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 かなしみは

 しあわせの後ろ姿だと思うから

 かなしみを追い越して

 ハロー

 って声をかける

 かなしみだと思ってたしあわせも

 にっこり笑って答えてくれ ....
はる、
勉強机と低い本棚の間に架けられた、
一本のクモの糸、
その事が今なんだか妙にうれしい、
それは春が春のなかを渡り歩いたという、
ささやかで、
たしかな軌跡、
ひさしぶりに開け放っ ....
○「処女桜」
かたい蕾が
春風のあたたかさにさそわれて
パットと花を咲かす
咲き始めると
一気に満開になる
そしてパット花を散らす

○「人生は四苦八苦」
食べたら出さなければならな ....
それはわかい、あまりに若かったころ
「まっちゃんはアスペ、アスペ」
よく友人がそう言って笑った

それは20年とか30年とか前のこと
アスペ、アスペって言葉が舞っていた、雪のように
それは ....
ヒーターの三時間ごとの自動消火を知らせる音源がまた聞こえている
あれからもう三時間も経ったのだと
日の長くなった乳白色の外を見る
あれをやらなければならない
これもやらなければならないと思って ....
ヒトって見かけで判断しちゃう
不思議だね
ホントはどんなヒトかも解らないのに
アノヒトって
こんな感じとか
あんな感じとか
どんどんイメージ膨らませて
全く違う人物像の出来上がり

 ....
八方塞がり
星は沈み
月は目を閉じた
陽は昇るのか
不確かさの瓦礫で
前が見えない
地は果たして
足下にあり続けるのか
ある時宙に浮いたら
瓦礫と化すのか
未確認だらけの地で
基 ....
空港の本屋でファイブスター物語を買って
エスカレータを降りる
甘いホットチョコレートを飲みながら
雨に濡れる機体を眺める
カップを捨てるついでにストレッチして
夢中になっても気付けるよう ....
(マジ、ウケんだけど〜)
接待最高! ラーメン美味
人生百二十年 平和八十年 長寿社会
名人輩出 偉人続出
直感力に優れ 海外アーティストにも愛される国
優しい人々が、住まう国
天皇万歳! ....
、どうして
わたしたち
詞ある、のに誰にもかえりみられず
水槽の魚で流されることもなく沈む
毎日来ていたら身体を悪くしても正しい
毎日できたら体を悪くしても正しい

沈んでしまえばよかっ ....
正気に戻りなさいと満月の、
輝きやはらか白く圧倒
意識のしぐれること忘れ

蒼い谷すら越え唖然と観入る 、

一日を生き果たした私かな
足元ばかり見てひがんでる君
空を眺めてごらん
透き通った空が君のココロ溶かし込むだろう

イヤミばかりいってないで周りを眺めてごらん
世界は君が思うより広く
君の人生を何倍に増やしたってお ....
わたしの三十歳になる
自閉症の息子は
通っている作業所で
仲間のリクエストに応え
曲をYoutubeで再生して
みんなに喜ばれているそうだ
小さい頃から
誰が教えた訳でもないのに
ただ ....
  青春の息吹が芽吹くときのはて
  役目を終えた潤井川に映る笑顔は
  今年の桜が舞い散る風景のなかに

 音もなく溶け込んでいく

永劫と思えたコキュトスもまた
数えきりない数多の歴 ....
鉄の鎖が絡みつく
私の身体に重く圧し掛かる世界に耐え切れず悲鳴を上げる
阿鼻叫喚の地獄絵はまるでホラーショーのように繰り広げられる

笑っているのか
泣いているのか
まるで分からない人々の ....
眼鏡ケースの中にボールペンを見つけた時

ドリップパック珈琲の袋の反対側を裂いて粉バンした時
こんなにも
してきたから

大丈夫

•••長すぎましたありゃり
ふくらみは春の夢
はたまた、やさしい躓き。
うなずいて、みとめるのも、生活のふくらみ。

ちいさなふくらみ、よろこび
ふくらんでいくふくらみの、ちょっとした悲しみ
しぼんでいくふくらみ ....
私の詩は、土です。
砂利のような濁りの中に、とても自然でしなやかな手触りがあります。

私の声は、土です。それを音にして現します。

私の心は、砂です。荒れ狂う海を漂い、粉々に打ち砕かれて、今、 ....
○「人生」
生きているのではなく
生かされているのだ
自分の道を歩かされているのだ

○「悩みの選択」
悩みには
悩まなくてもよい悩みと
悩まなければいけない悩みとがある

○「宇 ....
そんなにも傷ついてあなたはどうしたの

誰も知らないニュースをお知らせします

あなたの心の鉄橋が落ちた

みんなのお世話をしていたひと

森の奥の 静かな崩壊

金魚は呼吸を遠慮 ....
「幸せに、なりたい!」
いっせーのーせの
異口同音

それはまるで回し車のようで、
それはまるで観覧車のようだ

汚い鼠が
必死に、それはそれは必死に 駆ける
円環道路を駆けるが一歩 ....
より遠くへ歩いていけ
後少しで終わりなのだから
貴女の両眼の影が語る
あと少しで辿り付くとしたらと

色々な感情の移ろいを生き抜き
すきとほる雨降りを歩きとほし
もはやもとめるものひとつ ....
次から次へとやって来ては
取り憑く灼熱の感情
吐き出す飛沫は世界を壊す

小さき祈り

業火の苦しみを救うため十一面の顔が
聖水で感情を昇華しようと踏み出す
灼け爛れた感情は聖水を受け ....
けたたましく暖かくなってきていたここ数日であったが、夜明け前から雪になり、すでに10センチくらいの雪が積もった。

二月は、損しか生まない労働が日々を埋めた。

ここ何回かの休日は、除雪に明け ....
そういうふうに
こんなふうに
吹いて
吹かれて
不はつして
消えた

さえずりに似た
曖昧で軽い
生きづらさ
飛ばされていった
心や身体の
端きれ

想像していたよ ....
もしも詩に形があったとして

それらの一個一個に



金魚やヤカンや今川焼のよ ....
ちいさな舟が夜の海をゆく
破れた帆にわずかな風をうけて

帆柱には古ぼけたカンテラ
光はにぶいが少しあたたかい

月のない夜だから
真っ暗の水面は永遠みたい

とじこめられているのか ....
「流れ星に願いをかけて」
「それが 流れ星に もう一度 流れて って願いで」
「また 流れた流れ星に」
「また 同じ願いをかけて」
「・・・ずっと繰り返したら どうなるのかな?」
君がふと溢 ....
ユスリカが進行方向に
いくつも柱状の群れをなしている
どうして顔の高さにあるのか
群れに顔を突っ込む度に
うえっうえっと言いながら
手ではらうも少しも散らない
足元は泥濘んで汚れていく靴
 ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1621)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハロー- おやすみ自由詩425-3-30
春の糸- 本田憲嵩自由詩1825-3-21
独り言3.21- zenyama太 ...自由詩1*25-3-21
『まっちゃんはアスペ』- 松岡宮自由詩6*25-3-20
十六時- 山人自由詩11*25-3-19
二次元の呟き- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-19
闇に溶かす- 自由詩5*25-3-18
空の中- mizunomadoka自由詩325-3-18
マジで!_ウケる国ニッポン- 鏡ミラー ...自由詩9*25-3-17
自閉- 這 いず ...自由詩325-3-15
五行歌、ただ満月- ひだかた ...自由詩8*25-3-14
若き感性に告ぐ- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-14
息子の肩を揉む- 花形新次自由詩425-3-11
ともだちは春のにおい- 足立らど ...自由詩10*25-3-9
薔薇の行方- 栗栖真理 ...自由詩125-3-5
ハッとした時- 紅茶猫自由詩3*25-3-5
おもうより長かった- 林 理仁自由詩225-3-5
ふくらみ- はるな自由詩625-3-5
月夜の晩に- 鏡ミラー ...自由詩3*25-3-5
独り言3.5- zenyama太 ...自由詩2*25-3-5
静かな崩壊- 松岡宮自由詩1325-3-5
幸福を殺せ- 詩乃自由詩325-3-4
詩想、YOUR_EYES(体・魂・霊)- ひだかた ...自由詩6*25-3-4
小さき祈り- 自由詩425-3-3
休日- 山人自由詩11*25-3-3
そういうふうに_こんなふうに- たもつ自由詩525-3-3
もしも詩がピストルの形ならば- TAT自由詩325-3-1
幻夜航- あまね自由詩1425-2-27
星に願いを- 瀬田行生自由詩9*25-2-25
とらわれ。- 自由詩4*25-2-25

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