何を信じて
何を信じないか
一度だけの人生
悔いのない様に
自分ならではの人生
自分にしかできない事
自分を信じて生きてゆく
最後に決めるのは自分だ
夢を諦める事は誰にでもでき ...
悲しくない
誰かの子供が死んでも
無垢な命が 奪われても
悲しくない
正義がなくても
押しつけがましい 物差しがなくても
悲しくない
君が泣いても
乾いた泥にまみれた頬を しょ ...
一年近く、困っていた。
ここに登録したメアドがなんだったか忘れてしまったがために、パスの再発行さえもおねだりできない状態だったからだ。
手当たり次第に、心当たりがあるメールアドレスとパス ...
神秘のヴェールを失った
月は一個の衛星
人類にとって偉大な一歩は
月を地面に引きずり下ろした
足跡をつけられ 征服ずみの旗を立てられ
凌辱されたかつての女神は
いまでは早い者勝ち
勝手に ...
里におりて
息を吸ったひとの
肌はかなしい
湖の色に似て
過ぎぬ霧
のように
◆
いつもと同じ
列をつくり
くらべていた
魚の
まなざしを含めて
◆
...
考えてみれば
日曜日なんて
ふしぎな日だ
どうして
みんなで休むように
決めてしまった一日が
一週間のうち
たった一度だけ
訪れるのだろう
日曜日は
始まったときから
終 ...
いいお天気の春
耳の中には明るい青空しか聞こえない
天使たちが散歩している
こんな日は
ルーブルへ行きたい
レンブランドと決闘しなきゃ
そう思いながら、ぼくはコンクリートの天井にかかってい ...
呪われたなんて
言いたくない
そんな言葉で
済ませたくない
どんなことにだって
理由があるのだから
それが、とるに足らない
ちっぽけな理由だとしても
今日も一日がんばった
今日も一日さみしかった
今日も一日さまよった
はやく疲れてしまいたい
はやく擦り切れてしまいたい
はやくかすれてしまいたいんだ
夕暮れが夜 ...
マーマレードの空瓶に挿した
残り物のクレソンに
小さな蕾がついたと
わざわざ見せにくる君
これから何年経っても
君の世界に吹く風は
遊歩道のささやかな花を香らせ
名も知らぬ草を撫 ...
空の下には何もない
空なんてものも何もない
水が腐ったのが
カラカラに渇いたような匂いがした
そういうイメージがした
それは訓練の賜物だろう
やっとここまで来れたのだ
名づけられることの ...
脊髄に刺し染みるような
氷雨の降る土曜日
灰色のレインコートを着た老婆が
僕の口に腕を突っ込み
ずるずるずるずると
一頭の小熊を引き摺り出した
...
私は殺されたい
あなたのこの尊い気配の
寿命がいつか果てるのを
恐々としながら
夜を明かすくらいなら
何もかもやがて衰え
劣化しながら滅んでゆくのが
私にはくるおしい
命が、
風 ...
転がり
笑いにおよぐ手は
あなたの汀(みぎわ)に触れただろうか
いつしか愛は 大きく迂回する
あなたの的は
わたしたちの的であり
なのに欲しがるわたしの瞳はもろく
瑞々しい
...
世界は角を曲がり
電波塔をつなぐ縁
押し寄せる流氷の高さを海豹は気にもしない
待ちきれず買い物に奔走するひと
目配りは喪主の名を通り過ぎて
気圧の変化に注意は保たれる
...
ピースが一つ足りない、と
夜がそれを探しに向かう
朝になるとぼくは、拾ったピースを手にしたまま
夜が戻るのを待っている
*
空の遊水地で、きみが武器 ...
我々が過去を振り返り
未来に向かって足踏みするのは
何故だろう?
人はリスクを恐れる、という
だがそもそも生きている事自体が
一つのリスクではないだろうか?
我々は ...
人と車の群れを見下ろしながら街路樹が立っている
冬になったから葉も疎らだけどその根は着実に大地から暖かい養分を吸い上げている
おいしい栄養が樹の全身を廻る
彼が身を震わせているのは寒いからで ...
白々と冷えたゆびの先で
あかりを数えていた
ひとつ、ふたつ、みっつ
或いは
いちまい、にまい、さんまい
それとも
いってき、にてき、さんてき
夜の透明度が増していく
音 ...
何度でも生き返るのが救世主のことばなら
きみは何度でも死ななければならない
干上がった砂漠の水脈をひきつれて
再生を誓うつぶやきを毒と飲み干す
血液の
、その苦しみは刻一刻と脊 ...
滑空器水葬礼ギリシアの鳥人
死の勝利射抜く荊棘屍花の羽根
ヨナの不幸埋れたことを後悔せよ
天使の卵時間の名を冠すクロノスの
君といることが好きだった
いつも全てが見えなくなっていく時 君と
そして私自身が まだ 若かった頃 君と そして
美しい音楽が世界の全てだったと思えていた
一人で私は風景を見つめて ...
すけべな川魚は岩陰で寄り添い
すべて水泡に帰す愛の歌を歌う
ゆうべ降り続いた嵐で濁る川面
ゆらぐ光は泥にまみれ畳を編む
水のない街で雨を待つアスファルトの灰の色
灰のない街に沈む ...
少しずつ
季節が忘れてゆく花の
わたしを知って欲しかったんだ
きみの手を
ひいて歩いた十二月
他人同士であって それでも
雨の日に笑っていても
晴れの日に眠っていても
...
冬の黄昏に照り映える
赤いおべべに着飾って
あれに見えるは御犬様
にっくき仇の御犬様
お供はいつも従って
糞を拾うて歩いてる
思い起こせば七日前
クレーム処理で訪れた
上得意の客の ...
凪の日が 続いている
折り紙で作った
僕の船のモーターは
折り目正しく回転して
たった一人の乗客を乗せた
ぺらっぺらの乗り物を 水色の平面の 先へ先へと 押していく
ああ これほど ...
残酷なことをされている夢を見た
あなたに
残酷なことをされている夢を見た
あなたは
平気な顔をしていた
それが当たり前のように
僕の心にスタンプされた
練習の ...
「七味唐辛子を壜に冬日和」という俳句読んだ。俳句のようなものは短いし、
俳画というものもあるから、看たというのがいいかもしれないが。林ノ下豆腐店という人の書いたもので、妙に作品と名前が適っている。 ...
みあげた月は
挑むように赤くて
大きいその存在は
私を押さえつける
平等なんてありはしないよ
空気よめない
私はからまわり からから
風もふく
あの月がだれかの瞳で
みは ...
1月 {ルビ梵天=ブラフマー}は金剛乗に還る
すると涸れ沢の畔に半裸を露わし
年若の尼が五弦の琵琶に弦を張る
きつうきつうに張るのだから
絹の撚が奏でるほどに
押えの指の血に染まる
2月 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
信じるもの
ペポパンプ
自由詩
2*
11/12/15 23:47
フクロウ
まーつん
自由詩
5*
11/12/15 23:29
ほんと、どうしようかと思った。
フクロネヅミ
散文(批評...
1
11/12/15 22:51
月の味方は詩人だけ
ただのみきや
自由詩
12*
11/12/15 22:33
寒いアロワナの星
根岸 薫
自由詩
3+*
11/12/15 22:11
日曜日
はだいろ
自由詩
6
11/12/15 21:44
三原色のバランス アレクサンダー・カルダー 視点1
m.qyi
自由詩
3
11/12/15 21:43
鉄の爪
花形新次
自由詩
2*
11/12/15 21:06
精神のカルテ
吉岡ペペロ
自由詩
6+
11/12/15 19:49
君の世界の風下で
nonya
自由詩
24*
11/12/15 19:31
夕暮れの青のなかに
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4+
11/12/15 19:16
氷雨の日、一頭の小熊を吐き出す
草野春心
自由詩
5
11/12/15 18:49
いつか、風化してしまうくらいなら
折口也
自由詩
4*
11/12/15 18:38
隻影
乾 加津也
自由詩
27*
11/12/15 16:57
宙達磨
アラガイs
自由詩
7*
11/12/15 16:44
ジグソーパズル
望月 ゆき
自由詩
13*
11/12/15 15:48
旅
yamada...
自由詩
1
11/12/15 15:27
樹
たにい
自由詩
1*
11/12/15 14:30
いち
あ。
自由詩
7
11/12/15 8:14
死語
アラガイs
自由詩
1*
11/12/15 3:42
時間の子よ、起きて目を覚ませ
高濱
俳句
1
11/12/15 2:16
あの日の世界
番田
自由詩
1
11/12/15 2:15
リバー/アナログ
茶殻
自由詩
2*
11/12/15 1:58
火よ、きみは花を燃やしている
かぐら
短歌
4
11/12/15 1:12
にっくき御犬様
ただのみきや
自由詩
6*
11/12/14 23:42
凪の日
まーつん
自由詩
8*
11/12/14 23:41
残酷な朝
吉岡ペペロ
自由詩
4+
11/12/14 23:40
七味
m.qyi
散文(批評...
2
11/12/14 23:32
月にみえる監視塔
朧月
自由詩
3
11/12/14 23:25
命脈
salco
自由詩
7*
11/12/14 23:17
3274
3275
3276
3277
3278
3279
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
5.78sec.