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傷つけてきた
存在達のことを
思い返し
「ごめんなさい」
と つぶやく
・
銀河の岸で
小鬼が
魂釣りをしているけどね
釣っても返す
愛の元へ
・
こたこたいい ....
静謐の夜を穿つ
透明な明滅、
哀しみ苦の在る処を示し
沸き立ち 立ち消え 沸き立ち
無常の相、
冷える夜底をひっそり
移動していく影
根なし草 根付く
一握の目的落とし込み
....
まほろば
イエティ
サムネイル売り
ユーク
ドナテロ
蒸気船
ビーム ....
意味規定を逸脱し溢れ出る
この世界という
ノンセンス無限の深みひろがりリアル、
心の魂の自我の更なるフルサトへ
帰郷せよ と 只
それほど
私の愛は深くは無いので
終わらせてやることは出来ません。
ただ、魂のそばに在るだけ
それしか出来ません。
ああ何故だ
何故
と今は
のっぴきならないことを
問うのは止め ....
あなたは目を閉じて宇宙を作っている
窓に座った柔らかい虹の鉛筆
頬にふれる声のように温かい記憶を見たから
水中に存在しない音色の雨を
薄い光の底に反射するペットボトルを数える
表面だ ....
最初に好きな色を決める
ほんとはどれでもいいんだけれど
聞かれたら困るから決める
駅までの道のりがいつもより遠くて
それでもいつもより頼もしく見えるから
挨拶ちゃんと言えるかな
ネクタ ....
○「登山川柳」
「転ばぬ先のひと休み」
「山ガールの尻を追いかけて熱中症」
「今日も無事に帰るのが目標」
「山小屋は元気な年寄りだらけ」
「話を聞けば上には上がいる」
....
思考、運び動き 像としての痕跡うかび
残響のなか 思考 動き運ばれ
猫が走る!
概念と概念を結ぶ
力動の内から溢れ
論理、直観された宇宙に自ずと生起し継起し、
在らしめる ....
「私春記」
「あたしの洗濯カゴ触らないで。
あたしのボディーソープ使わないでよ。」
俺は、いったい何なんや!
憤る 兄をなだめる母ありて
娘の真顔に含み ....
──献杯の酒を飲む夜に
* * *
高校三年生の頃、僕は恋をしていた
あんなにも好きだった娘(こ)に
教室で話しかけることもできず
震えながら・・・告白しようとした
夏 ....
初めて列車に乗った日
私はまだ幼かった
列車は速くて大きく
レールはどこまでも遠く続いている
乗っているだけで列車は右へ左へ
敷かれたレールに沿って走る
そして色々な道や町を進み
列車は ....
「今日」
足許が 冷たい
濡れた路面に浸む夜の訪れ
こんな日も
あるのか
早く帰って お風呂にでも入ろう。
....
生きることを
生活を
一生を
大事にしていきたい
母に抱かれ
あやされた
その日の私は
何を思ったか・・・
父の背に
孤独が
見えた日
私は何を感じたか・・・
....
○「寂しさ」
秋の夕暮れはやっぱり寂しいね
みんな寂しいんだろうね
寂しさは誰にでもあるものなんだろうね
子や孫に囲まれていたら寂しくないとか
金持ちは寂しくないとか
皇帝は寂しくないとか ....
いろんな色んな流れ
あらゆる方向から
押し寄せ押し返され
凝集し鬱積し
今という接点に
現れる常世からの無常、
カタチ在るもの感覚され或るもの
楽しみ狂い慈しみ投げ捨て
....
歩くのが遅くいつも誰かに抜かされ
人の後を追いかけてる
私の後ろには何も無い
どんなに歩いても
どんなに走っても
誰かの先には行けない
はるか先に見えるものは
もう私は見る必要がない
....
世界は上手く出来ている
隅から隅まで上手く
何処に出逢いがあるか
わからないけれど
タイミングよく出逢う
自分だけの世界が作られる
それぞれに宇宙があるように
自由に作られていく ....
あなたの中に
花が灯ると
迷いの森の
出口が見つかる
あなたの中に
花が灯ると
憂いの雲間から
光が射し込む
自分の中に
花が灯ることを
あなたは知らずに
健気に微笑 ....
もう
どうでもいい
と
放てば
満ちる
*
またね
っ
て
言える
ありがたさよ
目を
つむると
鳥の声が
聞こえて
ここに在る私
何をやるにしても
やる気がなければ
上手くいかない
続けることが難しく
途中で止めたくなってしまう
自分を信じる
やる気が湧いてくる
やることが上手くいく
その流れが続いて ....
猫が液体なら
花は気体だ
空が固体なら
あなたは液体だ
あなたは卵を茹でながら
何処へ行こうか考える
アンドロメダは遠いけど
映画館ならすぐ行ける
あなたは景色で映画を選ぶ
....
特別に悲しいという訳でもない日
行きつけのショッピングビルの喫茶店で
夜のムードなソフトジャズが
無機質に聞こえる 寂しさ
スプーンで掬って 舐める
ウインナーコーヒーの ....
その人の
思ってくれる
ように私は
生きられない。
ごめんなさい、と謝るのは
ずるいかもしれませんね
でもさ 私には私の生き方がある。
近頃私は忘れっぽくなった。ある意味
悪い物事 ....
もうさ
わたし
どんなんなっちゃうの?
このまま
思春期引きづってる
おばあちゃん?
ちょっと
手が触れただけで
ドキドキしちゃう
乙女な
おばあちゃん?
うっわ ....
罠にかかった小鳥を
まだ暗い空に放した
迷いのない姿にほっと胸をなでおろす
百のけものが
身体の中で溶けて通らなければ
どんな鳥も放せない
太陽が空を焼きはじめるのを
部屋の影から見 ....
田舎で見る星空
邪魔なく綺麗に見える
星の数だけ
出逢いや幸せがある
一つ一つが輝くように
ロマンチックな気分で
楽しく過ごせる夜
星の数だけ
それぞれの想いが
形になっ ....
奥深く行く生く
意識の明度、
あくまで保たれ保ち
より明るみ明るませ
映るモノ 待つ
沸き立つ
思考という力動
今、静かさに
意識の微睡みの覚醒にて
感情を生き直観に捉えられ ....
いま生きながら埋葬されている
あなた
血の滲んだ手で墓掘りのスコップを握ってる
それもあなた
あなたのお葬式は
だれも知らないうちに行われる
正しい名が呼ばれることもなく
墓標もない ....
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