すべてのおすすめ
君は慣れたかな?
僕はもう慣れた
毎日人が死んでゆく
医療崩壊
救急車は来ない
搬送先もない
その数は明らかで
理解もしている
でもそれは
僕の近くじゃない

君は慣れたかな?
 ....
朝に、

流動する微細に
粘りつく
巨大な
極彩色の
おもちゃ箱

ひっくり返す

アパートの部屋、外に出れば

無意味の大河流れ
時間を引き裂き響かせ

そらはあいかわ ....
最近あまり見かけない
石焼き芋の販売車

寒さと共に
食べたくなってくる
甘味の強い焼き芋

家の庭で焚き火して
さつま芋を焼く

良い香りが辺りに漂う
もうすぐ程よく焼ける
 ....
冬に一度だけ訪れる夏
ぬいぐるみを窓の外に向ける
雨だったから誰も気付かない
坊主よりも優しく
木魚を食むネコ

水の出ない蛇口
庭の雪の珈琲

あなたは消える蝶々を私にくれた
 ....
くすぐったいほどに会いたい
あなたはイメージそのもの
手を伸ばせばすり抜ける
あなたは実在していないから
ただ陶酔だけをくれる
眩しく形のない憧れ


タイトルだけをうわごとのようにつぶやきはじめた、ボタン穴からぬるりとでてくる朝がぼくのようになきはじめたら、折り目を熱くなるくらいにジンジンとひらいて骨格みたいにつめたいままでひらかない ....
 切られた
 薔薇の呪いで
 母は今日も泣いていた

 くらい瞳
 割れた鏡を貼り合わせても
 ずれた心が重ならない

 みにくい 涙
 崩れてしまえ
 みんな一度は
 消えてし ....
枯れきった指が
刻む空
それは非戦の歌

非戦の人が
紡ぐ絲
それは旋律を憂わせ

奪う苦界
争う肉が呼びあう
骨をふたつに裂く石台
互いの傷を
咬みあう


階のいち ....
白いイメージがあった元日
近年は暖かく
イメージが変わった

寒さとか
日本独特の何もかもが
元日のイメージを作る

久しぶりに寒い元日になった
雪が降り白い世界になった

年賀 ....
赤ん坊の頃
言葉が分からなくて泣いたら
うるさいと言われ
物心ついた頃
くやしくて泣いたら男なら泣くなと言われ
大人になった頃
何かを失って泣いたら大人の癖に泣いてるなんてと言われ
死ぬ ....
不思議なくらい
なめらかになる

上へ
下へ
游ぐように 及んで

赤へも 青へも
眠るように誘う ご覧
ひかりを畏れない
矮星
今もことばを 発するだろうか
それとも 二度目 ....
人間に立ち返られた私。
小鬼の私は故郷に帰り、
鬼の仲間と仲良くしてる。
人間の私はこれからだ
あれこれ行ったり来たり



人知れず
涙を
ポロリと
零す
夜もあるのです
 ....
 どこかに出かける予定もなく

 電話のベルが鳴ることもなく

 朝から消防車のサイレンが鳴り響く

 こんな日も悪くはない

 どこかに出かけなくちゃ

 誰かに連絡取らなく ....
この世で生きるために
自分が望んでない仕事をし、
向いてないことを実感し
それでももう選び直すこともできず、
ひた走るしかなく
私の人生ズタボロだなと実感する
それが私のクリスマスイブ
 ....
午後になり降り始めた
ホワイトクリスマスになったのは
数年ぶりだと思い出した

近所のクリスマスパーティー
幸せな賑わいが心地良く聞こえる

我が家も夜になれば
クリスマスパーティーを ....
なにが上手なのか
わからなくて
困ってる

生きることって
勇気とか
あと
挫けそうなときに絞り出す
神さまにすがるような
頑張りも
あったりするよねぇ。

べつに私の ....
死なないでと言われた命
ここにある。
死なないでと言ってくれた
あなたの気持ちは
天より高い



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
○「僕は生きてきました」

僕は生きてきました
昭和平成令和と古希まで生きてきました
笑ったり泣いたりしながら
真面目に生きてきました
特に賞もなく罰もなく生きてきました
これからも普通 ....
つい言ってしまう
それが口癖なのだろう

寒い冬の時期は
つい寒いと言っている
一日に何度も言っている

寒いから寒い
素直に出てくる言葉

今日は銀世界
明日はどうだろう
銀 ....
○「問題解決」
問題にぶつかったら
そのまま突き進むか
立ち止まるか
後退するかである
僕はこの頃は
後退することが多くなった
水が低い方へ流れるように

○「セクハラ」
介護施設 ....
バウンドするボールは幾何的
接地面で潰れ

弾む

空に舞う 砂埃と極小の数字
僕には見えた
僕には聴こえた

子供たちの笑い声は高らかに構造物へと響き

反響して消えていく
 ....
冬の夜
冬の厳しい張りつめた大気が
私の皮膚まで突き刺さる
その刺激が身体と精神を固くする
ヒーターの温風だけが柔らかい

部屋の中は猥雑に生活が染みつく
目を閉じて掌に感覚を集 ....
この冷える夜に
火を焚き付ける
哀しみに貫かれ
遠く眩む空、
割れ裂け

一番星、出ているよ
言った父、悪夢にベッドで横走り
狂った母、墓標叩きながら
二人、亡き家の
梅の木に寄り ....
遠くまで
悲しみを はこぶのに
蝶をつかった

少しずつ
少しずつ
悲しみをちぎっては
蝶たちの背にのせた
けれども
かなしみは もう
重すぎて
蝶はみな とべなくなった
 ....
開け放たれた窓から
少しずつの午後が入ってくる

空港は徐々に丸みを帯びて
羽の重みに耐えかねた蝶が
不時着をしている

机の上には生まれたての雲

いくつか家の事などを済ま ....
麦を収穫したからこれでお酒を造ろう





小麦で造る





大麦で造る








 ....
至る所で見かける
綺麗なイルミネーション
年々レベルアップ

団地などでも競い合うように
綺麗で穴場になっていく

イルミネーションが
なければ冬は寂しい
寒いだけの夜の空間

 ....
黒い鳥を探してるんだ

みんなが見たっていうから

どこを探しても

残りがみたいなものばかりで

ひょっとしたら

そんな鳥なんていなかったんじゃないかと

思ったりもし ....
将棋界が面白くなって来た

ここ数年
不振にあえいでいた羽生九段が

近頃
かつての強さを
取り戻しつつあるようだ

99期という
中途半端なタイトル獲得数に
イライラしていたフ ....
いぬを飼いたいな
でもいきてるいぬは
死なせてしまいそうで
かなしいし
かわいそうだな

だから
いぬの幽霊を飼いたいな
いぬの幽霊を飼ったら
最高の名前をつけて
毎晩おなじ布団で ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1293)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
戦争なんて怖くない- 紀ノ川つ ...自由詩323-1-13
おもちゃ箱- ひだかた ...自由詩923-1-13
焼き芋が好き- 夏川ゆう自由詩423-1-13
ふゆあかり- mizunomadoka自由詩723-1-9
イメージ- 木葉 揺自由詩7*23-1-9
お母さん、麦茶持ってきて- それがあ ...自由詩223-1-8
のろい- soft_machine自由詩223-1-8
非戦- soft_machine自由詩223-1-6
元日- 夏川ゆう自由詩223-1-6
無水の涙- リィ自由詩2*23-1-5
からだ- soft_machine自由詩522-12-29
※五行歌_四首「できる内に」- こしごえ自由詩4*22-12-28
パジャマで過ごす日曜日- 佐白光自由詩3*22-12-27
受取拒否- 杏っ子自由詩322-12-25
クリスマスの午後- 夏川ゆう自由詩122-12-23
どこからか聴こえる、懐かしい声- 秋葉竹自由詩122-12-22
※五行歌「死なないで」※改稿版- こしごえ自由詩3*22-12-17
独り言12.17- zenyama太 ...自由詩2*22-12-17
冬の口癖- 夏川ゆう自由詩322-12-16
独り言12.16- zenyama太 ...自由詩1*22-12-16
腰掛けると- 秋也自由詩5*22-12-16
「冬の夜」- ジム・プ ...自由詩2*22-12-16
この冷える夜に- ひだかた ...自由詩4*22-12-14
ガラスのはね- はるな自由詩422-12-14
青空- たもつ自由詩822-12-8
寒山&拾得- TAT自由詩4*22-12-2
イルミネーション- 夏川ゆう自由詩122-12-2
ロックバンドに献上したい- うし自由詩222-11-29
帝王の復活- st自由詩322-11-25
いぬの幽霊を飼いたいな- 凍湖(と ...自由詩922-11-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44