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思い出し笑いよ
いつの日か

いくつかの
別離の後の
いくつもの
沈黙の先に

やってくる
明後日の群れ

名前を忘れても
台詞を忘れても

同じ匂いの風が
頬を
 ....
水の色する春の空

静か独り、浜辺に立つ

群れる者達、エゴイズムの海

逃れ、打ち寄せるイメージの波

浮かぶ波間の混沌は

思考の光に照らされて

弾む言ノ葉、生動の渦
 ....
  

月、笑う
どんな豪華な宝石も
霞むくらいに明るいのです

夢をみた
とてもやさしい人ばかり
出てくる、起きたら泣いていたんだ


夢をみた
まるであなたにそっくりな ....
熱く燃える中華鍋が激しく振られ
僕はチャーハンを待ちながら
卓上に置かれた
油まみれの醤油差しを睨みつける

それは宇宙の黒と同じで
僕の心臓の真ん中にあるものと繋がっていた
チャーハン ....
雨が
少しばかり
降った夕、

円に閉じ込められ
濡れそぼった
喧騒の街が

内側から
破裂しそうに
なりながら

青に黄金に
風は吹き
吹き続け

一日の針を
進め ....
 季節風が未練がましく吹きつのり
 北野天満宮の梅苑に白梅が咲き始めた
 春が来るのか

 昨日よりは
 今日よりは
 明日よりは
 理想の 胸に馳せめぐり浄らかな人生を
 描いて ....
いますこし
あなたのかたわらで
あなたのつくる木陰に
わたしをやすめさせてください

かつて
あなたから遠く
遠くはなれていったわたしを
あなたの幹にもたげさせてくだ ....
陽射し、丘の頂を赤々と染め
優しく柔らかに降り注ぎ
雲たち、陽に照らされ
丘の上に漂っている

花々、紅潮した頬を光にかざし
霊の勝利を謳う七色の虹に合一し
地上を希求する光を護衛のよう ....
軽やかに
紡ぐ
内から
沸き上がる
思考の糸を
生まれたての
子供のように
普遍の宇宙を
舞いながら
世界の響きに
身を委ねて

沈み込む虚脱は
苦痛の肉体と共
忍耐を背負 ....
距離を取りたいときに捨てコメントのセリフを載せるのは
勉強の足りないおつむから出てくる感情だけど
詩の世界の領域では逆になると感じたとしても、
それにしても個人としては人間性を疑う。

それ ....
丘のツナマヨ 真夏の顔
おかのつなまよまなつのかお


大臣と布団敷いた
だいじんとふとんしいた


あたし負けましたぁ!
あたしまけましたあ


茎を齧る ヨルシカを聴く
 ....
力を抜いて抜いて抜いた先
静かな静かな水の底
冷たくはない
暖かくもない
炭酸の泡の千分の一ほどの小さな振動
目を閉じてなお眩しい
愉快 愉快
鍵盤の上をいつもおくれてくる指のように
わたしはすでに取り残されてひとりで立っている

ビー玉を空に撒いたような
ボールパークの歓声に耳をふさいで

美しい惰眠をむさぼる緑色の猫の舌が
 ....
以下
BBC NEWS JAPAN
2021年10月1日の記事より抜粋


イルムガルド・フルヒナー被告(96)はこの日、1万1000人の殺害に共謀した罪に問われた裁判で、北部イツェ ....
君の部屋に行く
今日は僕が料理を作る

夕闇に近づく土曜日
マンションの7階
夜景が色濃くなっていく

酒を飲みながら
止まらなくなる会話

酒が進んで
ほろ酔い加減が心地良い
 ....
嫌なことがあっても
好きな音楽があれば
楽になること知っている

生活の助けになっているし
生活を盛り上げている

毎年好きな曲が増える
毎日のように
新しい曲が生まれている

 ....
それは不意打ちのように現れた
まるで天啓のようだった
私が生きている
そのこと自体が奇蹟
私が生きている
そのこと自体が有り難い
心の中にあった垢が
押し流されていくようだった
 なつかしい声に ふり返ると
 まだ冬だった
 困惑したり 暖めあった
 窓辺から
 ありふれた粉雪に
 見えかくれして
 息をきり
 背をのばすと
 秋のひかりは澄む
 夏の水が  ....
朝の光に華やかな
紅梅の花の群れ、流れて揺れて

意識、うっとりあけてひらき

紅の点描、今や無数無限
朝の光彩を闊達に浴び

光景に溶け入るわたしが居る
鳥かごみたいな
カバンの中に
大切な本を
持ち歩きたい

部屋の隅で
広げた世界を
丁寧に折り畳んだ

それはまるで
スカートの裾を
抑えるように
風の誘いを断った

カバ ....
あこがれたいから 遠ざけた

見つけたいから 目を閉じた

伝えたいから 口をつぐんだ

信じたいから うたがった

抱いて欲しくて 裸になった

開いて欲しくて 扉を閉めた

 ....
 月がゆらりと舞い上った

 色染める今宵十六夜の月

 東山に
 恋をしたのか

 傾いてゆうらりと動き出す

 あてどなく ああ
 僕の月よ何処へ

 さまよいゆくのか ....
伝えてしまったら
何をしたらいい?
愛したら次に
何をしたらいい?
受け止められたら
どうしたらいい?
魚は三枚におろして
下ごしらえして
お醤油とみりん
天日に干して
好きはただ ....
幼い空がなんの思惟もなく広がっていた
誰も見たことのない鳥の雛が巣のなかで育ち
その間も周囲は ぐるぐると回り
ぐわんぐわんと流れては 変化しつづけていた
いつの間にか光は強さを増していて
 ....
へたなテレビドラマよりも
現実の方がよっぽど
味わい深い
そう思える
ありがたさよ



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
冬の滑り台は
凍ってしまって
子どもたちの
渋滞が起きている
春になると
一斉に放流されるチャイムで
淀みなく帰路に着く
足がたくさん生えてくる

(きみがいいと言うのなら
(もう ....
四足歩行から二足歩行へ、いつの間にか背が伸びて、視界は地面から離れていった
地面を手放して、人工的な空を話す
泥や砂にまみれた手で作った空想は、どこかで今も呼吸しているだろうか

具体的な空想 ....
他人の人生を
私には
どうしてやることも出来ない。
その人のほほ笑みを
思うことしか出来ない



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
半年も前から予約していた
大崎上島にある温泉旅館

元旦はゆっくり家で過ごし
二日、三日と二泊三日で
温泉旅館に宿泊する

橋で繋がっていない島
フェリーでしか行けない

温泉から ....
夜更かし癖 いつのまにか夜の民

予約炊きのご飯 未明のレトルトカレー 
幸せな形は丸皿 色は様々 多様性の奇跡

豊かなスパイス感 香り、胸いっぱい
銀のスプーン 掬ったら湯気 頬張る  ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1293)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
再会- やまうち ...自由詩2*23-4-13
静観の時に(改訂)- ひだかた ...自由詩7*23-4-13
春の風- 秋葉竹自由詩223-4-5
チャーハンを待ちながら- 宮木理人自由詩323-4-3
宇宙の秒針2- ひだかた ...自由詩8*23-4-3
小さな女- リリー自由詩8*23-3-28
いますこし、あなたの木陰に- 田中宏輔自由詩23*23-3-27
世界という光景- ひだかた ...自由詩6*23-3-26
とうめいに_すみわたる(改訂)- ひだかた ...自由詩11*23-3-24
それはそれだよ。- 足立らど ...自由詩5*23-3-23
ヨルシカ知る夜- 水宮うみ自由詩3*23-3-23
愉快- 日朗歩野自由詩123-3-18
お気に入りの季節- 藤原 実自由詩3*23-3-17
Message_to_Adolf- TAT自由詩223-3-16
酒に酔う- 夏川ゆう自由詩223-3-10
好きな音楽と過ごす- 夏川ゆう自由詩323-3-3
天の恵み- 渡辺亘自由詩223-3-1
春の声- soft_machine自由詩223-3-1
紅梅- ひだかた ...自由詩12*23-2-26
カバンの詩- ミナト ...自由詩923-2-24
あこがれたいから[私家版まざあぐうす]- 藤原 実自由詩5*23-2-18
片恋- リリー自由詩4*23-2-14
好き- 妻咲邦香自由詩6*23-2-14
遠出- 岡部淳太 ...自由詩423-2-13
※五行歌「現実の方がよっぽど」- こしごえ自由詩3*23-2-9
春ヲ、告ゲル。- ちぇりこ ...自由詩1323-2-8
泥の空想- 水宮うみ自由詩5*23-1-26
※五行歌「思うことしか出来ない」- こしごえ自由詩4*23-1-21
温泉旅行- 夏川ゆう自由詩223-1-20
朝ごはんにはレトルトカレーを- 短角牛自由詩6*23-1-20

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