なにかを
  つぐなうようにして
  秋が
  入って
  くる
  ピアノを弾いて
  いる
  君の指の
  一本だけが折れて
  しまって
  いた
  あの歌 ...
{引用= 「書く女」

  書く女は
  窓辺の
  机のあたりに漂っている
  霧深い部屋に
  そなえつけられた
  軟体
  書く女
  かつては川
  あるいは不吉 ...
毎日薬を15錠飲む
そのままだと味気ないので
皿に盛った

白い錠剤5錠の苦さで
自分が健康でないことを知った

オレンジ色の5錠で
副作用の意味を知った

青い錠剤の5錠で
意 ...
街の光が流れる

光は束になってどこかへ行く

ぼくらは夢をみてる

加速する失速の終わりはない

失うものは何だろうか

夜は叫ぶ

深い無音の闇だ

どこかで繋がろう
...
彼のお弁当に
時たま現れる
ヘンテコな宇宙人

彼曰く
【いづみ人形】と命名

毎朝お仕事に行く君に
笑って欲しくて
作った【いづみ人形】

でも毎回は現れないよ
レアキャラだからね

君が笑うと
私 ...
{画像=111019141830.jpg}
花咲爺さんの様に
空から幸せをバラまいていると
時々人の心が透けて見える
下心だの
偽善だの
何だの、かんだの

最近の神様は疲れ気味
雲 ...
目の奥がずんずんして
とても眠かったが
夕方の電車に乗って
町に向かった

子供の頃
縁側に
本箱が置いてあった

陽がたっぷり差し込み
田んぼや
小川や
遠くには山も見えた
...
ところで
我々は何をすべきなのか
なぜ図書館が涙を流しているのか
うまい奴はたくさんいたが
非の打ち所が頭には入ってこない。
などと奇妙な唇が呟く。

さては
眼前の靄を凝視する
な ...
広告の前に
広告の中で踊る
表せる対抗力
アタック!! 立ち塞がるルぅ
おれはまだ生きてるぜっ!“
静かな数字 透き通る影
掻き混ぜる1000% DNA
片側に月を向かえ飛翔

生殖 ...
井戸の中で暮らしていれば

それなりに幸せだった


時代が私を押し出した

広く険しい世界へと


飛び出した蛙は

戸惑いもがいて

井戸を恋しがる


けれど蛙 ...
わたしの中で 
オンナが疼く
あなたに
逢いたい 逢いたい
この激しい衝動を 
抑えられない

優しいあの人の 
背中に嘘をつき
そっと部屋を出て 
足早に向かう
あなたが待つ ...
この後すぐに
空は星に変わった

君とお付き合いして
4ヶ月

同じ屋根の下で
ゲラゲラ笑いながら
一緒に暮らしてる

33年間地元を離れた事が
なかった君が新しい場所で

...
ご都合主義の神様はいないみたい

飢えや
寒さや
病や
夜や
それら混沌とした不幸から
全てを救済するために
人の手によって創られた
機械仕掛けの神様

それは確かに
類似的な ...
胸のなかで朝がつめたく、一番に鳴く鶏は、庭でブイのように漂っている、モリで、ブイをつけ狙うこどもは沖に流されていく、家の子が漂流している間は、鶏肉を食べながら過ごした縁側に寝床を移し、鶏とこど ... ボクが文章を書こうと思う契機は単純なものです。
大概は、ボクの外側に転がっている、ちょうどそこにあるもの、今流れている音楽、たまたま目に入った人や景色といったものが発端になっていて、ボクの内側に長い ...
ドンキホーテでバースデープレゼントをさがす

夏絵さんと坂本君と小百合姐さんの

誕生日のために


グループ交際歴一年四ヶ月

バラバラの星が

見かけ上星座のていをなすように ...
人の多くは 疲れた 幻のようなものなのであるが
私は 何も知らない そのことについては
いつまでも そっと 川面を見ていた
疲れだけが 転がっている
空の真上に へばりついたようにも見える ...
京都行きの高速バスの中から窓の外を眺めていた
水色の空に、バケツの水をこぼしたような薄くくぐもった天気は、近く雨の気配を漂わせていた
褪めた空は高速道路の風景の無機質性をいや増しに強めているような ...
公園よこのカーブした細い坂道

ぼくは一人で歩いていた

綿毛を取って喜んでいた

黒い音で鳥が啼いていた

光とは白だと教えていた

綿毛がぼくの友達だった

あなたと歩いた ...
 


雪降る夜の静寂も

夜降る雪の輝きも

夜空の下の人々は

独り籠って共有してる


望みはないよと言う人の

凍ってしまった星空に

取り残された絶望は

...
腐った樹木に自転車が腰掛けていた

秋の日差しは柔らかく土を暖めている

君の空には手が届かない



遠くに踏み切りの音が響いては、消えていく

その旅に置き去りにさ ...
わたしは昧爽にいきる動物だった。さしこむ気配にうるむ肉体だった。青藤のドームにとけこめる呼吸をしていた。

わたしは街になじみ、独りで睡り、本を手放した。さみしさを知覚するよりすりぬけることがおお ...
赤く濁った水の中で

泳ぐ気力は尽きてきて


揺らいでいるのは君なのか

霞んでいくのはぼくなのか


深く潜った海の中で

肌は冷たくなってゆく


おぼれているのは ...
 


ソーダ飲む代わりに「そうだ」と言う。桜の蒼朶は散る、ソード亡きペン


世代の因果は次世代に?常に責任の及ぶ果てはある。


死後がなければ人は生きない?永遠(とわ)の喪失は ...
水晶の天空薔薇薔薇に異世界

城尖塔逆回転のアポロ

アタランテ絶命豹の毛皮婦人

密室殺人消失E,S女史の化粧ポーチ

兵役拒否蝶の幻想斧の一撃

金貸婆非主体的な死のイコ ...
最新の動物が目を見張る出来で
暗い夜のネオンサインに目を光らせている
ある並行世界のあったかもしれない新宿で
客引きのタキシードの皺が川の流れのようで
ぼくは田舎の水面にゆらめく波紋を思い出し ...
感傷を鼻で笑って
逝った君
こんな歌詠む
親父をわらえ



人生をなめてる親父
思い知れ
ざらり血の味
これが現実
 
そらにはりつく ひしゃく星

すくっておくれよ

ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り


 
似た言葉を 繰り返して しまうのは

きっと 本当に 
そう思って いるからなのでしょう

或いは 本当に そうでなければ良いと 
信じたいからなのでしょう

そんな風に 確認作業をし ...
このきもこうよう
するんだね

そういわれるひまで
どれだけの
つきひをついやしたのか

たくさんの
ごかいがあった

このきは
きではないのかと
いわれた
ひも ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Fall Song草野春心自由詩411/10/19 17:43
月へのコラージュ自由詩211/10/19 17:35
オードブルあやとり自由詩5*11/10/19 17:15
光の海に潜り続ける潜水士は朝を知らない空中分解自由詩011/10/19 16:20
守り神ちゃんこ携帯写真+...111/10/19 14:40
幸せの神様がwako自由詩311/10/19 14:16
本箱まんぼう2自由詩611/10/19 14:15
とどのつまり……とある蛙自由詩811/10/19 13:08
無理矢理に 記憶狩心自由詩111/10/19 11:37
井の中の蛙みふみ自由詩311/10/19 11:12
【 綱渡り 】泡沫恋歌自由詩10*11/10/19 11:09
4ヶ月ちゃんこ携帯写真+...111/10/19 11:01
デウス エクス マキナ相差 遠波自由詩6*11/10/19 10:37
十月ズー自由詩2*11/10/19 10:32
ボクのマスターベーション(1)花形新次散文(批評...10*11/10/19 10:13
とりとめもなくワインとピンクとパープル梅昆布茶自由詩611/10/19 10:11
川の幻影番田 自由詩311/10/19 9:21
前奏曲メチターチェ...自由詩5*11/10/19 5:35
10月の少年吉岡ペペロ自由詩511/10/19 5:01
mortal...自由詩211/10/19 4:11
秋は遠く、近くうめぜき自由詩211/10/19 2:59
19佐古自由詩111/10/19 2:48
遠泳するぼくらは永遠の幻をみる空中分解自由詩411/10/19 2:24
青透明西行桜自由詩111/10/19 2:17
なりかわり願望説高濱俳句111/10/19 1:55
ライフ・ゴーズ・オンnm6自由詩511/10/19 1:16
シャドウ ウ...短歌011/10/19 1:14
ひしゃく星殿上 童自由詩17*11/10/19 1:09
似た言葉藤鈴呼自由詩2*11/10/19 0:51
紅葉小川 葉自由詩711/10/19 0:42

Home 戻る 最新へ 次へ
3288 3289 3290 3291 3292 3293 3294 3295 3296 3297 3298 3299 3300 3301 3302 3303 3304 3305 3306 3307 3308 3309 3310 3311 3312 3313 3314 3315 3316 3317 3318 3319 3320 3321 3322 3323 3324 3325 3326 3327 3328 
5.22sec.