あなたは言い放った

私には関係ないから
好きにすれば?


ずっと信じてた
あなたは私のことを
心配してくれる人だと

私は今まで本気で
あなたが好きだったよ

愚痴も相談 ...
俺はうんざりしている
ジャパニーズドリームなんて
どこにもありはしないんだ
奴らは真実に目を瞑って
ガムシャラになって
突っ走っている気になっている
贅沢な食い物を爛れた臓物に詰め込んだり ...
今朝の風が運んできた
遠くの君のことのは

くすぐったくて
うれしくて
大事に大事に胸にしまう

どんなに苦しくっても
歩いてく
今の私のままで

君との思い出
いつか薄れてゆ ...
やさしい光の数々は レントの風に乗って
流れていきます
どこへ向かうのか 知ることはできないけれど
きっと幸福があると推測するので
ぼくはこの身を任せて 光と一緒に
流れていこうと ...
 

ほむらだまりに蝶が来て

口をのばしてほむら呑む

青く輝く羽色は

ほむら呑むほど ほむらに染まる


ほむらだまりが巻き上げる

風にほむらを羽ばたかせ

蝶は ...
バカなのに数学物理に憧れる

才能が無いのかな上手く書けない習字

砂場遊びなんかしたっけひとりでに

かけくらべいつでもビリで日がな駆けてた

学芸会「走れメロス」の王のヒゲ
躁鬱なる迷宮刻を告ぐ鳥喰刑

素朴な死爪跡の死異様な死

残虐刑僣主統治が目前の

血の薔薇が咲くそれも陳腐に地下道に

革命へ至る行進虐殺すべし

飾り窓扉を開き鳩時計

...
 

ほむら月夜の三日月は

あかく夜空に揺らめいて

うるしのように黒い竜

ほむら月夜の三日月に

巻きつき爪たてかじりつく

揺らめくほむらの端っこを

うるしのよう ...
街の中に確かなものは何もなかった
生きていることだけ
長いぼんやりとした毎日の中を
ぼんやりと 糸を 伝うように

忘れられたらと思う
今までのぼんやりとした苦しみの類を
私の見ている頭 ...
 

ほむらのほなみはかぜそよぎ

さむさのにおいをひがてらし

ほむらのほなみはかりとられ

まちわびはじまるあきまつり

ちょうじゃのたたくおおだいこ

みんなたわらはいっ ...
お盆の上に
ラーメン丼、ふちまでお汁をこれでもかと
お汁の上に炒めた肉を積み上げて
肉の上にレッドペッパーこれでもかと
横にはまっかな林檎一個

しずしずと持ち運ぶ
長い廊下を
食べた ...
哀愁のコートを纏い

感傷の中を走り抜けて

憂鬱の煙を吸い

恍惚のため息を吐き


嘲りのヒールを鳴らすと

マゾヒックな水溜りが弾けた




煩わし ...
ギャルの目で嫌にギラつく偽物の瞳

粉っぽい瞼で今宵も肉感を乞い

反り返る喉に浮き出るあでやかな笛

すれ違う人に疚しさ 下を向き

何かから隠れるように歩く夜
他の女の子よりも、
三千円高い女を呼んでみた
出勤表から消えていたので、
てっきりキャンセルだと思って、
他の女の子を写真であたっていたら、
ふつうに22時過ぎに行きますということだった ...
ひかってたのは
真珠じゃない
水滴じゃない
耳飾りじゃないし
ドアノブでもない

疲れていた
疲れていたし
悲しかった

ひかってたのは
真珠じゃない
泣いていたのは
君 ...
当たり前に動く この体も
ずいぶん使い果たしたものだ
これは借り物の器
自分の物であるのは魂だけ

それすら神に与えられた奇跡なら
空気に漂う気配だけが
己自身なのかもしれな ...
敷き詰めた地雷
踏まないように爪先立ちで歩く君

だけども小指が当たってしまって
凄まじい音と共に
私の心に闇が迫る

“ごめん、ごめん”と焦る声
熱くなる目頭
笑いたいのに、笑 ...
酔った足元がふらついて

自分がまだ歩いていたことに気が付いた


鳴り響く音楽は平和と叫ぶ――

――遠くでサイレンが人を運ぶ


クラクションで威嚇するトラック――

...
奇を衒う、という作風は
技才ある方がやるもんです
私のようなあんぽんたんには
到底真似できやしないのです


弁えております
それに及ぶ才がないことも
学に費やす気がないことも
努力 ...
歩道と車道の間にある細長い縁石を

すべからずの谷と呼ぶ男がいる。

「周りに高い建物があればある程、俺は燃えるんだ。」

「この高揚感をあなたにも感じさせてあげたい。」

と道行く人 ...
光が
眼を射抜く
明るさが
全身を焦がす

闇と静寂のうち
それだけが
僕を活かす
空間と時間

夜のサイレンが
耳を衝く
胸騒ぐ
遠いかすかな音

風が空が
笑っ ...
こんなに蒼い夜なんて
マグネシウムが発火して
残像、点滅、浮浪、波紋
ちりぢりなった光の幻がおもいおもいに集まり
光の切り絵でかたちどる街の風景

こんなに蒼い夜なんて
トリケラトプスが ...
 
実態のない言葉はトート,御者もなく転げる言葉はトート

チカチカ光る三色でリード,とりあえず楽な方へ巻かれてリード

首に縄でも眼前にシェード,芋づるでも無差別でも視界シェード

無 ...
高速の事故渋滞のせいで下道も混んでいた

何台かが裏道に抜けてゆくのに付いていった

そしたら知らないふとい道に出た

駅前のように店が沢山あってマンションが並んでいた

なんで今まで ...


抜けるような
青いうしろめたさを



ぽっかり浮かんだ
白い嘘でなぞって



可憐な
ピンクのあてどなさを



みずみずしい
緑のお節介が抱き ...
膣のないパン屋と
バグだらけの牛乳屋を
定期券片手に往復するだけの日々。

こういう月の見えない夜には
機上の人になりたい。
福引き末等の赤い赤玉を
小枝と一緒に運ぶ小鳥の
白い機上の ...
てのひらに
乗らずじまいの鳥でした

だから
わたしを探すなら
むこうの風の
枝あたり

落ちるともなく
揺られ続ける
木の葉の
ような

ささやかに
確信めいた一枚の ...
あの日は遠かった

今はもうこんなにすぐそばにあるけれど

思い描いた未来とは

ちがっている



私の思い描いた想像のなかにあったのは

小さな灯りの中にある

ささや ...
チクタクと
正確に刻む
カウントダウン
何に向かってるか

ずっと知らない
枯れてしまった微笑み
風も光もない瞳
その手を握ろう 暖めよう

何もなくても 側にいる
なにかあったら その肩に手を置くよ

君と私のいる場所の
次元すら異なってしまったとしても
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
バイバイみふみ自由詩311/10/18 9:47
Assなき暴走花形新次自由詩2*11/10/18 8:53
風の香り朧月自由詩211/10/18 8:22
きみの名はあまね自由詩2111/10/18 8:13
ほむらだまりに蝶が来てmortal...自由詩111/10/18 3:57
さみしさ高濱川柳011/10/18 2:19
過去形俳句011/10/18 2:10
ほむら月夜の三日月はmortal...自由詩111/10/18 1:42
俺の心にはいつも番田 自由詩111/10/18 1:28
あきまつりmortal...自由詩111/10/18 1:28
こんな流れもある木原東子自由詩5*11/10/18 1:09
道化faik自由詩7*11/10/18 0:26
何かから隠れるように歩く夜川柳1*11/10/18 0:25
三千円高い女はだいろ自由詩711/10/18 0:07
ひかってたのははるな自由詩211/10/18 0:05
魂の行方菜穂自由詩1*11/10/17 23:56
お互い様なふたり三奈自由詩1311/10/17 23:50
帰路faik自由詩0*11/10/17 23:41
遠吠自由詩5*11/10/17 23:37
すべからずの谷灰泥軽茶自由詩111/10/17 23:29
日と夜のあいだにシホ.N自由詩311/10/17 23:19
蒼い幻灰泥軽茶自由詩3*11/10/17 23:10
Rabifer西行桜短歌111/10/17 23:00
知らないふとい道吉岡ペペロ自由詩411/10/17 22:53
陳腐nonya自由詩24*11/10/17 22:48
機上の人シリ・カゲル自由詩111/10/17 22:36
枯葉千波 一也自由詩3*11/10/17 22:09
遠い未来桜 歩美自由詩1*11/10/17 22:03
カウントダウンやや短歌2*11/10/17 21:31
白い歌凪 ちひろ自由詩311/10/17 21:30

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