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画面には
今日も嘘があふれていて
私は何度でも
立ち止まってしまう

あなたの清らかさ
身勝手な才能を
今日もここから見ています
探さないで
  
甘い言葉に群がる鳥たち
それ ....
      わたしは考える
      寂寥について
      独り寝について
      細胞のひとつひとつに
      寂しさや孤独、不安が
      住み着いているのだ
  ....
夏は静かな川遊び
彼岸に逝く人
此岸に来る人

水の流れは絶えずして
海の潮を落としては

彼岸から此岸まで
川から河童もやって来る
記憶の黒点だった
太陽の鏡の目蓋の中で
ある者は熱に歪み
ある者は乾いて燃え上り
誰もが己の影に憩いを求めては
その微かな流れの干上がる時を待っていた
わたしは 光を青く投げ返す黒蝶が
 ....
目を閉じれば
あの時のあなた
鮮やかに
目の前にいるかのように
誰よりも綺麗でした 
あのあなたは 
あの時のあなたは

大袈裟ではなく
嘘偽りもなく
あの時を潤すように
 ....
雨が降っている間は
動かないでいよう

ズボンの裾を折り返して
恥ずかしい靴下を
誰かが笑ってくれたら

ピンポンみたいな会話で
飲みかけのコーヒーにも
負けない温かさが
胸を通り ....
梅雨明けした後
夏の暑さがやってくる

冷房の効いた部屋
一度入れば出られなくなるぐらい
心地良い涼しさで満たされている

夏は暑いもの
それは変えられない

薄着になれる季節
 ....
ほたるが咲くよ

あの海に


あわの岸辺も

ゆうらり、小舟


笛のしらべが

とどく頃


お母んも、きっと

見ているだろう







 ....
言葉が滑り落ちていく
そんな時間が長引いて焦る

私はごはんを食べる
私は眠る
私は少しは掃除する

大事な何かがないから
言葉がくっつかないんだ

ばらけた言葉を集める
集めて ....
碧天の月、
祈り続ける意志

巌は翳り
雨は降り
濡れて天に
戻る時

煌々と月、
澄みわたる
昼間、干しておいた敷き布団

どこか小麦の香りかな

ひとまず、嗅ぐ

犬になる

犬になっている暇はない

はやく眠らねば

眠らねば、ならぬのに

やはり小麦の香り ....
カーテンが揺れていた
青い風を運んできて
そのちいさな永遠が
うぶ毛を撫でるしっとりと

もう
起きたらいいのに

清らな嘘をついてもいいなら
ずっと君とこうしていたいんだ
 ....
キミがそこからいなくなっちゃったので

今はそこにキミのりんかくが幽かにあるだけだ


キミが笑っていたときの

泣いていたときの


壁紙には昔飾ってた額縁の

柱にはねじ巻 ....
      短い髪が好きだ
      短い爪も好きだ
      髪には白いものが
      手にはしわが刻まれた
      時は経つ
      何もしなくても、 ....
ゆうなみ、こなみ

ぼくらのふねは


ながい、ながい

たびじをゆくよ


きいろい、かおした

わたあめだって


まちの、みんなが

わらっていたよ


 ....
旅先の温泉の
露天風呂から上がり
室内の入口で
横を向くと
だだっ広い温泉プールがあった


どぼん、と入り
ぴょんと跳ねれば、ふわり
もうひとつ跳ねれば、またふわり
さらに跳ねれ ....
    ぱちん、ぱちんと
    爪を切る
    飛んだ爪を拾ってみたら
    さびしさだった
    腰をかがめ
    切りにくくなった
    足の爪を切る
 ....
真夏の空、玄関口
立ち尽くす我
草木の揺れ、
うねる大気、
光の庭

あゝ世界は無関心に
私という存在には
全く無関心に
広がり在った、圧倒的に
その時私は気付いたのだ
異郷のよ ....
サッカー中継に
皆が夢中の時間
私は一篇でも素晴らしい
詩を書こうと
ああでもない、こうでもないと
ノートに書き殴っていた

本当は少しだけ
サッカーの結果も気になってた
けれど ....
○「必然」
コロナ感染爆発は必然である
日本の衰退も必然である
必然はわかっていても止められない
必然は
人智を越えたものだから
静かに受け入れるしかない

○「持ち時間」
自分の持 ....
脇.
なんだか、また今日は風が強く吹いていますね。(面白い^^)
達観しているというか風来坊というか自然災害指定というか、或いははたまた風の又三郎なのかな?

3.
なんだか、別の日には ....
胸の上に開いた鍵穴を
溶かしても透かしても
きっと涙しか流れない

遠くで咲いている花や
綺麗なものばかり見ていたし
過去の破片で指を切るような
痛みさえ周り道をする

緩いカーブの ....
信じきれやしない
どんな愛も
心揺さぶるよなセリフも
役には立たない

悩みきれやしない
どんな問いも
深くいりくんでくだけ
答えにはならない

you say me

キ ....
日本にたくさんある砂浜
何処も個性的で美しい

どんな想い出も
色褪せていくけれど
消えてなくなることない

自然のスケッチブック
砂浜に色々と書いてしまう

書いても書いても
 ....
ひろびろ青がひろがって
鳥の群れが行き過ぎる
街は熱波に曝されて
子らの午睡を浅くする

  *

ちから抜けちから抜け
胸にわだかまる不安感を
呑み込みおれは街を行く
こんなにひ ....
空いっぱいの大きな薔薇が咲く
   
君はその下で
黄色い鳥を撫でながら生活する
   
きれいな薔薇には棘があるので
二流の悪魔なんかには
とても触れやしない
   
幸せになれ
 ....
一つの生をたずさえて
一つの死をたずさえて
赤ん坊から老人マデ
寄り道しながら
僕は行く

 今は何もせずぼうとして
 うねる夏の光を夢見ながら
 美しく深まっていく世界を信じ

 ....
悩み無用の愛に事足りて
男泣かせの女 装って

暇つぶしに ひっかけて
拾った男 繋いで

冗談でもウブなんて言わないで
そんな子供扱いはよして

もうこの街とも お別れ
またあた ....
すうっと細く、立っている
南天の赤い実たちの中に
一人 空のお日様を
小さく映すものがいた

かわいいね

っていうと、風にゆれ
緑の葉たちも、風にゆれ
ひそやかに舞う
互いのここ ....
遅かれ早かれ
向き合わなければならなかったのだろう
当事者ではないのに
緊張で心臓がどうにかなってしまいそう


光と闇が
階下で 
息を潜めるような静かな声で
これまでの
鬱 ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1038)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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夏の暑さ- 夏川ゆう自由詩221-7-30
ねがい- 令和9年自由詩321-7-30
ばらける言葉- 木葉 揺自由詩121-7-29
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犬になる- クーヘン自由詩6*21-7-29
幸せな時間- 秋葉竹自由詩521-7-29
輪郭- 墨晶自由詩6*21-7-28
時を生きる- 石田とわ自由詩4*21-7-28
ゆうぐも- 令和9年自由詩6*21-7-26
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夏の朝- ひだかた ...自由詩921-7-21
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独り言7.21- ホカチャ ...自由詩2*21-7-21
いろいろやってみる(四万十川的感想勝手にひとり連詩)- 足立らど ...自由詩4*21-7-18
R- ミナト ...自由詩221-7-17
you_say_me- 花林自由詩321-7-17
砂浜に- 夏川ゆう自由詩221-7-17
青い街を行く- ひだかた ...自由詩15*21-7-16
聖なる呪い- やまうち ...自由詩421-7-15
一つの詩をたずさえて- ひだかた ...自由詩9*21-7-13
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光と闇が階下で- komasen333自由詩1*21-7-11

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