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霧のなかで死を捕える

異郷に目覚めて
寒風吹きすさぶ
荒れた大地に身を竦め
無に帰るのか
永遠へ還るのか
遠い地平に灯はともり
君の帰還を待っている

)もうどうしようもなくなっ ....
あなたのかわいい
おくれがちな相槌
寒すぎて ちょっと笑ったよね
愛してたけど
愛じゃなくてもべつによかった

隣りあう洗濯物
使いふるされた工具
石ころ
乾いたスポンジ
 ....
単発の鉄風で
装填された朝
君は
この世に残された
たった一つの貴重な卵を
お割りに、なられる

ベーコンエッグの
湯気の立ちのぼる向こう側
肥満児の群れが
対空ロケットランチャー ....
沈黙する空の下で私は
光る
そよ風になぜられて
目をつむり
こころを見つめる




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
 いつからなのだろうか

 雪にならないで

 積もらないでおくれよ

 雪を邪魔者扱いしだしたのは

 数センチ積もった庭で駆けまわり

 庭じゅう転がしてダルマを作り

 ....
真夜中。

目の前の明るすぎる画面から
最近流行りのadoが流れる。

少し視界の右にはジン。
うん、今日も美味しい。

そういえば、この前一歳年をとった
そしたら、何だか大人になっ ....
トリプルコーク1440という技は
確かに凄い
鳥肌もんだ
雪景色の澄んだ青空に飛び出して
回転する姿は何よりも美しく
素晴らしい

しかし、私には
もっと凄い技がある
トリプルコーク ....
あなたと砂浜に来ている
夕暮れの赤々さが
顔を赤く染めて面白い

潮騒が夕暮れを表すように
少し疲れたように耳に入ってくる

あなたの話が面白い
笑いが絶えず
時間はあっという間に過 ....
思想的骨格なんてないんだ
生活の輪郭は薄葉のように
透けて見えているさ

命の混迷はシナプスの独語にすぎない
教育は幸せの基礎を教えてくれる

ルール。道徳。
大好きな理科。

ち ....
親も教師も
子どもの気持ちや考えを
ていねいに聴く時間がない
言うことばかりで
聴くという姿勢もない
食わして金を渡しておけば
子どもは満足すると思い込んでいる
自分が
いいと思うことと
ほかの人がいいと思うことは
同じではない
違いを認め合うということは
口で言うほど簡単なことではない
自分のいいことへのこだわりが強い人は
自分がいいと思うこと ....
新しい家
お洒落な家
そう書かれたチラシ

建売住宅のチラシが多い
似たような家ばかり

私の好きな家
イメージにあった
建売住宅は見つからない

私のイメージを形にしたい
心 ....
作りかけで壊れた
断片を繋ぎ合わせ
星のように祈った

暗がりから白手が伸び
祈りのカタチを崩していく 

後腐れのない別れ、転がる骸

哀しみは億万と木霊し
形態は次々と破壊され ....
保湿クリームの温かさに聞く
明日はどんな現実を生きるの?
今日よりちょっと良い?

甘えて聞いてごめんね
どんな風になっても
私が生きてるところが現実

頬にクリーム伸ばしながら
夢 ....
良いものは
忘れず
心に取り込む
魂が喜ぶ
感覚がよくわかる
『幻肢』(田中修子さんに捧ぐ)

腕を失い
ない筈の腕が痛むかのようで
貴女は 私のフォントムペイン

あのやわらかい声で
今日も 貴女が 歌っています

めかくし鬼さん
 ....
さよなら またね と
猫は言った
さよならから何年経ったろうか
光る風は吹いて
また会えた




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
襟足に──
一滴の雨が流れる

金沢八景駅
バス停
午前八時二十分三十二秒

見ているのは
世界中で、ひとり

それは
恐ろしいことだ
白く切り取られた窓枠を
鋭角の冷たさで打ちつける
無数の横顔が
冬の静脈に溶け込んでゆく

*

血の色をした道標を
ひとつ、ひとつ
指で辿りながら
埋葬した言葉を
ひとつ、ひと ....
今を認めるしかない
私の鬼は
今を認める
永遠の傷だ
銀河の岸で鬼は歌う




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
まったくお前みたいな可愛い夕焼けにつま先で挨拶すると深海みたいな鱗が踝に貼り付いてプラタナス並木が裸で震えてら
俺は嘘つきでインチキな星座だプラネタリウムの秘密を暴かなきゃならないし何処までもプラス ....
草はそよそよ
風色
光る
あなたが
ほほ笑む




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
創作活動に勤しんでいるのは
気持ちが迸るからなんて
そんな格好を付けたことを
言ってはみたいものだけれど
本当のところはそうでもなくて
ただなにもすることがないから
とは言わないけれども
 ....
わたしたちはいつも
夜のなかで 朝を想ったし
眠りのなかで 目ざめを待った
つめたい腕を合わせながら 熱い言葉を望んだし
すれちがいざまに 永遠を願った

決してあらわすことのでき ....
こうべをあげて
青い空が広がって
静けさが辺りを包んでいく

昨夜の恐怖と奈落の底と
窮地を脱して迎えた朝に
廻る球体は光りを投げ掛け
今日の救いを差し伸べる

静けさが満ちるこの朝 ....
言葉がでない心を知ってほしい知ってほしくもない


朝食の味のないレタス半分くらい食べた
ムシャムシャと義務感で食べた気がする
だれに対する義務感だというつもりか?

少し焦がしたバ ....
青空にぽっかりと
雲が浮かんでいる
どこを見るともなしに
宙をぼんやり 見つめていると
空っぽの自分のこころに気付く時がある
空っぽだ

けれど こころに
何も無い時というのは
かえ ....
○「悩み」
自分の思い通りにいかない時に
僕は悩む
思い通りにいくことが
いいことか悪いことかは
また別問題である

○「秤」
自分の秤によって
物事も人も計っている
また他人から ....
高校時代に出逢い
長く付き合ってきた

あなたからのプロポーズ
ずっとこの瞬間を待っていた
積み重ねた思い出がリアルに浮かぶ

遙か彼方まで明るい
未来は輝くばかり

自然の流れに ....
絶望は揺るがないから
明るく 楽しく 元気よく
笑顔でいるのだ

他人に幸せそうに見られても
悩みが無さそうと言われても

絶望は揺るがないから
ただ もう 涙も枯れて
声も出ないだ ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1293)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Light_Of_Home_- ひだかた ...自由詩722-2-16
洗濯物- はるな自由詩1122-2-15
ミサイル日和- ちぇりこ ...自由詩822-2-15
※五行歌_「沈黙する空の下で私は」- こしごえ自由詩4*22-2-13
白い贈り物- 佐白光自由詩1*22-2-12
雪が降った翌日。- ラムネ自由詩122-2-11
人類最高のルーティーン- 花形新次自由詩622-2-11
夕暮れの海- 夏川ゆう自由詩422-2-11
シナプスのうた- マークア ...自由詩1122-2-11
子どもの願い- zenyama太 ...自由詩2*22-2-6
こだわり- zenyama太 ...自由詩2*22-2-6
心地良い家- 夏川ゆう自由詩322-2-5
- ひだかた ...自由詩1322-2-2
おまじない- 木葉 揺自由詩622-2-2
五行歌- 夏川ゆう自由詩522-2-2
『幻肢』(田中修子さんに捧ぐ)- るるりら自由詩622-2-2
※五行歌- こしごえ自由詩4*22-2-1
一瞬- 花形新次自由詩322-1-31
冬の雨/夜- ちぇりこ ...自由詩1322-1-27
※五行歌- こしごえ自由詩4*22-1-27
プラネタリウム- ちぇりこ ...自由詩7*22-1-20
※五行歌- こしごえ自由詩2*22-1-19
本音かなぁ- 坂本瞳子自由詩2*22-1-18
ささやき- はるな自由詩422-1-17
この朝に- ひだかた ...自由詩722-1-17
ビューティフルな詩を(あ、うそです。言ってみただけです)- 秋葉竹自由詩122-1-16
空っぽ- こしごえ自由詩8*22-1-15
1.15_独り言- zenyama太 ...自由詩3*22-1-15
あなたと未来- 夏川ゆう自由詩322-1-14
絶望- いぬぐす自由詩122-1-13

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