さて、一日ぶりの歌謡曲日和となります今日この頃ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕と言えばOSをクリーンインストールするついでに7にするからついでにパーティッション分割を元に戻そうなんて余計な事 ...
あの{ルビ鋼=はがね}の壁を
いつしか破れると信じて
今日まで生きてきた
壁一直線に何度も叩いた拳は
赤鬼よりも おどろおどろしく
涼しげな白の壁が 次第に青くなっていく
この一振 ...
言葉はいつも
私の中を知った 言葉は
言葉自体であることを知らされた
私ではなく 真実だ
私はいつも
言葉を読んだ だけど
私の思いを流れていく時
言葉自体であることを いつも感 ...
ほんのひととき
眠りから覚めた亀は
こんなに長く生きてきたけれど
これが死であったら
どんなに心地よいものだろうかと
そして再生される私の肉体は
これほどにすがすが ...
絵本の世界に
閉じ込められて
外に出たいと
泣きました
絵本の中だから
外には 聞こえません
頁を捲る音が
海鳴りの様で
耳を 塞ぎました
目を 閉じました
其 ...
絵本のウサギは
嗚呼 もう 本当に
楽しそう
あっちへ ピョンコ
こっちへ ピョンコ
重なる 二つの耳は
仲間同士の 挨拶
ピョコン と 揺れると
頬も 動く
ピクッと ...
絵本の中に
私は
未来を 見た
遠い 夏の日に
陽射しを
怖がることも なく
翳る 移ろいも
知らず
飛び切りの
笑顔ばかりを
唯だ
重ねて
★,。・::・ ...
鋏をカチカチ
うごめくカマキリ娘
夏にやられて
干乾びた脱け殻
通り眼三センチ
うなだれた電線に
三拍子音符を刻みましょう
晴天日和
丸裸で記憶咲かし
毛虫のブローチしたら
...
誰もいない六畳間
頬を畳にくっつけて
夏休みも終わりの午後
八歳の僕は昼寝する
風が簾を通して頬を撫ぜる
うつらうつらしている僕の眼の先には
隣の部屋でミシンを踏む
母の姿がぼんやり ...
不安になると崩れてく
築いたはずの足元
年月なんてあてにならないね
枯れ葉は舞う
つかめばこなごなになる
知ってる枯れ葉の感触
だからこそ触れられない
それは優しさじゃない
す ...
からだをほどいて
時間を失くした
生きていることは
良いことでも
悪いことでもないね
のぞみ126東京行き
名古屋から乗り込んだデカ目と太目
ジョーシとブカは帰路を本部長の噂
子のサッカークラブ
プロジェクトと社長の意向
途切れがない
そして同時に立ち上がり
喫煙ルームへ ...
代わりなどなりえない者のことばしか震動させないわたしの空気
残像を遠ざけるように海をみているうつくしい海をみている
右下の頁の数がにじんでく、数えられないあなたが増える、
...
燃える
{ルビ椛=もみじ}を煽るように
わたしが吹きつける
燃える山
きみを理解したいので燃やした
わたし
を 理解しようと
祈りが増え
祈るための言葉が増え
言葉を行き交わせる ...
彼女のご両親に、
挨拶に行った。
なんかのイベントのとき、
雨が降ることが、そう言えば多いので、
ぼくは雨男なのかもしれいないと、
傘を持って、
部屋を出るときに思った。
5000円 ...
お久しぶりね、きつねさん。
いちにち、いちにち、寒くなって
ほぅっと、吐く息、朝早いと白くなるし。
雪のにおいがしてきたり。
そうするとね、きつねさん。
頭のなかに君がこんこんこんと、やって ...
僕は本当に人を好きになれるだろうか
僕は本当に人を愛せるだろうか
僕は本当に君を好きになれるだろうか
僕は本当に君を愛せるだろうか
僕は本当に家族を好きになれるだろうか
僕は本当に家 ...
みんなしてみんなして朝いらないと言ってくれたら消えるのかなあ
また夜だいらないんだよ夜とか、また燃やすのを忘れたじゃないか
泣き喚くキシリトールのガムを噛む何の足しにもならなかったね
...
花は花として
月は月として
星は星として
鍋は鍋として
お玉はお玉として
そんなあなたのどこに僕は納まるのだろう?
大それた杞憂だなと思いつつ
...
貴方の腕に収まってしまう程の
小さな背丈に、細い首
髪から香るのは、柔らかなシャンプーの薫り
甘い体臭に交じって、あなたは柔らかな身体を抱きしめる
そして、蛍光灯に照らされ天使の輪が浮 ...
多くの人たちは、倫理的な問題があることを主張し、新たに倫理を創造し、強調することで全てが解決したかのような錯覚をもってしまいがちだ。だがしかし、倫理の退廃が主張された後、倫理を強調するという解決に終始 ...
しばしば、誤読は起こりうる。多くの人は、それと気づかないまま、解釈の自由性や、読者の優位性に訴え掛ける形をとって、自論を正当化しようとする。それが大きな誤りを含んでいるかどうかはさておき、自分の誤読を ...
光と影の国を想って
お前は紅茶を啜っている・・・
僕はタバコをくゆらせて
いかれたイタリア人を気取っている
君の髪は栗色 それは淡い・・・
それを奴らは下らぬと称し 黒髪 ...
水あかの目立つ
くたびれた流し台に立って
不器用に皮をむいたりんごの
やけにざらざらで
ぼくの手でさらけ出された
瑞々しい果肉の表面を目の当たりにして
なんだかぼくの心のどこかに
い ...
ポレポレ東中野で、『わたしたちの夏』という映画をみてから、きっかり五十日経っていた。その間、わたしは、毎日の生活を送り、詩を二篇書いた。ごく短いものを。
そうして、五十日後の十一月五日、 ...
ある男が公爵夫人のことをカスのゴミタメ クソクソゴミ人間と呼んだので訴えられた。
裁判長は男を有罪とし、今後公爵夫人をカスのゴミタメ クソクソゴミ人間と呼ばないように命令した。
男が聞いた。
...
鳩尾から飛び立つ
フラミンゴの羽音を
君に
聞かせてあげたかったけれど
仙骨から這い上がる
虹色の蜘蛛を
君に
見せてあげたかったけれど
せり上がる甘酸っぱい海面で
何を ...
氏名、向井隆
血液型、O型
身長、169cm
体重、55kg
好きな食べ物、特になし
得意なスポーツ、特になし
得意な科目、特になし
特技、特になし
家族構成、妻
勤続20年目の平社 ...
のっそりのっそり 午前中
猫が歩いている
公園は 曇り空
尻尾がない そう思いながら良く見ると
ハイハイ?
1歳に満たない乳児が地面を這っている
どこから来て どこに向かっているのか
た ...
いつもの喫茶店
そこに座る。それは知っている。でも、正面きってだなんて話かけられないよ。
動きだしたい
したい-死体のような-この-こころ-----
作者不在の机を前に 作者不在の椅子に座 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
歌謡曲日和 -あさき 赤い鈴-
只野亜峰
散文(批評...
1
11/11/20 4:44
卵
subaru...
自由詩
16*
11/11/20 4:02
コネクション
番田
自由詩
1
11/11/20 1:54
蘇る亀
灰泥軽茶
自由詩
1
11/11/20 1:48
絵本の世界
藤鈴呼
自由詩
1*
11/11/20 0:13
絵本のウサギ
〃
自由詩
2*
11/11/20 0:12
絵本の中に
〃
自由詩
2*
11/11/20 0:11
輪
マーブル
自由詩
1
11/11/20 0:00
昼寝の思い出
……とある蛙
自由詩
10*
11/11/19 23:41
人パズル
朧月
自由詩
1
11/11/19 23:11
十一月
はるな
自由詩
2
11/11/19 22:35
毛色
salco
自由詩
3*
11/11/19 21:24
遺される
伊月りさ
短歌
3
11/11/19 21:06
十一月尽
〃
自由詩
6
11/11/19 20:30
ごあいさつ
はだいろ
自由詩
10
11/11/19 19:50
きつねさんへ
こころゆくま...
自由詩
5
11/11/19 19:15
本当に?
ポンテク
自由詩
2*
11/11/19 17:56
何かのエトセトラ
榊 慧
短歌
3
11/11/19 17:55
秋
牛
自由詩
3*
11/11/19 16:46
嘘付き
ala
自由詩
0*
11/11/19 15:35
「こじつけ」、それから問いの終わり
kaz.
散文(批評...
2
11/11/19 14:01
誤読をどう受け止めるか(作者の死の憂鬱の中で)
〃
散文(批評...
4
11/11/19 13:51
君を思う
yamada...
自由詩
0
11/11/19 13:51
りんご
寒雪
自由詩
4+
11/11/19 12:44
伏流、または地平について。
DNA
散文(批評...
2
11/11/19 12:04
訴えられた男
オノ
自由詩
1
11/11/19 11:54
感動
nonya
自由詩
15*
11/11/19 11:10
御伽話その4〜平凡〜
永乃ゆち
散文(批評...
1
11/11/19 10:59
一大事
空丸ゆらぎ
自由詩
12
11/11/19 10:31
ゆれる根
るるりら
自由詩
13*
11/11/19 9:10
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
3315
3316
3317
3318
3319
3320
3321
3322
3323
3324
3325
3326
3327
3328
3329
3330
3331
3332
3333
3334
3335
3336
3337
3338
3339
3340
3341
3342
加筆訂正:
青い鳥
/
るるりら
[11/11/19 21:58]
自宅という言葉の重複を訂正
7.29sec.