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うしなわれたものは、いつもやわいかたちをしている
それならば、うしなわれるまえに
きずつけずに、たいせつにしていたらよかったのに。

水色の浜辺にちいさな時計をてに ....
オルゴールのふたをあけると
ことりが砂浴びをしていた
昔のメロディで
ほんのりと温められた砂は
極上の石鹸で
泡こそ出ないのだけれど
日々の汚れを落としてくれる

ふっくらと
よみが ....
○「この現実を」
ウクライナでは
今でも戦争で
次々と人が殺されている
この現実を僕はどう受け止めたらいいのだろう
能登半島では
大地震大津波大雨大雪次々と災害に襲われて
今でも不自由な ....
代価は購わなければならない
それはそうだけど
もう少し前向きに考えてもいい
君に出会い
人間を愛する事を知って
私は勇気をもらった
明日もがんばれそうだよ
悲しくて
苦しくて
切なくて
ポロポロ涙が{ルビ溢=こぼ}れます

心が透明になったら救われるのでしょうか
この身体が朽ちたら救われるのでしょうか

今はただ 
輝く川面を眺めては
 ....
あなたのために
私は砂になりました
しずまり
ながれ
ふかまり
響く鈴の音連弾 、

 人の内に生きるもの
 自らを生き生かす意思、

眼差され包み込まれ 普き愛へと泳ぎいけと。
無限遠に目を細めれば
縮尺の都合上
ちいさな羽虫の亡骸も
ぼくのこの身体も
だいたい同じくらいの大きさです

土に還るための段階は
どうにも煩わしいから
いくつか端折ってみる
飛ばな ....
ぼくはゆめをみていた
キンキラ服を身にまとう
おかねもちになるゆめを

ぼくはゆめをみていた
たかいたかいマンションの
いちばんうえにすむゆめを

ぼくはゆめをみていた
せかいじゅう ....
もう二度と会えないなんて
思いもよらず
雑な態度や言葉
思いだすだけで
苦い水が込み上げてくる

たらればに縛り上げられ
堪えることができずに
弱音を吐くよ

さようならを喉に詰ま ....
砂場に散らばるコトバを見ている時に
私は居ない
コトバは私の方をじっと見ている
私を見ながら
私の名前を砂場に並べてみせた

私は後ずさりする
後ずさりする時にも
私は居ない
コトバ ....
あなたを想い涙こぼれた
この気持ちはなに?
あなたの幸せを願いたいのに祝う気持ちにはなれない
この気持ちはなに?
あなたの目の前にはなにが映っているのか私には想像できないけれど
涙にじんだ瞳 ....
宇宙のひとかけらを持ち帰ることができたような日って何なんだろう、それってどんな風な心境の事を差すんだろう
一筋の光みたいなものが一瞬眉間の端から突き抜けていくようなことがあるんだけれど、そんな感覚な ....
あたまの中
波打ちながら
増幅していく
思考のうねり

最中でわたし
奈落への悲鳴
只聴きながら
ひゅうひゅう
風吹き渡り
増幅していく
うねる思考
手懐けながら

奈落へ ....
くさむらのうらぶれた浅瀬
打ち上げられたほおづきの中の
丸い実が
あかあかと
燃えながら
わたしを見ていた
緑だった容れ物の
もはや若さはぬけおち
朽ちた葉脈だけになって
身のうちを ....
知恵蔵より

質問者
むかしネットを作ったペンタゴンはますます影の力を
増しているのに函館の五稜郭に高速バスで着いてる彼、
ことバビル二世様はなぜ未だに動かないのでしょうか

アンサ ....
ふと気がつくと
明日になっている

あっという間に
夜が明ける

振り向くと
今日だった昨日はもう
消えかかっている

身体のずっと奥にある何かだけが
従順に時間の絶対性を受け入 ....
見えない人は
見えない代わりに
優しい声だけが聴こえるように
眠れない俺は
眠れない代わりに
悪夢を見ないで済むようになっている

午前二時
DIE WITH A SMILEを
ずっ ....
あなたにとってのひと刹那が
わたしにとっての100光年かもしれません
わたしの声がとどいていますか
あなたの風景の一小節として

夜はきらいです
たくさんのことを思いだすから
恥ずかしく ....
うつ伏せに浮かんでいる文字の背を言葉に
揺れる水面
浮き沈むかたち象る
遠ければ遠いほど意味は重たく
暗い水底から手招きする魚影

木葉日のレモンカードの行方知らない

小鳥啄んでいる ....
○「いいもの」
高いものがいいものではなく
自分に合ったものが
いいものである
これはすべてのことにあてはまることである

○「面倒なこと」
まず取りかかってみることである

○「小 ....
月に貴様、爪先に傷。
つきにきさまつまさきにきづ


声のキツそうな嘘吐きのエゴ。
こえのきつそうなうそつきのえご


善い島。同感が疎ましいよ。
よいしまどうかんがうとましいよ
 ....
だれかが分かるから

もうであった
○「前向きになる言葉」

*考えるから苦しくなるんだよ
 考えないことです

*年相応です

*なったらなったでその時に考えましょうよ

*頑張っているね

*できることがあった ....
石ころになりたかったんです
道のはしっこで
誰の目にもとまらないように
ときどき蹴飛ばされても
誰のことも恨まないような
ちいさな石ころになりたかったんです

たいせつな物は思い出の中に ....
朝からユトリロの絵画のような
白い空が満ち満ちていました

夕刻になってようやく
この惑星に落ちてきた雨は
みぞれに変わり
ぬかるんでいくわだち
いつとはなしに雪になり
夜になってはさ ....
あなたの知らない星にいる
わたしは昨夜ないていた
どれだけ涙を流して
声を上げようと
知ることのない
あなたは
わたしの知ることのない星にいる

思い出せばついさっきのよう
なのに
 ....
 

折れそうな意志と、割れそうな石
君は私をみず、
語らいの時計をみていると云う
なにもみないことと
同じだねと云うと
私に聴こえない
怯えた声で言い訳をするね

祈りには美 ....
こおりが雨になるときに
聞こえてくるアルゴリズムなのでしょう
緑が散りばめられた声のなかで
抱きしめられた宝石だ


小さな声で鳥をよんでる
それはわたしにはわからない希望
顔をくしゃ ....
○「生きているということ」
生きているということ
心臓が動いているということ
朝目覚めるということ
腹がへるということ
年をとるということ
死へ向かっているということ
期待するということ ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1621)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遠い日- ryinx自由詩14*25-2-25
砂浴び- そらの珊 ...自由詩13*25-2-25
独り言2.25- zenyama太 ...自由詩1*25-2-25
代価- 渡辺亘自由詩325-2-24
青い涙- レタス自由詩7*25-2-22
あなた- リィ自由詩3*25-2-22
詩想、現- ひだかた ...自由詩525-2-19
葬列/下位次元展開- あまね自由詩12*25-2-19
ぼくはゆめをみていた- 詩乃自由詩625-2-19
おわかれ- 自由詩9*25-2-18
日曜日の午後- 紅茶猫自由詩8*25-2-18
哀別(わか)れ- 栗栖真理 ...自由詩125-2-17
冬はまだ続くみたいだ- 山人自由詩9*25-2-17
えーてるうちゅう- ひだかた ...自由詩7*25-2-16
ともし火- そらの珊 ...自由詩15*25-2-16
チョコレートゴースト- 足立らど ...自由詩3*25-2-16
夜明け前- 花形新次自由詩425-2-13
午前二時の世界の終わり- 花形新次自由詩225-2-12
プレアデス- あまね自由詩10*25-2-12
水葉日- 紅茶猫自由詩4*25-2-10
独り言2.10- zenyama太 ...自由詩3*25-2-10
知らず知らず詩すら死すらしい(回文)- 水宮うみ自由詩3*25-2-9
にかいめはだれでも- 林 理仁自由詩225-2-8
独り言2.6- zenyama太 ...自由詩2*25-2-6
石ころ- あまね自由詩14*25-2-5
ミトン- そらの珊 ...自由詩17+*25-2-2
知らない星のやさしい温度- 唐草フウ自由詩12*25-1-31
雨のうた- 秋葉竹自由詩325-1-29
ひかり- kawa自由詩525-1-27
独り言1.23- zenyama太 ...自由詩2*25-1-23

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