無国籍風な外観の遊園地。
 尖塔から垂れ下がった鶯色のジェットコースターのレールがコロシアム型の建物からはみ出す様に大きくカーブを描いている。
 入り口はエスカレーターになっていた。この地域は治 ...
路駐した車に戻りながらひとを探していた

心当たりは遠くで

そう

ほのぼのと淡くずっと一緒に

ずっと一緒にいたかった


秋であるのに春の夜のようだ

ほのぼのとした淡 ...
穏やかな秋の一日
その暮れ方 テレビ越しに眼を凝らして
日の丸に敬礼
しようとしたときに 虫が
灰色の繊毛の生えた虫が 少女のお下げの髪に虫が
這っている こんなこともあるものか
それを払 ...
いつものように、
秋葉原のケンタへ寄ってから、病院へ行った。
携帯ショップの前で、
いかにも秋葉原風の中太りの男性が、店のキャンギャルと、
スーツの店員に、なんか、クレームをつけていた。
...
 
 
窓に眠る
結晶、
その韻律
雪は記憶
線のない記憶
傷ついた草花は
物陰で葉を休め
官吏は雲に刻む
自らの
不完全な名を
 
 
無菌室のようなコンピュータールーム
病院のような真っ白な世界

0101101010
コンピューターが呟く
enterを押して
enterを押して
逆流する情報
enterを押して
...
いったい、「後悔」というものは、どのようにしたらできるのだろう、と考える私は、十分に若く、また、十二分に傲慢であるのでしょうけれど、それにしても、いったい「後悔」というものは、どのようにしたらでき ... 雨の日
少し肌寒い

MP3プレイヤーを聴きながら
古いレコードショップで
一枚CDを買う

ありがとう
と袋を受け取り店を出て
なぜ買ったのかを考える
音楽はすべてパソコンに入れ ...
闇と妄想は好相性
長い夜を
妄想が食いつくしていく
いく夜も
いく夜もかけて
食いつくして行く
そして
静寂が支配する夜に
妄想は確信へと変化する
白い小さな部屋では
よくある出来 ...
とある学校のとある教室に美少女転校生がやってくる。
ただ転校生がやってくるというだけでも一大事なのに、しかもその転校生が美少女とあって、クラスは転校生の話題で持ちきり。
とくに思春期の男子生徒 ...
冷たい雨粒が
傘をノックする
居留守をつかう僕を
執拗にノックし続ける

開けてはいけない
部屋を覗かせてはいけない

開けたら最後
あいつはズカズカと
上がり込んできて
胸 ...
骨ばった指が刻むリズムに
新しい何かが湧き上がる
一つずつ組み立てられた細胞
その隅々に貴方が浸透していく


疲れた顔も
満足げな顔も
近くで見ていた


どんなことが起こった ...
懐かしい夢を見たよ。あの頃の夢さ。
そうさ、君が居て、僕が居て、皆が……、居た頃。
君は何時でも夢の中では可愛くて。
……夢から覚めると、疲労感と、僕を失う。
何時も夢から覚めると弱い自分が嫌 ...
       
呼吸することは繊細な作業だ
ばらばらに生きてきた生を時間のはざ間で束ねた
思いは複雑なのだが
軽くなって心が少しだけ浮いた

小刻みに変化するものを五感で捉え
臓器の境界 ...
ほっこり埼玉古墳群をあるいていた

歴女の可愛いのがいた

当然ナンパ


アクセサリーを買ってあげた

逆なんされる可能性のない不細工は

こうして愛にいそしむのだ


...
アソコという字はアンコという字に似てるわ
読み飛ばしたら区別がつかないくらいよ
だからしっかり見て頂戴ね
わたしが書くのは 
きまってアソコよ
アンコと書いたことは
まだない

アソコ ...
遅かれ早かれ
僕らはきっとダメになる
それは突然やってくる

いつまでも目を背け
笑えるだけの図太さを
持ち合わせていないから
押し潰されそうになる

私的な会話
詩的な開花
視 ...
果てしない時を超えて

異次元の狭間を抜けて

白い夜にたどり着くまで

愛を照らす何かに飢えて

僕らはジプシー


繋ぎ止めて

まいあがって

憎しみあって

...
盗撮のsexビデオも並ぶ市場の中
ステルススーツを着た兵隊達が行き交う
人をすり抜け逃げる男の頭に
無数の赤い光の点が集まる
男の周り 我先にと人が逃げ交う

兵士はおもう
追いつめたは ...
あそびつかれて
うす青いそら
およぐ身体に
においがからむ
見てみな
死は
ほら
すぐにつかまえるよ
体や
においや
声や
温度を
すぐにつかまえるよ
こんなにうす甘い朝 ...
 

ブーゲンビリアを花束に


ここはいつの日かみた夢の園

虹はいつでもどこかに見えて

広がる空は花霞み


ブーゲンビリアを花束に

ブーゲンビリアを花束に

...
空間A
白い直方体
そこに100人の人がいます
男も女も、おとなもこどもも
皆、思い思いのことをしている
そして100の視線
a-a'
目から対象までの線分に色を塗ります ...
生まれながらにリスクを負った 
大江健三郎の息子・光君は 
日々お婆ちゃんの看病をする 
お母さんの誕生カードに 
(つらいかた)と書いた 

(つらいかた)とは何だろう? 
老いたお婆 ...
安っぽい微笑みは、もういらない。 

ほんとうは自然な笑みを浮かべる 
{ルビ案山子=かかし}になって突っ立っていたいものだが 

この世には、隙を伺う者があり 
調子に乗ってる奴があり  ...
お姫様の人形を汚すこどもたちの笑顔
まちが健全か否かを計るすべを知るために

/仮にその娘をフランソワとする
フランソワには許婚がいて
実の父と母よりもふさわしい親がきっとどこかにいる/
...
  もがりぶえを真似し始めた
       公園のそよぎに
もつれ雲も羊雲も戸惑ったのか
  淡いひかりだけが寂しげに
 鬼瓦の眠る家並みをふちどる
           そして
ゆがんだ ...
蔦に食い尽くされてしまった
君の形をした穴が空いたままになっている
無人島に
たったひとつだけ持って行くもの
迷わず携帯電話を選んだ
無人島は完全に電波の圏外だった
ぼくはそんなことはかまわなかった
都会にいても
ぼくの携帯電話が鳴る夜なんてなかった
...
{画像=111007205854.jpg}
  
 青

画用紙に青いインクを零したら
晴れやかな空になった
青いフェルトに涙を零したら
透明の染みになった

道端の石ころにも成れな ...
猫がミルクを飲んでいる。
また貰ってきた花を食べる。
わかっているねトイレに行ってよ
のどを鳴らしひざに来る

今日は日曜日
何にもすることがない。
窓を開けて富士山を見る。
雪化粧と ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
リュウグウノツカイ済谷川蛍散文(批評...0+11/10/8 22:06
ほのぼのとずっと吉岡ペペロ自由詩311/10/8 20:40
日の丸に敬礼オイタル自由詩5*11/10/8 20:14
キチガイの楽園はだいろ自由詩411/10/8 19:49
記録たもつ自由詩411/10/8 19:02
enterあやとり自由詩211/10/8 18:47
二月へはるな散文(批評...011/10/8 15:31
悲しみは泣かない村上 和自由詩411/10/8 15:01
リンゴを買ってwako自由詩211/10/8 13:21
転校生北大路京介自由詩16*11/10/8 12:44
雨音nonya自由詩20*11/10/8 11:01
My master...涼深自由詩611/10/8 9:59
イカルス雅寛自由詩011/10/8 9:08
引き際花キリン自由詩211/10/8 8:34
詩人になんかなれない梅昆布茶自由詩311/10/8 8:28
可笑しさはゆっくりとやって来る・・・と思う  唄:アンマリコ ...花形新次自由詩2*11/10/8 7:56
内的葛西曹達自由詩111/10/8 7:38
ジプシー梅昆布茶自由詩211/10/8 7:23
「狩人」あやとり自由詩211/10/8 6:52
泳ぐはるな自由詩111/10/8 5:35
ブーゲンビリアmortal...自由詩111/10/8 1:48
空想空間いっと自由詩111/10/8 1:09
光の音符 服部 剛自由詩211/10/7 23:32
太陽の国 自由詩111/10/7 23:14
フランソワ茶殻自由詩011/10/7 22:36
失われた空(二)信天翁自由詩111/10/7 21:42
照留 セレン自由詩411/10/7 21:19
携帯電話はだいろ自由詩711/10/7 21:06
【 トリコロール 】泡沫恋歌自由詩14*11/10/7 21:02
サンデーペポパンプ自由詩7*11/10/7 20:49

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