すべてのおすすめ
言葉は時計の針みたいにぐるぐる回って
心が真ん中で立ち尽くしている
箒で払った箒星
何もない暗闇で目を覚ますのを待つ
9月の暑さが残響していた部屋は
ようやく冷いやりとしてきた
秋の空気が気温を下げる
今年の秋刀魚は脂が乗ってた
こんがり焼いて
大根おろしを添えて食べた
栗おこわはコンビニで
松茸は流石 ....
こんな田舎の図書館じゃ
理論社の水内喜久雄さんが撰んだ
有名詩人の詩の本しかない
わたしはそれを借りる
もう何回借りたか分からない
それを

たぶん
わたし一人が借りているので
その ....
混沌とした世界に
私は咲いた
子供の声をした大人たちが
私を摘もうとしている
逃れるために
花びらを破った
花粉を多めに振り撒いて
粘膜を冒してやった
私は貫き通す
野生であることを ....
長い間
体は魂を入れる器だと思っていた
時には大切に出来なかった
だけど
こんなにも長い間
私の意思を全うしてくれる
体をロボットだと考えると
その並々ならぬ献身に
なんだか泣けてきた ....
○「落毛」
ワイフがいう
毛があちこちに落ちている
トイレ 洗面所 浴室
黒毛はあたしで
白毛はあなた!
という
そこで一句
「上の毛も下の毛も
黒白入り交じりて
落ちゆく秋となり ....
今日こそ、白か黒か決着をつけようぜ!

おっ!そう!こなくちゃ!

ハイ!ハイ!ハイ!

僕は仲介しましょう!

君は誰だ!

ハイ!僕は灰色のグレイさ!

そんなの!もっ ....
詩の葬式から

生きるとは何か
詩の葬式からの
帰り道に

ウインドウに
映つる自分の姿、

セピア色の
246青山通り

振り返ってみる
いろいろな人

ほとんどは
 ....
自分に言う
もっと
気楽に
生きろ
これも運命





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
 ※ 五行歌には、本来、タイトルは付けません。
   しかし、ここでは ....
静謐に名前があるなら
誰にでも発音しやすい短いフレーズで

やわらかく閉じた個室
それぞれに振られる仮名

aからcを辿ってeへ
きみは誰のための単音を拾うの


揺れる、揺れ ....
月の光に照らされ

自転車を走らせる


夜風にのって 

金木犀の香りに包まれる




あぁ
今ここに存在してる

しあわせ


この瞬間のために



 ....
今年に入って
私は私を疑うようになった
特に仕事においては常に疑っている

会計では、患者様二人ごとに金庫の中を総計算
取引先に出す伝票は、四度、五度、確かめる
それでも、まだ足りない気が ....
夢の
蝶が飛ぶ
ひらひらと風に揺られて
悲しいことを
忘れる鱗粉を撒く

夢の蝶が飛ぶ
ふわりひわりと
懐かしいあのひとの
笑顔を思い出す
ひかりの中で
わたしたちは
踊ってる ....
午前4時215分かえるに混ざって

スズメの声を確かに聞いた

隣家のだえかは壁を蹴ったか

3分後には車の音も

走り去った

誰を何を載せて

さよならよりも永遠の  気が ....
ことばのひかりのおびにつつまれ
どこにいくのかいくえしらずのままに
ひびきたえずたえぬままあたたかなぬくもり

握り返して来る最後に吐いた 、あなたの息
自由自在な君の正体は?

透明で

カタチがなく

地球を駆け巡る

ボクらの体の中も駆け巡る

上から下へ回しても



左から右へ回しても



右から ....
 朝の空気が変わった

 目覚めるとついつい毛布をかぶってしまう

 いつの間にこんなに寒くなった

 連絡もなしで冷やさないで

 太陽の光がすきまから差し込む

 葉につた ....
蛇口から
スーッと水が流れ落ちている
キラキラ光る糸のよう
でも
それが理由という訳じゃない


それをわたしの骨は知っている


雪の冷たさを知らなかったころ
雪は甘い ....
終えたい理由もなく今日が終わる
月が昇らない夜を見ている

空っぽの冷蔵庫を冷やし続けるようで
ただ消耗していく心

今日すれ違ったものはなんだろうか
他人の欲望 隣人の希望

 ....
中途半端な感情が
肝心なものを置き去りにして
通り過ぎて行く

ほんの数年の間だけ訪れる
黄金の日々に
大抵の人は気付かない

あの頃は
と懐かしがっても
もうきらびやかな皮膚も髪 ....
帰り道
ずっと今日のことを頭に巡らせた
君が差し出した手を
ギュッと握った
君は握ることなく
差し出したまま
思い切り握ってしまったことが
良くなかったのではないかとか
でも手を差し出 ....
○「河童橋」
今年も
河童橋に立つことが
できた
雄大な穂高岳連峰と
その麓から流れてくる
きらきらした清流梓川に
接していると
老いた心に青春の血がめぐるような気がする
今年もまた ....
ついでにこの際打ち明けておこう
彼は実はあの資産家の息子なんだ
ということを

伝説としてこれ以上の神秘はない
はずだ、あるいは
全てバーバリーのトレンチを纏った幻なんだ
と片付けてしま ....
春の庭の埠頭を開けた
満開の幸せがたゆたう
遠国が見えた
遠い国である


誰にだって敷かれたレールなんてない

渦中にいればわからない事だってある

春の庭は夢
足元はここ
 ....
「どうでもいいよ」
終われば
始まる
何かが
こころで
立ち尽くしている
なぜ

こころがここにあるから
何も恐れることはない 思えば
こころは自由
こころは無限
こころは私
 ....
スクランブル交差点で
靴がかたっぽ脱げたから
たぶん明日は雨だろう

街は歩く速度で遠ざかってゆく
小路の影は濃いままに

分かっている
あなたが視ているのも
想っているのも
私じ ....
老なんて 関係ない

今私がここにある
ということ

それが全て

自分が年をとらない
と決めれば

そんな現実が動き出す



なんてすばらしい!



この世は ....
         歌ってきた

     きみを見つめてきた

  そして 鹿の角を数えて 折ってきた

 銀の器に流そうじゃないか

あれは黄金の鏡よ 

 指さして き ....
夢は破れてツギハギだらけ
心の川には血が流れ
そんな僕でも今夜の月なら
夜空をみあげて光を愛せる

キラキラ光る無数の星を
統べるおおきなお月さま
雲は流れて惑いつづけて
草む ....
可愛くてごめん

僕は

可愛くてごめん
というのは
なんか小さいんすよ

凄くてごめん
になりたい

凄くてごめん
とか言いながら
随分誇らしくありたい

可愛くてご ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1621)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
神様が創作した空- 水宮うみ自由詩525-10-20
食欲の秋- りつ自由詩5*25-10-15
詩の本- 道草次郎自由詩225-10-15
野生のしるし- 自由詩5*25-10-15
ANSWER- ガト自由詩3*25-10-15
独り言10.14- zenyama太 ...自由詩7*25-10-14
ハイ!白くん!黒くん- 多賀良ヒ ...自由詩125-10-13
詩の葬式から- 足立らど ...自由詩625-10-13
※五行歌「気楽に_生きろ」- こしごえ自由詩9*25-10-13
zatt-o,zatt-o- ねことら自由詩225-10-13
金木犀- こてふ自由詩225-10-12
日々、私を疑う- 花野誉自由詩20*25-10-11
パピヨン- りつ自由詩7*25-10-11
5月___、夜明けへ__あお風薫- 梅昆布茶 ...自由詩725-10-11
プネウマ- ひだかた ...自由詩7*25-10-10
- 多賀良ヒ ...自由詩225-10-10
朝露- 佐白光自由詩5*25-10-10
- 秋葉竹自由詩325-10-10
証拠- 自画自計自由詩325-10-10
どしゃ降りの雨の中を- 花形新次自由詩325-10-9
嬉しかった- 自由詩725-10-9
独り言10.9- zenyama太 ...自由詩3*25-10-9
おかしくはないのさ___蒼風薫- 梅昆布茶 ...自由詩125-10-9
歩き方__蒼風薫- 梅昆布茶 ...自由詩425-10-8
放てば満ちる_※(曲付き)- こしごえ自由詩6*25-10-8
さざんか- りつ自由詩7*25-10-8
妄想ばんざい!- こてふ自由詩125-10-8
黄金の鏡- 洗貝新自由詩12*25-10-7
秋月- 秋葉竹自由詩325-10-6
可愛くてごめん- 弥生 陽自由詩425-10-4

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54