「私が死んだらヴァルキナファソに埋めて」とあの人は言った
「カラスはきれい」とあの人は言った
「曇り空が好きだ」とあの人は言った
「アイラーとシェーンベルグは楽しい」とあの人は ...
透き通ったグラスに
白く砕けた貝殻を入れる
カラカラと乾いた音が
私の耳を潤す
グラスに耳を当てれば
澄んだ音色が
脳天から足の爪先まで
私の体を支配する
あなたは恥ず ...
髪のみじかい{ルビ女=ひと}よ
するどい傷のような
月の居る夜に
はじめての女よ
きみが歌うのなら
ぼくは歌わない
使い終えたはずの
あの夏の歌は ...
上空フォフォフォフォンがやってきた
それは!
やってきたと言うより
上空フォフォフォフォンは木綿豆腐の香りがする
そして
髪をかきあげる
上空フォフォフォフォンの音 ...
言葉が離れてゆく
まるで塵のようだ
堕ちてゆく言葉に求めてはならないもの
あれは何だろう
言葉が壊れてゆく
まるで自分自身のようだ
愛されていないと不安になる
...
生きる為と
趣味の為にお金が必要だから
バイトをしている
接客業だから
働いてて客に
「何だこいつは?」って感じたり
理不尽な事があったり
腹が立ったりして
思ったことをそのまま客 ...
忘れようと沈黙の雨を降らす世界
夜を迎える怒濤が濡れた一粒の雨にかわる
若者は燭台をまえにして償いの祈りを捧げた
母の死を 父の死を
天使が誘う子供たちの死を青空にみつめながら
...
銀行にて
大学の検定料を払い
領収印を確認しおえたら
秋の空は金木犀も終わっていた
私はまた
ひとつ 歳をとり
大切を手放すための作業を
たんたんとする
誰かの
口をかりない ...
カーテンの陰に隠れたゴブリンを一度見たと云ふのんきな妹
口の中飴転がしては運命の出会ひを望むチェルシーの男
御茶を飲むか
ここで御仕舞さね。
くもり空のすきまが、きらめいている
物事には、知らないほうがいい事もある
けれど、
知る事が、出来なければ、かなしい事もある
わたしはしか ...
ああーー
つまり、 コーヒー ジンジャエールの 連発である
おれの 「かも」「しか」が ぴーぴーごろにゃー である、
溶けた脳を食べて、ノートに、千円札毎日。貼り付ける 行為である、
誰で ...
上がる、
27分から26分のビートへ
静けさに
焦っちゃダメだ
ゆっくりと
23分から21分へのビートへ、
わたしは落ち着いている 月に出ているのだ
影の脳を、 月、陽射しに ...
藍影に
月顔の城
黄か
枯れたヒヤシンス
重力に揺られ
片目で通す
針と糸は
鼻唄の彼方
指折り数える
次元の先に
とまる虫
4.51光年の旅を終え
安らかに
生きは途絶える ...
街の中で得ようとした
私には無い感覚をいつも 追いかけていた 気がする
それは私に無関係な場所ではなかった気がする
想像とは一体何なのだろう
望んだものは あまりにも 遠す ...
長い時間を
かけて
傷つき
破壊された肉体が
捻じ曲げられ
かしいで
柔らかな樹木となり
夏の
窓の外の
埃の浮かぶ
光の中を
静謐に往く
浮き草を揺らし
水霊 ...
愛を込めて作ったよ
君が大好きな
仮面ライダー電王
モモタロス弁当
今日も元気に
行ってらっしゃい♪
雨がよろいをとかす
ぴしり 心がひび割れる
雨の中歩いているのは
まるで自分ひとりみたいに
傘は
シェルターのように隠す
それぞれの顔を
背景を
雨はどこからきたんだろう
...
昨日は他人だと
笑いながら通り過ぎていくものがある
ここから先は入れないからと
身構える姿は滑稽だ
少し緊張しても
鍵という他人もまた大きな他人で
挨拶すら忘れてい ...
清涼なりし秋の太陽平らかに川の流れは澄み増して
水の晶(あきら)のただ中に 木の葉涛々(とうとう) 川流れ 枯れ野枯れ野へ
秋の木立の穏やかに辺り渡りし 風姿(かざすがた ...
地上におちた空をゆく
彼の死を、誰が宣告できるのか
海をすっかり失って
空をすっかり失った
嵐のようなこの水辺
終末の如き月の夜
やむ ...
私が燃え尽きるとき
あなたが
見ていてくれるといい
生きてることなんか
忘れてしまうような
永遠をあげたい
私が焼き付いて
あなたが見ていて
それが願い
私の骨を抱いて
散々
泣 ...
くらい匂いのする国境のラインを
冷たい土を抱いたまま駆けぬける世代の
土くれに摩耗したブーツについた名前はプライド
硝煙たちが
演算されるコンピューター・システムみたいに次 ...
きみは眠りすらうしなって
エイギュイユ・クルーズの亡霊たちのさなか
みみもとできこえる音に名前をつけようとして
自分の大切なものの名前をわすれる
密度の ...
Noniは1回笑った
Noniは2回笑った
いや、実は1回半だったのだ
0・5とは、淋しい内省なのだった
こうして人は気安い笑いの1つ毎にも
小さな頭蓋の中の
千数百グラムの己が脳みその
...
今をひとつ
今をひとつと
拾っていく
両手に抱えても
指のあいだから
こぼれ落ちていくもの
拾った今は
手に取る途端に
今ではなくなる
過去は
記憶として変質し
...
あへあへとあへ声あげてアレを出しアレもう終わりあれれあへなし
ふつつかに二日続けて二日酔ひふらつき歩き普通でない日
アリンコがアリガトウなる挨拶しオレはアリかと在りし日思ひ
寝たけれ ...
出鱈目で意味も不明でハイファイさ
夢でキスして蹴飛ばすラジオ
意地悪な従姉がくるよ日曜日
すぐに逃げたい宇宙旅行へ
淋しげなコラージュセンス武器にして
カウボーイたち家を出るのさ
...
水面を 滑る 妖精は
しいろい 小波の 輪を飛ばす
「汝 負い目は ありますか
わたしは ないから たらららら」
月光 影絵 四肢乱舞
無作為 イイエ 前衛よ
「知らない ことは 罪 ...
お花を動物に食べさせ
陽だまりの中
鳥さんが飛び立つ
旅行には行けなかったけど
話ができて楽しかった。
流れ星を見ながら
星座で占う。
最近できるように
なった技
今までは
自分の事しか考えなかった。
我慢する
妥協する
許す
誤魔化す
君は一人で
歩いていって
しまった。
僕は一人佇む。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あの人は言った
蒲生万寿
自由詩
2*
11/10/14 18:34
虚像
subaru...
自由詩
18*
11/10/14 18:31
夏の歌
草野春心
自由詩
3
11/10/14 17:49
上空フォフォフォフォン
空中分解
自由詩
3*
11/10/14 15:37
ミュウズ
アラガイs
自由詩
7*
11/10/14 15:27
はたらく
一 二
自由詩
5
11/10/14 14:50
兵士
アラガイs
自由詩
2*
11/10/14 14:15
本日
蒼木りん
自由詩
1
11/10/14 14:06
妹とその彼氏
冬野 凪
短歌
4*
11/10/14 12:43
自動信号の
こしごえ
自由詩
5*
11/10/14 11:09
達せ得なかった 過去ログ、 哀愁万事 死す・
狩心
自由詩
0
11/10/14 10:55
ビースト、 コンパス
〃
自由詩
0
11/10/14 10:35
エコーズ
村上 和
自由詩
2
11/10/14 10:27
スターバックスを見つめて
番田
自由詩
3
11/10/14 9:27
朝
まんぼう2
自由詩
3
11/10/14 8:40
愛を込めて
ちゃんこ
携帯写真+...
2
11/10/14 8:09
雨
朧月
自由詩
7
11/10/14 7:42
門
花キリン
自由詩
4
11/10/14 6:48
空
mortal...
短歌
2
11/10/14 1:22
Lost
〃
自由詩
1
11/10/14 0:38
陽炎
杳
自由詩
1
11/10/14 0:19
アイテム
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
11/10/14 0:13
あたたかい亡霊たちのカンバス
〃
自由詩
5*
11/10/14 0:12
Noni
salco
自由詩
7*
11/10/14 0:00
今
シホ.N
自由詩
3
11/10/13 23:50
短歌GOGO
紀ノ川つかさ
短歌
4*
11/10/13 23:11
ねおあこ
北大路京介
短歌
16*
11/10/13 23:03
月の踊り子
雪路
自由詩
2
11/10/13 22:27
星座で占う
ペポパンプ
自由詩
2*
11/10/13 21:56
人に合わせる
〃
自由詩
2*
11/10/13 21:56
3295
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3331
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3334
3335
4.97sec.