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 あたらしい一年よ
 あなたのお誕生日なのよ
 数字の最後に丸がついたね
 十二進法で割りきれる
 四角いケーキにしようよね

 かみさま、おるよ
 恵みの季節に
 めぐる限 ....
○「生きている」
今朝も
生きている
生きている
明日は
わからないが
今朝は生きている
有難い!
有難い!
体調よし
天気よし
ワイフの機嫌よしで
今日は好日なり
 今君は輝いている
 僕の目の前で
 駆け寄ってくる姿が眩しくて
 抱き留められない
 夕日が西に傾いて行く
 逆光を背にして
 走り去る君の姿が
 幻と気づくまでには
 あと何日 ....
詩美人草が
咲いているのは
何処なのか?

世界にたった一つしか
咲かないわけでも
あるまいに

まさか…

ベランダの角
珈琲の湯気の中
空を{ルビ翔=ゆ}く鳥の眸

で ....
繋がってる 繋がってる 場面と場面が、繋がっている  
一つの映画の中で繋がっている
繋がってる 繋がってる 朝と昼と夜が、繋がっている 
一日の風景の中で繋がっている
繋がってる 繋がってる ....
母さん

私は誰ですか
昨日はもう弔いました
それでも自分がわかりません


若い桜の樹ばかりの町
そこで私は生きています

信じられますか
そこで私は生きています
信じられま ....
青いあおーーい空を
滑らかに突っ切ってゆく
高度10000mの自由
吐き出した透明が凝縮して
空を割る

航跡がにじんで
空に波が打ち寄せる
白い泡 白い花
小さな結晶たちが
ぶつ ....
思いを つらぬいていく
大切な悲しみの持つ深さ
この青白い深さ
しんとして
真冬の月のレモン味

思いを つらぬいていく
生きるという思い
生きるという思いを
大事にしたい
真冬の ....
○「詩とは?」

詩とは何か?
死と同じようにわからない!
わからないままに
書いている
生きている
この生には
なんとも奇妙な日々がつづいている
流されて 打ち上げられて
無意味に蠢くだけのこの不具の身体
それでいながら守られて
意志を発揮する間もない時がつづき

あるいは罰のようにさ ....
Dear St.Nicolas,


極北の暮らしも
季節は、
子供たちへの贈り物の準備
そんな 忙しさをましていることと
存じ上げます。

今年の クリスマスの
願い事のリス ....
雪がふるふる
雪が降る
茫漠の孤独の上に
雪が降る

泣いているのか?
泣いているのか?
私よ
あなたよ

まっさらな雪原に
足跡をつけても
すぐに覆われゆく孤独よ
歩みの道 ....
書籍は長方体

紙という平面の積層体

平たい面に

文字という星が

整然とキラキラと輝く

星は重なり合い星雲となり、

次のページへ

次のページと重なり

 ....
濃密なる橙に取り囲まれ
耀き出る太陽の黄金 、

帯状の白雲の巻き上がり
一閃する幾つもの渦

夜明けだろうか夕暮れだろうか

込められた想い観入り
ひたすらに耳を傾け
じっと瞑目 ....
愛を忘れた神殺しの
愛が
宙で宙ぶらりんになっている。

そうして
遠くて近い銀河の岸で
神殺しに殺された神は
宙ぶらりんの愛で生き返る。

自分に都合のいいだけの神なんて無いの
 ....
目覚めて時計を見る
2:30
まだ夜だとため息出る
近隣の家からいつもの爆音が聞こえる

3:00
時の流れが高速に感じる
静けさの繭に包まれる

4:00
夜明けを思う
不意に ....
詩を書けば何にでもなれる
自由になれると思った

自由とはなんだろう
言葉の鎖でがんじがらめにされ
世間の意見に振り回され
誰もが分かるような魅せる詩を書けと言われる

己の詩が稚拙で ....
日、いちにちと
冬のけはいが濃くなり
きのうより
はやくなった夕暮れ
人はみんな
もうこれ以上は失われまいとして足早になる

冷気はあしもとからやってきて
なにかによばれたような気がし ....
なんにもないなんでもない
ただうけとりうつしこむだけ
うしなってきたものうらがえし

深まる夜の余韻の確言に至る迄
私語から公言への道筋辿りて

それはいつでもどこでも
ほんとうにおこ ....
こんな小さなアパートで
小さな会社で

毎日毎日
実につまらないものでした

貧乏とは言わないものの
それに近い生活の中で
中途半端に腹が減るのは
なんとも情けない話でした

こ ....
買ってから
どれくらい経つだろう
黒色の電気ケトル

購入時は白が欲しかった
でも、在庫がなくて
この、いかつい黒を選んだ

最近は、沈黙することが多い
スイッチを押しても応えない
 ....
師走がすまぬという

みんな居なくなってすまぬという

 やさしい言葉をかけるのを躊躇う
 やさしい言葉が渦を巻いて襲ってくるのを躊躇う 
 助手席に乗せては苛々が募り
 飽きもせず ....
たんほぽの
綿毛がふわりと
飛んだような感触があれば
思い出してほしい
遠くに住んでいるあなたに
ひとめ逢いたかったのだと

カスミソウの
儚い面影があれば
足を止めてほしい
他人 ....
トマト祭で投げられた
トマトのように潰れている
投げた人らは楽しいだろうが
こっちはたまったもんじゃない

不可逆だよ ソースにでもしてくれ
あなたを苦しみから救えるのは



言葉だろうか

歌だろうか

休みだろうか

報せだろうか
 ....
+

 かわいい、
 やさしいことをしよう。

 朝焼けがすきだ。
 夕暮れのなかでお月さまを
 みつけることがすきだ。
 一度も開封されていない包丁の
 パッケージをみるのがすきだ ....
悲しみは
等分だって知っている

たとえば切なさが

怒涛のように
つんざく神の声のように
この
みすぼらしいしおれたこころを
たたっ斬ったとしても

たとえば香港だろうが
 ....
殴られない人は
死んでしまった
殴られる人は
生き残った
殴られる人は
卑怯で不誠実で
逃げ回っていて
でも事態を誰よりも
見抜いていた
だから生き残った
殴られる人ばかりが
生 ....
時間は川に流れ込んで
海に注がれていった
思い出は沖の方の
船が網に集めている

オレンジ色が海面を揺らして
波の音がだんだん寂しくなる
水平線に飲まれていく太陽
思い出を吹き飛ばす風 ....
罪か ああ
物には罪は無い
物には罪は無いけれど
罪があるとしたら
人の行為(こうい)のある部分に罪がある

私には罪がある
私の罪は
私の罪に
ゆるされることはない
ゆえに
私 ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1621)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 百(もも ...自由詩2*25-12-18
独り言12.18- zenyama太 ...自由詩3*25-12-18
逆光の天使- 佐白光自由詩425-12-18
詩美人草- ハァモニ ...自由詩425-12-18
全部GO!- 鏡ミラー ...自由詩7*25-12-17
信じられますか__蒼風薫- エヴァル ...自由詩225-12-16
飛行機雲- りつ自由詩5*25-12-15
真冬の月のレモン味_※(音楽付き)- こしごえ自由詩5*25-12-15
独り言12.15b- zenyama太 ...自由詩4*25-12-15
奇妙な日々- 岡部淳太 ...自由詩5*25-12-15
〒_HOH_OHO- 月乃 猫自由詩13*25-12-14
墓標- りつ自由詩6*25-12-14
四角い宇宙- 多賀良ヒ ...自由詩325-12-14
アカシャ- ひだかた ...自由詩625-12-14
(おとぎばなし)愛を忘れた神殺しの_※(音楽_3曲付き)- こしごえ自由詩7*25-12-13
夜明け前が一番眠い- 自由詩6*25-12-11
自由- 栗栖真理 ...自由詩3*25-12-10
冬の猫- そらの珊 ...自由詩14*25-12-10
思考力動- ひだかた ...自由詩625-12-10
彼が見つけたもの- 弥生 陽自由詩425-12-10
まだやれる- 花野誉自由詩15*25-12-10
すまぬ- 洗貝新自由詩13*25-12-9
花束- りつ自由詩4*25-12-9
ラ・トマティーナ- 天竺葵自由詩125-12-7
gargoyle- TAT自由詩225-12-7
かわいいやさしい- 百(もも ...自由詩6*25-12-7
等分の悲しみ- 秋葉竹自由詩225-12-6
殴る人- 紀ノ川つ ...自由詩125-12-6
時と思い出- 自由詩8*25-12-3
罪か_※(音楽付き)- こしごえ自由詩5*25-12-3

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