは
詩の滅亡、と言う
巣の作りかたを忘れてしまって
帰る場所がないの ....
友達とファミレスに行くだけで涙が出てくる俺はやばい

親戚関係も家族関係もほぼ断絶しており家族的なものに異様に飢えているのだ

今日はロイホに誘ってくれた人がいてそれだけでワクワクした

 ....
感覚を受け取りたい
自分ではない何処かの誰かの

詩から
歌から
お話から

自分の周波数のツマミ
いったりきたり変えながら
遠い誰かとつながってみる
昔の人ともつながってみる
 ....
銀河の岸に
青い花
青い花摘む
小鬼がひとり
私に手をふる


小鬼が言ったありがとうに
私は縁どりをして
「ありがとう」と返したら
小鬼と私は消えて
「ありがとう」がのこった
 ....
君のハミングが流れる窓辺に
小鳥が一羽、舞い降りて
オペラのソリストのように
ピィーと一声鳴いた

その春の景色を
時間のラッセルで描きたい
奇跡のような風景は
生涯に一度しか出会えな ....
  

やさしさがあふれるような風が吹く

やさしさがあふれるような街に住み

やさしさがあふれるような人にあい

やさしさがぼくの心をくるんだよ


ごまかしてなんていないんだ ....
思い出し笑いよ
いつの日か

いくつかの
別離の後の
いくつもの
沈黙の先に

やってくる
明後日の群れ

名前を忘れても
台詞を忘れても

同じ匂いの風が
頬を
 ....
水の色する春の空

静か独り、浜辺に立つ

群れる者達、エゴイズムの海

逃れ、打ち寄せるイメージの波

浮かぶ波間の混沌は

思考の光に照らされて

弾む言ノ葉、生動の渦
 ....
  

月、笑う
どんな豪華な宝石も
霞むくらいに明るいのです

夢をみた
とてもやさしい人ばかり
出てくる、起きたら泣いていたんだ


夢をみた
まるであなたにそっくりな ....
熱く燃える中華鍋が激しく振られ
僕はチャーハンを待ちながら
卓上に置かれた
油まみれの醤油差しを睨みつける

それは宇宙の黒と同じで
僕の心臓の真ん中にあるものと繋がっていた
チャーハン ....
雨が
少しばかり
降った夕、

円に閉じ込められ
濡れそぼった
喧騒の街が

内側から
破裂しそうに
なりながら

青に黄金に
風は吹き
吹き続け

一日の針を
進め ....
 季節風が未練がましく吹きつのり
 北野天満宮の梅苑に白梅が咲き始めた
 春が来るのか

 昨日よりは
 今日よりは
 明日よりは
 理想の 胸に馳せめぐり浄らかな人生を
 描いて ....
いますこし
あなたのかたわらで
あなたのつくる木陰に
わたしをやすめさせてください

かつて
あなたから遠く
遠くはなれていったわたしを
あなたの幹にもたげさせてくだ ....
陽射し、丘の頂を赤々と染め
優しく柔らかに降り注ぎ
雲たち、陽に照らされ
丘の上に漂っている

花々、紅潮した頬を光にかざし
霊の勝利を謳う七色の虹に合一し
地上を希求する光を護衛のよう ....
軽やかに
紡ぐ
内から
沸き上がる
思考の糸を
生まれたての
子供のように
普遍の宇宙を
舞いながら
世界の響きに
身を委ねて

沈み込む虚脱は
苦痛の肉体と共
忍耐を背負 ....
距離を取りたいときに捨てコメントのセリフを載せるのは
勉強の足りないおつむから出てくる感情だけど
詩の世界の領域では逆になると感じたとしても、
それにしても個人としては人間性を疑う。

それ ....
丘のツナマヨ 真夏の顔
おかのつなまよまなつのかお


大臣と布団敷いた
だいじんとふとんしいた


あたし負けましたぁ!
あたしまけましたあ


茎を齧る ヨルシカを聴く
 ....
力を抜いて抜いて抜いた先
静かな静かな水の底
冷たくはない
暖かくもない
炭酸の泡の千分の一ほどの小さな振動
目を閉じてなお眩しい
愉快 愉快
鍵盤の上をいつもおくれてくる指のように
わたしはすでに取り残されてひとりで立っている

ビー玉を空に撒いたような
ボールパークの歓声に耳をふさいで

美しい惰眠をむさぼる緑色の猫の舌が
 ....
以下
BBC NEWS JAPAN
2021年10月1日の記事より抜粋


イルムガルド・フルヒナー被告(96)はこの日、1万1000人の殺害に共謀した罪に問われた裁判で、北部イツェ ....
君の部屋に行く
今日は僕が料理を作る

夕闇に近づく土曜日
マンションの7階
夜景が色濃くなっていく

酒を飲みながら
止まらなくなる会話

酒が進んで
ほろ酔い加減が心地良い
 ....
嫌なことがあっても
好きな音楽があれば
楽になること知っている

生活の助けになっているし
生活を盛り上げている

毎年好きな曲が増える
毎日のように
新しい曲が生まれている

 ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1038)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
影の途- リリー自由詩3*23-5-6
露天風呂- 佐白光自由詩1*23-5-6
宇宙は無駄に広い- 空丸自由詩923-5-5
Grace- ひだかた ...自由詩723-5-1
嬉しい- 日朗歩野自由詩3*23-5-1
下が上舌が飢え従うへ詩違う餌- 水宮うみ自由詩7*23-4-29
声援- soft_machine自由詩223-4-24
神のいたずら- mizunomadoka自由詩423-4-24
卵たち- はるな自由詩623-4-23
ファミレス(ファミリーレス)- 猫道自由詩323-4-22
ラジオ- 日朗歩野自由詩2*23-4-22
※五行歌_二首「小鬼と私」- こしごえ自由詩8*23-4-22
喜びの詩- 由木名緒 ...自由詩2*23-4-16
やさしさにくるまれて- 秋葉竹自由詩423-4-14
再会- やまうち ...自由詩2*23-4-13
静観の時に(改訂)- ひだかた ...自由詩7*23-4-13
春の風- 秋葉竹自由詩223-4-5
チャーハンを待ちながら- 宮木理人自由詩323-4-3
宇宙の秒針2- ひだかた ...自由詩8*23-4-3
小さな女- リリー自由詩8*23-3-28
いますこし、あなたの木陰に- 田中宏輔自由詩22*23-3-27
世界という光景- ひだかた ...自由詩6*23-3-26
とうめいに_すみわたる(改訂)- ひだかた ...自由詩11*23-3-24
それはそれだよ。- 足立らど ...自由詩5*23-3-23
ヨルシカ知る夜- 水宮うみ自由詩3*23-3-23
愉快- 日朗歩野自由詩123-3-18
お気に入りの季節- 藤原 実自由詩3*23-3-17
Message_to_Adolf- TAT自由詩223-3-16
酒に酔う- 夏川ゆう自由詩223-3-10
好きな音楽と過ごす- 夏川ゆう自由詩323-3-3

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