すべてのおすすめ
悲しいことを
悲しいと思えない
悲しさ
悲しい時は悲しもう
涙は愛に帰る
・
ずっと
マヒしている
空気の子は
ありがとうだけを
忘れ去らないでいる
・
この
....
「結果がすべてだ」
というなら
人生はむなしい
さいごは
みんな灰になるのだから
新年を迎えた
すっきり目が覚めた
今年最初の朝を全身で感じた
何もかもが新鮮に見える
新しい世界に包まれた身体
室内の雰囲気
家族の雰囲気
外の雰囲気が新鮮
目標が自然 ....
オレは世の中の99.9999%以上の事象を知らない
バカで バカで どうしようもないバカなのだ
酒を飲んではくだを巻き
夜の闇に溶けるだけ
たったそれだけの存在を
月だけが優しく頬笑んで ....
古稀を過ぎた女房が
医者から「五十肩」といわれうれしそうである
患者に喜ばれる病名なら治りが早いかもしれない
これは「美人鼻炎」です
これは「エリートハゲ」です
これは「イケメン腰」です ....
「天罰は忘れた頃にやってくる」
数十年も前の
虐待
体罰
いじめ
セクハラ
暴力などの
被害訴えが
次々と表に出てくる
人権意識の高まりとともに
封印されていたものが
次々と表に ....
ウクライナはもう終わったんですか?
今はパレスチナですか?
ウクライナはもう終わったんですか?
あの怒りやら涙やら全部
今はパレスチナのものですか?
ウクライナはもう終わったんですか?
も ....
ドライブする
現時点で何も決めてない
直感に任せてみる
行かないような場所だったり
綺麗な絶景に出逢えたり
色々決めるのもいいけれど
直感に任せてみるのも
楽しいと思う
気 ....
六花
しんしんと咲き
いずれ
ありがとうの
春に解ける
・
※「六花」=(りっか。ろっか。)雪の異称。
だから人の書いた詩なんておもしろくない
その人にとって大事なことは
ぼくの大事なこととはちがうから
ぼくはぼくの書いた詩がいちばん好きだ
だれもいない海に流す
....
止まらない
人類の負の動力源は
一握りの
山脈より
大洋より
強い者たちの
掲げる道理なのだろうか
連日報道される中東紛争
はためく旗の下、
生きねば ....
世界を終わらせる旋律を歌う鳥が
つみびとたちの屍の山をこえていく
その日の朝
わたしたちは一様に不幸である
朽ち果てた限界集落の
かつてバス停であった場所で
ほら
あれをごらんなさい
....
大天使が繋いだ遺体、夏が死んでいた。
たいてんしかつな いたいたい なつかしんていた
退転四月凪いだ痛い、懐かしんでいた。
原初から欠けているから
命は命を求める
命
光る風に
戦ぐ影
※ 戦(そよ)ぐ
・
深夜の
闇の
静けさに
この運命を
認めるかだ
今自分が
ここに在る
奇跡を思えば
つまらんことなんて
気にすんな
私は笑っている
出会えなかったものに向かって
私が 出会えるはずだったあなたに
私が 産んであげられるはずだったあなたに
ねぇ 生きて 生きて
人生の秋に 碧空のコント ....
良い豆を取り寄せ
ブレンドしたコーヒーが
売られている
他の仕事を辞めて
コーヒーショップを始めたとか
時々コーヒーを飲みに行く
若い人は少ない
熟年夫婦の話し声
忘れたい ....
毎日を毎週を毎月を毎年をつつがなく暮らしてきた私たち日本の人
きっと全宇宙の知的生命体のほとんど全て私たちのことを知らない
とても幸せな朝
まだ真っ暗な四時の宇宙を切り裂いて自転車 ....
傷つけてきた
存在達のことを
思い返し
「ごめんなさい」
と つぶやく
・
銀河の岸で
小鬼が
魂釣りをしているけどね
釣っても返す
愛の元へ
・
こたこたいい ....
静謐の夜を穿つ
透明な明滅、
哀しみ苦の在る処を示し
沸き立ち 立ち消え 沸き立ち
無常の相、
冷える夜底をひっそり
移動していく影
根なし草 根付く
一握の目的落とし込み
....
まほろば
イエティ
サムネイル売り
ユーク
ドナテロ
蒸気船
ビーム ....
意味規定を逸脱し溢れ出る
この世界という
ノンセンス無限の深みひろがりリアル、
心の魂の自我の更なるフルサトへ
帰郷せよ と 只
それほど
私の愛は深くは無いので
終わらせてやることは出来ません。
ただ、魂のそばに在るだけ
それしか出来ません。
ああ何故だ
何故
と今は
のっぴきならないことを
問うのは止め ....
あなたは目を閉じて宇宙を作っている
窓に座った柔らかい虹の鉛筆
頬にふれる声のように温かい記憶を見たから
水中に存在しない音色の雨を
薄い光の底に反射するペットボトルを数える
表面だ ....
最初に好きな色を決める
ほんとはどれでもいいんだけれど
聞かれたら困るから決める
駅までの道のりがいつもより遠くて
それでもいつもより頼もしく見えるから
挨拶ちゃんと言えるかな
ネクタ ....
○「登山川柳」
「転ばぬ先のひと休み」
「山ガールの尻を追いかけて熱中症」
「今日も無事に帰るのが目標」
「山小屋は元気な年寄りだらけ」
「話を聞けば上には上がいる」
....
思考、運び動き 像としての痕跡うかび
残響のなか 思考 動き運ばれ
猫が走る!
概念と概念を結ぶ
力動の内から溢れ
論理、直観された宇宙に自ずと生起し継起し、
在らしめる ....
「私春記」
「あたしの洗濯カゴ触らないで。
あたしのボディーソープ使わないでよ。」
俺は、いったい何なんや!
憤る 兄をなだめる母ありて
娘の真顔に含み ....
──献杯の酒を飲む夜に
* * *
高校三年生の頃、僕は恋をしていた
あんなにも好きだった娘(こ)に
教室で話しかけることもできず
震えながら・・・告白しようとした
夏 ....
初めて列車に乗った日
私はまだ幼かった
列車は速くて大きく
レールはどこまでも遠く続いている
乗っているだけで列車は右へ左へ
敷かれたレールに沿って走る
そして色々な道や町を進み
列車は ....
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