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モアイ像の横に座って
夕焼けを浴びている

君、なんか角っとしてるね
顎もけっこうしゃくれてるし
そういうの、ちょっと思ってしまう
辛いことたくさんあったのかなって
ごめんね、勝手に
 ....
権力の監視下にある文明
社会構造の中でもがいて
大声出したって
自由というシールを貼った
透明な監獄の中
見世物小屋さ
気づかない方が幸せ
目の前にいる人々は
飼い慣らされて
権力者 ....
○「喜怒哀楽」
寂しくなったり
悲しくなったり
いらいらしたり
嫌になったり
怒ったり┅しながら
生きていくのが
人の道です

○「ガン不安」
ガンは
転移するから
こわい!
 ....
あるきはじめてから
やっと息をすることを
感じたものだから
四つん這いにすすむことが
やっとで
匍匐前進した先で
どんなに頭を上げても
見えないものは見えないだろうなって
息が上がって ....
 

泉に落ちた真実を
なんど祈れど掬えない

すべてが収束する空は
みあげるたびに輝いて

ひとりの部屋で
咳をする

止まらないから
しつづける

夜虹の音が聴 ....
「こんばんは、」


鏡越しに降る もしくは水面越しに降る 積もる

記憶は曖昧 瞳のシャッター 脳内現像と再生 にて

私を移ろい 彩る全てに於いて 堕落しないこのぬくもりは
 ....
ちいさい 秋も
おおきな 冬も
はくぎんいろの 抜けてあつめた
けだまに
ころころと まるくなるよ


あなたの ちいさくておおきな
迷いやふあんの中に
ほんの少しでも わたしが ....
成層圏を脱出してから
どれほど経ったのだろう
宇宙の果てまで
まだまだ遠く届かない
来世という未来に託すしかないのか

路傍の石ころに生まれ
泥に生まれ
虫に生まれ
魚に生まれ
豚 ....
ひとしずく また ひとしずく
ごとに消えていく から
滲み入り沸き立つ想い
もう底の其処まで底から此処まで
この喪失の想いを何処で識ったのか
失われていく時間と
対峙を強いられ露わになった ....
間違って、鳥の巣のなかで目を覚ますこともあった。間違って? あなたが間違うことはない。Ghost、あなたは間違わない。転位につぐ転位。さまざまな時間と場所と出来事のあいだを。結合につぐ結合。さまざ .... 詩は果てる?
男じゃあるまいし
じゃあ 言葉は気持を超えられる?
女じゃあるまいし、むりだよ
そんなことより
そんなことより眠っておいで
寒くてみじめで、女で男で、大きくて小さくて ....
○「携帯トラブル」
妻「どうしてすぐ出ないのよ!」
夫「トイレだよ!」
妻「どうしてすぐ出ないのよ!」
夫「運転中だよ!」
妻「どうしてすぐ出ないのよ!」
夫「風呂だよ!」
妻「どうして ....
夜の街燈はいつも
何かを考えている
光を灯すだけでなく
決して暗いことばかり
考えているわけではない
夜の街燈の思考が閃いて
宇宙が一輪の花になる
あまりの果てしなさに
自分の孤独を感 ....
 

あなたしか、いないんだ
待ってください。
あなたしか、いないんです

時は、流れ、流れ、流れ、つづけ
すべては、変わる、
変わる、
変わる。


もう
ちょっと
 ....
 

白い風が吹いて
今朝

ライトブルーの空から
なにかの声が聴こえた

空に窓ガラスがあるなら
かすかに震える声だった

昨夜の夢を忘れてしまえる
涼しくすき透る声だっ ....
 緑道の奥にある図書館に向かう

 調べものがあるわけではない

 感想文を書くわけでもない

 興味があるのは静かな空間と

 そこで本と睨めっこしている人々

 悪趣味の人 ....
花の種を植えようよ
そこに種があるかぎり
植えようよ

おおきな水が
うずまく火が
ようしゃない光の炸裂が
通っていったあとの
街の
そのあとの
地面を探して
土があれば
植え ....
ことばは不思議だ
受け止められかたによって
深く傷ついたり
深く響いたりする

ことばは不思議だ
人によって
鋭いナイフともなり
時にはこころの拠り所にもなる

滔々と流れる川の水 ....
  桜ばながおおいに散り、
  けものたちの背に 描かれた
  わたしは するどい雨になって
  丸ノ内のビルを降っていく
  記憶の 蓋に添えられた 女の髪の束
あらゆる場面の悲しみが
不変の透徹とした哀しみの
響きへと変わりゆく瞬間、
あゝ打ち付けられ心張り裂ける
あの瞬間の磔り付けにされた感覚
識る者ならば 、

それ以上を何を語れると云うの ....
中学1年の時
クラスの新聞係になって
毎月クラスの新聞を書いて
掲示板に貼っていた
新聞には毎回タイトルをつけていて
10月の新聞を書いた時
季節を表すつもりで
栗とリス
というタイト ....
いつからだろう
積み上がっていく喜びが
積み上がってしまう寂しさに
変わったのは

こころもとない
ケイケンとジッセキの上から
辺りを俯瞰できる大人なんて
いるのだろうか

今 ....
光の矢となり走る魂、
響き迸り灼熱帯び
光の海から沸き立つ言の葉 、

 何も観えぬまま魂の死を待つのか

死者たちの魂が問い掛ける

美貌のまま自らの肉を引き裂き 
滝に呑まれる君 ....
鳥になりたいと言いながら
人は空を眺めている
そのテーブルにはフライドチキン

飛べる鳥と飛べない鶏と
格差社会が存在するのは
人間だけではないようだ
うつろいを風で知る
突然キンモクセイの香りが通り過ぎて
ふるさとのまちなみをおもいだす

大切な人を喪って
もう何十年と経っているのに
まだちゃんと立ち直れないの と
彼女は言った
あ ....
○「もう秋なのか」
日中はまだ暑いが
朝夕は大分涼しくなった
日が暮れるのも早くなった
日の出も遅くなった
もう秋なのか
あれだけ眠れぬ熱帯夜が続いたのに
もう秋なのか
扇風機はもうし ....
一時一時
生きて過ぎゆく最中、

水の色を突破して
透明になりゆく
この瞑目した
肉の私の意識の内に、

 充満する光の凝集点

その向こうを観んと
意志し凝視するわたしに

 ....
                               



                             暗闇から暗渠を覗くのものすべてが恐怖に等しく
 その眼が吸い込 ....
あるひおもちゃをてにいれた
とてもたのしいおもちゃだった
わたしはそれでたくさんあそんだ
おもちゃばこにしまって「またこんど」

だけどべつのひには
そのおもちゃはみつからなかった
ほか ....
 ほら あれが宵の明星よ
     
    と云う貴女 
       、
なんて美しく青紫に躍り咲き開き
直進する時を下方から貫き通し
ただただ変転し広がり続けてゆく無限、

 死 ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1621)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
絶景に志す- トビラ自由詩3*24-12-6
監獄- 自由詩6*24-12-4
独り言11.28- zenyama太 ...自由詩4*24-11-28
- wc自由詩14*24-11-26
悲しみなんて消えるから- 秋葉竹自由詩124-11-26
藤の間_垣間見る- ゆるこ自由詩3*24-11-23
とろり/12月- 唐草フウ自由詩15*24-11-23
孤独- レタス自由詩9*24-11-22
詩想、スカーレット_魂の強度- ひだかた ...自由詩6*24-11-22
THE_GATES_OF_DELIRIUM。- 田中宏輔自由詩16*24-11-20
震えて眠れよな- はるな自由詩624-11-19
独り言11.19- zenyama太 ...自由詩2*24-11-19
Cosmos- 鳥星自由詩16*24-11-19
寒気- 秋葉竹自由詩424-11-19
信じる声- 秋葉竹自由詩524-11-9
図書館- 佐白光自由詩6*24-11-9
種を植える- 凍湖自由詩324-11-7
言霊- 栗栖真理 ...自由詩4*24-11-1
剰余、散華- 草野春心自由詩4*24-10-30
金星- ひだかた ...自由詩6*24-10-30
甘酸っぱい思い出- 自由詩6*24-10-22
誕生日- 夏井椋也自由詩12*24-10-22
絶言- ひだかた ...自由詩5*24-10-13
Bird_or_Chicken- 天竺葵自由詩324-10-11
家路/エバー- そらの珊 ...自由詩9*24-10-11
独り言10.11- zenyama太 ...自由詩4*24-10-11
。◯- ひだかた ...自由詩4*24-10-10
新月の夜- アラガイ ...自由詩11*24-10-10
なくしたおもちゃはごみ- 天竺葵自由詩424-10-9
キキョウと明星とキラメキと- ひだかた ...自由詩8*24-10-2

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