すべてのおすすめ
「こ」である私は
いつも
こどくだった

想いは
とどく
誰かへ
とどく
そう叫んでいた

「こ」(そ)「と」
幼いころ習った五十音表
仲良く近くに並んでいた
こどくな私はい ....
孤独である
諦めている、静かに
幸せとか不幸せとか

ただ驚くのだ、
世界に自分に詩に一日に

オドロキは転がっているから
至るところに

オノレが在る、セカイが在る
光の一閃、 ....
愛するが故
私は孤独を売りさばき

手に入れた
愛に満たされた

しかし
それだけでは
足りなくなるのは
時間の問題だった

わたしは
まるで
愛の亡者のように
もっと ....
あまり知られていない砂浜
真夏でも来る人は少ない

砂浜に一歩でも入れば
砂浜時間になる
ゆっくり波の音に癒される

考えることを止めて
ただその場の環境を楽しむ

陽射しは暑すぎ ....
降る やむ 咲く ちる
やって来て 去っていく
一日じゅう飽きもせず
寄せ返す波を数え
まばたきより多く
人を愛する

昇っては沈む
絶え間なく産まれては失われる
あらゆるものの ....
トイレットペ-パーの残りを
使いきり、ちんと鼻をかむ 

残った芯に
印刷された ありがとうございます
の文字に
僕も呟く ありがとう

最近は鼻づまりがひどくて
なかなか寝つけずし ....
とたんにきみはきみが綱のうえにいるのをしる
そういうのを
場面暗転というんだ

ヒマラヤのてっぺんに打ちつけられた杭があり
その杭からとおく伸びる綱の一閃
その綱はオリンポス山の頂に穿たれ ....
忘れん坊のくせにいやなことだけ憶えている
五感全てで憶えている
骨折したときの痛みとか
ギプスを外したときの堪え難い臭いとか
失恋したときの痛みとか
一人取り残された部屋に差す夕陽の眩しさと ....
何故か去年の梅雨が気になった

今は梅雨の真っ只中
濡れたままの街の景色

去年の今頃は梅雨の中休みだった
晴れ晴れとした気持ちだった

雨に濡れた植物
葉っぱの色は鮮やかで
埃の ....
『5わのアヒル』という子供の歌をききながら
水溶き片栗粉をこしらえてる

トロミというのをしっかりと扱えたら
いろんなことが
すこしはマシになりそうなので
だから
水溶き片栗粉なのだ
 ....
神秘に貫かれ
漆黒の夜が来る
ただ唯物の
儚い世を散らし
永遠が口を開く

ちりちりと吹く風
脳髄を縁取る陰影

意識清明に保たれ
夢は胎動する
静かに
いつしかの
岸辺を目 ....
行きつけの喫茶店
小さなフォトフレームに
花の詩が書いてあった
優しいペンネームを添えて

ウェイトレスさんに
「詩人さんが書いたんですか」
と聞くと
「ママが書いたそうです」
と答 ....
マルメロになる
かなしいので
月を見上げている
おんなじことだ
そのおんなじなのが
月面の星条旗みたいだ

億年に噛みつかれた孤独
おぇ
今しがた今は今に至り
雲丹の毒針と
あい ....
わなわなふるえる
ひびの、よろこびかなしみよ
それがこの世のさだめなら
汝のコインに息を吹きかけ 

明日の行方へ、投げてやれ!

くるくると…裏表見せる
放物線のその先は
道 ....
例えばフィンセント・ファン・ゴッホが
生前に一枚の絵も売れなかったように
カフカのように

俺の才能は凄すぎて
現世に生きる二流三流どもには
上手く把握しきれないだけだ

ゴッホの ....
咲きこぼれそうな花びらをもちあげて
そっと水を遣る
眠たい 明け方に
僕ができることは あんまり多くない

迷い込んだ虫を外へ出してやる
今日に似合う歌を選ぶ
まだ眠る君の
は ....
優しさ
愛しさ
立ち枯れ

崩壊

加速

希望
願望
現実


掌中
僕の影は僕本体よりも薄く華奢で、か細く切ない少年のように。
薄曇りの午後には一層、彼は薄く透け、あちらへ消え入りそうに。
特に予定はない
何もない休日

雨降りだけど静か
鬱陶しさはなくて静か
自分の奥深くに触れそう

湿気が身体を触る
ジメジメがまとわりつく

あまり悩みはない
もしもたくさんあっ ....
 クジラの胃の中で溶け始めたような、そんな朝だった。朝になりきれない重い空気の中、歩き出す。歩くことに違和感はないが、いたるところが錆びついている気がする。明るい材料は特にないんだ。アスファルトの凹ん .... ○「深い人生」
深い人生は
涙とともにある

○「コロナ下」
今までの生き方や価値観を
見直す機会である
ちょっと飲み会が
多かったと反省している

☆「ありがとう!」
金はなく ....
夜風がすぅすぅ網戸から
入って来ては肌を撫でる
その微妙な心地よさに
うっとりしている午前三時、
電車は大通りを走り雪山へ
凍り付くよな身震いを
誘いぐんぐん進んで行く

鈍色空を背景 ....
やけに赤い夕暮れ

仕事で何度もミスした
気持ちは今も落ちたまま

仕事帰りに独り酒
初めて入る古びた居酒屋
温かい店主の声がもやもやを取る

料理の良い匂い
酒の良い匂い
楽し ....
曖昧な
真の時空に咲くエバァと小鳥
 ひっそり想い出かたり

狐と狸
蕎麦屋うどん屋に鎮座する
鳶と猫の視線を意識して

雨上がり
ボラは唐突に跳躍をはじめる
これ見よがしに

 ....
世界は夢
夢のなか
さ迷っていた
あてどなく
銀輪は廻り
戻って来る
何度も何度も
同じ場所
途方に暮れた
やじろべえ
帰り道を喪失し
戦慄狂気
均衡保ち
銀輪はひたすらに
 ....
ざあざあと傘が泣いてる
交差点に人はまばら
忘れ物をしたようで振り向いたら
世界はどこにも無かった

息苦しさがどこから来るか
白く塗りつぶされる前に
見つけられたらいいのに
ぼくは錠 ....
きみの背後にはたくさんのごみの山がみえる
そのごみの山について
ぼくはいくらか考えてもいいだろうか
すずめが初夏のこずえにとまって
世界が軽やかにバウンドする
そんな果てなき午後の池のほとり ....
世界のことなんて
次でいいよ
つよくなる夢と濡れてく体
寝そべって目をあけて思い出を忘れていく
いい感じに傾いた
記憶を引き剥がしてさ
錆びた鋏みたいな
つまんないものばかり目に ....
僕は何も見てはいなかった
そして ここにはない 
海の景色を見つめていた 潮の香りのする
感覚ではない光を 感じとっていた  
何か、すこし、足しになるなら思いとどまろう、
そんなことばかりだ。

涙に含まれている疲労物質を顕微鏡でのぞく仕事があったら、そんなのがしてみたかった。

民間宇宙船が日本人飛行士をはこんだ ....
りゅうさんさんの自由詩おすすめリスト(1426)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こどくなうた- 山下ヤモ ...自由詩321-6-14
光の一閃、突き抜ける青- ひだかた ...自由詩721-6-13
その繰り返し巻き戻し- 花林自由詩221-6-13
砂浜時間- 夏川ゆう自由詩221-6-11
人を愛する- はるな自由詩721-6-7
ありがたや- 服部 剛自由詩521-6-7
気が付いたら綱渡りをしていたことを思いだした、ひとりで- 道草次郎自由詩821-6-7
ケロケロケロイド- たいら自由詩221-6-7
去年の梅雨- 夏川ゆう自由詩521-6-4
『5わのアヒル』を聴きながら- 道草次郎自由詩821-6-3
岸辺- ひだかた ...自由詩7*21-5-31
詩人はふくざつ- 木葉 揺自由詩121-5-29
今宵の月はいずこに架かる- 道草次郎自由詩221-5-28
道しるべ- 服部 剛自由詩421-5-28
来いロシナンテ- TAT自由詩321-5-24
明け方に- はるな自由詩721-5-24
不惑- ヨロシク自由詩121-5-24
- クーヘン自由詩2*21-5-22
雨降りの休日- 夏川ゆう自由詩321-5-22
藤の花- 山人自由詩16*21-5-22
独り言集5.18_- zenyama太 ...自由詩3*21-5-18
夢と夜風と雪山と- ひだかた ...自由詩15*21-5-17
仕事帰り- 夏川ゆう自由詩421-5-15
壁を叩いた提督- 足立らど ...自由詩5*21-5-14
叫び- ひだかた ...自由詩521-5-13
雨に沈む- あまね自由詩1121-5-13
池のほとり- 道草次郎自由詩7*21-5-13
花の午後- はるな自由詩1121-5-13
あの日の湘南- 番田 自由詩221-4-27
無題3- 道草次郎自由詩221-4-26

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